2008年1月28日月曜日

米偵察衛星 地上落下の恐れ

制御不能の米偵察衛星が落下するようだ。
2006年12月に打上げ、軌道投入直後に制御不能になった偵察衛星が、ついに
地上へ落下するかもしれないとのこと。

制御不能で他の衛星にぶつからって宇宙ゴミをばらまかないだけましかもしれ
ない。
NSC広報は「議会や関係国にも連絡済み」とのこと。
落下する一週間くらい前に関係国が警告するのだろうか。


---制御不能の米偵察衛星が地上落下の恐れ、有毒物質の飛散も---
2008年1月27日19時05分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080127-OYT1T00399.htm

 【ワシントン=増満浩志】制御不能になった米偵察衛星が2月下旬~3月上旬に地上へ落下する見込みになったと、AP通信が26日伝えた。
 有毒な推進剤のヒドラジンが飛散する可能性があるが、どこへ落ちるのかは現状では分からないとしている。
 米国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官がAPに対し、「被害を減らす手立てを検討している」と述べ、衛星が落下することを認めた。ミサイルで破壊する可能性については言及を避けた。
 衛星の詳細は機密のため、明らかにされていない。
 ただ、米国では、L―21と呼ばれる偵察衛星が、2006年末の打ち上げ直後に交信不能になり、高度約350キロを漂っていると報道されたことがある。
 過去、軌道上から落下した構造物は、01年のロシアの宇宙ステーション・ミール(130トン)が最大。これに次ぐ大きさの米スカイラブ(80トン)は1979年、制御不能で破片の一部がオーストラリアに落下した。
 APは今回の衛星を10トンと伝えている。
 ロケットや衛星の推進剤に使われるヒドラジンは、無色透明でアンモニアに似た刺激臭のある液体。偵察衛星にどの程度積み込まれているかは不明だが、人間が吸い込むと肺水腫(すいしゅ)を引き起こす恐れがあるほか、目に入ると失明する危険性もある。


---米スパイ衛星、地上に落下へ 有毒物質積載の恐れ---
朝日新聞 2008年01月27日21時52分
http://www.asahi.com/international/update/0127/TKY200801270100.html

 制御不能になっていた米国の大型スパイ衛星が2月下旬から3月上旬にかけ、地上に落下してくる恐れのあることがわかった。複数の米主要メディアが26日、米政府当局者の話として伝えた。有害物質が積まれているとの見方もある。
 問題の衛星について米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「06年12月に打ち上げられ、軌道投入直後に制御不能になったもの」という専門家の見方を紹介。AP通信によると「約10トンで小型バスほど」という。
 大気圏に突入した人工衛星の多くは燃え尽きるが、地上に落下することもある。今回、どこに落下する恐れがあるのかはわかっていない。米国家安全保障会議(NSC)の広報担当者は「関係政府機関が監視している。被害を抑える方法も検討中だ」とAP通信に語った。議会や関係国にも連絡ずみだという。
 積載している有害物質として、姿勢制御用燃料ヒドラジンや、搭載機器の金属ベリリウムなどが疑われている。これらに接触すると呼吸器や皮膚がおかされる危険がある。放射性物質は積んでいないとみられている。
 過去には、旧ソ連の衛星コスモス954号が78年にカナダに落ちて放射性物質をまき散らし、カナダが賠償金を求める事態になった例がある。米宇宙ステーション・スカイラブも79年、インド洋からオーストラリア西部に破片を飛散させた。


---米スパイ衛星、地球に衝突の恐れと 2月か3月ごろか?---
2008.01.27 Web posted at: 19:33 JST Updated - AP
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200801270005.html

ワシントン(AP) 米政府の当局者が26日、比較的大きなスパイ衛星が2月から3月にかけて地球に落下、衝突し、有害物質が散らばる恐れがあると警告した。衛星は現在、推進力を失っており、制御できない状態で、落下地点はまだわからないという。

複数の関係者が、匿名を条件に述べた。機密事項だとしている。また、しかるべき機関や議員らにはすでに、この情報が伝えられているという。

米国家安全保障会議(NSC)のジョンドー報道官は、「(上空を飛ぶ衛星については)政府のしかるべき機関が状況を常に監視している。これまでに数多くの衛星が、地球に害を与えることなく落下してきている。問題となっている衛星が、何らかの被害をもたらすかどうか、注意深く見守っている」と、落下や衝突の可能性についての言明を避けた。

過去に地球へ落下した米国最大の物体は、1979年、米航空宇宙局(NASA)の宇宙ステーション計画で使われたスカイラブだった。重さ79トンだったが、インド洋に落下し、大きな被害はなかった。

0 コメント: