2008年6月28日土曜日

世界金融市場 負の連鎖

世界金融市場で負の連鎖が戻ってきたようだ。
原油高騰、日米の株価急落でドル安が進行。原油高騰と株安で「負の連鎖」
とのこと。
ベアー・スターンズは「翌営業日の決済義務が困難になるとみられた」との
議事録が公表された。

ベアー・スターンズは翌営業日の決済が困難にまでなっていたらしい。
欲に目がくらんで、保険詐欺で一儲け、実は破産寸前。
これではどうしようもない。米企業これだからコンプライアンスを叫ぶのか。

日本はデフレ出口と以前から言われていたが、インフレ傾向が強くなった。
欧州や米国では必ず複数年契約にはエスカレーションフォーミュラをつけて
くる。契約上はいつもインフレ状態。現実とは違うのに。


---ベアー、まさに破たん寸前 FRB、議事録を公表---
2008年6月28日 05時27分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008062890052741.html

 【ワシントン27日共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は27日、サブプライム住宅ローン問題に伴い資金繰りが悪化した米証券大手ベアー・スターンズ救済策を討議した3月半ばの理事会の議事録を公表、経営状況について「翌営業日の決済義務が困難になるとみられた」と指摘し、まさに破たん寸前だったとの見方を示した。
 理事会1日目の14日の議事録は「市場でベアーが占める傑出した位置や破たんで予想される悪影響」を考慮したと指摘。世界的な金融危機を回避するため、破たんを防ぐ以外に選択肢がなかったとの考えをにじませた。議事録は「経済と金融に深刻な弊害が広がる事態を阻止する」必要から「取りうる最善の選択肢は一時的な緊急融資」と判断、救済を決めたとした。
 ベアーはFRBの支援を受けた米銀行大手JPモルガン・チェースに救済合併された。


---NY連銀が特別融資、ベア・スターンズの受け皿会社に---
2008年6月27日22時22分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080627-OYT1T00660.htm

 【ニューヨーク=山本正実】ニューヨーク連邦準備銀行は26日、米銀行JPモルガン・チェースに救済買収された米証券ベア・スターンズの資産を管理する受け皿会社に、288億2000万ドル(約3兆円)を特別融資したと発表した。
 特別融資は、連銀が救済合併の条件としてJPモルガンに約束していた。
 ベア社は、サブプライムローン問題を背景とした金融市場の混乱で資金繰りに窮し、3月中旬に事実上、経営破たんした。


---世界金融市場:再び混乱拡大の様相 「負の連鎖」に---
毎日新聞 2008年6月27日 20時21分(最終更新 6月27日 20時36分)
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20080628k0000m020075000c.html

 原油先物相場が初めて1バレル=140ドルを突破し、日米の株価も急落、世界金融市場が再び混乱の様相を呈してきた。米金融不安の再燃でインフレ予防のための米国の利上げが困難視される一方、欧州の利上げ観測が広がってドル安が進行。それが原油高騰と株安に拍車をかける「負の連鎖」になっている。負の連鎖を断ち切れる見込みはなく、混乱は一段と拡大しそうだ。【斉藤望、野原大輔、ワシントン斉藤信宏】
 27日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比277円96銭安の1万3544円36銭と約2カ月ぶりの安値で取引を終えた。26日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が350ドル超も急落したことが市場心理を冷やし、中国・上海総合株価指数も約1年5カ月ぶりの安値となった。
 一方、外国為替市場ではドルも売り込まれ、対ユーロで最安値を更新。株価とドルの下落で行き場を失った資金が原油市場に流れ込み、26日に1バレル=140ドルを突破したニューヨーク原油先物相場は27日の時間外取引でさらに141.71ドルまで上昇し、連日の最高値更新となった。
 市場混乱の引き金となったのは、米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う米金融機関の経営不安の高まり。「シティグループとメリルリンチが7月に発表する4~6月期決算でも多額の追加損失を計上する」とのアナリスト予測で、市場の悲観論が強まった。
 これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策について「当面利上げは困難」との見方が広がった。欧州中央銀行(ECB)はインフレ抑止のため7月利上げを示唆しており、米国と欧州の金利差に着目したドル売り・ユーロ買いが進行。大和証券SMBCの高橋和宏氏は「ドル安が原油高を招き、原油高が米国経済を冷え込ませるとの懸念から、さらなるドル安と株安を引き起こす悪循環」と指摘する。
 サブプライム問題による市場混乱は、米大手証券ベア・スターンズが事実上破綻(はたん)した3月をピークに「最悪期は脱した」との見方が広がっていた。しかし、「米国景気が持ち直すという楽観論は消えた」(モルガン・スタンレー証券の大橋英敏氏)と、市場では再び緊張が高まっている。
 こうした中、FRBは25日、昨年9月から連続実施していた利下げを休止したが、歯止めがかからない原油高でインフレ懸念が強まっている。市場では「利上げにも利下げにも動けない」と手詰まり感を指摘する声が多い。

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