2008年5月24日土曜日

四川 放射性物質が15個行方不明

四川で放射性物質が15個行方不明らしい。
中国の環境保護省当局者は四川大地震の被災地で、危険性のある放射性物質が
50個発見され、このうち35個を回収したことを明らかにした。
残りの15個については位置を特定できたが、建物のがれきの下に埋まるなど
しており、現在回収不能という。
当局者は「放射能漏れ事故は起きていない」とした。

やっぱり、報道は正確ではなかった。
この報道からすれば、
「検査装置がないため、放射能漏れ事故は起きていないと発表した」
と言いそうだ。

土砂崩れで交通が遮断された地域がいくつかあると報道されていたが、その
場所が放射量不明の15個の放射性物質が置き去りになっているのだろう。
色々な理由をつけて外国の救援隊や医療隊が被災地に入れないのはそのため
と考えるのか自然だ。
今後の医療隊は放射量検査装置も携帯する必要があると言う事だろう。


---がれきの下に放射性物質15個、中国当局が会見---
2008年5月24日02時06分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080523-OYT1T00653.htm

 【北京=佐伯聡士】中国の環境保護省当局者は23日、北京で記者会見し、四川大地震の被災地で22日正午までに、危険性のある放射性物質が50個発見され、このうち35個を回収したことを明らかにした。
 残りの15個については位置を特定できたが、建物のがれきの下に埋まるなどしており、現在回収不能という。当局者は「放射能漏れ事故は起きていない」としたが、放射性物質の種類や扱っていた施設の場所などについて、今回の発表でも一切明らかにしなかった。
 これまで新華社通信は「がれきの下に埋もれた放射性物質32個のうち30個を回収した」と報じていた。
 また、当局者は、工場倒壊により、四川省什(ジュウ)ホウ市でアンモニアが漏れたり、綿竹市の工場でリンが燃焼したりする化学物質漏洩(ろうえい)絡みの事故が4件発生していたことを明らかにした。(ホウは「方」におおざと)
 ただ、「周辺の水質や大気に悪影響はない」としている。什ホウ市では、硫酸やアンモニアなどから化学肥料を生産する工場が被災、周辺住民が一時避難していた。
 環境保護省は、今後、環境汚染事故が起きる可能性のある30か所余りを追跡調査し、事故を未然に防ぐよう四川省当局に命じた。省当局が化学企業など1万社以上の企業を徹底調査した結果、76%の企業が操業停止状態に陥っていることがわかったという。
 一方、中国政府は23日、四川大地震の死者が前日の発表より約4600人増えて計5万5740人に、負傷者が29万2481人に達したと発表した。行方不明者は2万4960人という。


---IAEA:「核テロ」への備え必要と警告 北京五輪---
毎日新聞 2008年5月23日 21時32分
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20080524k0000m030129000c.html

 【ウィーン中尾卓司】国際原子力機関(IAEA)は23日、今年8月の北京五輪で「ダーティーボム(汚い爆弾)」と呼ばれる放射能爆弾など、「核テロ」への備えが必要と警告した。すでに中国当局とIAEAは過去、1年半にわたり、核物質が五輪会場に持ち込まれる場合などを想定、訓練を続けているという。競技会場では、不審物の探知装置を増やすなど厳重な警戒体制を取る。
 ダーティーボムは、放射性物質を詰めた爆弾。通常の爆薬で爆発させ、放射性物質を広範囲にばらまく。核兵器ほど高度な技術は不要で、環境や人体への甚大な被害のほか、心理的影響も深刻だ。
 IAEAのアニタ・ニルソン原子力安全室長は「北京五輪に関して具体的な情報があるわけでない」としながらも「五輪はテロリストのターゲットになりうる。確実な安全対策が必要だ」と強調した。


---がれきの下に放射性物質15個 四川大地震---
2008.5.23 21:09
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080523/chn0805232110006-n1.htm

 【北京=川越一】中国・四川大地震で、四川省の李成雲副省長は23日、北京市内で記者会見し、壊滅的な被害を受けた同省内の被災地を3年以内に再建する考えを明らかにした。中国国務院(政府)によると、地震による死者は同日までに5万5740人に達した。
 中国国営新華社通信によると、李副省長は、同省内の21市県のうち19市県、10万平方キロが被害を受けたと述べた。特に山間部の8地域の被害が甚大だという。今後、3年間で道路などのインフラ整備を進め、新しい市町村を建設する。農村部の家屋再建を優先させ、冬が到来する前の供給を計画している。
 同省では500万人が避難生活を送る。省都の成都市では、被災者用テントを市幹部が不正に配給しているとの疑いが出ており、同省当局が調査に着手した。
 二次災害が懸念される中、同省綿竹市では川をせき止めていた土砂を爆破し、排水に成功。一方、計15個の放射性物質ががれきの下に残されたままになっていることが明かされた。
 同日、上海で行われた北京五輪聖火リレーでは、救援活動に携わった消防、医療、警備関係者が急遽(きゅうきょ)、聖火ランナーに加えられた。


---放射性物質15個が未回収 全核施設安全と中国環境省---
2008年5月23日 19時57分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008052390195726.html

 【北京23日共同】中国環境保護省の呉暁青次官は23日の会見で、四川大地震で計50個の放射性物質に保管や安全上の問題が起き、うち35個を回収したが、まだ15個が、がれきの下などにあると述べた。ただ、すべての核施設が安全な状態で放射能漏れは起きていないと強調した。
 放射性物質が具体的に何を指すかなどについては説明を避けた。未回収の15個についても場所を特定、監視しており問題はないとした。被災地には核燃料生産施設、核兵器関連施設などがあり、地震の影響が懸念されている。
 次官はまた、地震による環境への影響について、一部で石油による水汚染が起きたものの、被災地の水、空気などに大きな異常はないと述べた。震災後、企業4346社の検査を実施、現在大きな環境問題は起きていないとしている。
 中国政府によると、四川大地震の23日までの全国の死者は5万5740人、負傷者は29万2481人、行方不明は2万4960人。

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