2009年11月6日金曜日

オバマ 人気に陰り

オバマの人気に陰りがあるようだ。
 ニュージャージー州と南部バージニア州で知事選の投開票があり、
いずれも共和党候補が勝利し、オバマ大統領の与党である民主党が
連敗を喫した。

米大統領選の頃から、経済が弱いと言われ、経済政策に強い経験者を
選出したと胸を張っていたが、結局、景気は回復せず、一部の金持ち
だけが、また儲かる仕組みに関与した。それに加え、国民皆保険の
導入計画により、増税とマスコミに扇動され、一部のマスコミと
反目した。

裏付けのない人気は、風が吹けば塵となって消えてしまう。
「何かをしてくれそう」と言う期待も一年経ち、期待にそわなければ
愛想をつかされる。オバマの勝利はマスメディア操作の勝利かもしれ
ない。


---米政権、中間選挙に不安 2州知事選など与党敗退---
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091105AT2M0402B04112009.html

 【ワシントン=大石格】米オバマ政権の1年目の業績評価となる全米各地の大型選挙が3日、一斉に投開票された。焦点の2州知事選で与党の民主党はいずれも敗北。ニューヨーク市長選でも資金力のあるブルームバーグ氏(無所属)に競り負けた。2つの下院補欠選挙には勝利したものの、来年の中間選挙に向け、政権の先行きに不安を感じさせる結果となった。
 大統領選の翌年にある知事選や連邦議会補選は「オフイヤー選挙」と呼ばれ、1年後の中間選挙への重要な前哨戦。オバマ大統領は知事選があったニュージャージー州を5度も訪れるなどてこ入れをしたが、及ばなかった。「選挙の顔」にかげりが生じたことは、大詰めを迎える医療保険改革法案などの議会審議にも影響必至だ。(07:00)


---米民主党、州知事選で連敗 オバマ人気に陰り---
2009年11月5日4時51分
http://www.asahi.com/international/update/1104/TKY200911040448.html

 【ワシントン=伊藤宏】米東部ニュージャージー州と南部バージニア州で3日に知事選の投開票があり、いずれも共和党候補が勝利し、オバマ大統領の与党である民主党が連敗を喫した。昨年11月の大統領選では両州ともオバマ大統領が制しており、経済政策や医療保険制度改革などで批判を浴び続けているオバマ大統領の人気の陰りが、象徴的に表れた形だ。
 オバマ氏の当選から約1年となる時期の大型選挙は、これまでの政策への国民の評価を測る機会となるとともに、来年秋に行われる中間選挙の前哨戦としても注目されていた。
 ニュージャージー州では共和党の新人で前連邦検事のクリス・クリスティ氏(47)が、民主党の現職ジョン・コーザイン知事(62)を5ポイントの差で破った。バージニア州では共和党新人で前同州検事総長のボブ・マクドネル氏(55)が、民主党新人で同州上院議員のクレイ・ディーズ氏(51)に18ポイントの大差をつけて勝利した。
 オバマ氏は民主党候補の応援のためニュージャージー州に3回、バージニア州に2回応援演説に入り、選挙直前まで支援したが及ばなかった。
 両州とも、回復の道筋が見えない経済問題が大きな争点となったことが敗因の一つとみられる。また、無党派層が共和党に流れたことも響いた。昨年の大統領選では、オバマ氏が両州の無党派層の半数を確保したが、今回の知事選では、CNNによると両州とも共和党に6割ほどが流れた。
 オバマ氏は就任当初から景気回復を最重要課題に掲げ、大型の景気刺激策をまとめるなど対策を打ってきたが、いまだに失業率が10%に迫る勢いで、回復への道筋が見えない。さらに医療保険制度改革では、医療費の抑制や無保険者の解消を訴えるものの、共和党を中心に「税金の無駄遣い」「民間保険を圧迫する」などの批判を浴びて国民の賛否が二分。アフガニスタンへの米軍増派をめぐっても世論の反対は6割にのぼる。
 こうした影響から、就任当初は60%台後半だった支持率も、今は50%台前半まで落ち込んでいる。両州知事選の結果は、こうした傾向に拍車をかける可能性がある。
 さらに、来年秋の中間選挙では上院(任期6年)の3分の1と下院(任期2年)の全議席が改選され、多くの州知事選も同時に行われる。現在は米議会の上下院とも、オバマ氏を支える民主党が多数を占めるが、今回の選挙結果は多数派の維持に不安材料を残した。
 米紙ワシントン・ポストは両州の選挙結果について無党派層が内政に不満を抱いている点に注目し、「選挙結果は、共和党が正統な候補者と主張を掲げれば勝てることを明確に示した。民主党にとっては、このまま退潮が続けば、来年(の中間選挙)に向けた不吉な前兆となる」とした。
 一方、ホワイトハウスのギブズ報道官は4日、米メディアに対し「すぐれて地方の問題であり、大統領とは関係ない」と反論した。


---オバマ人気に陰り、米2州知事選で民主連敗 来秋の中間選挙に暗雲---
2009.11.4 20:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091104/amr0911042040008-n1.htm

 【ワシントン=有元隆志】米東部ニュージャージー州と南部バージニア州で3日、知事選の投開票が行われ、両州ともに共和党の新人候補が当選した。米メディアの出口調査によると、経済の先行きに不安を覚える有権者が多く、このことが昨年の大統領選、上下両院選で惨敗した共和党の勝利に結びついたとみられる。民主党はニューヨーク州の下院補欠選では勝利したものの、1年前の「オバマ人気」の勢いはみられず、来秋の議会中間選に向けて大きな打撃となった。
 ホワイトハウスは両州知事選を「地方の選挙」(ギブズ大統領報道官)と位置づけ、国政とは関係ないと強調する。とはいっても、昨年秋の大統領選で両州ともに制したオバマ大統領は今回、両州で計5回遊説。特に民主党の強いニュージャージー州には投票日直前にも入り、現職候補のてこ入れを行った。
 しかし出口調査によると、昨年の大統領選で民主党候補としては44年ぶりにバージニア州で勝利したオバマ氏に対し、回答者の50%がその仕事ぶりを評価しないと答えている。
 経済情勢や医療保険改革問題のほか、アフガニスタンへの米軍増派をめぐるもたつきも影響したとみられる。ノーベル平和賞受賞も追い風にはならなかった。
 特に経済情勢をめぐっては、ニュージャージー州では90%、バージニア州では84%の回答者が来年の米国経済の行方を心配していると答えた。民主党のクリントン政権下の1994年の中間選で共和党が大勝し、議会多数派を占めるようになったときも6割が経済状態が悪いと答えている。
 無党派層の票の多くも共和党候補に流れた。出口調査では、バージニア州で65%、ニュージャージー州で58%の無党派層が共和党候補に投票したとしている。今後、有権者の見方が変わらない限り、大統領や民主党にとり中間選は厳しい戦いとなることが予想される。
 ニュージャージー州では共和党のクリス・クリスティ前連邦検事(47)が、再選を目指したジョン・コーザイン知事(62)を破った。バージニア州では共和党のボブ・マクドネル前同州検事総長(55)が民主党のクレイ・ディーズ同州上院議員(51)に大差をつけた。共和党議員の陸軍長官就任に伴うニューヨーク州の下院補欠選では共和党の分裂もあり、民主党のビル・オーエンズ候補(60)が勝利した。


---2州知事選で共和党勝利、「オバマ旋風」に陰り---
2009年11月4日19時16分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091104-OYT1T00987.htm

 【ワシントン=黒瀬悦成】2010年の米中間選挙の前哨戦となる南部バージニア州と東部ニュージャージー州の知事選の投票が3日行われ、両州とも共和党新人が当選した。
 1年前の11月4日の大統領選ではオバマ大統領が両州で過半数を獲得しており、「オバマ旋風」の陰りを印象づける結果。オバマ政権が進める医療保険制度改革や経済対策に不満を抱く世論の逆風を映し出した。
 バージニア州では、共和党の前州検事総長ロバート・マクドネル氏(55)が、民主党新人の前州上院議員クレイ・ディーズ氏(51)に得票率で20ポイント近い大差をつけて圧勝。州知事と別々に選出される副知事と州司法長官も共和党候補が当選した。
 一方、ニュージャージー州では共和党新人の前連邦検事クリス・クリスティ氏(47)が、民主党の現職ジョン・コーザイン知事(62)を接戦の末に下した。
 両州で共通するのは、昨年の大統領選でオバマ氏当選の原動力となった無党派層が、今回は現職の民主党知事の経済対策への「失望感」などから大挙して共和党支持に流れたことだ。危機感を抱いた大統領は選挙戦終盤、両州に飛んで応援演説を展開。接戦だったニュージャージー州には3度も足を運んだが、「オバマ効果」は発揮できなかった。
 バージニア州の知事選は、民主党全国委員長を兼務するティム・ケイン現知事の後任を争う選挙だったことや、ニュージャージー州は民主党の強固な地盤であることから、2006年と08年の上下院選挙で惨敗した共和党にとっては中間選挙に向けた追い風となる。共和党のマイケル・スティール全国委員長は3日、「流れは変わった」と強調。同党は、今回の勝利をテコに党勢を立て直し、オバマ政権への攻勢を強める構えだ。
 一方、民主党のビル・オーエンズ氏が保守系小政党のダグラス・ホフマン氏に競り勝った同日のニューヨーク州・連邦下院23区の補欠選挙(1議席)は、共和党の不安要素を浮かび上がらせた。同補欠選では共和党候補が同性婚などを容認する穏健派だったことから、サラ・ペイリン前アラスカ州知事など共和党保守派が一斉にホフマン氏を支援。共和党候補は投票日4日前に選挙戦を撤退しオーエンズ氏の支持に回り、共和党内の保守派と穏健派の分裂の構図が表面化した。


---米国:3選挙で民主が大苦戦 オバマ政権に陰り?---
毎日新聞 2009年11月4日 11時57分(最終更新 11月4日 12時50分)
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20091104k0000e030062000c.html

 【ワシントン小松健一】米南部バージニア州と東部ニュージャージー州の知事選、ニューヨーク州選出の連邦下院議員補欠選挙が3日投開票された。新人同士の一騎打ちとなったバージニア州では共和党の前州検事総長、ボブ・マクドネル候補(55)が民主党の州上院議員、クレイ・ディーズ候補(51)を大きく引き離し、当選を確実にし、ニュージャージー州でも共和党新人の前州検事、クリス・クリスティ候補(47)が民主党現職のジョン・コーザイン候補(62)を破った。
 オバマ政権の景気・雇用対策や医療保険制度改革を巡り、与党・民主党と野党・共和党の対立が深まり、オバマ大統領の指導力と求心力にも陰りが見え始めている。両州知事選での民主党の敗北は、10年秋の連邦議会中間選挙と37州の知事選に向けた大統領の政権運営にも影響しそうだ。
 オバマ大統領が当選して4日でちょうど1年になる。今回の選挙は、これまでのオバマ政権の政策評価や、カリスマ性を政策の推進力としてきた「オバマ効果」を占うものとして注目されていた。
 08年の大統領選と連邦議会選挙では、民主党が無党派層や保守層の取り込みに成功した。米メディアの出口調査によると、今回は保守層が共和党に戻ったうえ、無党派層も共和党に流れる傾向が出ており、オバマ効果の揺り戻しが起きている。
 民主党の地盤とされるニュージャージー州ではオバマ大統領が5回、コーザイン候補の応援に駆けつけた。だが、州経済の悪化や汚職問題への有権者の批判を和らげることはできなかった。ニューヨーク州第23選挙区の下院補選では、共和党保守派が支援する保守系のダグ・ホフマン候補(56)が直前の世論調査で民主党のビル・オーウェンズ候補(50)をリードしている。
 有権者の関心は経済や雇用、税金問題などにあり、オバマ政権の経済政策に関し、NBCテレビなどの世論調査では不支持が支持を上回っている。今回の選挙はそうした有権者の不満も反映しているといえる。

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