2009年6月10日水曜日

元米国務省職員 キューバスパイ容疑

元米国務省職員がキューバスパイ容疑で逮捕された。
米司法省は、約30年間にわたりスパイとしてキューバ政府に機密情報を
流していたとして、元国務省職員ウォルター・マイヤーズと、
妻グウェンドリンの両容疑者を逮捕したと発表した。

キューバから依頼されて、スパイになり、30年近く情報を渡していた
ようだ。
国務省正式職員として、最高機密にもアクセスできたらしい。
FBIがおとり捜査で、逮捕したようだ。

ファーストレディーの頃にヒラリーが身元調査もしない中国人(?)に
機密情報を与えたと大統領予備選の時に話題になったが、皮肉なことに、
大臣として、職員の身元調査手続きの見直しを指示したようだ。

「わが国のために仕えると誓った職員による、このような言語道断の
宣誓違反を防ぐため、何ができるのかを見極めなければならない」と
言うが、自分のことを棚にあげてよく言うと思う。


---元職員のスパイ事件でセキュリティ対策見直し 米国務省---
2009.06.09 Web posted at: 15:14 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906090012.html

ワシントン(CNN) 米国務省の元職員がキューバ政府に機密情報を提供した疑いで逮捕された事件を受け、クリントン国務長官は8日の記者会見で、省内のセキュリティ対策と職員の身元調査手続きの見直しを指示したことを明らかにした。

クリントン長官はセキュリティ担当官に対し、省内で導入しているあらゆる形態のセキュリティ対策と身元調査手続きについて再検討するよう指示したと説明。「わが国のために仕えると誓った職員による、このような言語道断の宣誓違反を防ぐため、何ができるのかを見極めなければならない」と語った。

この事件では元国務省職員のウォルター・ケンドール・マイヤーズ容疑者(72)と妻のグウェンドリン・マイヤーズ容疑者(71)が、約30年にわたりキューバに機密情報を提供していた疑いで4日に逮捕された。

国務省は捜査に全面的に協力するとクリントン長官は表明、「二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止に努めなければならない」と強調した。


---おしどりスパイ30年、米国務省元職員と妻逮捕---
2009年6月6日19時33分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090606-OYT1T00671.htm

 【ワシントン=小川聡】米司法省は5日、約30年間にわたりスパイとしてキューバ政府に機密情報を流していたとして、ワシントン在住の元国務省職員ウォルター・マイヤーズ(72)と、妻グウェンドリン(71)の両容疑者を逮捕したと発表した。
 発表によると、2人は1979年にキューバ側の打診を受けてスパイになった。ウォルター容疑者は77年に契約職員として国務省に一時勤務したが、スパイとなった後、キューバ側からの指示で正職員になった。2001年から退職する07年までは情報調査局の欧州関連の上席分析官として、最高機密情報に接していた。2人は、短波放送などに隠された暗号でキューバ側と交信。ウォルター容疑者は、機密文書の内容を記憶したりノートに書き留めたりし、妻はキューバの情報要員と買い物用のカートを交換する手口で情報を渡していたという。
 今年4月に米連邦捜査局(FBI)職員がキューバのスパイを装って2人に接触して逮捕。2人は「95年にはキューバで、当時のカストロ国家評議会議長と面会し、勲章も多く授与された」と話しているという。


---30年、キューバのスパイ容疑、元米国務省職員と妻逮捕---
2009年6月6日18時54分
http://www.asahi.com/international/update/0606/TKY200906060175.html

 【ワシントン=望月洋嗣】米司法省は5日、米国の機密情報を約30年にわたってキューバに流していたとして、ワシントンに住む元国務省職員ウォルター・マイヤーズ容疑者(72)と妻のグウェンドリン容疑者(71)を逮捕した、と発表した。
 司法省によると、ウォルター容疑者は79年にキューバ情報機関の求めに応じて協力者になった。短波放送での暗号通信や、メキシコ、ブラジルなど中南米諸国でのキューバ側工作員との接触によって勤務先の情報調査局で得た機密文書や機密情報を伝えていた。情報の受け渡しは、グウェンドリン容疑者がスーパーマーケットで買い物用カートをすり替えて行うことが多かったという。
 ウォルター容疑者は07年10月に退職したが、今年4月、キューバ側工作員を装った米連邦捜査局(FBI)捜査員によるおとり捜査で逮捕された。


---元米国務省職員がスパイ 約30年 キューバに情報---
2009年6月6日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009060602000234.html

 【ワシントン=岩田仲弘】米連邦捜査局(FBI)は五日、約三十年間にわたり、キューバ政府に米政府の機密情報を提供してきたとして、スパイ容疑で元国務省職員のウォルター・マイヤーズ容疑者(72)と妻(71)を逮捕した、と発表した。
 FBIによると、マイヤーズ容疑者は一九七七年、国務省で契約職員として一時勤務。七八年十二月にキューバ政府関係者の招待で同国を訪問した際、同国の情報機関の目にとまり帰国後、スパイにスカウトされた。
 キューバの情報機関は、マイヤーズ容疑者に国務省か中央情報局(CIA)で勤務するよう指示。同容疑者は再び国務省入りし、二〇〇一年七月から退職する〇七年十月まで同省情報部門で、欧州関係の上席分析官として勤務、最高機密に接する立場にあった。
 今年四月、キューバ情報機関の情報員に成り済ましたFBI捜査官が、容疑者夫妻とワシントン市内で接触に成功。信用した同容疑者は、捜査官に対し、手口などを次々と明らかにした。
 容疑者夫妻は、短波ラジオを使ってキューバから暗号で指令を受けていた。また、キューバ側の情報員とは、スーパーでショッピングカートを使い、情報交換。「手渡しが最も安全」だったのが理由という。同容疑者は、スパイとしての“功績”を認められ、一九九五年には、夫妻でカストロ国家評議会議長(当時)から招待を受けたとも話している。


---スパイ容疑で米国務省元職員を逮捕、キューバに情報提供---
2009.06.06 Web posted at: 11:50 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200906060001.html

ワシントン(CNN) 米司法省は5日、約30年にわたりキューバ政府に機密情報を提供していた疑いで、米国務省の元職員とその妻を逮捕したと発表した。

逮捕されたのは元国務省職員ウォルター・ケンドール・マイヤーズ容疑者(72)と、妻のグウェンドリン・マイヤーズ容疑者(72)。ケンドール容疑者は2007年10月に退職するまで国務省情報調査局の欧州担当分析官を勤めていた。

起訴状などによると、ケンドール容疑者は「エージェント202」、グウェンドリン容疑者は「エージェント123」「エージェントE-634」の名でスパイ活動に従事。短波放送を通じてキューバから暗号文を受信し、メキシコでキューバ側のスパイと会っていたとされる。動機は不明だが、金銭目当てではなく、夫婦でキューバを心から信奉していたと捜査当局は見ている。

司法省によれば、両容疑者を調べていた米連邦捜査局(FBI)の捜査員が、キューバ側の連絡員を装って4月15日にマイヤーズ夫妻に接触。だまされた夫妻は捜査員に、4月にトリニダード・トバゴで開かれた米州サミットの情報を提供した。さらにケンドール容疑者は、キューバ政府から何度も表彰され、1995年には夫婦でフィデル・カストロ前国家評議会議長に会ったことも打ち明けたとされる。

国務省によると、2人が具体的にどんな情報をキューバに提供したのかは現時点で不明。現在、被害状況を調べているという。

裁判所が公表した宣誓供述書によると、ケンドール容疑者は1978年に初めてキューバを訪問し、その半年後に、妻とともにスパイ活動への協力に同意した。機密文書は暗記したりメモを取るなどの方法で持ち出し、退職前にキューバに関する機密文書200件以上を閲覧していたことも分かった。

両容疑者は4日に逮捕され、5日にはワシントンの裁判所に出廷。裁判官は、国外逃亡の恐れがあるとする検察側の主張を認め、保釈を認めなかった。10日には拘置尋問が予定されている。


---元国務省職員夫婦がスパイ キューバに30年間機密情報---
2009年6月6日 09時38分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009060601000151.html

 【ワシントン5日共同】米司法省は5日、約30年にわたりスパイとしてキューバに機密情報を流したとして、ワシントン在住の元国務省職員ウォルター・マイヤーズ容疑者(72)と妻(71)を逮捕したと発表した。有罪の場合、最高35年の禁固刑が科される見込み。
 スーパーマーケットでショッピングカートを交換するなどの手口で情報を受け渡していたほか、1995年にはキューバのフィデル・カストロ国家評議会議長=当時=と面会するなどの厚遇を受けたと供述している。
 司法省によると、2人は79年にキューバの情報機関職員と接触。マイヤーズ容疑者は国務省情報調査局で機密情報にアクセスできる権限を持ち、キューバに最高レベルの機密を含む情報を流した疑いが持たれている。
 2人は短波放送の暗号メッセージでキューバ側と交信。妻はスーパーで買い物中に、キューバ側のスパイとカートを替えて情報を渡す方法が「やりやすかった」と供述している。キューバ政府からは功績をたたえられ、多くの勲章を授与されていたという。