2008年2月16日土曜日

米偵察衛星SM3で撃墜

米偵察衛星を撃墜する指示が発表された。
制御不能で落下中の米偵察衛星を20日以降にSM3で撃墜するようにブッシュが
国防総省に指示したと発表があった。

2007年1月、中国がキネテック(体当たり)ミサイルを使用して実施。
軌道上に多数の破片を発生させ、他の衛星などへの衝突の危険性を高めたとして
各国から批判されていた。
米当局のカートライト米統合参謀本部副議長らは
「大気圏に入る直前に破壊し、破片の大部分を海に落下させる」
と説明する。
カートライト米統合参謀本部副議長らによると、大気圏再突入時に機体のほぼ
半分が摩擦熱に耐え、地上に落下するという。

地球に落下する残り時間が少ないということで、やっと発表になった。
軍の軌道計算は正確なんだろうか、また、海軍がSM3発射して、本当に衛星破壊
できるかが心配だ。
SM3の標的情報はGPSのみと考えられるけど、それで本当にあたるのか。



Online Videos by Veoh.com
JOCX 20080215 missile attack US satellite


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JOAX 20080215 US satelliete


---米偵察衛星:制御不能のためミサイルで撃墜へ 大統領指示---
http://mainichi.jp/select/science/news/20080215k0000e030057000c.html

 【ワシントン和田浩明】米政府は14日、制御不能状態で落下中の米偵察衛星をミサイルで撃ち落とすよう、ブッシュ大統領が国防総省に指示したと発表した。有害物質の燃料ヒドラジン(約450キロ)による大気汚染などを回避するためという。
 衛星の撃墜は昨年1月、中国がミサイルを使用して実施。米国などは軌道上に多数の破片を発生させ、他の衛星などへの衝突の危険性を高めたとして批判していた。米当局者は「大気圏に入る直前に破壊し、破片の大部分を海に落下させる」と説明している。
 問題の衛星は米国家偵察局(NRO)所属で重量約2.3トン。06年12月にカリフォルニア州から打ち上げられたが、地球周回軌道に入った直後から地上との通信や姿勢制御が不可能になった。
 14日に記者会見したカートライト米統合参謀本部副議長らによると、大気圏再突入時に機体のほぼ半分が摩擦熱に耐え、地上に落下するという。
 燃料タンク内のヒドラジンは使われないまま残っており、落下時の汚染を避けるために撃墜が必要と判断したという。20日以降に実施する予定。
 撃墜作戦には、米海軍のイージス艦に搭載したSM-3ミサイルを使用する。同ミサイルは日本も参加するミサイル防衛システムにも使用されている。


---地球に落下のスパイ衛星、米軍が撃墜へ---
2008.02.15 Web posted at: 14:56 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200802150009.html

ワシントン(CNN) 米戦略軍のカートライト司令官は14日、制御不可能となり、地球に落下・衝突する恐れのある米スパイ衛星について、有毒物質の散乱を防ぐために、大気圏突入前にミサイルで撃墜する予定だと発表した。

地球に衝突する恐れがあるのは、2006年12月に打ち上げられた偵察衛星。燃料のひとつとして毒性が強いヒドラジンを搭載しているが、打ち上げ直後から推進力を失い、制御できない状況に陥っていた。

米軍は、ミサイル防衛の技術を利用し、イージス艦から海上配備型迎撃ミサイルSM3を発射する。現在、ブッシュ大統領が政府当局者や軍関係者、専門家と話し合って状況を確認しており、問題がなければ数日から10日後までに、撃墜する予定。

米国は、昨年1月に中国が実施した、弾道ミサイルを使った衛星破壊実験を非難しており、今回の米国による衛星破壊で、中国からの反発が予想される。


---偵察衛星、落下前に破壊へ 洋上ミサイルで初の撃墜---
2008年2月15日 12時25分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008021501000204.html

 【ワシントン14日共同】米国防総省は14日、毒性物質の燃料を積んだまま制御不能となった米国の偵察衛星を、ミサイルにより地球に落下する前に大気圏外で破壊すると発表した。正確な日時は明らかにしていないが、偵察衛星の位置などから今月17日ごろから25日ごろまでが撃墜に適した期間という。
 発表によると、衛星が地上の人口の多い地域に落ちる確率は低いが、ブッシュ大統領が万一の危険性を考慮して撃墜を決断した。ただ米メディアは、落下した衛星から軍事機密が漏れるのを回避する狙いや、昨年1月に人工衛星破壊実験を実施した中国に対し米国の技術を誇示する意味もあるのではと指摘している。
 撃墜にはミサイル防衛の技術を応用。北半球の太平洋上のイージス艦から発射される海上配備型撃墜ミサイル(SM3)が使われる見通し。記者会見したグリフィン航空宇宙局(NASA)局長は「(洋上からの)戦術ミサイルで人工衛星を破壊するのは初めての試みだ」と述べた。


---米が偵察衛星撃墜へ 有毒燃料飛散防止?中国の実験に対抗?---
2008年2月15日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008021502087765.html

 【ワシントン=立尾良二】米国防総省は十四日、制御不能になった偵察衛星が三月初めにも地球に落下し、人体に有害なガスを発生する恐れがあるとして、同衛星をミサイルにより大気圏外で破壊する方針を明らかにした。中国も二〇〇七年に気象衛星をミサイルで破壊しており、米中の衛星破壊実験競争を懸念する声もある。
 この偵察衛星(重量約約二・二五トン)は〇六年に打ち上げられ、高度百四十四キロから九百六十キロの低地球軌道に達した直後、電力が途絶えて制御不能になった。有毒のロケット推進燃料ヒドラジンを約四百五十キロ搭載しており、大気圏に突入する際にヒドラジンが気化し、有毒雲になって広がる可能性があるという。
 ヒドラジンは人体の呼吸器官に悪影響を及ぼすとされる。専門家は、事前に破壊しなかった場合、衛星の残骸(ざんがい)が陸地に25%、住宅地域に1%の確率で落下すると予測している。
 ホワイトハウスによると、ブッシュ大統領が国防や航空宇宙局(NASA)の関係者らと協議して破壊方針を決めた。数日から七、八日の間に、洋上のイージス艦などから海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射し、偵察衛星を粉砕する。
 カートライト統合参謀本部副議長によると、戦術ミサイルを宇宙衛星に使用するのは初めてという。米メディアは、ミサイル防衛実験との関連や、偵察衛星の機密情報が漏れるのを防ぐ狙いなどを指摘している。中国が〇七年一月、気象衛星をミサイルで破壊した際、米国は衛星破壊実験だと非難した経緯がある。

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