2008年6月17日火曜日

偽丸紅架空投資 出資金を海外送金

偽丸紅架空投資の出資金を海外へ送金していたようだ。
斎藤栄功が、投資家から集めた出資金の一部をスイスや中国・マカオの金融
機関に移動させていた。新築した自宅の購入費用に充てていたことも判明。
スイスやマカオの金融機関口座にプールされていたのは数億円。
また、斎藤栄功は東京都目黒区の土地を購入し地下室付きの2階建て住宅を
新築したとのこと。

経済ヤクザの海外送金返還問題と同じ扱いであれば、出資金はスイスから
半分しか返ってこない。
中国やマカオは返還に応じるだろうか。


---丸紅契約書偽造詐欺、個人出資紹介に報酬 医療コンサル元社長---
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080617AT1G1700C17062008.html

 丸紅の偽造契約書を使った巨額詐欺事件で、逮捕された医療コンサルティング会社「アスクレピオス」(破産手続き中)元社長の斎藤栄功容疑者(46)が、新たな個人出資者を紹介すれば、その出資額の1%の報酬を得られる仕組みをつくっていたことが17日、警視庁捜査2課の調べなどでわかった。
 同課はこうした報酬の仕組みが個人出資者紹介の呼び水となり、架空の病院再生事業への出資額が1000億円以上にまで膨らんだとみている。(16:00)


--- 「すぐにでも上場したい」=元社長ら、株式利益で償還計画か-丸紅利用投資詐欺---
2008/06/17-11:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008061700068

 総合商社「丸紅」名義の偽造文書を使用した架空投資詐欺事件で、医療コンサルタント会社「アスクレピオス」(東京都中央区、破産手続き中)の元社長斎藤栄功容疑者(46)が同社役員らに「すぐにでも上場したい」と話していたことが17日、分かった。同容疑者は架空の投資話で資金を集める一方で、同社の株式市場への上場計画を進めており、警視庁捜査二課は自社株の上場益で投資家への償還を計画した疑いがあるとみて調べている。
 調べなどによると、斎藤容疑者らは丸紅と共同の投資話を装い、個人や法人から約1080億円を引き出したが、実際には投資しておらず、集めた資金を償還に回す自転車操業を繰り返していた。


---丸紅在籍時から関与 出資詐欺事件の山中容疑者---
2008年6月17日8時1分
http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY200806160341.html

 大手商社・丸紅の保証をうたった出資話による巨額詐欺事件で、詐欺容疑などで逮捕された元医薬品研究開発会社社長山中譲容疑者(34)が、丸紅ライフケアビジネス部の社員だった05年春ごろから、架空の病院再生事業による資金集めにかかわっていた疑いが強いことが警視庁の調べでわかった。
 捜査2課の調べでは、山中容疑者や医療コンサルタント「アスクレピオス」の元社長斎藤栄功容疑者(46)らは05年4月ごろから架空事業による出資金集めを開始。山中容疑者は07年6月、医薬品研究開発会社「LTTバイオファーマ」社長に就任し、その後資金集めは本格化したという。
 米証券大手リーマン・ブラザーズは07年8月、病院再生事業の説明を受け、アスクレ社が管理する投資事業組合への出資を持ちかけられた。同年秋に数回あった話し合いには、丸紅の会議室が同社に無断で使われた。山中容疑者や元丸紅嘱託社員山浦伸吾容疑者(35)のほか、丸紅ライフケアビジネス部長を装った「替え玉」が出席したとみられる。
 別の米証券大手は06年9月~07年6月、計約200億円を出資し、のちに全額の償還を受けた。丸紅で06年9月ごろ、当時担当課長だった山中容疑者やライフケアビジネス部長の名刺を持つ男性が同席して契約書を交わしたという。この男性も替え玉だったとみられる。
 山中容疑者らは今年2月、この米証券大手に再び、約280億円の出資を求めた。同社は丸紅取締役の印鑑証明書の原本を見せるよう要求。山中容疑者らは用意できなかったという。


---丸紅元社員の稟議書偽造:出資金、海外へ移す 斎藤容疑者、自宅新築にも流用---
毎日新聞 2008年6月17日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080617ddm041040109000c.html

 総合商社「丸紅」の偽造稟議(りんぎ)書を使った巨額詐欺事件で、逮捕された医療コンサルティング会社「アスクレピオス」(破産手続き中)前社長、斎藤栄功(しげのり)容疑者(46)が、投資家から集めた出資金の一部をスイスや中国・マカオの金融機関に移動させていたことが分かった。新築した自宅の購入費用に充てていたことも判明。警視庁捜査2課は、不正に集めた約1080億円のうち、焦げ付いた約470億円の行方を追っている。
 斎藤容疑者は、元丸紅ライフケアビジネス部担当課長、山中譲容疑者(34)ら3人と共謀。丸紅社長名義の稟議書を偽造するなどして信用させ、06年5月~07年11月、米証券大手リーマン・ブラザーズなどから架空の病院再生事業の投資名目に約1080億円を集めたとされる。
 関係者によると、スイスやマカオの金融機関口座にプールされていたのは数億円。斎藤容疑者が複数回に分けて日本国内から送金していた。
 資産を分散化させ、犯罪収益の差し押さえを逃れようとしたとみられる。
 また、斎藤容疑者は06年8月、東京都目黒区中根2の土地(約230平方メートル)を購入。昨年8月には地下室付きの2階建て住宅を新築している。この費用にも詐取した出資金が充てられたという。
 斎藤容疑者は、都内の証券会社で新規ビジネスの担当室長をしていて、丸紅社員の山中容疑者と知り合ったとされる。架空の病院事業への融資名目に自分の証券会社から数億円を引き出し、5000万円の利息を付けて償還したことで架空投資に自信を深めたとみられる。
 斎藤容疑者は償還の3カ月後には医療ビジネス部門を独立させてアスク社を設立。05年4月に証券会社を退職し、出資を募っては償還に回す自転車操業にのめりこんでいったという。【鳴海崇、杉本修作】

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