2008年9月3日水曜日

チンパン 「せいぜい頑張れよ」

チンパンが辞任した。
自衛隊会議を代理なしに欠席し、次期総理大臣が決るまでは最高指揮官である
ことを放棄したようだ。
インド洋給油法は米国からの要求が厳しく、ボンにしてもボケチンパンにしても
辞任の主要因となった。「成立しなければ辞任しろ」と言う密約かもしれない。
ボケチンパンは自民党や総裁立候補者に「せいぜい頑張れよ」と言っている
ようだ。


福田首相 辞任表明会見 「あなたとは違うんです」


2008.9.1福田総理辞任 テレビ各局の報道特番


---福田首相:自衛隊会議を欠席 代理もなし…「前代未聞」---
毎日新聞 2008年9月3日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080903dde007010056000c.html

 福田康夫首相は3日午前、防衛省で開かれた年1回の自衛隊高級幹部会同を欠席した。会同では、首相が防衛政策の方針を全国の自衛隊幹部に訓示するのが恒例だが、欠席の理由の説明はなく「退陣表明後は人前に出るのを避ける」(政府高官)との首相の意向に沿ったとみられる。
 過去10年間で海外出張のため首相が欠席した01、02両年は福田官房長官(当時)が代わりに訓示しており、首相官邸から代理出席もないのは「聞いたことがない」(同省幹部)。同省はこの1年、前事務次官の収賄事件やイージス艦衝突事故などの不祥事で厳しい批判にさらされたが、責任者で最高指揮官の首相が不在のまま、幹部らが当面の重要課題で意見交換した。【松尾良】


---首相「取材受けたくない」と回答 内閣記者会の抗議に---
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080903AT3S0303203092008.html

 福田康夫首相は3日、記者団の質問に1日1―2回答える定例の「ぶら下がり取材」に応じていないことへの内閣記者会の抗議に対し「考えは変わらない。映像、記事にかかわらず取材を受けたくない」と、秘書官を通じて回答した。
 首相は同日、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同を欠席。代理も出さなかった。同会同は最高指揮官である首相の訓示が恒例。首相周辺は「林芳正防衛相に託した」と説明した。(17:31)


---『大連立かなっていたら』 首相退陣検証
2008年9月3日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008090302000150.html

 一日夜の記者会見で突然、辞意を表明した福田康夫首相。決断の背景に何があったのか-。
 (政治部政局取材班、文中敬称略)
 「辞意、辞意」
 一日夕、福田は長男で秘書官の達夫を執務室に呼んで、こう告げた。達夫が「えっ」と問い直すと「辞意表明する」と、福田は言い直した。
 福田は同日午後、大阪府岸和田市で開かれた近畿府県合同災害訓練を視察。炊き出しの昼食として自衛隊がつくったカレーライスを「おいしいね」と平らげており、辞任の気配など全くなかった。
 驚いた達夫は、自民党幹事長・麻生太郎に連絡。官邸に駆け付けた麻生と官房長官・町村信孝の二人が福田とひざ詰めで「内閣改造をしたばかりだ。なぜ今、辞めるのか」と、一時間にわたり慰留に努めた。
 福田は、ねじれ国会での民主党代表・小沢一郎らの「横暴さ」を挙げ「小沢対私では通常国会のままだが、別の人なら少しは変わるかもしれない」と説明。麻生らは「首相が代わっても民主党の態度は変わらないのでは」などと反論したが、福田は「可能性」を強調して譲らず、午後九時半からの緊急記者会見を設定した。
 準備を終えた福田は、後見役の元首相・森喜朗や連立相手の公明党代表・太田昭宏、財務相・伊吹文明などごく少数の関係者に電話で連絡。唐突な辞意に戸惑う森らに構わず、会見に臨んだ。
 福田は会見でも民主党を批判。会見後に正副官房長官を集めた席でも「大連立がかなっていたらなあ。少しは変わっていただろう」と未練を口にした。政府高官は「民主党への抗議の辞任だ」と福田の心中を思いやった。
■   ■
 ただ、福田に近いベテランは「会見で本当の理由を言うわけがない」と指摘する。
 政府・与党は八月二十五日、臨時国会を九月十二日に召集し、会期を七十日とすることで合意。二十九日に決定した総合経済対策には定額減税が盛り込まれた。いずれも福田が公明党に譲歩した形の決着だった。
 福田は会見で、辞任の決断は「先週末」と明かした。口をつぐんでいるが、真の辞任理由は「公明党の要求に愛想を尽かした」「公明党の首相交代論が強まる機先を制した」との見方を生んでいる。
 太田は、二日の記者会見で「亀裂があるとは思ってない」と、福田追い込み説の否定に躍起になった。公明党代表代行の浜四津敏子は「限界を感じたのだろう」と福田を突き放す一方、次期首相候補の麻生に「明るくてはっきりしている」とエールを送った。


---国民目線 半端なまま 消費者庁や食の不安…---
2008年9月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008090202000095.html

 今年に入って中国製ギョーザによる中毒事件への対応や道路特定財源の一般財源化や後期高齢者医療制度の問題など課題が山積だった福田首相。日銀総裁問題などで表面化した「ねじれ国会」に頭を悩ましながらも、最近は消費者庁の創設に意欲を示すなど生活者の目線を訴えてきたが、支持率は最後まで低迷。結果として安倍晋三前首相と同じく中途半端に終わった。
 ギョーザ事件では親中派の立場から中国政府への対応に慎重となり、解決には至っていない。消費者の不安と疑問は解消されないままだ。福田首相がこだわったのが「消費者庁」の設置だっただけに、皮肉な結果となった。
 道路特定財源の問題では、国土交通省の地方機関がマッサージチェアなどを購入する無駄遣いが次々と発覚。最終的には一度消えた暫定税率を復活させて世論の反発を受けるも、「無駄ゼロ」を掲げて国交省の所管公益法人の削減などを指示したが、これも道半ばだった。
 昨年の就任以来、会見でも「ああそう」などと冷めた発言から「皮肉屋」のイメージがまとわりついた。辞任会見でも国民目線の政治を強調したが、冷ややかに映るのみだった。
『本当に驚いた』戸惑う省庁職員
 突然の辞任表明は、各省庁に衝撃となって伝わった。
 防衛省幹部は「きつい」と一言。昨年から今年にかけて不祥事が相次いだことを受け、首相の諮問機関「防衛省改革会議」が報告書を提出。三日に全国の自衛隊将官を集めて高級幹部会同を開き、福田首相が訓示する予定だった。それも中止になり、「まったく分からない」と嘆いた。
 海上自衛隊の幹部は「安倍晋三首相が政権を放りだしたことを思い出す。今ごろ、インド洋での給油活動の継続問題をめぐり、全力投球すると誓った直後だった」と話した。
 一カ月前に鈴木恒夫大臣を迎えたばかりの文部科学省。ある職員は「速報を聞いて急いで省に戻ってきた」。別の職員は「まだ新大臣は“鈴木カラー”も出していないのに…」と戸惑っていた。
 年金記録問題や後期高齢者医療制度などが政権への攻撃材料となった厚生労働省。後期高齢者医療制度の担当者は「組閣したばかりのタイミングで、本当に驚いた。ご迷惑をおかけした案件が多かった。何でも政局の材料にする民主党の姿勢が露骨だったが、その材料になってしまったことも申し訳ない」とすまなそうに話した。
 同省は、臨時国会に日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案や医療版事故調査委員会を設置する法案の提出を目指している。幹部は「ねじれ国会でただでさえ見通しが不透明なのに、一層流動的になってきた」と不安そうに話した。

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