2008年1月16日水曜日

台湾海峡通過時の軍事的緊張

香港寄港問題で台湾海峡通過時の軍事的緊張が報道された。
香港寄港拒否時で米キティホーク戦艦群が台湾海峡を通過したとき、中国の
潜水艦とミサイル艦に尾行され対峙する軍事的緊張があったと報道された。
産経新聞-米艦隊の香港寄港拒否問題 背景に海洋覇権争い-に記載された
「中国が神経をとがらせる来春の台湾総統選挙を前に、米中の際どい攻防が
熱を帯びつつある。」
が精度がよかったことになる。

この軍事的緊張を報道しなかったおかげか、結果的に台湾立法院選では、
野党・国民党が圧勝し、中国の思惑通りになった。
その後、この軍事的緊張が報道されたが、これもおかしいと思う。

金美齢が言いそうな
「武士は食わねど高楊枝」

しかし、今の台湾では
「腹が減ったら戦はできぬ」
状態なのか。

どちらにしても、米中の思惑に翻弄される島国。
他人事とはとても思えない。


---台湾立法院選、野党・国民党が圧勝---
日経新聞 更新: 2008/01/15 14:35
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20080112D2M1202M12.html

 【台北=新居耕治】3月22日の台湾総統選の前哨戦となった台湾立法院(国会、定数113)選挙が12日、投開票され、対中融和志向の最大野党・国民党が定数の3分の2 を上回り圧勝することが確実になった。台湾独立を志向する与党・民進党の陳水扁政権の経済政策運営への不満などが表れた形で、8年ぶりの政権奪回を目指す国民党に弾みがつく結果になった。
 地元テレビ局の民間全民電視によると午後9時半(日本時間同10時半)現在、小選挙区(73議席)で国民党が57議席を確保したのに対し、民進党は13議席にとどまった。比例代表(34議席)、「先住民区」(6議席)を合わせると、国民党の獲得議席数は総統の罷免を単独で提案できる76 議席を上回り、80議席程度に達する見通し。陳総統は12日夜、惨敗の責任をとって党主席を辞任すると表明した。


---台湾海峡で米空母、中国軍艦と対峙かと報道---
産経新聞 2008.1.15 21:42
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080115/amr0801152142011-n1.htm

 15日付の台湾紙、中国時報は、昨年11月に米空母キティホークが中国政府に香港寄港を一時拒否された後、台湾海峡を通過した際、中国海軍の宋級潜水艦とミサイル駆逐艦「深●(=土へんに川)」に尾行され、米中双方は同海峡内で約28時間にわたって対峙(たいじ)した、と伝えた。米国から台湾に提供された軍事情報としている。
 同紙は、中国が11月22日、キティホークの香港寄港を拒否するなど米中関係が緊張したことが対峙の原因と分析している。
 中国時報によると、キティホークを中心とした計8隻の空母戦闘群は23日、南から台湾海峡に入り、中台中間線より台湾側を北上。その際、宋級潜水艦と深● (=土へんに川)が中間線より中国側を尾行した。キティホークが停船すると中国側も停船してにらみ合い、キティホークは通常の2倍の時間をかけて翌24日に台湾海峡を出た。その後拠点とする米海軍横須賀基地へ向かった。
 宋級潜水艦は台湾東南部から台湾海峡に移動し、キティホークの追尾に参加。在日米軍の対潜哨戒機P3Cが潜水艦を見つけたという。
 深●(=土へんに川)は海南島付近での演習を終え、日中防衛交流の一環として日本へ向かう途中。28日の訪日は、中国軍艦艇として中華人民共和国建国後初めてだった。(共同)


---米中海軍、昨年11月に台湾海峡でにらみ合い…台湾紙報道---
2008年1月16日0時41分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080115i211.htm

 【台北=石井利尚】台湾の有力紙「中国時報」は15日、昨年11月に香港寄港を拒否された米国の空母キティホークが台湾海峡を通過した際、中国の潜水艦から約28時間も追尾され、米空母は艦載機を飛ばして不測の事態に備えていた、と伝えた。
 米中両国の海軍が台湾海峡で直接にらみ合ったのは、中国軍のミサイル演習に対し米国が空母2隻を急派した1996年の「台湾海峡危機」以来という。
 同紙によると、昨年11月23日、台湾の南東沖を航行していた中国の宋級潜水艦が、母港の横須賀に戻るため台湾海峡に入ったキティホークの追尾を開始。潜水艦の行動を監視していたキティホークは、潜水艦がキティホークに合わせて減速や停止していたことを対潜哨戒機で確認したため、艦載機を飛ばして潜水艦からの敵対行動を警戒した。
 台湾軍高官は同紙に対し、中国海軍が、台湾海峡を「中国の海」にする狙いから、台湾の東側海域で艦船の行動を活発化させている、と指摘した。


---米空母:香港への寄港拒否され…台湾海峡で中国艦船と対峙---
毎日新聞 2008年1月15日 23時03分 (最終更新時間 1月15日 23時47分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080116k0000m030149000c.html

 【台北・庄司哲也】15日付の台湾紙「中国時報」は、昨年11月に米空母キティホークが香港への寄港を拒否され、台湾海峡を通過した際、中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」と宋級潜水艦に追尾され、28時間にわたり対峙(たいじ)したと報じた。
 同紙によると、香港入港を拒否されたキティホーク中心の空母戦闘群8隻は11月23日に台湾海峡に入り、中台中間線の台湾側に沿って北上。中国南部海南島付近で演習中だった深センと、台湾南東沖で活動中だった宋級潜水艦が台湾海峡に移動し、米艦隊を追尾した。
 在日米軍のP3C哨戒機が中国側の動きを探知し、キティホークは艦載機を発進させ上空から護衛させた。キティホークが停止すると中国側も停船するなど米中双方の対峙は25日まで続いたという。
 キティホークは台湾海峡を離れた後、拠点とする米海軍横須賀基地へ向かった。中国側は宋級潜水艦がそのまま中国の港に戻ったが、深センは米艦艇とともに北上後、日中防衛交流のため日本へ向かい、28日に東京・晴海ふ頭に入港した。


---米空母、中国軍艦と対峙か 台湾海峡で、と報道---
東京新聞 2008年1月15日 20時53分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008011501000675.html

 【台北15日共同】15日付の台湾紙、中国時報は、昨年11月に米空母キティホークが中国政府に香港寄港を一時拒否された後、台湾海峡を通過した際、中国海軍の宋級潜水艦とミサイル駆逐艦「深☆」に尾行され、米中双方は同海峡内で約28時間にわたって対峙した、と伝えた。米国から台湾に提供された軍事情報としている。
 同紙は、中国が11月22日、キティホークの香港寄港を拒否するなど米中関係が緊張したことが対峙の原因と分析している。
 中国時報によると、キティホークを中心とした計8隻の空母戦闘群は23日、南から台湾海峡に入り、中台中間線より台湾側を北上。その際、宋級潜水艦と深☆ が中間線より中国側を尾行した。キティホークが停船すると中国側も停船してにらみ合い、キティホークは通常の2倍の時間をかけて翌24日に台湾海峡を出た。その後拠点とする米海軍横須賀基地へ向かった。


---米太平洋軍司令官「いつでも台湾海峡通過」---
産経新聞 2008.1.15 12:29
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080115/amr0801151229007-n1.htm

 米太平洋軍のキーティング司令官は15日、北京の米国大使館で記者会見し、昨年11月の米空母キティホークによる台湾海峡通過について「国際海域の自由航行権の行使」と述べ「必要があればいつでも海峡を通過する」と強調した。
 この問題では中国側が「重大な関心」を米国に伝達、慎重な対応を求めていた。
 司令官は14日の中国軍幹部らとの会談で、キティホークなど米艦船が昨年、香港寄港を相次いで拒否されたことについて「不満」の意向を表明、今後の米艦船寄港に関しては中国側が「前向きな対応を取る」と答えたことを明らかにした。
 同司令官はまた、中国軍による長距離弾道ミサイルと巡航ミサイル増強、衛星破壊技術について「懸念を持っている」と表明。潜水艦の増強についても「目を見張る内容」と述べ、中国が軍装備強化の意図などについて透明性を高めるよう求めた。台湾問題については情勢を注視するとした。
 また、5月にタイで行われる合同軍事演習「コブラゴールド」に中国軍のオブザーバーとしての参加を打診、前向きな回答を得たことを明らかにした(共同)

0 コメント: