2008年8月4日月曜日

オバマ敗戦で人種差別裁判か

オバマが敗戦した場合、人種差別で選挙結果無効かもしれないとのこと。
マケインはこれまでいわれてきているより候補者としてはるかに重みがある。
大統領候補としては年配だが、一般にいわれているような気難しい老人では
ない。つまり彼を選ぶ正当かつ積極的な理由があるが、もしそうなった場合、
人種差別がオバマ氏敗戦の原因とされる恐れがあるとのこと。

最近ではモンゴルでも、総選挙の際、敗戦陣営が選挙無効を主張し、暴動に
発展した。ジンバブエ、ケニア等でも同様のことが起きている。
米国が暴動になるとは思えないが、民主党支持者による複数の「人種差別に
よる選挙結果無効」裁判になる可能性は高いと思う。


Barack Obama Berlin Speech Part1


Barack Obama Berlin Speech Part 2


Barack Obama Berlin Speech Part 3


Obama in Berlin/Guy Dancing!


VIVA OBAMA 2008



---【正論】英コラムニスト ジェフリー・スミス オバマ氏訪欧の熱狂とわな---
2008.8.4 03:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080804/amr0808040341000-n1.htm

≪ケネディの演説と比較も≫
 米大統領選挙戦で先頭を切るバラク・オバマ上院議員は政治家としては前例のない旅を終えた。1週間でアフガニスタン、イラク、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、そしてドイツ、フランス、英国を歴訪したが、その様は政治家の外遊ではなく、王族の行進のようであった。
 訪問先ではまるで既に大統領に選ばれたかのような礼がつくされた。各国の王や大統領、首相がまるで臣下が忠誠を誓うかのごとくに先を競って彼を迎え、欧州では驚くばかりの大勢の民衆が歓迎した。ジョン・F・ケネディ大統領の歴史的な1963年のベルリン訪問とたびたび比較もされた。
 しかし、オバマ氏はまだ民主党の正式な大統領候補にすらなっていないたかが一候補。それが候補としては初めてここまで国際世論を興奮させている。その原因、そしてこの熱狂のオバマ氏自身やアメリカ、そして国際関係への影響を考察する。
 オバマ氏が米国内ばかりでなく国際社会を揺さぶる理由は二つある。まずそのすばらしい雄弁さである。雄弁さのみで具体的な政策と結びついていないことがあるため、聞くものに苛立(いらだ)ちを生むことはある。しかし、欧州や米国の政治環境では雄弁さは千金の価値がある。
 チャーチル、ケネディ、レーガンといった偉大な政治指導者たちの演説は彼らの行動と同じくらいに人々の脳裏に焼きついている。演説こそが、政策の詳細に必ずしも関心のない聴衆の感情に響き、指導者との間にきずなを生んだのである。オバマ氏は特に20万人を前にしたベルリンでの演説でこのつながりを築こうとした。彼は劇的な演説を得意とするが、この演説はまさにドラマであった。
 オバマ氏が国内外で異常に注目されるもう一つの理由は彼が米国初の黒人大統領になる可能性が高いからである。支持率ではここ数カ月、共和党候補となるジョン・マケイン上院議員を上回っており、余計興奮度が増している。

≪雄弁な言葉と冷めた目≫
 しかしまだオバマ氏が大統領になると決まったわけではない。熱狂的興奮を生んでいるといっても、世論調査では2人の差は数ポイントでしかない。それだけにオバマ氏の影響力には余計目をみはるが、同時に候補者に対する興奮の度合いでは選挙の行方を占えないのも明らかである。
 それどころか、熱い興奮は一種のわなともなる。米大統領を決めるのはオバマ氏を崇(あが)めるドイツの若者ではなく、米国の選挙民であり、その中にはそう簡単にオバマ熱に浮かされない人、それどころか熱に浮かされることを嫌悪する人々もいる。
 オバマ氏の雄弁な言葉の中身の薄さへの非難もではじめている。彼のスタイルはムードを伝えるのには適しているが、次期大統領の具体的な政策を訴えるには不向きである。そして米国はムード・ミュージックだけで統治することはできない。
 またオバマ氏支持の大きな要因は彼のイラク戦争反対姿勢であるが、反対にはコストもともなう。オバマ氏が推奨してきた早期撤退は、大成功を収めている増派作戦を策定したデービッド・ペトレイアス将軍を筆頭に米軍司令官たちに反対されている。

≪黒人候補の敗退のリスク≫
 一方欧州の同盟国はオバマ氏の軍事政策が穏やかであることに安心感をえているかもしれないが、ベルリン演説の中で最も具体的に述べていたように、オバマ氏は欧州がアフガニスタンへの軍事的貢献を増やすことを望んでいる。
 それ以上に同盟国と最も深刻な衝突を生むのは貿易であろう。これは当然、欧州だけとの問題ではない。歴代の米国政権は、しばしばいやいやながらではあるが、徐々に保護主義色を薄くしてきた。しかしオバマ氏は迷いもなく保護主義を受け入れそうである。もしそうなると、新政権と米国の同盟国との間で何年にもわたり貿易が争点となる。
 しかし、オバマ氏の選挙活動が抱える最大の危険は、皮肉にも彼が負けた場合に明らかになる。米国初の黒人大統領が選出されればそれは米国にまさに歴史的大転換をもたらす出来事となる。もちろん人種差別が黒人大統領の誕生を妨げるという懸念もあり、もしそうなると悲劇である。
 しかしそれ以上に微妙なリスクもある。マケイン氏はこれまでいわれてきているより候補者としてはるかに重みがある。大統領候補としては年配だが、一般にいわれているような気難しい老人ではない。つまり彼を選ぶ正当かつ積極的な理由があるが、もしそうなった場合、人種差別がオバマ氏敗戦の原因とされる恐れがある。それは米国内の融和を傷めるばかりでなく世界における米国の名声を落とすことにもなる。


---【音楽の政治学】ビバ!オバマ 大統領選とマリアッチ---
2008.8.2 18:41
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080802/amr0808021846006-n1.htm

■「言葉の芸術家」は他の芸術家も鼓舞?
 バイオリンとトランペットが奏でる高らかで陽気なメロディー。ソンブレロにチャロと呼ばれる民族衣装を身にまとったメキシコの伝統的な楽団「マリアッチ」が、1人の政治家への思いをスペイン語で歌い上げる。
 ♪シカゴの街角からスタートした/みんなをひとつにし、この素晴らしい国をまとめようとしている…
 米大統領選で民主党候補指名を確実にしているオバマ上院議員への応援歌「ビバ オバマ(オバマ万歳)」だ。インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」などに転載され、じわじわと人気が上昇している。

ユーチューブで公開されている「ビバ オバマ」
 作者は米ロサンゼルスで教育用映画などの制作会社を経営するミゲル・オロツコ氏(37)。両親はメキシコからの移民で、自身は米国で生まれた。
 プロの音楽家ではないオロツコ氏がオバマ氏賛歌を作り始めたのは昨年3月。機中でオバマ氏の著書「大胆な希望 合衆国再生」を読んで感銘を受け、思い浮かんだメロディーを手元にあったナプキンに書き付けたのが最初だったという。「彼のことをヒスパニック系の仲間に知ってもらいたい。関心を引くには耳になじむ音楽を作るのが最良の手段だと思った」と話す。

 しかし、ヒスパニック系といえば民主党予備選でオバマ氏と激戦を展開したヒラリー・クリントン上院議員の強固な支持基盤だ。テキサス州に住む女性から「オバマ氏が私たちのために何をしてくれたというの? 彼についてもっと調べるほうが先ではないか」と批判的なメールを受け取ったこともあるという。
 とはいえ、状況は変わりつつあるようだ。今月24日に公表されたヒスパニック系を対象にした世論調査では、オバマ氏が66%の支持を集め、共和党のマケイン上院議員(23%)に40ポイント以上の大差をつけた。「曲の効果は分からないけど、少しでも(支持率アップに)貢献できたのならうれしい」とオロツコ氏。
 オバマ氏に対してはカナダ在住のフォーク歌手が「イリノイ・ボーイ」と題する曲を書いているほか、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンといった大御所も支持を表明している。
 オバマ氏の地元のシカゴ・トリビューン紙は「芸術家が他の芸術家にひらめきを与えるのは自然なこと」と評した。弁舌で有権者を鼓舞するオバマ氏の「言葉の芸術家」としての才能は本物のようだ。(ニューヨーク 長戸雅子)

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