2008年6月5日木曜日

ヒラリー 撤退へ

ヒラリーが撤退を表明したらしい。
ヒラリーは7日に敗北宣言し、選挙戦からの撤退とオバマへの支持を表明する
見通しになった。複数の米メディアが4日、クリントン氏周辺の情報として
伝えた。ヒラリーは早期撤退に慎重な考えを示していたが、複数の議員が共和党
のマケインとの11月の本選挙に向けて民主党が挙党態勢を整えるためにも、
早期に敗北宣言すべきだと要請。同氏も最終的に受け入れたという。

ヒラリーがやっと撤退を表明した。
「できることはすべてやる」と報道されていたが、次期大統領選に出馬しても
民主党議員から支持しないと言われれば引き下がるしかないと想像する。
マスメディアに悪態をつくヒラリー支持者もいたが、多くの人はマケインと
オバマに注目していることだろう。


McCain Takes Obama Shots


John McCain & His Dangerous Friends 1


John McCain & His Dangerous Friends 2


Hillary Clinton to drop out, endorse Obama


Hillary Will Announce the End of Her Campaign


Hillary Clinton's Online Petition


Clinton Ending Her Presidential Campaign


Clinton Supporter Thrown Out of Rules Committee Meeting

---クリントン氏、7日に大統領選撤退 オバマ氏支持表明へ---
2008年6月5日 15時56分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008060590155638.html

 【ワシントン=小栗康之】米大統領選挙の民主党指名候補選びで敗北が確定したヒラリー・クリントン上院議員(60)は7日に敗北宣言し、選挙戦からの撤退とオバマ上院議員(46)への支持を表明する見通しになった。複数の米メディアが4日、クリントン氏周辺の情報として伝えた。
 クリントン氏は同日、複数の上下両院議員と今後の対応について電話で協議。当初、早期撤退に慎重な考えを示していたが、複数の議員が共和党のマケイン上院議員(71)との11月の本選挙に向けて民主党が挙党態勢を整えるためにも、早期に敗北宣言すべきだと要請。同氏も最終的に受け入れたという。
 クリントン氏はオバマ氏が指名候補獲得を確定した3日夜の演説で、今後について「支持者らと協議したい」と述べただけで選挙戦からの撤退には言及せず、米メディアなどには「ヒラリーの狙いは何か」などと真意をいぶかる声が出ていた。

◆ブッシュ大統領、オバマ氏を祝福
 【ワシントン=立尾良二】ペリーノ米大統領報道官は4日、民主党大統領候補に史上初めて黒人のオバマ上院議員が確定したことについて、「ブッシュ大統領は祝意を表している。自身の経験から党候補の指名獲得がいかに大変か分かっている。オバマ氏の歴史的偉業は、米国が大いに進歩してきた証しだ」とたたえた。
 黒人女性のライス国務長官も同日、「米国は数年、数十年、数世紀にわたって多くのことを克服してきた。すべての人にとって大事なことが始まっていることを、われわれは目の当たりにしている」と歓迎した。敗れたクリントン上院議員と、共和党候補に確定しているマケイン上院議員の健闘も称賛した。(中日新聞)


---「オバマ議員への支持伝える」クリントン氏、7日に撤退表明集会---
2008.6.5 10:49
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080605/amr0806051051013-n1.htm

 【ワシントン=山本秀也】米民主党のヒラリー・クリントン上院議員の選対陣営は4日、声明で、オバマ上院議員と争った大統領候補指名に向けた選挙戦からの撤退を7日に表明することを明らかにした。候補指名に必要な代議員獲得総数では、同党のオバマ上院議員が過半数(2118)以上を獲得して勝利していたが、クリントン氏の撤退表明により、党を二分した選挙戦が終結し、オバマ氏の指名獲得が8月の党大会を待たず事実上確定する。
 声明は、「クリントン議員がワシントンで集会を開き、支持者への感謝と、オバマ議員への支持を伝える」としている。当初、集会は6日が予定されたが、週末の7日に変更されたという。
 クリントン氏は3日夜、地元ニューヨークで開いた予備選終了後の総括集会では、選挙戦の進退について「今夜は決定しない」として、態度表明を先送りしていた。
 クリントン氏は4日、有力ユダヤ系ロビー団体の会合出席のため、オバマ氏とともにワシントンに滞在していた。
 クリントン氏に関しては、選挙戦撤退後の処遇が米政界の関心を集めている。すでに伝えられた副大統領候補の受諾構想のほか、米メディアでは、離党して「独立候補」として本選に出馬する▽オバマ氏の当選後、連邦最高裁判事に就任する-などの可能性も取り沙汰されている。


---クローズアップ2008:米大統領選 変化か、安定か 11月本選へ、米世論は---
毎日新聞 2008年6月5日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080605ddn003030004000c.html

◇変化・民主オバマ氏 VS 安定・共和マケイン氏
 空前の激戦となった米大統領選民主党指名争いは3日、バラク・オバマ上院議員(46)がヒラリー・クリントン上院議員(60)を破り、共和党のジョン・マケイン上院議員(71)との11月の本選対決に臨むことになった。ロビイストの影響削減など、既存政治の変革などを訴えてきたオバマ氏と、ワシントン政治に長くかかわってきたベテランのマケイン氏。両者が対決する選挙の構図は「変化」と「安定」のはざまに揺れる米国世論を象徴する。
 「変化」対「安定感」、「新鮮さ」対「経験」、「ドリーム」対「現実」--。キャッチフレーズで言えば、オバマ、マケイン両氏の対決はこのようなイメージになる。
 「オバマ旋風」の原動力は若年層と黒人だ。「ポスト・ベトナム世代」の若年層は「団塊の世代」に支配されている今の政治に反発する。黒人層は「人種を超えよう」とのオバマ氏の呼びかけに結集した。オバマ氏は「変化」を渇望するこれらの層の不満を吸収し、指名獲得の階段を駆け上がった。
 一方、マケイン氏の支持者は、新保守主義者(ネオコン)や宗教右派の理念に支配されたブッシュ政権に失望した共和党穏健派だ。イラク戦争で米国の国際的地位が低下したことを教訓に、現実的で安定した政治を求めている。
 異なるイデオロギーや支持基盤を持つ両氏の対決構図は明確だ。
 民主党はマケイン氏を「ブッシュ路線の後継者」と批判する。歴史的な不人気にあえぐブッシュ氏とマケイン氏を同一視させる狙いだ。一方、共和党はオバマ氏に「リベラル」のレッテルを張る戦術に出る可能性が高い。「リベラル」には急進的な社会的価値観を持つイメージがある。
 本選は政権獲得争いにとどまらず、米史上初の黒人大統領が誕生するかどうかという歴史的な意義も持つ。世論調査では9割の米国民が黒人大統領を容認すると答えているが、実際の投票行動で米国人の意識が試されることになる。
 予備選では、オバマ氏が長年通っていた黒人教会の牧師が行った白人差別的発言が問題になり、オバマ氏は教会からの離脱を余儀なくされた。ブルーカラーの白人労働者らはこの問題を嫌い、クリントン氏を支持した。オバマ氏は人種問題の超克を訴えるが、黒人大統領の誕生は時期尚早と考える有権者がマケイン支持に回ることも予想される。

◇安保政策、対照的
 両氏の安保・外交政策も対照的だ。軍事力を武器に同盟国を重視するマケイン氏に対し、オバマ氏は外交力を重視し、国際協調路線に軸足を置く。
 背景には生い立ちの違いもある。マケイン氏は名門の軍人一族に生まれた。ベトナム戦争で捕虜になった経験を持ち、外交的にはタカ派で「強いアメリカ」の体現者だ。ケニア人で黒人の父、米国人で白人の母のもとに生まれたオバマ氏は、幼少時代をハワイやインドネシアで過ごし、国際感覚を身につけた。
 「変化とは、決して始めてはならない戦争を始めない外交政策を築くことだ」。オバマ氏は3日、こう指摘し、イラク戦争を支持・推進したマケイン氏の判断を批判した。
 オバマ氏が描く「外交力」は、敵対国との直接対話だ。イランや北朝鮮などの「卑劣な独裁者」とも「タフで直接的な」外交を主張する。圧力を維持しながらも対話を重視する「柔軟な米国」を目指すものだ。
 だが、その力は未知数だ。ブッシュ政権が「最大のテロ支援国家」と位置付けるイランのアフマディネジャド大統領と「就任1年目に無条件」で会談すると述べたが、その後、積極的な発言をじりじりと後退させ、独自色は薄れつつある。
 マケイン氏のオバマ批判は痛烈だ。20年以上にわたる安全保障分野の専門家を自負するマケイン氏は、オバマ氏の姿勢を「世間知らず」と一蹴(いっしゅう)した。経済制裁など「圧力」を重視する「こわもての米国」を演出する点では、ブッシュ政権の延長線上にある。【ワシントン坂東賢治、及川正也】

◇クリントン氏 「次」狙う戦略か
 「撤退宣言」を最後まで口にしなかったクリントン氏のかたくなな姿勢には、「民主党が団結する最善のタイミングを逃した」(米CNNテレビ)との批判もある。一方で「白旗」を揚げない姿勢から、「簡単には舞台から押し出せない存在」(米ニューヨーク・タイムズ紙)とも受け止められている。自分の政治生命を可能な限り「高値」で売ろうとする、クリントン氏のしたたかな戦略が背景にはある。
 クリントン氏は指名獲得が絶望的となったインディアナ州予備選(5月6日)以後、党内融和に向けて「軟着陸」を目指し始めた。
 11月の本選に向け、クリントン支持層への浸透が課題であるオバマ氏は1日、クリントン氏に電話をかけ、党団結に向けた「話し合い」を呼びかけた。
 だが、選挙アナリストのチャーリー・クック氏らは異なる見方を持つ。「今回の本選でオバマ氏をほどほどに手助けし、次期大統領選(12年)への再チャレンジに備える」ことこそが、クリントン氏の「出口戦略」だと指摘する。【セントポール(米ミネソタ州)大治朋子】

◇現時点ならマケイン氏大胆予想
 マケイン、オバマ両氏の本選対決の行方はどうなるのか。最新の世論調査をもとに大胆に予想すると、現時点ではマケイン氏に軍配が上がる。
 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」を参考に全米50州と首都ワシントンを、大統領選で共和、民主いずれかが常に勝つ「絶対的地盤」で色分けすると「共和党の州」は23州、「民主党の州」は13州及び首都となる。
 さらに今回の本選で激戦が予想される14州を世論調査に基づいて配分すると、マケイン氏の獲得選挙人総数は282人となり、過半数(270人)を超える。
 これは現状の支持率に基づく机上の計算に過ぎず、両氏とも地盤を固めつつ、主に激戦州での支持獲得に全力を挙げることになる。
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■ことば
◇米大統領選本選

 投票は11月第1月曜の翌日と決まっており、今回は4日。州ごとに、特定候補への支持を表明している「大統領選挙人」を選ぶ間接選挙だ。最多票を得た候補が、その州に割り当てられた選挙人全員を独占する「勝者総取り」制度をとり、選挙人総数538人の過半数を得た候補が大統領になる。大統領の任期は来年1月20日(米東部時間)から4年。


---クローズアップ2008:米大統領選、構図固まる 変化か、安定か---
毎日新聞 2008年6月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080605ddm003030139000c.html

◇変化か--民主・オバマ氏、黒人・若者が期待
◇安定か--共和・マケイン氏、保守・穏健が支持
 空前の激戦となった米大統領選民主党指名争いは3日、バラク・オバマ上院議員(46)がヒラリー・クリントン上院議員(60)を破り、共和党のジョン・マケイン上院議員(71)との11月の本選対決に臨むことになった。ロビイストの影響削減など、既存政治の変革などを訴えてきたオバマ氏と、ワシントン政治に長くかかわってきたベテランのマケイン氏。両者が対決する選挙の構図は「変化」と「安定」のはざまに揺れる米国世論を象徴する。

 「変化」対「安定感」、「新鮮さ」対「経験」、「ドリーム」対「現実」--。キャッチフレーズで言えば、オバマ、マケイン両氏の対決はこのようなイメージになる。
 「オバマ旋風」の原動力は若年層と黒人だ。「ポスト・ベトナム世代」の若年層は「団塊の世代」に支配されている今の政治に反発する。黒人層は「人種を超えよう」とのオバマ氏の呼びかけに結集した。オバマ氏は「変化」を渇望するこれらの層の不満を吸収し、指名獲得の階段を駆け上がった。
 一方、マケイン氏の支持者は、新保守主義者(ネオコン)や宗教右派の理念に支配されたブッシュ政権に失望した共和党穏健派だ。イラク戦争で国際的地位が低下したことを教訓に、現実的で安定した政治を求めている。
 異なるイデオロギーや支持基盤を持つ両氏の対決構図は明確だ。
 民主党はマケイン氏を「ブッシュ路線の後継者」と批判する。歴史的な不人気にあえぐブッシュ氏とマケイン氏を同一視させる狙いだ。一方、共和党はオバマ氏に「リベラル」のレッテルを張る戦術に出る可能性が高い。「リベラル」には急進的な社会的価値観を持つイメージがある。
 本選は政権獲得争いにとどまらず、米史上初の黒人大統領が誕生するかどうかという歴史的な意義も持つ。世論調査では9割の米国民が黒人大統領を容認すると答えているが、実際の投票行動で米国人の意識が試されることになる。
 予備選では、オバマ氏が長年通っていた黒人教会の牧師が行った白人差別的発言が問題になり、オバマ氏は教会からの離脱を余儀なくされた。ブルーカラーの白人労働者らはこの問題を嫌い、クリントン氏を支持した。オバマ氏は人種問題の超克を訴えるが、黒人大統領の誕生は時期尚早と考える有権者がマケイン支持に回ることも予想される。

◇安保政策も対照的 柔軟か、強硬か
 両氏の安保・外交政策も対照的だ。軍事力を武器に同盟国を重視するマケイン氏に対し、オバマ氏は外交力を重視し、国際協調路線に軸足を置く。
 マケイン氏は名門の軍人一族に生まれた。ベトナム戦争で捕虜になった経験を持ち、外交的にはタカ派で「強いアメリカ」の体現者だ。ケニア人で黒人の父、米国人で白人の母のもとに生まれたオバマ氏は、幼少時代をハワイやインドネシアで過ごし、国際感覚を身につけた。
 「変化とは、決して始めてはならない戦争を始めない外交政策を築くことだ」。オバマ氏は3日、こう指摘し、イラク戦争を支持・推進したマケイン氏の判断を批判した。オバマ氏が描く「外交力」は、敵対国との直接対話だ。イランや北朝鮮などの「卑劣な独裁者」とも「タフで直接的な」外交を主張する。圧力を維持しながらも対話を重視する「柔軟な米国」を目指すものだ。
 だが、その力は未知数だ。ブッシュ政権が「最大のテロ支援国家」と位置付けるイランのアフマディネジャド大統領と「就任1年目に無条件」で会談すると述べたが、その後、積極的な発言をじりじりと後退させ、独自色は薄れつつある。
 マケイン氏のオバマ批判は痛烈だ。20年以上にわたる安全保障分野の専門家を自負するマケイン氏は、オバマ氏を「世間知らず」と一蹴(いっしゅう)した。経済制裁など「圧力」を重視する「こわもての米国」を演出する点では、ブッシュ政権の延長線上にある。イランに強硬姿勢をとるなど「覇権」的な側面も見せている。【ワシントン坂東賢治、及川正也】

◇クリントン氏は4年後に照準?
 「今日は何も決めるつもりはありません」。クリントン上院議員は3日夜、ニューヨーク州で演説したが、肝心の「撤退宣言」は最後まで口にしなかった。
 クリントン氏のかたくなな姿勢には、「民主党が団結する最善のタイミングを逃した」(米CNNテレビ)との批判もある。一方で、「簡単には舞台から押し出せない存在」(米ニューヨーク・タイムズ紙)とも受け止められている。自分の政治生命を可能な限り「高値」で売ろうとする、したたかな戦略が背景にはある。
 だが、選挙アナリストのチャーリー・クック氏らは異なる見方を持つ。「今回の本選でオバマ氏をほどほどに手助けし、次期大統領選(12年)への再チャレンジに備える」ことこそが、クリントン氏の「出口戦略」だと指摘する。【セントポール(米中西部ミネソタ州)大治朋子】

◇現状ではマケイン氏優勢 「激戦州」でも共和過半数

 マケイン、オバマ両氏の本選対決の行方はどうなるのか。最新の世論調査をもとに大胆に予想すると、現時点ではマケイン氏に軍配が上がる。
 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」を参考に全米50州と首都ワシントンを、大統領選で共和、民主いずれかが常に勝つ「絶対的地盤」で色分けすると「共和党の州」は23州、「民主党の州」は13州及び首都となる。
 さらに、今回の本選で激戦が予想される14州を世論調査に基づいて配分すると、マケイン氏の獲得選挙人総数は282人となり、過半数(270人)を超える。
 これは現状の支持率に基づく机上の計算に過ぎず、両氏とも地盤を固めつつ、主に激戦州での支持獲得に全力を挙げることになる。

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■ことば
◇米大統領選本選
 投票は11月第1月曜の翌日と決まっており、今回は4日。州ごとに、特定候補への支持を表明している「大統領選挙人」を選ぶ間接選挙だ。最多票を得た候補が、その州に割り当てられた選挙人全員を独占する「勝者総取り」制度をとり、選挙人総数538人の過半数を得た候補が大統領になる。大統領の任期は来年1月20日(米東部時間)から4年。

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