2009年11月20日金曜日

マスク  過大表現に行政指導へ

マスクの過大表現に行政指導を行うようだ。
 インフル用マスクで、商品が「ウイルスカット99%」
「N95規格クリア」と過大な表現で販売されていることが、国民生活
センターの調査で分かった。
 マスク販売の際の公的な表示基準はないが、消費者庁は、業界団体を
所管する厚生労働省に対応を取るよう通知し、景品表示法に基づき業者
に行政指導することを決めた。

以前、論文の一部を紹介されたが、そのマスクは、論文を成立させる
ために、被験者に医療用マスクを付けさせたのだろうか。それとも、
ガーゼマスクで試験したのだろうか。行政指導は間違っているのか。
マスク業界によるマスク伝説も崩壊したようだ。


---マスク「ウイルスカット99%」“合格”わずか 過大表現に行政指導へ---
2009.11.19 10:20
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091119/bdy0911191022002-n1.htm

 インフルエンザ用マスクで、15商品のうち少なくとも11商品が「ウイルスカット99%」「N95規格クリア」と過大な表現で販売されていることが18日、国民生活センターの調査で分かった。調査は8~10月、東京都町田市と神奈川県相模原市の量販店やコンビニ、通信販売で売られていた15商品を対象にしたもの。
 国民生活センターによると、15商品のうちウイルス捕集効率95%以上は、「使い捨てフルサポートマスク」(N&Nコーポレーション)▽「micro CATCH MASK(ミクロキャッチマスク)」(シンコー)▽「Dr.SACCI(ドクターサチ)立体型マスク」(クー・メディカル・ジャパン)-の3商品だけ。6商品は80~95%、2商品が60~80%で、50%以下も4商品あった。
 13商品が、捕集効率が「99%」などと、パッケージやインターネット上で数値を示して販売。表示を満たしているのは2商品だった。
 マスク販売の際の公的な表示基準はないが、消費者庁は同日、業界団体を所管する厚生労働省に対応を取るよう通知し、景品表示法に基づき業者に行政指導することを決めた。


---ウイルス99%遮断? マスクの多く、表示効果下回る---
2009年11月18日22時56分
http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY200911180453.html

 ウイルス対策をうたったマスクの効果は限定的――。国民生活センターは18日、「ウイルス・花粉99%カット」などと表示されていても、実際の遮断率はさらに低いマスクが多かった、とする商品テストの結果を発表した。表示の根拠が不明確なものもあり、消費者庁も景品表示法に基づき、業界に表示内容の改善を求めることにしている。
 商品テストでは、市販のマスク15種類について、空気中に浮遊しているウイルスと同程度の大きさの食塩の微粒子をマスクに吹き付け、どの程度通過を防げるかを調べた。
 その結果、95%以上防げたものは3種類しかなく、80~95%と80%未満が6種類ずつだった。80%未満の6種類のうち3種類は、同様の実験での遮断率が95%以上の商品に対し、米国内で認定される基準の「N95」相当をうたっていた。
 また、「99.9%遮断」という表示があっても、どのような実験をしたのかが明示されていないものや、ウイルスよりも大きな粒子を用いた実験結果でうたっていたものもあった。同センターは「表示された数値だけで商品の性能は比較できない。マスクの効果を過信しないでほしい」と呼びかけている。
 厚労省は新型インフルエンザ流行時のマスクの使用について「症状のある人には、せき、くしゃみによる飛沫(ひまつ)の飛散を防ぐためにマスク着用を勧めるが、健康な人がマスクを着用することで飛沫を完全に吸い込まないようにすることはできない」とする見解を出している。


---過大広告:ウイルスの捕集効率低く マスク市販品をテスト---
毎日新聞 2009年11月18日 20時16分(最終更新 11月18日 21時33分)
http://mainichi.jp/select/science/news/20091119k0000m040062000c.html

 国民生活センターは18日、市販の不織布マスクのテスト結果を公表した。「遮断効果99.9%」などと表示されていても不織布本体のウイルス捕集効率が30~40%しかない製品があり、同センターは「過大な広告に惑わされず、顔に合ったサイズと形を重視して」と注意を呼びかけている。
 テストしたのは「ウイルス対策」を表示している15製品(価格60枚578円~1枚378円)。不織布本体の性能とは別に、着用の際には、すべての製品で顔との間にすき間ができ、このすき間から多くの微粒子が漏れ出すことも分かった。新型インフルエンザの影響で、全国の消費生活センターにはマスクの相談が4~9月末で598件寄せられ、すでに前年度の7倍以上になっている。【藤田祐子】


---マスクのウイルス遮断効果、一部に過大表示も---
2009年11月18日19時30分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091118-OYT1T00951.htm

 新型インフルエンザ対策として注目されるマスクについて、国民生活センターは18日、表示ほどのウイルス遮断機能がない商品が売られていると発表した。
 同センターは8~10月、「ウイルス対策」「N95」などと表示した15銘柄のマスクのテストを実施した。「N95」は0・3マイクロ・メートル以上の塩化ナトリウムの結晶の捕集効率が95%以上あるものを示す。米国労働安全衛生研究所が認定している基準。
 テストの結果、捕集効率が95%以上ある商品は3銘柄だけだった。80%以下のものは6銘柄で、うち3銘柄は「N95」の基準を満たしていると受け取れる表記があった。
 「ウイルス除去率99%以上」などとうたいながら、捕集効率が50%以下の商品もあった。また、モニター10人にマスクを着用させて調べた結果、すべての銘柄で顔とマスクの間にすき間ができ、息が漏れることから、ウイルスを完全には遮断できないとしている。
 同センターは「マスクだけでインフルエンザの完全な予防はできない。効果を過信せず、自分の顔に合ったものを選んで」と呼びかけている。調査結果を受け、消費者庁は景品表示法上の業界指導を含めた対応を行うとしている。

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