2008年7月16日水曜日

村岡兼造 共謀認定

村岡兼造の有罪確定が確定した。
日歯連からの献金1億円を政治資金収支報告書に記載しなかったことで有罪が
確定した。
野中広務は起訴猶予、橋本龍太郎と青木幹雄は嫌疑不十分。
村上正邦は実刑、滝川俊行は有罪確定となった。
郵政問題で小泉純一郎に傾倒した議員への国策捜査と言われ、結局有罪と
なった。
1審ではアリバイが認められたが、2審では共謀が認定された。
男の嫉妬や利権争いはおぞましい。


---村岡元長官、有罪確定へ 1億円献金隠し共謀認定---
2008年7月15日 19時22分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071501000735.html

 自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円献金隠し事件で、政治資金規正法違反(不記載)罪に問われた元官房長官村岡兼造被告(76)の上告について、最高裁第1小法廷は15日までに、棄却する決定をした。1審の無罪判決を破棄し、禁固10月、執行猶予3年の逆転有罪とした2審判決が確定する。決定は14日付。
 村岡被告は一貫して無罪を主張したが、泉徳治裁判長は「被告の共謀を認めた東京高裁の判断は正当」と指摘した。
 自民党最大派閥の資金の不透明さを浮き彫りにし、「政治とカネ」の問題をあらためてクローズアップさせた事件は決着した。
 大臣経験者の国会議員としては今年4月、受託収賄罪に問われた元自民党参院議員の村上正邦元労相が、懲役2年2月の実刑が確定している。
 2審東京高裁判決によると、村岡被告は平成研の会長代理だった2002年3月、会計責任者滝川俊行元事務局長(59)=有罪確定=と共謀し、日本歯科医師連盟(日歯連)からの献金1億円を平成研の政治資金収支報告書に記載しなかった。(共同)


---村岡元官房長官の有罪確定へ、最高裁が上告棄却---
2008年7月15日19時52分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080715-OYT1T00510.htm

 日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反(不記載)の罪に問われた村岡兼造元官房長官(76)の上告審で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は、村岡被告の上告を棄却する決定をした。
 決定は14日付。村岡被告に禁固10月、執行猶予3年の逆転有罪を言い渡した2審・東京高裁判決が確定する。決定は「被告の共謀を認めた高裁判決は正当として是認できる」と述べた。
 村岡被告の有罪確定で、日歯事件の裁判はすべて終結する。
 2審判決によると、2001年7月、野中広務・同党元幹事長、青木幹雄・同党前参院議員会長が同席した宴席で、橋本竜太郎元首相(06年7月死去)が日歯元会長らから受け取った1億円の小切手について、村岡被告が02年3月の派閥幹部会で、同派政治団体「平成研究会」の政治資金収支報告書に記載しないことを取りまとめた。村岡被告が在宅起訴されたが、野中氏は起訴猶予、橋本氏と青木氏は不起訴(嫌疑不十分)となった。
 1、2審では、「村岡被告らが派閥幹部会で不記載を決めた」とする平成研の滝川俊行・元会計責任者(59)(有罪確定)の証言の信用性が争点となった。
 06年3月の1審・東京地裁判決は、1億円が橋本氏への個人献金だった可能性を指摘し、滝川元責任者の証言を信用できないとして無罪を言い渡した。
 しかし、2審判決は滝川証言について「具体的で一貫している」と信用性を認め、他の派閥幹部もいた宴席で1億円が渡されていることなどから、平成研に対する献金と判断した。また、派閥幹部会に出席した村岡被告や野中氏ら4人が「幹部会で1億円の話題が出たことはない」と否定した証言については「信用性に問題がある」などと退け、幹部会で不記載が決まったと認定した。


---1億円ヤミ献金、村岡元官房長官の有罪確定へ---
2008.7.15 16:59
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080715/trl0807151700011-n1.htm

 自民党旧橋本派「平成研究会」(平成研)の1億円ヤミ献金事件で政治資金規正法違反(政治資金収支報告書の不記載)の罪に問われた元官房長官、村岡兼造被告(76)の上告審で、最高裁第1小法廷(泉徳治裁判長)は、村岡被告の上告を棄却する決定をした。決定は14日付で4人の裁判官の全員一致。村岡被告を禁固10月、執行猶予3年とした2審東京高裁判決が確定する。
 村岡被告は一貫して無罪を主張。1審東京地裁は無罪を宣告したが、2審は逆転有罪にしていた。
 第1小法廷は「記録を調査しても、高裁判決を破棄しなければ著しく正義に反するとは認められない。高裁判決は正当として是認できる」とだけ述べた。
 この事件では、平成研の滝川俊行元会計責任者(59)=有罪確定=が、日本歯科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)からの1億円の献金を政治資金収支報告書に記載しなかったことに争いはない。
 村岡被告は平成14年3月の平成研幹部会で、日歯連に献金の領収書を出さず、裏金化することを取りまとめたとして、滝川元責任者との共謀を問われていた。
 この幹部会には、滝川元責任者のほか、村岡被告、青木幹雄参院議員、野中広務元幹事長、上杉光弘元自治相の平成研幹部4人が出席していた。

 出席者の中で、滝川元責任者だけが「村岡被告が領収書を出さないことを取りまとめた」と証言。幹部4人は1審の法廷で全面否定した。このため滝川元責任者の証言の信用性が最大の争点になっていた。
 1審は「滝川元責任者の証言には、無視できない変遷がある」などと指摘して信用性を否定、無罪判決を導いた。一方、2審判決は「内容の根幹部分が逮捕直後から一貫している」と、まったく逆の評価をして信用性を認めた。

【用語解説】1億円ヤミ献金事件
 日本歯科医師会の元会長らが平成13年7月、東京・赤坂の料亭で、故・橋本龍太郎元首相らに渡した1億円の小切手がヤミ献金として処理された事件。宴席には青木幹雄参院議員と野中広務元幹事長が同席。村岡兼造被告はいなかった。この事件をめぐっては、村岡被告が在宅起訴されたが、橋本元首相と青木議員は不起訴、野中元幹事長は起訴猶予とされた。

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