2008年2月6日水曜日

ミリタリー・バランス2008

ミリタリー・バランス2008が発表された。
ミリタリー・バランス2008によると、2006年の国防費が約138兆円で、米、中、
露、英、仏、日の順とのこと。
国連安保常任理事国の次が日本だ。

中国のガス田白樺のやり口をみた露は
「中国による資源強奪(?)からサハリンを守る」
と考えたようだ。
印も「中国を脅威」と報道していた。

イラク情勢については
(1)装備の不備
(2)能力のある指揮官の不足
(3)宗派対立の存在
(4)民兵が部隊に浸透
等を指摘している。

イラク国軍が米軍から独立治安任務を担うまでは
「1世代(20~30年)かかる」とのこと。

大統領候補のマニフェストでは、ジョン・マケインのみが米軍の増派を明確化
している。
民主党が大統領になった場合、イラク情勢はもっと悪化するのだろう。
米国民は、イラク安定よりも国内の経済安定が優先だと言うし、イラクがさらに
悪化したとき、まわりまわって世界経済への影響は大きいかもしれない。


---ロシア太平洋艦隊増強「恐れるのは中国だ」 英国際戦略研---
2008.2.5 19:54
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080205/erp0802051954007-n1.htm

 【ロンドン=木村正人】英国の国際戦略研究所(IISS)は5日、世界の軍事力を分析した年次報告書「ミリタリー・バランス2008」を発表。ロシア海軍で太平洋上の作戦を担当する太平洋艦隊に、この1年間に戦術潜水艦8隻が増強されたことが分かった。IISSの軍事専門家は「太平洋でロシアが恐れるのは米国ではない。中国だ」と極東の海軍力が急に強化された理由を分析した。
 同海軍は北方、バルト、黒海、太平洋の4艦隊とカスピ小艦隊などで構成される。太平洋艦隊は北方艦隊に次いで強力な艦隊で、ウラジオストクに本部を置く。
 報告書によると、太平洋艦隊の弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)は4隻。巡航ミサイル搭載型などの原潜(SSN/SSGN)が10隻、ディーゼル電気推進対潜潜水艦(SSK)は9隻で計23隻だった。
 07年版(潜水艦計15隻)と比べると、米国を攻撃目標とする戦略潜水艦のSSBNの増減はなかった。一方、中国など周辺国を対象にする戦術潜水艦のSSN/SSGNは1隻減ったものの、SSKは新たに9隻が配置されていた。
 昨年まで報告書の編集を担当した軍事専門家、クリストファー・ラントン上級研究員は産経新聞の取材に「石油・天然ガス開発が進むサハリンを守る一方で中国の脅威に対処する狙いがある。太平洋でロシアが恐れているのは米国ではない。ロシアに不安を抱かせているのは中国の存在だ」と語った。

 また、4月でフセイン政権崩壊から丸5年になるイラク情勢について、報告書は「イラク治安部隊の自立は米国側が思うようには進んでいない」と指摘。来年の米政権交代後も最低10万人の米軍を駐留させる必要があるとの見方を示した。
 昨年以降の米軍増派は首都バグダッドなどの治安を改善させたが、その一方で民兵同士、宗派間の衝突、犯罪が多発する状況は続いている。報告書は、イラク内務省が管轄する警察については「多くの地域で武装勢力と見分けがつかない」と酷評、米軍が大幅撤退できるようになるには長期の取り組みが必要と分析している。


---イラク軍自立まで20~30年、英IISSが報告書---
2008年2月5日22時25分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080205-OYT1T00605.htm

 【ロンドン=本間圭一】英国の国際戦略研究所(IISS)は5日、世界約170か国の軍事力や地域情勢を分析した報告書「ミリタリー・バランス2008年版」を公表、開戦から間もなく5年を迎えるイラク情勢について、イラク国軍が米軍から独り立ちして治安任務を担うまでは「今後1世代(20~30年)かかる」と予測、安定化への道が遠いことを強調した。
 同報告書は、50回目の発刊となる今回、イラク情勢を特に取り上げ、イラク軍の現状について、〈1〉装備の不備〈2〉能力のある指揮官の不足〈3〉宗派対立の存在〈4〉民兵が部隊に浸透――を指摘。
 特に、シーア派の軍人がスンニ派の市民を多数殺害した疑いを持たれたり、バグダッド南部では、警察と民兵の区別がつかなくなっているとした上で、「イラク軍は内戦の手先ともなる宗派の厄介者をかくまっている」と分析。米軍による訓練は続くが、「イラクの軍と警察が、問題の解決に貢献するのか、自身が問題そのものなのかは不明だ」と結論付けた。
 また、報告書は、世界各国の国防費の総額が2006年、計約1兆2977億ドル(約138兆円)に達し、冷戦後では最高水準となったことを指摘。国別では、米、中、露、英、仏の国連安全保障理事会5常任理事国が上位を占め、日本はこれに次ぐ6位だった。
国防費の増加傾向については、対テロ戦争などによる世界的な装備強化の傾向が影響していると見られる。


---The Military Balance 2008---
http://www.iiss.org/publications/the-military-balance

MB08 Press Statement
http://www.iiss.org/EasysiteWeb/getresource.axd?AssetID=12794&type=Full&servicetype=Attachment

MB 2008 Executive Summary
http://www.iiss.org/EasysiteWeb/getresource.axd?AssetID=12795&type=Full&servicetype=Attachment

MB 2008 Editor's Foreword
http://www.iiss.org/EasysiteWeb/getresource.axd?AssetID=12774&type=Full&servicetype=Attachment

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