2008年1月24日木曜日

F2墜落調査最終報告 MHIシステムミス認める

F2墜落の最終報告が発表された。

原因
・作業手順書が不明瞭
・定期点検作業者が作業手順書を無視
・設計上の配慮や作業上の注意、システムに対する理解が不十分だった
・水平尾翼や方向蛇の作動確認をしなかった


改良
・配線と接続部を色分けして判別
・作業手順書の記載内容やイラストを分かりやすくする
・水平尾翼や方向蛇の作動確認


MHIでは、作業手順書を作ったのは設計者ではなく、書類作成専門の派遣社員
だろう。
防衛省体裁を整えるのはうまいけど、米軍規格はおざなりと言う体質だったの
かもしれない。

システム検査でも、飛行前検査でも水平尾翼や方向蛇の作動確認をしなかった
と言うのがすごい。
 定期点検後の誤配線によるインシデントは業界では周知な話題のはずなのに、
作動確認もなく、今まで問題がなかったことのほうが奇跡だと思う。
防衛省は、天下り先と装備品供給先と相互依存しているが、MHIの軍用機に
耐空証明(相当)を与えるか見直すべきだ思う。


---F2戦闘機墜落:三菱重工が陳謝 重く受け止め改善したい---
毎日新聞 2008年1月24日 2時26分 (最終更新時間 1月24日 2時37分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080124k0000m040188000c.html

 三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所は23日夜記者会見し、山田陽二所長が「防衛省と近隣自治体、住民のみなさまにご迷惑をかけて申し訳ありません」と陳謝した。
 同社は再発防止策として、昨年11月から工場にある戦闘機やヘリコプター16機について特別点検を行い、誤接続の有無を確認。また、▽配線と接続部を色分けして判別できるようにする▽作業手順書の記載内容やイラストを分かりやすくする▽水平尾翼や方向蛇の作動確認--などを導入する。山田所長は「設計上の配慮や作業上の注意、システムに対する理解が不十分だった。重く受け止め改善したい」と述べた。【加藤潔】


---配線ミス原因と最終報告 F2炎上で防衛省---
東京新聞 2008年1月23日 22時20分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008012390222053.html

 愛知県豊山町の県営名古屋空港で昨年10月、航空自衛隊F2支援戦闘機が炎上、乗員2人が重軽傷を負った事故で、防衛省は23日、「三菱重工業の作業員が、機体の姿勢変化を検知する装置を誤配線したことが原因」とする最終報告をまとめた。
 同省調査委員会によると、機首の上下の姿勢を検知する装置と横回転の姿勢を検知する装置の配線が逆になっていたことが判明。作業とチェック担当の2人が「配線を付ける場所が決まっていて、分別しなければいけない」という認識もなく作業をしていたという。
 事故は昨年10月31日に発生。試験飛行をしようとしたF2が滑走路を離陸した直後、地上に落下して炎上。空自OBのパイロット1人が重傷、1人が軽傷を負った。(共同)


---F2炎上事故、「原因は配線ミス」---
産経新聞 2008.1.23 22:13
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080123/dst0801232214007-n1.htm

 愛知県豊山町の県営名古屋空港で昨年10月、航空自衛隊F2支援戦闘機が炎上、乗員2人が重軽傷を負った事故で、防衛省は23日、「三菱重工業の作業員が、機体の姿勢変化を検知する装置を誤配線したことが原因」とする最終報告をまとめた。
 同省調査委員会によると、機首の上下の姿勢を検知する装置と横回転の姿勢を検知する装置の配線が逆になっていたことが判明。作業とチェック担当の2人が「配線を付ける場所が決まっていて、分別しなければいけない」という認識もなく作業をしていたという。
 事故は昨年10月31日に発生。試験飛行をしようとしたF2が滑走路を離陸した直後、地上に落下して炎上。空自OBのパイロット1人が重傷、1人が軽傷を負った。

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