2010年4月2日金曜日

舛添 欧州医薬品会社へ30億円譲渡か

国産ワクチンは、感染歴によって効果が異なるようだ。
 インフルワクチンが働く分子レベルの仕組みを大阪大などのグループが
マウス実験で突き止め発表した。
 日本で使われるワクチンは、インフルへの感染歴がないと効果が低い
ことが判明。

人の血液の実験
不活化スプリットワクチンは、自然免疫の活性化がみられない。
しかし、感染歴がある人では免疫が活性化し有効。

マウス実験
感染歴のないマウスに不活化スプリットワクチンだけを投与後、死亡。
不活化全粒子ワクチンを投与すると、より高い効果を発揮。

次世代ワクチンは、ワクチン効果が高い人とそうでない人を区別し、
ワクチン接種するのが、効果的となるのだろうが、製造工程と保管の
問題で両方効果がでるようにするのだろう。

アジュバントは、ワクチン効果を高める(免疫補助物質)ために、副作用が
少ないものが使われているが、それでも、副作用が発生する確率は高いと
報道されている。
不活化全粒子ワクチンにもアジュバント(アラムゲル)が使われている。
マウス実験で効果は高かったようだが、人にそのまま不活化全粒子ワク
チンを投与するつもりなるのだろうか。
過去にワクチン禍があるのに、それでもアジュバントを添加するのか。

機内検疫、健康申告書の記載、せきなど症状の有無の調査、自動体温
感知器設置のうち一つ以上実施した国と全く実施しなかった国の間で、
統計学的に違いはないとの判断。また、輸入ワクチンが廃棄となった。
舛添要一のパフォーマンスのために、30億円以上が、欧州医薬品会社
へ譲渡したようだ。議院落選したら、関係会社へ天下りか。


---ワクチン働く仕組み、阪大が解明 インフルエンザで---
2010年4月1日 03時02分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010033101000666.html

 インフルエンザのワクチンが働く分子レベルの仕組みを大阪大などのグループがマウス実験で突き止め、31日付の米医学誌電子版に発表した。
 日本で使われるワクチンは、インフルエンザへの感染歴がないと効果が低いことが判明。石井健招聘教授は「副作用が少なく有効性がもっと高い次世代ワクチンの開発が必要になるだろう」と話している。
 グループは、インフルエンザウイルスを認識するセンサーを持つ免疫細胞の三つの受容体に着目。これらの受容体がないマウスにさまざまなワクチンを投与すると、「TLR7」というリボ核酸(RNA)の受容体がワクチンの効果に必須であることが分かった。
 日本でワクチンに使われる「不活化スプリットワクチン」は、自然免疫の活性化がほとんど見られず、効果が低かった。感染歴がある人では免疫が再び活性化し、有効なことが人の血液の実験で判明したが、感染歴のないマウスにこのワクチンだけを投与しても感染を防げず死亡した。
 一方、「不活化全粒子ワクチン」を投与すると、受容体の一つが活性化し、より高い効果を発揮。抗ウイルス作用を持つ物質をワクチンに加えることで、効果を増強する仕組みも分かった。(共同)


---「新型」輸入ワクチン234万回分、期限切れ廃棄へ---
2010年3月31日20時14分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100331-OYT1T00949.htm

 欧州から輸入した新型インフルエンザワクチンのうち、234万回分(約30億円分)が31日、使用期限を迎え、廃棄される見通しとなった。
 国産ワクチンを合わせ、約1億回分の余剰が生じている。厚生労働省は同日、専門家会議を開き、ワクチンを含めた対策の検証に着手した。
 使用期限を迎えたのは、スイスのノバルティス社製のワクチン。政府は2500万回分の購入契約を結び、このうち234万回分は、新型インフルの患者が急増中の昨年秋に製造されたが、今年1月まで国内の承認が下りなかった。このため、2月の出荷開始から約2か月で製造後半年の期限を迎えた。同省は、残りのワクチンの解約について、同社と交渉を続けている。
 同会議は、空港での水際対策や医療体制、広報などについても検証し、6月までに結果をまとめる方針。


---新型インフル:水際対策の効果「限定的」 国際チーム解析---
毎日新聞 2010年3月31日 20時04分
http://mainichi.jp/select/science/news/20100401k0000m040048000c.html

 新型インフルエンザ発生時に、入国時検査の強化など各国が実施した「水際対策」の効果について、日中英の国際チームが26カ国・地域の発症状況を解析した結果、「新型インフルエンザの国内流行を遅らせる効果は極めて限定的で、統計学的に意味のある効果はなかった」との結論を英国の感染症専門誌に発表した。新型インフルエンザの世界各国の実態をもとに、水際対策の効果が検証されたのは初めて。
 チームは、アジア、欧州、北米、南米、豪州、中東の計26カ国・地域の水際対策の実施状況を調査。最初の確定患者の発症日から、発症原因となった接触者を追跡できなくなった日までの間を、「流行開始を遅らせた期間」として計算した。
 その結果、水際対策として「機内検疫」「健康申告書の記載」「せきなど症状の有無の調査」「自動体温感知器(サーモスキャナー)設置」のうち一つ以上実施した国(21カ国・地域)と、全く実施しなかった国(5カ国)の間で、流行開始が遅れた期間の差は7~12日と短く、統計学的に違いはないと判断されるレベルだった。
 チームの西浦博・科学技術振興機構さきがけ研究員は「日本は発生当初、機内検疫など厳格な水際対策を実施したが、対策にかける人やカネとのバランスを考えれば、水際対策の実施を正当化することは難しいだろう」と話している。


---不活化ワクチン---
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E4%B8%8D%E6%B4%BB%E5%8C%96%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

病原体や病原体の構成成分、病原体の産生する毒素などを分離・精製して、感染防御抗原に影響を及ぼすことなく、ホルマリン、フェノールの添加、加温処理、紫外線照射などを用いて不活化して感染性や病原性を消失させたものである。ワクチンの有効性を担う感染防御抗原の実体により、菌体ワクチン(又は全粒子ワクチン)、成分ワクチンおよびトキソイドという。全粒子ワクチンには日本脳炎ワクチン、不活化狂犬病ワクチン、不活化A型肝炎ワクチンがあり、成分ワクチンにはインフルエンザHAワクチン、組換え沈降B型肝炎ワクチン、沈降ジフテリア・百日せき・破傷風混合ワクチン、トキソイド(toxoid)には沈降ジフテリア・破傷風混合ワクチンなどがある。B型肝炎ワクチンは遺伝子組換え酵母の培養により調整された唯一の組換えワクチンである。このワクチンには免疫を増強するための免疫補助物質(アジュバント adjuvant)として水酸化アルミニウム(アラムゲル)が添加されている。また、ジフテリア菌および破傷風菌などの細菌由来毒素を不活化したトキソイドにも同様にアラムゲルが添加されており、沈降トキソイドという。不活化ワクチンによる免疫は液性免疫系を刺激して成立するので免疫持続が短い。ある一定間隔で数回摂取して基礎免疫を与え、以後一定の年をおいての追加免疫が必要になる。最終製品はすべて製品ロットごとに、国立感染症研究所において国家検定が実施され、適合するものだけが出荷される。(2006.10.24 掲載)

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