2008年7月5日土曜日

年金投資損失 5兆円

昨年度の年金投資損失は5兆円だった。
公的年金を運用するGPIFが昨年度の運用損失が5.8兆円(運用利回りは-6.41%)
となった。
舛添要一
「6%超のマイナスは国際比較したときに低いことは確か。改善努力は当然考え
てしかるべき」
「サブプライムで各国とも赤字が出ている。外国の有価証券の比率の高い
ノルウェーの年金基金では10%くらいの赤字が出ている」
渡辺喜美
「納得のいく運用のあり方を大いに検討していくべきだ」
サンプル調査の結果厚生年金受給に影響。

5兆円の損失はみなし損で、年金を失ったわけではないらしい。
結局心配していたサブプライム詐欺に引っかかったようだ。
ねずみ男は各国とも赤字が出ているから問題ないといっているが、そもそも
そう言う株式に投資することは政府ファンドのあり方なのだろうか。
民間のファンドと違いがわからない。
厚生年金受給も怪しい状況なのに金勘定に忙しい省だこと。


---厚生年金:312万件、受給に影響---
毎日新聞 2008年7月4日 22時54分(最終更新 7月4日 23時31分)
http://mainichi.jp/select/science/news/20080705k0000m040132000c.html

 厚生年金記録の原簿とコンピューターのデータを突き合わせる約2万件のサンプル調査の結果、277件の食い違いが見つかった問題で、うち156件(約56%)の持ち主は現在の受給者または加入者であることが分かった。原簿の4億件に当てはめると、単純計算で312万件が受給者・加入者の記録になる。社会保険庁は「原簿は古く生存者への影響は少ない」と予想していたが、より深刻になる恐れが出てきた。
 4日の年金業務・社会保険庁監視等委員会で社保庁が報告した。食い違った277件の持ち主を調べたところ、内訳は▽受給者140件▽加入者16件 ▽該当者不明や既に死亡している人121件--だった。食い違いの内容(重複あり)は▽標準報酬月額や加入・脱退年月日に関するもの215件▽全く入力されていないもの48件で、これらは直接、受給額に影響する。さらに、氏名や生年月日の違いも18件あり、この記録は誰のものか分からない「宙に浮いた記録」のおそれもあり、持ち主に結び付けば受給額に影響する。
 社保庁は原簿検索システム整備後の10~11年度に、申し出た人の記録の照合作業を実施し、その後受給者全員の照合作業を順次実施する方針。
 一方、保険料を納めた記録がなくなる「消えた年金」問題で、社保庁側に記録がないものの、領収書類を加入者らが保管していたため、国民年金保険料の納付記録が訂正されたケースが06年8月~07年12月末で2480件に上ることが明らかになった。【野倉恵】


---公的年金の07年度運用損で閣僚発言相次ぐ、舛添厚労相「国際比較で実績低いのは確か、改善考えるべき」---
2008年 07月 4日 19:47 JST
(ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK013362720080704

 [東京 4日 ロイター] 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が発表した2007年度の運用損失が5.8兆円(運用利回りはマイナス6.41%)となったことに関連し、同日の閣議後の記者会見で閣僚からの発言が相次いだ。舛添要一厚生労働相は「6%超のマイナスは国際比較したときに低いことは確か。改善努力は当然考えてしかるべき」と述べたほか、渡辺喜美金融担当相は「納得のいく運用のあり方を大いに検討していくべきだ」と語り、公的年金の運用改革に前向きな姿勢を示した。
 舛添厚労相は閣議後の会見で、GPIFの07年度の運用成績について「サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)で各国とも赤字が出ている。外国の有価証券の比率の高いノルウェーの年金基金では10%くらいの赤字が出ている」としたが、「ハイリスク・ハイリターンのノルウェーが10%の赤字幅で、日本はローリスク・ローリターンの堅実な安全運用をやっても6%超のマイナスがある。国際比較でほめられる状況ではない」と指摘した。
 そのうえで、マイナス6.41%の運用損失は「スウェーデンとかカナダとか、カリフォリニアのカルパースに比べても数字がよくない」としたうえで「国際比較をしたときに(日本の)運用実績が相対的に低いことは確かで、改善努力をすることは当然考えてしかるべき」と強調した。
 自民党のSWF(政府系ファンド)検討プロジェクトチームが3日、公的年金のSWFの設立を提言し、GPIFの資産から10兆円を切り離して原資とする構想を発表した。これについて舛添厚労相は「150兆円のうちの15分の1なので、リスクをそこに若干かけても残りの140兆円でカバーすればいい」との見方を示したうえで「検討と課題とすることはあってもいい」と前向きな姿勢を示した。
 さらに、GPIFの組織に触れて「150兆円という巨額のお金を一つの組織が運用しているなど常識では考えられない」としたうえで「国際的な常識から見て、正常でないことには、党だけではなく政府も問題意識を持つ必要がある」と指摘。またGPIFは「現場の経済学、金融、金融工学の知識があり、現場感覚があるような人がやる方向に改善していくことが議論されていい。最初からタブーがあってはいけないので試行錯誤を繰り返しながら、年金をどう増やしていくかを考えるべき時期に来ている」とも強調した。
 渡辺金融担当相は4日の閣議後の記者会見で、公的年金の運用改革について「年金の財産は国民の財産そのもの。納得のいく運用のあり方を大いに検討していくべき」と述べた。そのうえで、同相の私的懇談会の金融市場戦略チームで、公的年金の運用改革について議論したことに触れて「より有利な運用、より効率的な運用をめざすべきとの意見が多かった。SWFのような機関を創設するとの意見もあったし、GPIFそのものをなくしてしまって、国民が直接、運用先を選べるようにしてはとの意見もあった」と語った。
 町村信孝官房長官は閣議後の記者会見で、GPIFの07年度の運用損失について「(リスクの高い)極端な商品はあまりやっていないはずで、直ちに責任問題うんぬんということにはつながらない」と述べた。
 日本の公的年金の資産は、厚生年金と国民年金で約150兆円。GPIFの運用対象はポートフォリオの67%が国内債券となっており、企業年金に比べて株式の比率が圧倒的に低い。運用が効率的でないとの見方が広がってきたことから、自民党の検討チームのほか、経済財政諮問会議の民間議員、渡辺金融担当相の私的懇談会が、公的年金の運用改革について相次ぎ提言を出している。


---年金運用が5兆円の赤字、サブプライム直撃で…07年度---
2008年7月4日03時03分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080703-OYT1T00915.htm

 公的年金の積立金の2007年度の運用実績が5兆円以上の赤字に転じたことが3日、明らかになった。
 単年度赤字は02年度以来5年ぶりで、赤字額は過去最大。米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題による世界的な株価下落や円高の進行が影響し、運用利回りがマイナス約6%に落ち込んだためだ。今後、積立金の運用方法の見直しを求める声が一段と高まりそうだ。
 積立金の運用主体は「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」。厚生労働相から委託を受け、厚生年金と国民年金を合わせた積立金約150兆円のうち、現在約90兆円を市場で運用している。運用方法は、約6割が国内債券、約3割が国内・外国株式だ。
 07年度は、第1四半期(4~6月)こそ2兆3752億円の黒字だったが、サブプライムローン問題が表面化して以降、第2、第3四半期でそれぞれ1兆6328億円、1兆5348億円の赤字となり、第4四半期でさらに赤字幅が拡大した。
 運用益の一部は年金給付に回るが、06年度末の累積黒字から今回の赤字を引いても7兆円程度の黒字があるため、GPIF関係者は「今のところ、年金財政全体に大きな影響は与えない」としている。GPIFはこの実績を4日に公表する。
 積立金の運用をめぐってはこれまで、年金給付に回す額を増やそうと、より高い利回りと運用益確保を目指す声が相次いでいた。株式での運用割合の引き上げや、GPIFの組織体制見直しによる運用能力の強化などが代表的な意見だ。
 しかし今回、株式市場の低迷を受けた巨額の赤字が明らかになったことで、リスクの高い株式の比重を増やすことへの慎重論と、組織強化を求める積極論の双方が強まることが予想される。


---年金運用 5兆円赤字 サブプライム直撃---
2008年7月4日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080704mh04.htm

07年度 利回りマイナス6%
 公的年金の積立金の2007年度の運用実績が5兆円以上の赤字に転じたことが3日、明らかになった。単年度赤字は02年度以来5年ぶりで、赤字額は過去最大。米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題による世界的な株価下落や円高の進行が影響し、運用利回りがマイナス約6%に落ち込んだためだ。今後、積立金の運用方法の見直しを求める声が一段と高まりそうだ。
 積立金の運用主体は「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」。厚生労働相から委託を受け、厚生年金と国民年金を合わせた積立金約150兆円のうち、現在約90兆円を市場で運用している。運用方法は、約6割が国内債券、約3割が国内・外国株式だ。
 07年度は、第1四半期(4~6月)こそ2兆3752億円の黒字だったが、サブプライムローン問題が表面化して以降、第2、第3四半期でそれぞれ1兆6328億円、1兆5348億円の赤字となり、第4四半期でさらに赤字幅が拡大した。
 運用益の一部は年金給付に回るが、06年度末の累積黒字から今回の赤字を引いても7兆円程度の黒字があるため、GPIF関係者は「今のところ、年金財政全体に大きな影響は与えない」としている。GPIFはこの実績を4日に公表する。
 積立金の運用をめぐってはこれまで、年金給付に回す額を増やそうと、より高い利回りと運用益確保を目指す声が相次いでいた。株式での運用割合の引き上げや、GPIFの組織体制見直しによる運用能力の強化などが代表的な意見だ。
 しかし今回、株式市場の低迷を受けた巨額の赤字が明らかになったことで、リスクの高い株式の比重を増やすことへの慎重論と、組織強化を求める積極論の双方が強まることが予想される。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
 厚生年金と国民年金の保険料の積立金の管理・運用を業務とする厚生労働省所管の独立行政法人。積立金の市場運用は国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、短期資産の5種類で行うことになっており、運用割合に目標値を定めている。運用利回りは、3.2%以上を目指している。

---年金運用5兆円の赤字 07年度、5年ぶり---
2008年7月3日 21時41分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008070301000801.html

 国民年金と厚生年金の積立金の市場運用で、2007年度は年間で約5兆円の赤字だったことが3日、分かった。運用主体の「年金積立金管理運用独立行政法人」が4日、発表する。
 赤字は5年ぶり。同法人の前身である特殊法人「年金資金運用基金」が市場運用を始めた01年度以降では、年間を通じての赤字は01年度(約1兆3100億円)、02年度(約3兆600億円)の2回あったが、最悪の赤字額となった。
 米サブプライム住宅ローン問題を受けた国内外の株価下落が響いた。06年度末までの累積では約13兆円の黒字を上げており、年金給付にすぐに影響を与えることはないが、今後も市場低迷が続けば年金財政の圧迫要因になりそうだ。
 年金積立金は全体で約150兆円あり、うち100兆円弱を同法人が市場で運用している。07年度は昨年12月時点では約7900億円の赤字にとどまっていたが、08年1-3月期に運用状況がさらに悪化した。(共同)

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