新型インフル(元豚インフル)の警戒レベルがフェーズ5にあがった。
現在の(疑)感染発生国は調べると26カ国ある。
報道の冷静さと現実はかけ離れているように思う。
一部の国では、豚の虐殺や渡航規制も始まった。
第一次感染国では死亡者が出ているが、他の感染国では死亡者がでていない。
感染すると強毒性が薄れるのだろうか。
新型インフルの報道は根拠にかけているそうだ。
・ウィルスは見つかったが、豚から人への感染が地域、経路が不明。
・ウィルスは弱毒性なのに第一次感染国でのみ死亡者が発生。
等
鳥インフルや人インフルでプレパンディミックの準備をしたが、実際、
豚インフルが発生すると想定と現実では行動の可否が明確になったようだ。
・異常行動を起こすタミフル、リレンザの投薬
・入国時の検疫官の人不足
・ワクチンの製造期間短縮
感染の強いウィルスが発生した年は他のウィルスが感染しないことが多い
と聞くが、未だに局所的に発生する鳥インフルと豚インフルは同時感染
しないのだろうか。
| 番号 | 国名 | 死亡者数 | 感染者数 | 疑感染者数 |
| 1 | メキシコ | 159 | 49 | 2500 |
| 2 | 米国 | 1 | 90 | 0 |
| 3 | カナダ | 0 | 13 | 0 |
| 4 | スペイン | 0 | 10 | 53 |
| 5 | グァテマラ | 0 | 8 | 3 |
| 6 | 英国 | 0 | 5 | 23 |
| 7 | ニュージーランド | 0 | 3 | 12 |
| 8 | ドイツ | 0 | 3 | 12 |
| 9 | イスラエル | 0 | 2 | 2 |
| 10 | オーストリア | 0 | 1 | 2 |
| 11 | オーストラリア | 0 | 0 | 91 |
| 12 | フランス | 0 | 0 | 30 |
| 13 | スイス | 0 | 0 | 25 |
| 14 | チリ | 0 | 0 | 24 |
| 15 | ブラジル | 0 | 0 | 20 |
| 16 | 韓国 | 0 | 0 | 17 |
| 17 | デンマーク | 0 | 0 | 11 |
| 18 | コロンビア | 0 | 0 | 10 |
| 19 | エルサルバドル | 0 | 0 | 2 |
| 20 | コスタリカ | 0 | 0 | 2 |
| 21 | 南アフリカ | 0 | 0 | 2 |
| 22 | ペルー | 0 | 0 | 1 |
| 23 | ボリビア | 0 | 0 | 1 |
| 24 | ノルウェイ | 0 | 0 | 1 |
| 25 | フィンランド | 0 | 0 | 1 |
| 26 | クロアチア | 0 | 0 | 1 |
Last Updated: Wed 29 April 2009 15:25am EST
Swine Flu | Reuters.com
http://www.reuters.com/news/globalcoverage/swineflu
WATCH: Swine Flu Outbreak: The Facts
http://abcnews.go.com/video/playerIndex?id=7455756
---【新型インフル】フェーズ5に引き上げ WHO---
2009.4.30 08:31
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090430/bdy0904300610003-n1.htm
【パリ=山口昌子、ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザの感染が拡大する中、世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)のマーガレット・チャン事務局長は29日、警戒水準(フェーズ)を現在の「4」から、世界的大流行(パンデミック)の一歩手前で、複数の国で人から人への感染が進んでいる証拠があることを示す「5」へ引き上げると発表した。チャン事務局長は「パンデミックが差し迫っているとの強い警告」と述べ、人類全体が深刻な危機にさらされているとの認識を示した。
「フェーズ5」は、新型ウイルスによる感染が1つの地域内だけにとどまらず、2つ以上の地域で発生するに至った場合に宣言される。新型インフルエンザに対する警戒レベルは6段階で、最も高いレベルの「6」はパンデミックの発生を意味する。
一方でWHOのフクダ事務局長補代理は、「パンデミックが不可避だとも考えていない」と述べ、さらに封じ込めに向け全力を挙げる考えを示した。
チャン事務局長は「インフルエンザの大流行の可能性は、世界のどの国も免れられず、各国は対策に真剣に取り組む必要がある」と指摘し、各国に強力な対応を促した。WHOはすでに世界銀行などと対策資金の調達について協議に入っているとしており、今後国際協力を強化し、ワクチン開発などの作業を加速させることをめざす。
同時に、過去何度も発生した感染症の世界的流行の中で、今回の事態は、刻々と変化する状況を随時把握できる歴史上初めてのケースと指摘し、前向きな対処を各国に呼びかけた。
一方、新型インフルエンザの感染はドイツやオーストリアにも拡大し、感染が確認された国は計9カ国に達した。
米疾病対策センター(CDC)は米国で確認された感染は10州91例に達したと発表した。また、29日朝にはメキシコ国籍で、米国に滞在中だった生後22カ月の男児がテキサス州で死亡し、新型インフルエンザによる米国での初めての死者となった。カリフォルニア州の海兵隊基地では感染が疑われる隊員が30人に上り、一帯が検疫を受けた。
メキシコでは死者159人、感染者約2500人に増加した。首都メキシコ市では、すべてのレストランに持ち帰り以外の営業停止を命令するなど、拡大阻止に向けて懸命の作業が続いている。
---【新型インフル】舛添厚労相会見 「発熱外来」設置急ぐ---
2009.4.30 08:20
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090430/bdy0904300822005-n1.htm
世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)を現行の「4」から「5」に引き上げたことを受け、舛添要一厚生労働相は30日午前7時から緊急会見を開き、「ウイルスの日本国内侵入を考えた危機管理策を取る」と述べた。
感染の疑いのある患者とそれ以外の者を分ける「発熱外来」の設置を急ぐなど、従来の対策をさらに強化する。
WHOが警戒レベルを引き上げたが、国内での行動計画のレベルは、現在すでにとられている「第1段階(海外発生期)」のままで、対策も大きくは変わらない。しかし、舛添厚労相は「必要に応じ、対策の充実強化を図る」との方向性を示した。
具体的には、メキシコへの渡航自粛勧告について、「厳しく注意喚起したい」とし、現在、メキシコ、米国、カナダの3国からの航空便に対してだけ強化している検疫について、「必要に応じて対象を広げる可能性もある」と言及した。
人手不足状態となっている検疫の職員確保についても「長期戦になる。厚労省職員の中で医師免許を持っている人を動員するなど、必要な体制を組みたい」とした。
航空機の運航規制についても言及し、「アメリカ、カナダ便については検討課題。渡航の自由や経済などとのバランスを考え、状況の推移に応じて柔軟に対応したい」とした。
---WHO、豚インフル警戒水準を「フェーズ5」に引き上げ---
2009年 04月 30日 07:45 JST
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37770920090429
[ジュネーブ 29日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は29日、豚インフルエンザ(H1N1型)の警戒水準を「フェーズ5」に引き上げた。マーガレット・チャン事務局長が記者会見で明らかにした。
世界的大流行(パンデミック)のリスクが目前に差し迫っていることになる。警戒水準は「フェーズ6」が最高で世界的大流行を意味する。
事務局長は各国政府に対し、最悪の事態に備えるよう勧告。「世界は以前より、インフルエンザの大流行への備えができている」と述べた。
感染は各地に広がり、メキシコでは159人が死亡したと推定されている。米国でもメキシコ人の幼児が死亡し、ほかに少なくとも8カ国で感染者が出ている。
事務局長は、医薬品会社に治療薬の製造拡大を訴えた。抗インフルエンザ薬はグラクソ・スミスクラインの「リレンザ」、ロシュとギリアド・サイエンシズの「タミフル」など。
---新型インフルエンザ:広がる動揺 キューバとアルゼンチン、メキシコ航空便を一時停止---
毎日新聞 2009年4月30日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090430ddm007040079000c.html
【メキシコ市・庭田学】キューバとアルゼンチンは28日、新型インフルエンザの発生源とみられるメキシコとの航空便を一時停止すると発表した。AP通信が伝えた。インフルエンザ流行を受け航空機の運航が停止されるのは世界で初めて。世界保健機関(WHO)は国境を閉鎖したり国外渡航を制限しないよう勧告していた。キューバは首都ハバナとメキシコ市、保養地カンクンをそれぞれ結ぶ便を48時間停止する。また、アルゼンチンは29日から5日間、メキシコ発ブエノスアイレス行きの運航を停止させる。
---【新型インフル】感染が確認されたら…外出自粛、駅封鎖---
2009.4.29 23:21
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090429/dst0904292323008-n1.htm
世界保健機関(WHO)の警戒水準引き上げを受けて、国内の関係機関も新型インフルエンザウイルスの侵入阻止に全力を挙げている。だが、感染が世界各地に拡大するなか、国内での発症者の確認がいっそう懸念されている。実際に、感染が確認された場合の対応状況をシミュレーションしてみた。
■ケース1 水際で確認
ウイルスの侵入が懸念されるのは、外国からの帰国者らが乗り込む航空機や船舶が到着する空港や港湾。政府の行動計画では、感染地域からの到着地を、空港の場合は成田、関西、中部、福岡の4空港に、港は横浜、神戸、関門の3カ所にまとめる。これらの検疫で、発症の疑いがある患者の隔離を想定している。
関西空港検疫所では、これまでもメキシコからの乗り継ぎ客の多い米国便を中心に、職員が体温を色で示すサーモグラフィーを使いながら乗客1人ひとりを確認。28日から到着全便の乗員・乗客に対し、健康状態などを聞く質問票への記入を求め、メキシコ国内からの帰国者らには健康相談室での簡易検査を行っている。
感染の疑いがある乗客が確認された場合は、患者搬送車を使って対岸にある感染症指定医療機関、市立泉佐野病院(大阪府泉佐野市)に搬送する計画だ。
■ケース2 病院で発覚
水際での侵入阻止に失敗し、患者が体調不良などで病院を診察したことなどをきっかけに、感染が発覚するケースも考えられる。
こうした場合、感染の拡大を防ぐため、患者が出た都道府県は学校などの臨時休校を要請。企業には職場感染を防ぐために業務の縮小が求められる。
大手企業では、仮に社員のなかに感染者が確認された際、事業継続に必要な一部の業務を除き、該当する社員が所属する事業所を閉鎖するところも出そうだ。
このほか、多くの人が集まる可能性がある集会やコンサートの中止や外出自粛も求められる。
公共交通機関の利用もできるだけ控えるよう、呼びかけられることになるが、鉄道会社などでは対応に苦慮している様子だ。
JR西日本は「乗車制限や駅の封鎖が考えられるが、国の態度もはっきりしておらず、具体的なことは決まっていない」と戸惑いを隠せない。
■ケース3 感染が拡大
国内で感染が急激に広がった場合の対策はどうだろうか。感染した患者は国や自治体が指定する医療機関への入院措置がとられる。治療には抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」などの投与が必要だが、厚生労働省は「3500万人分の治療薬が蓄えられている」としている。
しかし、感染者が医療機関に殺到するなどした際に、医師らの医療従事者が診療拒否する可能性も否定できないといい、大阪府医師会では「行政からの依頼があれば、医師の派遣要請などに応えることになるだろう」としている。
---すべての豚を処理、処分へ エジプト、35万頭---
2009/04/29 23:18 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042901000864.html
【カイロ29日共同】ロイター通信などによると、エジプトのガバリ保健相は29日、新型インフルエンザ対策として国内で飼育されているすべての豚を食肉処理か処分することを決めたとの声明を出した。同日から開始する。
イスラム教徒が大半を占めるエジプトでは、少数派キリスト教徒や外国人向けに35万頭以上の豚が飼育されているが、養豚場の劣悪な衛生状態も指摘されており、人民議会から豚の処分を求める声が上がっていた。
同国の中東通信によると、政府がすべての生きている豚を検査。安全が確認されれば食肉処理され、問題が見つかれば処分される。
また、同日付のエジプト紙アルアハラムによると、首都カイロ郊外の中部カリオビヤ県当局は、県内の養豚場の豚約5万頭を処分し、所有者には補償することを決めた。エジプト政府の指示を受けない県独自の措置という。
---【新型インフル】“不浄な豚” エジプトが全頭殺処分へ---
2009.4.29 23:08
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090429/mds0904292318002-n1.htm
エジプトのガバーリ保健・人口相は29日、新型インフルエンザの世界的な拡大を受けて、同国で飼育されている25万~35万頭の豚全頭を直ちに殺処分とすることを決めたと発表した。処分は同日から開始されるという。同国の中東通信などが伝えた。
豚はイスラム教では「不浄な動物」として嫌悪されているが、エジプトでは少数派のコプト教徒(キリスト教徒)が食用に飼育している。政府は首都周辺の養豚場を郊外に集団移転させる案も検討しものの、人民議会(下院)は28日、全頭を即刻、殺処分にするよう政府に勧告していた。
エジプトではまだ、新型インフルエンザの感染例は確認されていない。一方、鳥インフルエンザでは今月も死者1人が確認され、これまでに26人が死亡している。ニワトリの全羽殺処分などは行われていない。
政府の決定によると、処分された豚は廃棄されず、当面、冷凍保存されるという。政府が豚飼育者らに支払う補償金が巨額になるのを避けるための措置だとみられる。(カイロ 村上大介)
---【新型インフル】米国で1歳児が死亡 メキシコ以外で初---
2009.4.29 20:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090429/amr0904292015013-n1.htm
【ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザの感染が拡大する中、米テキサス州で29日、新型インフルエンザを患っていた生後1歳11カ月の幼児が死亡した。米疾病対策センター(CDC)幹部が、複数のメディアに語った。幼児は最近、メキシコを旅行していたという。被害が最も大きいメキシコ以外で、新型インフルエンザによる死者が出るのは初めて。米国は65人の感染をすでに確認、ニューヨーク市内で数百人の生徒が疑わしい症状を訴えるなど事態は深刻化している。感染は新たにドイツやコスタリカなどでも確認され、被害は計10カ国に広がっており、メキシコとの航空機乗り入れ停止を決める国も出始めた。
死亡した幼児の性別や両親の感染の有無など、詳しい状況は判明していない。ただ、これまで米国で感染が確認された65人の症状はいずれも比較的軽かった。
CDCによると、米国内では28日現在、少なくとも5人が入院しており、感染者数は拡大する傾向を強めていた。ナポリターノ国土安全保障長官も「もっと厳しい病状と何人かの死者が発生するだろう」と述べるなど、事態がさらに深刻化するのは避けられないとの見通しを示していた。
【ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザの感染が拡大する中、米テキサス州で29日、新型インフルエンザを患っていた生後1歳11カ月の幼児が死亡した。米疾病対策センター(CDC)幹部が、複数のメディアに語った。幼児は最近、メキシコを旅行していたという。被害が最も大きいメキシコ以外で、新型インフルエンザによる死者が出るのは初めて。米国は65人の感染をすでに確認、ニューヨーク市内で数百人の生徒が疑わしい症状を訴えるなど事態は深刻化している。感染は新たにドイツやコスタリカなどでも確認され、被害は計10カ国に広がっており、メキシコとの航空機乗り入れ停止を決める国も出始めた。
死亡した幼児の性別や両親の感染の有無など、詳しい状況は判明していない。ただ、これまで米国で感染が確認された65人の症状はいずれも比較的軽かった。
CDCによると、米国内では28日現在、少なくとも5人が入院しており、感染者数は拡大する傾向を強めていた。ナポリターノ国土安全保障長官も「もっと厳しい病状と何人かの死者が発生するだろう」と述べるなど、事態がさらに深刻化するのは避けられないとの見通しを示していた。
---「フェーズ4」速報後50分、早朝ニュースに合わせ発生会見---
2009年4月29日07時13分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090429-OYT1T00121.htm
世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げる――という速報がテレビから流れたのは28日午前5時過ぎ。東京・霞が関にある厚生労働省新型インフルエンザ対策推進室のスタッフが一斉に立ち上がった。
約50分後の午前5時50分、新型インフルエンザの発生を宣言する厚労大臣声明が発表された。舛添厚労相は、午前7時のNHKニュース時刻にぴたりと合わせたようにして始めた記者会見をこう締めくくった。「この危機に打ち勝つべく、全力を挙げてまいりたい」
公邸で秘書官から電話で情報を受けた麻生首相は、午前7時45分に国会内に移動、内閣危機管理監を呼び、「新型インフルエンザ対策本部」設置と早期開催を指示した。首相自身が本部長を務める対策本部が設置されたのは同8時。午後0時37分に始まった会合でウイルスの国内侵入阻止対策などの基本方針を決定した。
阪神大震災などでは対応の遅れが指摘された。政権の危機管理能力が問われるだけに、首相は27日夜、WHOの会議が前倒しで招集された段階から警戒レベル引き上げの可能性が高いと見て、河村官房長官と念入りに対応を確認していた。
新型インフルエンザ発生宣言を受け、厚労省はメキシコ、米国、カナダから国内に到着する全航空機を対象に機内検疫に着手した。米国アトランタ発のデルタ航空便が午後1時過ぎ、成田空港に到着すると、空港検疫所の検疫官7人が慌ただしく機内に乗り込んだ。
防護服に手袋、ゴーグルにマスク……。“完全防備”の7人は、検疫法に基づく検疫作業であることを宣言。体温を検知するサーモグラフィーを乗客たちの顔に当てる一方、質問票を手渡して海外での行動を確認した。検疫が終了した乗客が機外に出ると、一人ひとりにマスクが手渡された。
成田、関空などの国際空港でこの日、作業にあたった検疫官は約160人。計36便の到着便が機内検疫の対象となった。デルタ航空便でアルゼンチンから帰国した埼玉県の男性会社員(44)は「乗客は全員、冷静に対応していた」と話した。
---インドネシアの豚から鳥インフル…神戸大調査---
人感染の「新型」懸念
2009年4月29日 読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/research/20090429-OYO8T00338.htm
インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった。
H5N1型は、アジアを中心に鳥から人への感染が相次ぎ、250人以上が死亡しているウイルス。豚の体内で変化し、人から人へ感染する能力を獲得すると、今回の豚インフルエンザを上回る大きな被害を人類に及ぼす危険がある。
同大学は、インドネシアの4州で402頭の豚を調査。1割を超える52頭からH5N1型を検出した。うち1頭からは、人への感染力を一部獲得したタイプが見つかっている。
豚は、鳥と人のウイルスにも感染するのが特徴。世界保健機関(WHO)は、H5N1型が豚の体内で、人のウイルスと結びついて、人から人へ大流行する新型インフルエンザになることを、有力な筋書きとして警戒している。
---人・人感染で病原性? メキシコでは前からまん延か---
2009年4月27日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042702000215.html
今回の豚インフルエンザには、どのように生まれたのか、なぜメキシコと米国で症状が大きく違うのかなど未解明の部分が多い。
北海道大・人獣共通感染症リサーチセンターの喜田宏教授は「米国の疾病対策センター(CDC)の情報から考えると、鳥と人のインフルエンザが豚に同時に感染し、豚の体内で鳥インフルエンザのタンパク質をつくる遺伝子が、人のインフルエンザに混じったのではないか」と見る。
メキシコでは、多数の死者が出ているのに、米では症状が軽いことについて「可能性の一つは混合感染。細菌などが一緒に感染すると症状を悪化させる。スペイン風邪では死者のほとんどが二次感染と考えられている。亡くなった人の症状を見れば分かるが情報が不足している」と話す。
メキシコでの最初の感染がいつなのかも重要だという。「インフルエンザは人から人へと感染するうちに病原性を持つことがある」と指摘。「米国などへ広がって感染が知られたが、メキシコではもっと前から症状が出ずに広がっていたのかもしれない」という。
また「今回のH1N1型は新型ではない。鳥のH5N1型に感染し、何の症状も出ない豚も見つかっていることを忘れてはいけない」と、鳥インフルエンザが豚を介して人の新型ウイルスとなる危険性にも注意を促す。
(科学部・永井理)







