2010年3月8日月曜日

アイスランド 外国人預金補償除外か

アイスランドは外国人預金補償を除外するかもしれない。
 経営破綻した金融機関の英国、オランダの預金者を公的資金で保護
する法律の是非を問うアイスランドの国民投票は投票が締め切られた。
開票率43%の段階で、反対票が9割を上回っており、否決されることが
確実となった。
 国民投票に付されたのは、破綻銀行から預金を引き出せなくなった英・
オランダの預金者に、総額50億ドルの返済を保証する法律。昨年に成立し
たが、国民の反発で大統領が署名を拒否したため発効しなかった。

EUは、アイスランドの加盟の交渉開始を提案したばかり。
ICESAVEの破綻で、30万人以上の外国人預金口座の補償額は50億ドル。
補償額はアイスランドGDPの40%。
アイスランド政府は、補償の減額、遅延や廃棄のために、国民投票を
行い、現状を説明したようだ。
PIIGSと言われるポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、
スペインは債務不履行寸前。一国が破綻すると連鎖し、また金融危機か。


Iceland expected to vote against compensation deal

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---アイスランド:預金返済めぐり反対多数で否決 国民投票で---
毎日新聞 2010年3月7日 13時30分
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100307k0000e030018000c.html

 経営破綻した大手銀行の英国、オランダの預金者を公的資金で保護する法律の是非を問うアイスランドの国民投票は6日夜(日本時間7日午前)、投票が締め切られた。開票率43%の段階で、反対票が9割を上回っており、否決されることが確実となった。
 これを受けてアイスランド政府は法律の練り直しを迫られ、預金返済の条件緩和を求めて英、オランダ両政府と再交渉する方針。国際的な信用の低下や国際通貨基金(IMF)の支援をてこにした経済再生や、欧州連合(EU)加盟に悪影響が出るのは必至だ。
 シグルザルドッティル首相は「反対多数の結果は政権の命運に影響しない。われわれは引き続き預金問題で英、オランダ両国政府との交渉を続ける」と述べた。アイスランドの国民投票は1944年に共和国に移行して初めて。
 圧倒的な反対票は、預金問題の解決がIMFによるアイスランド支援の前提と主張する英国などへの怒りを反映したとみられている。
 国民投票に付されたのは、破綻銀行から預金を引き出せなくなった英・オランダの預金者に、総額50億ドル(約4500億円)の返済を保証する法律。昨年12月に成立したが、国民の反発で大統領が署名を拒否したため発効しなかった。(共同)】


---外国人預金者保護の是非めぐるアイスランド国民投票、否決確実に---
2010.03.07 Web posted at: 13:18 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/business/CNN201003070003.html

(CNN) 2008年10月に経営破綻したアイスランドの大手銀行ランズバンキのインターネット銀行「アイスセーブ」をめぐり、口座が凍結されている英国とオランダの預金者を公的資金で保護する法案の是非を問う国民投票が6日行われ、即日開票された。

有権者登録を済ませた人々は約20万人。開票率がわずか1.6%の段階で約93%が反対票、5.2%が白票を投じており、否決は確実な情勢となった。

法案はアイスランドが英国とオランダに預金者弁済費として約50億ドルを支払うことを盛り込んでおり、昨年12月にアイスランド議会を通過。しかし今年1月にグリムソン大統領が法案への署名を拒否し、国民投票に持ち込まれた。

アイスランド政府は両国への弁済義務を尊重する姿勢にあるが、法案否決確実となったことで国際金融市場での信用低下は不可避とみられ、国際通貨基金(IMF)からの融資にも影響が及ぶ可能性が指摘されている。


---預金者保護法の否決確実 アイスランド、国民投票---
2010年3月7日 12時56分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010030701000061.html

 【レイキャビク共同】経営破綻した大手銀行の英国、オランダの預金者を公的資金で保護する法律の是非を問うアイスランドの国民投票は6日夜(日本時間7日午前)、投票が締め切られた。開票率43%の段階で、反対票が9割を上回っており、否決されることが確実となった。
 これを受けてアイスランド政府は法律の練り直しを迫られ、預金返済の条件緩和を求めて英、オランダ両政府と再交渉する方針。国際的な信用の低下や国際通貨基金(IMF)の支援をてこにした経済再生や、欧州連合(EU)加盟に悪影響が出るのは必至だ。
 シグルザルドッティル首相は「反対多数の結果は政権の命運に影響しない。われわれは引き続き預金問題で英、オランダ両国政府との交渉を続ける」と述べた。アイスランドの国民投票は1944年に共和国に移行して初めて。


---アイスランドで国民投票、英蘭の預金保護問う---
2010.3.6 20:48
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100306/erp1003062048001-n1.htm

 金融危機で大手銀行がすべて国有化されたアイスランドで6日、英国とオランダの預金者を公的資金で保護する法案の是非を問う国民投票が行われた。大勢は7日未明に判明する。世論調査では反対が賛成を上回っており、法案が否決されれば、国際通貨基金(IMF)の融資や欧州連合(EU)への加盟交渉が停滞しそうだ。総額50億ドル(4400億円)の預金払い戻しを保証する法案は昨年末に議会で可決されたが、グリムソン大統領が署名を拒否したため、国民投票が行われることになった。(ロンドン 木村正人)


---Voters in Iceland Appear to Reject Repayment Plan---
By SARAH LYALL
Published: March 6, 2010
http://www.nytimes.com/2010/03/07/world/europe/07iceland.html

LONDON - Iceland’s voters expressed their outrage on Saturday against bankers, the government and what they saw as foreign bullying, overwhelmingly rejecting a plan to pay $5.3 billion to Britain and the Netherlands to reimburse customers of a failed Icelandic bank.

With about 30 percent of the votes counted, roughly 93 percent of voters said no to the plan, in the first public referendum ever held on any subject in Iceland. Less than 2 percent voted yes, and the rest of the votes were invalid.

But the referendum was more symbolic than substantive, and the Icelandic government hastened to make clear that Iceland would still pay back the money, albeit on different terms from the ones rejected.

“We want to be perfectly clear that a ‘no’ vote does not mean we are refusing to pay,” Finance Minister Steingrimur Sigfusson said. “We will honor our obligations. To maintain anything else is highly dangerous for the economy of this country.”

The vote shows the depth of Icelanders’ rage. They are angry at the British and Dutch, who they say are mistreating them; angry at the regulators and government officials who failed to properly oversee the Icelandic financial system; and angry at the bankers whose recklessness helped the economy grow at a headspinning rate and then caused it to self-destruct in days.

“Ordinary people, farmers and fishermen, taxpayers, doctors, nurses, teachers, are being asked to shoulder through their taxes a burden that was created by irresponsible greedy bankers,” President Olafur Ragnar Grimsson said on Bloomberg Television.

How to repay the debt, which represents more than 40 percent of Iceland’s gross domestic product, has consumed this small, isolated nation for the last year and a half, since its banks failed, its stock market crashed and its currency collapsed.

The money represents a portion of the losses incurred by more than 300,000 Dutch and British customers of Icesave, an Internet branch of the Icelandic bank Landsbanki. The bank went bankrupt in October 2008, along with 85 percent of Iceland’s banking sector. The Netherlands and the British reimbursed their citizens, and are now pushing to get the money back from Iceland.

The three countries have been fighting over the deal’s terms ever since. An agreement this fall that would have given Iceland 15 years to pay the money, at 5.5 percent interest, only narrowly passed the country’s Parliament.

But on Jan. 5, Mr. Grimsson unexpectedly refused to sign the bill into law, setting off the need for a nationwide referendum.

But the vote has been overtaken by events, the government said: the deal at issue in the referendum is no longer the deal that is currently on the table in international negotiations.

Each day of delay increases Iceland’s financial burden. The second installment of a much-needed loan from the International Monetary Fund and a coalition of Nordic countries has been put off pending resolution of the dispute.

Britain has warned Iceland that it risks being an international pariah if it does not pay the money back and has threatened to stall the country’s efforts to join the European Union.

The Icesave matter has put increasing pressure on the year-old Icelandic government, a fragile coalition led by Johanna Sigurdardottir of the Social Democratic Party. On the one hand, it needs to show that it acknowledges the public’s deep bitterness; on the other, it needs to negotiate a deal quickly in order to move economic recovery along.

“We need to keep going,” Ms. Sigurdardottir said in a television interview. “We have to get an agreement.”


---EU:アイスランド加盟へ交渉開始を提案 行政府・欧州委---
毎日新聞 2010年2月24日 21時40分
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100225k0000m030112000c.html

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の行政府・欧州委員会は24日、金融危機の直撃を受けた北欧のアイスランドとの加盟交渉の開始を加盟国に提案した。アイスランドはユーロ圏入りによる経済再生を目指しており、EU加盟国が同意すれば加盟交渉が始まる。
 加盟交渉は最低でも1~2年かかる見通し。交渉開始には、経営破綻(はたん)したアイスランドの銀行に金を預けていた英国とオランダの預金者に対する補償問題の解決が急務だ。交渉では、アイスランドの伝統産業である漁業分野でEUの国別漁獲量割り当ての扱いが焦点となる。
 EU側にはアイスランドの加盟を足がかりに、北極圏における資源開発競争に加わりたいとの思惑がある。スウェーデンのビルト外相は「アイスランドの加盟により、米国、ロシア、カナダなどが寡占してきた極地問題に参入することができる」と指摘する。
 アイスランドは近年、金融立国路線を歩んできたが、一昨年秋の金融危機で通貨が暴落し、経済が大きな打撃を受けた。このため、政府は国家防衛の観点からユーロ圏・EU入りを目指す道を選び、昨年7月に加盟申請した。最終的には、アイスランドでEU加盟の是非を問う国民投票が実施される。
 アイスランドは既にEUとの自由貿易圏である「欧州経済領域」(EEA)、国境検問の撤去で人の移動を自由にする「シェンゲン協定」には参加している。

1 コメント:

yutakarlson さんのコメント...

■外国人預金者保護の是非めぐるアイスランド国民投票、否決確実に―日本はアイスランドとは違う!!とすれば、谷垣おろしは当然の帰結か?
http://yutakarlson.blogspot.com/2010/03/blog-post_5164.html
こんにちは。アイスランド大変なことになっていますね。わずか数年前までの「金融立国」の夢は露と消えました。今、一般市民の間でも、円建て債務の返済が倍に膨れ上がって大変なことになっています。このようなアイスランドの事例などからマスコミなどでは「対岸の火事では済まされず、日本も財政破綻するかもしれない」などというトンデモ理論をいうとこころがほとんどです。しかし、こうした事例などは日本にとっては、全くの「対岸の火事」以外の何物でもありません。一方民主党も、自民党もプライマリーバランス(財政均衡)のことばかり気にしています。しかし、デフレの最中にあってプライマリーバランスを気にするということは、たとえていえば、癌で重体の人が、会社の仕事をあれこれ気に病んでいるようなもので全く愚かとしかいいようがありません。このような人は、まずは癌を取り除くことに専念すべきでしょう、それと同じように現在は、デフレ対策を第一義とすべきです。詳細は是非私のブログを御覧になってください。