2008年9月6日土曜日

国内金融機関 海外投資活発化

国内金融機関が海外の投資を活発化している。
ターゲットは落ち目のリーマン・ブラザーズ。
・MUFJGが米リーマンを買収を検討
・野村証券が米リーマンへ出資検討
・MUFJ系列の米ユニオン・バンカル・コーポレーションを完全子会社化

かつて、三菱地所がNYの象徴だったロックフェラービルを買収したが、できた
ことは、アスベスト剥がしでしかなかったと言われたことがある。
国内金融機関はリーマンに投資しても経営に口を出さない日本式を通すのか。
本当の投資先は違うのではないのか。


---野村、米リーマン・ブラザーズへ出資検討---
2008年9月6日03時05分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080906-OYT1T00121.htm

 野村ホールディングスが、米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題の影響で経営不振に陥っている米証券大手、リーマン・ブラザーズへの出資を検討していることが5日分かった。
 渡部賢一社長が読売新聞のインタビューで明らかにした。
 渡部社長は、欧米金融機関への出資や買収のための資金として「2000億円以上を使える」としたうえで、リーマンは「複数ある出資先候補の一つだ」と述べた。来週にも発表される予定のリーマンの2008年6~8月期決算の内容や、同社の株価動向を分析し、出資を申し入れるかどうかを最終判断する方針だ。
 海外メディアは、韓国産業銀行など複数の金融機関もリーマンへの資本参加に名乗りを上げていると報じている。
 渡部社長はまた、海外証券会社に対する出資や買収について、「日常的に打診を受けている」と述べるとともに、検討の対象はリーマン以外にもあると強調した。


---高まる買収観測 どこへ行くリーマン 存在感増すアジア勢---
FujiSankei Business i. 2008/9/5
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200809050025a.nwc

 経営不振の米証券大手のリーマン・ブラザーズをめぐり、日本のメガバンクも巻き込んだ内外の金融機関による買収観測が高まっている。リーマンは米金融市場の混乱に伴い損失が拡大しているが、日本のメガバンクや韓国の銀行など複数の金融機関が出資や買収を検討しているとも伝えられ、国境を越えた大型金融再編につながるか注目される。

■注目の2Q決算
 リーマンは、米サブプライム(高金利型)住宅ローン問題の影響で、住宅ローン担保証券(RMBS)などの証券化商品の関連損失が拡大。今年3~5月期では27億ドル(約2900億円)の最終赤字に陥った。
 同業大手ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが黒字を確保したのとは対照的で、国際金融筋は「市場の混乱が長引いているせいもあるが、金融機関ごとにリスク管理の優劣が鮮明になってきた」と手厳しい。リーマンは来週に予定されている6~8月期の決算発表でも、四半期ベースで2期連続の赤字になるとの見方が有力だ。
 すでにリーマンは6月に60億ドルの緊急増資を行うなど財務の改善に躍起だが、市場では追加の資本調達の観測が絶えず、「資産の部分売却や事業・人員のリストラが必要」(外資系投資銀行幹部)との見方が強まっている。

■メガバンクも
 こうした中でリーマンへのM&A(企業の合併・買収)を内外の金融機関が模索しているとの報道が相次いでいる。一部海外メディアが英銀大手のHSBCがリーマン株の取得を検討していると報じたのに続き、英紙タイムズ(電子版)は3日、関係筋の話として、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)がリーマンへの出資、買収に関心を示していると伝えた。リーマンの株価が6~8月期決算発表を受け下落したところで、三菱UFJ側から協議を持ちかけるとの見方も示している。
 これに対し、三菱UFJFGは「報道されているような事実はない」と否定。同社は8月、三菱東京UFJ銀行系の米銀ユニオン・バンカル・コーポレーションを完全子会社化すると発表したばかりだが、リーマンとも関係が強化できれば米国での投資銀行業務の拡大に弾みがつくとの思惑も指摘される。

■進む国際再編?
 韓国政府系の韓国産業銀行もリーマン株の25%を取得する計画と報じられた。10年前のアジア通貨危機で米主導のIMF(国際通貨基金)管理下に入った経験をもつ韓国金融界では、世界に通用する投資銀行を待望する「韓国版ゴールドマン・サックス」構想が熱を帯びているが、リーマンの損失拡大懸念への慎重論も根強いという。
 三菱東京UFJ銀幹部は「国内の収益環境も厳しく、巨大ディール(投資案件)に次々手を出す余裕はない。邦銀の軍門に下るのはリーマンのプライドも許さないだろう」と一笑に付すが、欧米の金融機関がサブプライム問題で傷つく中、アジアの金融機関の存在感は高まっている。
 リーマンの経営再建が国際的な金融再編を加速するのか、今後も同社の動向が関心を集めそうだ。


---野村 印太陽電池企業に出資---
FujiSankei Business i. 2008/9/5
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200809050048a.nwc

 野村ホールディングスは4日、インドの太陽電池メーカー「モーザー・ベア・ソーラー」に出資すると発表した。
 野村をはじめ米証券大手モルガン・スタンレーなど欧米、インドの金融機関5社が、親会社の電子部品最大手「モーザー・ベア」と9350万ドルを出資することで最終合意した。野村は香港現地法人の自己投資部門を通じて3000万米ドルを出資する。
 野村のアジア地域への出資は、8月1日に発表したインドの映像関連会社「リアル・イメージ」に続き2件目。モーザー・ベア・ソーラーは、モーザー・ベアの太陽電池製造部門として2005年に設立。野村は、今後の世界的な太陽電池需要の拡大を見据えて、欧米市場に強く高い製造技術を持つモーザー・ベア・ソーラーに出資を決めた。


---金融機関、1380億円の損失発生 証券化商品で、4-6月---
2008年9月4日 21時39分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008090401000774.html

 金融庁は4日、国内の銀行、信用金庫、信用組合などが保有する米サブプライム住宅ローン関連を含む証券化商品の損失が、含み損の増加分(3月末比)と合わせ、4-6月で1380億円発生した、と発表した。この結果、累計の損失額は6月末時点で2兆5740億円となった。
 損失拡大分のうち、大手銀行6グループと新生銀行、あおぞら銀行などで1360億円とほとんどを占めている。
 金融庁は「欧米の金融機関に比べ、相対的に損失は小さい」としているが、金融市場の動向次第では拡大する恐れもあり、注視する構えだ。
 証券化商品の保有額は全体で23兆5030億円。4-6月期決算で処理した損失(実現損)は880億円、評価損は500億円増の1兆330億円だった。(共同)


---世界的再編も リーマンに内外金融機関が食指---
2008.9.4 18:57
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080904/fnc0809041911011-n1.htm

 経営不振に陥っている米証券大手のリーマン・ブラザーズをめぐり、日本も巻き込んだ内外の金融機関による再編観測が急浮上してきた。リーマンは米金融市場の混乱に伴う損失が拡大している。このため、日本のメガバンクや韓国の銀行など複数の金融機関が出資や買収を検討していると伝えられ、世界規模の大型金融再編につながるか関心を呼んでいる。
 リーマンは、米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴って、証券化商品の関連損失が拡大。今年3~5月期では27億ドル(約2900億円)の最終赤字に陥った。今月発表の6~8月期決算も四半期ベースで2期連続の赤字になるとの見方が支配的だ。
 リーマンは6月に60億ドルを緊急増資したが、市場では追加の資本調達の観測が絶えず、「資産の部分売却や事業・人員のリストラが必要」(外資系投資銀行幹部)との見方もある。

 さらに最近、一部海外メディアが英銀大手HSBCがリーマン株取得を検討していると報じたのに続き、英紙タイムズ(電子版)は3日、関係筋の話として、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)がリーマンへの出資ないし買収に関心を示していると伝えた。これに対し、三菱UFJFGは「報道されているような事実はない」と否定。同社は今月、三菱東京UFJ銀行系列の米銀ユニオン・バンカル・コーポレーションを完全子会社化すると発表したばかりだ。
 一方、韓国政府系の韓国産業銀行もリーマン株の25%を取得する計画と報じられた。アジア通貨危機でIMF(国際通貨基金)管理下に入った経験をもつ韓国金融界では、世界に通用する投資銀行を待望する「韓国版ゴールドマン・サックス」構想も盛んだ。
 三菱東京UFJ銀幹部は今回のリーマン買収報道に対して「国内の収益環境も厳しく、巨大ディール(投資案件)に手を出す余裕はない」と一笑に付す。しかし、欧米の金融機関がサブプライム問題で傷つく中、アジアの金融機関の存在感は高まっている。リーマンを軸に国際的な金融再編が加速する可能性も否定できない。


---英紙報道 米リーマン買収三菱UFJ検討か---
2008年9月4日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080904mh02.htm

 【ニューヨーク=山本正実】英紙タイムズ(電子版)は3日、三菱UFJフィナンシャル・グループが、経営不振の米証券4位のリーマン・ブラザーズへの大規模な出資や買収を検討していると報じた。
 リーマンに対する資本参加を巡っては、韓国産業銀行(KDB)も株式25%を5~6兆ウォン(約5000~6000億円)で取得する計画を提案していると報じられている。このほか、米大手投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による同社の資産買い取りも伝えられている。
 タイムズ紙の報道によると、日本の銀行関係者の話として、「(株式取得の資金の)数十億ドル程度は容易に調達できる」としている。
 タイムズ紙の報道について、三菱UFJフィナンシャル・グループは「報道されたような事実はない」(広報部)と否定している。

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