2007年12月21日金曜日

神奈川県警 イージス艦情報漏えい捜査は形だけか

神奈川県警警視が霊感商法に関与した疑いが浮上した。
一般人には「警察の人がいるから安心」などの勧誘トークし、県警内でも
「神世界(しんせかい)」の霊感商法に引き込み、関与したらしい。
神奈川県警警視は吉田澄雄。
この人の経歴は、公安2課長代理、国際テロ対策室長、警備課長とのこと。

詳細はわからないが、イージス艦情報漏えい捜査では、国際テロ対策室長となる。
この人が国際テロ対策捜査の指示をしていたとすると、捜査は形だけ。
米軍には「(形だけの捜査だが)隊外に漏れていない」と報告したことになる。
イージス艦情報漏えいの国際的な捜査は再捜査、または捜査継続が必要だろう。


---吉田警視 悩む部下に接近、金引き出す 霊感商法事件 朝日新聞---
2007年12月21日07時59分
http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY200712200378.html

 県警内では悩みを抱える部下を霊感商法に引き込み、サロンでは「警察の人がいるから安心」などの勧誘トークに使われた――。神奈川県警が詐欺容疑で強制捜査に踏み切った「神世界(しんせかい)」による霊感商法に関与した疑いが浮上している同県警の吉田澄雄警視(51)。関係者の話で、その具体的手法が明らかになった20日、被害者の弁護団が結成される一方で、県警本部長は陳謝した。
 「何か、悩みがあるんじゃないのか」。吉田澄雄警視は勤務中、部下の1人で、県警の機動隊に所属していた30代の男性警官に声をかけた。03年春のころで、吉田警視は県警の公安2課長代理に就いたばかりだった。
 男性警官は春に出した身上調書に「預金は700万円」と書いていた。一方、職場ではイジメを受けていたという。なぜ声を掛けてくれたか不思議だったが、誘われるがままに酒席に付いて行き、悩みを打ち明けた。
 「今の世の中、一番大切なのは健康。お金は2番目だ」と吉田警視に言われた。だが、親しくなるにつれ、金銭を求められるようになっていった。
 トラブルを減らすのに20万円。寮を探すのに20万円。魂を昇らせるのに70万円。特別祈願料で50万円。御礼祈願料で40万円……。
 山梨県甲斐市の「神世界」の施設や東京都内の高級マンション、年2回の集会にも誘われた。東京・渋谷のサロンでヒーリングも受けた。
 知り合ってから半年ほどで貯金は底をつき、県警の共済組合から数百万円を借りた。共済組合から借金するには上司の「承認」が必要だが、これも吉田警視がしたとされる。
 「身上書を見て近付いたり自分の承認で共済組合から借金させたり、立場を使った悪質な勧誘だ」と関係者は憤る。
 吉田警視はかつて県警察学校の教官をしていた。教え子に「義理の兄が銀行役員をやっている。いい話がある」と同期会の飲み会などで融資話を持ちかけることもあった。「1口50万円で元金保証」などと言って、4~5人から430万円を集めていた。
 これらの金は事業資金に充てられたとみられ、関係者は「金に対してはむちゃくちゃだった」と振り返る。

■県警本部長「県民のみなさまに申し訳ない」
 神奈川県警が詐欺捜査の対象にしている霊感商法に、同じ県警の幹部が関与していたとされる前代未聞の不祥事について、田端智明・県警本部長が20日の定例記者会見で陳謝した。
 「警察職員が関与した疑いがあること自体、極めて遺憾。県民のみなさまに申し訳ない」
 だが、今後の捜査については「徹底した捜査をして真相解明をし、その結果をもって厳正に対処したい」と述べるにとどまった。
 吉田警視は、署の課長などを経て、91年に同期の中でも早く警部に昇任した。02年に日韓で開催されたサッカーW杯の際には、警察庁警備課に出向。県警に戻った後、公安2課長代理、国際テロ対策室長と「出世コース」を歩み、今年9月に警備課長に就任したばかりだった。


---霊感商法疑惑の警視解任 神奈川県警、午後にも捜索 東京新聞---
2007年12月20日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122002073715.html

 「霊感商法」としてトラブルが多発している山梨県甲斐市の有限会社「神世界(しんせかい)」と関係する施設の賃貸借契約の名義人に、神奈川県警警備課長の吉田澄雄警視(51)がなっている問題で、同県警は詐欺容疑で二十日午後にも、この会社や関係先計十数カ所を捜索する方針を固めた。吉田警視宅と県警本部警備課についても近く捜索する見通し。同社の商法の実態解明を進め、吉田警視の具体的関与を調べる。
 県警は「報道されたような嫌疑があり、職務執行上影響があると判断した」として、二十日付で吉田警視を警備課長から解任、警備部付にした。
 「神世界」は「ヒーリングサロン」などと称して全国数十カ所で施設を展開し「ヒーリング(癒やし)」名目で女性らを勧誘。「先祖のたたりがついている」などと恐怖心をあおり「お守り」などを高額で販売する手法で、全国に被害が広がっているとみられる。
 捜索は、このうち横浜市の会社役員の男性(44)が二〇〇四年五月、祈とう料として約五百万円をだましとられた容疑で行われる見通し。県警生活経済課が二十日午後、山梨県甲斐市の会社や東京都内の関係先について一斉に捜索する。
 県警によると、警視は〇三年四月、同社の下部組織が入居する東京都港区のマンション一室について、賃貸借契約の名義人となっていた。県警は、警視がこの施設にたびたび出入りしていたことを確認。県警内の同僚や部下約十人を勧誘し、一人当たり数万円から数十万円を警視の口座に振り込ませていたとみられる。会社側と警視との間の現金のやりとりについても確認を急ぐ。
 このマンションをめぐっては、連帯保証人が警視と同僚だった県警警察署の警備担当次長(47)だったことも新たに判明。県警は、この次長の関与についても調べる。

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