2008年1月16日水曜日

中華思想 触手はインドへ

中国の触手が印へ伸びている。
中国は、印へ「国連安保常任理事国入り」をちらつかせて、戦略的協力関係を
強化するらしい。
印は対中対策のために軍事装備品の入換えをしており、この装備は間接的に
全て中国の所有物となれば、周辺国の見方が変わってくる。
イラン・イラクは歴史的に、米ソにより軍事装備品が豊富になった経緯があるが
印も米中により同じ経緯になりそうだ。
争いを起こさないための強化なのか争いを起こすための強化なのか、
真相は報道からはわからない。


---中国国家主席とインド首相が会談、戦略的協力強化で一致---
2008年1月16日0時15分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080115id22.htm

 【北京=牧野田亨】中国の胡錦濤国家主席は15日、訪中しているインドのシン首相と北京の人民大会堂で会談し、両国の戦略的協力関係を強化し、中印関係を新たな段階に発展させることで一致した。
 中国外務省などによると、胡主席は、シン首相が14日に行った温家宝首相との会談で、経済、エネルギー、軍事など多方面にわたる協力関係の加速で合意したことを高く評価した。
 また、「敏感な問題は対話を通じて適切に処理し、両国関係の健全で安定した発展を確保しなければならない」と述べた。未画定部分がある国境問題を念頭に置いた発言とみられる。
 シン首相は「両国の経済発展は世界で最も速く、両国の力強い成長はアジアと世界にとって積極的な貢献となる」と語った。


---印の常任理入り支持 中国 首脳会談 政策で協調反映か---
東京新聞 2008年1月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008011602079795.html

 【北京=平岩勇司】訪中しているインドのシン首相は十五日、胡錦濤国家主席らと会談した。十四日からの一連の首脳会談で中国は、インドの国連安全保障理事会常任理事国入りについて、以前より踏み込んだ表現で支持を表明した。
 温家宝、シン両首相が十四日に署名した文書「二十一世紀に関する共同展望」では、中国は「インドが安保理を含む国連の中でさらなる役割を発揮する願望を理解し、支持する」と明記。胡主席が二〇〇六年に訪印した際の共同文書と比べ、新たに「安保理を含む」の表現が入り、インドを後押しする姿勢をより鮮明にした。
 中国外務省の秦剛副報道局長は十五日の会見で「インドは発展途上国の中の大国であり、中国はその国際的地位を重視している。インドの願望を理解、支持する私たちの意思は明確だ」と強調した。
 中国とインドは近年、貿易額が急増し、軍事面ではテロ対策の合同訓練を実施。地球温暖化対策では発展途上国の立場から、温室効果ガスの削減義務を負うことに足並みをそろえて反対している。幅広く結び付きを深めていることで、中国が踏み込んだ表現を選んだとみられる。
 日本の常任理事国入りについて中国は「国連で重要な役割を発揮したい願望を理解する」(楊潔〓外相)とする一方、「各国の受け入れ可能な解決策を見いだすべき問題だ」(同)と消極的な姿勢。昨年十二月末の日中首脳会談で温首相は「(日本の)常任理事国入りの願望に留意する」と述べるにとどまり、文書化もしていない。
 胡主席は十五日の会談で「両国の戦略的協力関係を新たな水準に高められた」と強調し、シン首相は「両国関係はさらなる発展のチャンスを迎えている」と応じた。貿易、エネルギー、安保、科学技術などの協力推進にも合意した。懸案の国境画定問題で大幅な進展はなかったもようだが、両国の「敏感な問題」を対話によって解決することを確認した。


---中国とインド、経済蜜月時代に(下)---
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20080114000024

◆国境紛争など残された対立点
 しかし、シン首相による今回の訪中の意味は限定的といえる。経済分野を除けば、大きな成果を挙げるのは困難とみられるためだ。国境紛争と域内での覇権争いなど、両国間には難題が横たわったままだ。1962年に軍事衝突まで起こした国境紛争が最大の障害だ。インドは中国が3万8000平方キロメートルに及ぶ国土を不法占拠していると主張。これに対し、中国はインド北東部のアルナチャル・プラデシュ州全体(9万平方キロメートル)を自国領と主張している。
 新興大国として台頭した中国とインドの域内覇権争いは、新たな対立の火種となっている。中国はインドを取り巻くバングラデシュ、スリランカと関係を強化。インドもベトナムやシンガポールとの関係改善に乗り出し、相手の裏庭に影響力を拡大している。米ニューヨーク・タイムズは「中国とインドが今回の首脳会談を通じ、アジアの覇権を分かち合う方法を学ぼうとしている」と報じた。
 一方、AP通信の分析によれば、中国はインドが米国主導の対中包囲網に加わるとの疑いを捨て切れずにいる。インドも最大敵国のパキスタンに中国が兵器やミサイル技術を提供していることに不満を持っている。

中国とインド、協力と対立の構図
協力
・昨年の貿易額370億ドル。今年は400億ドル突破が見込まれるなど経済協力が急速に拡大
・原子力発電、第三国での油田開発など資源協力強化。気候変化など環境問題でも協力を拡大。
・昨年、初の陸上合同軍事演習を実施するなど、軍事協力強化で軍事衝突の可能性を緩和
・胡錦濤主席とシン首相の相互訪問など、首脳交流の拡大
対立
・チベットの精神的指導者、ダライラマのインド亡命政府樹立とその後の独立運動
・1962年の国境紛争後、領土争いが完全に終息せず
・米・日・豪・印の4カ国による合同軍事演習に対する中国の圧力


---中国とインド、経済蜜月時代に(上)---
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20080114000023

 インドのシン首相は13日、同国首相としては5年ぶりに中国を訪問し、2泊3日の日程で中国首脳と相次いで会談する。一時は国境紛争まで起こした両国だが、経済交流の強化で首脳交流を行うようになるなど、急速な関係改善を図っている。しかし、国境問題など対立点は消えず、最近は「アジアの盟主」の座をめぐり激しい競争を繰り広げる間柄でもある。

◆経済交流で関係が急進展
 シン首相は13日、温家宝首相と夕食を共にしたのに続き、14日には温首相との会談後に共同記者会見を開く。両国首相は鉄道、住宅、地球科学、土地資源、伝統医学の5分野で協力を強化する内容の覚書を交わす。シン首相は胡錦濤国家主席、呉邦国・全国人民代表大会(全人代)常務委員長とも会談する予定だ。
 両国の貿易総額は、2004年に100億ドル(約1兆900億円)を突破し、昨年には推定で370億ドル(約4兆300億円)まで増加した。経済交流は両国間の全般的な関係改善をリードしている。05年に温首相が訪印し、戦略的パートナーシップの構築を宣言したのに続き、06年11月には胡主席が中国の国家主席としては10年ぶりに訪印し、両国関係は急速に改善している。

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