2008年2月7日木曜日

厚労省 輸入加工品抜取り農薬検査へ

厚労省が輸入加工食品の検査態勢を強化するようだ。
手薄だった輸入加工食品の検査態勢(残留農薬の抜取り検査、検疫所の設備や
人員増の検討。輸入業者に対し、自主検査の強化も求めるとのこと。
膨大な量の加工食品を検疫所だけで検査できないため、輸入食品業界団体を通じ、
国外の製造段階における農薬検査の厳格化を求めることにしているとのこと。

設備や人員は急に増やすことができないから、結局、厚労省ができることは、

「業界に指定検査機関によるロットや梱包毎に輸入加工食品残留農薬検査
成績書添付」

と言う命令を出すのだろう。

「米ペットフード禍の起訴」の記事に記載されているが、

「共謀して、米国で使用が禁止されている化学物質メラミンを混入した原料を
"小麦グルテン"と称して800トン(85万ドル=約9000万円相当)を米国に
輸入した疑い。中国当局の検査を逃れるため偽の申告もしていた。」

と言う抜け穴もある。

抜取り検査だから、今回の餃子テロようなピンポイントによる暴力は
見つからない。

全てが検出できるわけではないが、現在、即時可能と思われる追加検査は
ガスクロマトグラフィーによるガスの成分分析による検査かもしれない。


---輸入加工品チェック強化へ 厚労省、抜き取り農薬検査---
2008年2月7日 11時45分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020701000257.html

 中国製ギョーザ中毒事件を受け、厚生労働省は7日、これまで手薄だった輸入加工食品のチェック態勢を強化する方針を固めた。残留農薬について抜き取り検査するほか、検疫所の設備や人員増を検討。輸入業者に対し、自主検査の強化も求める。
 同省によると、輸入食品のうち、野菜や果物などの生鮮品や、ゆでたホウレンソウのような簡単な加工食品については、各地の検疫所で抜き取って残留農薬を検査している。しかしギョーザなど複数の材料を混ぜ合わせた加工食品は、分析に時間がかかることなどから、事実上ノーチェックとなっていた。
 舛添要一厚労相は今回の事件を受け、加工食品についても検査態勢の見直しを指示。同省で具体的な内容の検討を急いでいる。
 また膨大な量の加工食品を検疫所だけで検査することは困難なため、輸入食品の業界団体を通じ、国外の製造段階における農薬検査の厳格化を求めることにしている。
(共同)


---中国製ペットフード禍米連邦大陪審が中国企業などを起訴---
2008.2.7 11:12
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080207/amr0802071112012-n1.htm

 【ワシントン=渡辺浩生】中国産の原料を使ったペットフードを食べたイヌやネコが相次ぎ中毒死した問題で、米ミズーリ州の連邦大陪審は6日、原料を製造した江蘇省のメーカーなど中国企業2社とネバタ州の輸入業者を起訴した。日本では農薬が混入した中国製ギョーザを食べた人が重体に陥るなど、中国製品の信用が揺らいでいるが、米国で食の安全問題に関係して中国側の関係者に刑事責任が問われるのは異例のことだ。
 食品医薬品局(FDA)が同日発表したもので、3社の経営者らも同時に起訴された。3社は共謀して、米国で使用が禁止されている化学物質メラミンを混入した原料を「小麦グルテン」と称して800トン(85万ドル=約9000万円相当)を米国に輸入した疑い。中国当局の検査を逃れるため偽の申告もしていた。
 メラミンを混ぜると原料のタンパク質含有量を高く見せることができ、製品には「最低含有率75%」と偽表示されていた。この原料を使いカナダのメーカーが製造したペットフードで昨年3月以降、イヌやネコが大量に中毒死していたことが発覚した。
 中国政府はこれら中国企業2社を営業停止処分にするとともに責任者を逮捕。このペットフード禍は中国製品への消費者不信が広がる契機となり、その後も、有毒練り歯磨き粉のほか、抗菌剤が検出された魚介類の輸入禁止、さらには鉛が混入した玩具の大量回収と波及していった。

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