2009年6月5日金曜日

あおぞら銀行 インサイダー取引の疑い

あおぞら銀行員にインサイダー取引の疑いがあるようだ。
あおぞら銀行の行員が、融資業務を通じて入手した顧客企業のM&Aに関する
未公表情報をもとに株を不正売買したインサイダー取引の疑いで監視委が
同行本店など関係先を家宅捜索し、強制調査に乗り出した。
行員は1千万円を超える利益を得ていたとみられている。
行員は、融資先企業が計画していたTOBに関する情報を入手し、情報が
公表される前にTOBで買収される企業の株を買い付けたとされる。

カブドットコムのインサイダー取引の報道があったばかりだが、今度は
あおぞら銀行で見つかったようだ。
報道をみる限り、取引をおこなったあおぞら銀行員は現役で、1千万円超の
利益を得たようだ。
続けて二社見つかると言うことは、金融機関の情報管理は一部を除いて、
ほとんどの会社がずさんと言うことになる。
金融機関は人の財産を預かるよりも、自分の欲を押し付ける機関と思える。

あおぞら銀行と新生銀行が経営統合と言う報道があったが、異なるようだ。


---あおぞら銀行員、インサイダー取引疑い 監視委強制調査---
2009年6月5日3時17分
http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200906040195.html

 あおぞら銀行(本店・東京都千代田区)の行員が、融資業務を通じて入手した顧客企業の合併・買収(M&A)に関する未公表情報をもとに株を不正売買した疑いが強まったとして、証券取引等監視委員会は4日、金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで同行本店など関係先を家宅捜索し、強制調査に乗り出した。
 監視委は行員から任意で事情を聴いており、今後、検察当局への告発を視野に調査を進める方針。行員は1千万円を超える利益を得ていたとみられている。
 顧客企業の機密情報に日常的に接する行員の不正が発覚したことで同行の情報管理態勢も問われそうだ。同行は4日、「全面的に調査に協力する」とのコメントを発表した。
 証券市場関係者によると、インサイダー取引の疑いが持たれているのは融資審査業務を担当する40代の男性行員。行員は08年、融資先企業が計画していた株式公開買い付け(TOB)に関する情報を入手し、情報が公表される前にTOBで買収される企業の株を買い付けたとされる。
 TOBには多額の買い付け資金が必要で、買収する側の企業に銀行が融資する例も多い。監視委は、行員がこうした融資業務を通じて入手した未公表情報をもとに、数年間にわたり他人名義の口座などで複数銘柄を買い付け、情報公表後の株価上昇時に売却するなどして不正な利益を得ていたとみて調べている。
 あおぞら銀は、98年に破綻(はたん)した旧日本債券信用銀行が前身。06年に長期信用銀行から普通銀行に転換した。


---あおぞら銀行員のインサイダー取引:金融庁が管理態勢聴取へ 統合計画に影響も---
毎日新聞 2009年6月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090605ddm008040024000c.html

 行員がインサイダー取引を繰り返した疑いで、あおぞら銀行が証券取引等監視委員会の強制調査を受けたことで、金融庁は同行に内部管理態勢のあり方を改めて問いただす構えだ。重大な問題があれば、業務改善命令などに踏み切る可能性もある。同行は新生銀行との経営統合を計画しているが、強制調査は統合計画にも影響を与えそうだ。
 あおぞら銀は、98年に経営破綻(はたん)し一時国有化された旧日本債券信用銀行が母体で00年に発足した。海外投資を拡大したが、金融危機の影響で09年3月期に発足以来初の最終赤字を計上。フェデリコ・サカサ前社長が辞任した。公的資金投入を受けており、最終利益が計画値を3割下回った場合に金融庁が業務改善命令を出す「3割ルール」に抵触している。
 今回のインサイダー取引は、行内で取引先の重要情報を直接知りうる立場の行員がかかわっていたとみられる。金融庁は事態を重視しており、今後、監視委員会の調査を受けて行政処分を検討する方針。行政処分が重なれば金融機関としての信用が問われ、新生銀と統合したとしても、信頼回復は難しそうだ。
 あおぞら銀はこの日、「調査を受けていることは事実。全面的に調査に協力したい」と内部調査を進めていることを明らかにしたが、行員の所属部門やインサイダー取引の事実については「コメントは差し控えたい」と公表していない。【井出晋平、永井大介】


---あおぞら銀行員インサイダー取引の疑い…監視委が強制調査---
2009年6月4日14時38分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090604-OYT1T00621.htm

 あおぞら銀行(東京都千代田区)の男性行員が、株式公開買い付け(TOB)情報を行内で入手してインサイダー取引を繰り返していた疑いが強まり、証券取引等監視委員会は4日午前、金融商品取引法違反の疑いで行員に対する強制調査に乗り出した。
 同行は、TOBを予定する企業などに買収資金を融資する業務を展開。企業の機密に触れることができる行員を巡る疑惑発覚で、同行の情報管理が問われそうだ。
 TOBを実施するには大量の買い付け資金が必要で、買収を計画する企業は、銀行などから資金を調達するケースが多い。関係者によると、行員は同行がTOBを実施する計画のある企業などへの融資に関する情報を入手。公表前にTOBの買収先企業1社の株を買い付けた疑いが持たれている。公表で株価が値上がりした後に売り抜け、数百万円の売却益を得たという。
 監視委は、行員がTOB絡みの株を複数銘柄購入し、1000万円以上の売却益を得ていることを確認しており、今後、不正取引の実態解明を進める。
 あおぞら銀行は「(行員が)監視委の調査を受けていることは事実だが、詳細はコメントできない」と話している。


---新生銀とあおぞら銀が経営統合に向けた本格交渉入りで基本合意、きょうにも発表=関係筋---
2009年 05月 13日 14:00 JST
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK027936020090513

 [東京 13日 ロイター] 複数の関係筋によると、統合に向けた協議を進めている新生銀行(8303.T: 株価, ニュース, レポート)とあおぞら銀行(8304.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、交渉を本格的に開始することで基本合意した。両行の経営権を握る米系投資ファンドも了承した。同日夕にも発表する。
 今後、両行は詳しい資産査定に入り、統合比率などを決める作業に入る。統合時期については2010年4月を目標にする方向で協議を進めてきている。当初は13日に合わせて統合の概要を示す予定だったが、両行の筆頭株主である投資ファンド同士の協議が難航し、具体的スキームの公表には至らない模様だ。新生銀はJCフラワーズ、あおぞら銀はサーベラス[CBS.UL]が経営権を握っている。関係筋によると、JCフラワーズは統合に積極的な姿勢を示しているものの、サーベラスが提示している条件が厳しい模様だ。


---あおぞら銀行---
平成21年4月25日
http://www.aozorabank.co.jp/about/newsrelease/2009/article/09042501_n.html

本日の一部報道について
 本日、当行と株式会社新生銀行の経営統合交渉に関する報道がなされましたが、当行が発表したものではなく、公表すべき決定事実はありません。

以上