2010年4月3日土曜日

ムンバイテロ 評決待ち

ムンバイテロの裁判が終了し、評決待ちとなった。
裁判所の発表は5月3日。
166名の死亡者と234名のけが人を出したムンバイテロの裁判。
裁判開始前から被告側弁護士が襲撃されたり、開始直前に解任されたり
して、裁判が始まらなかったが、評決を待つまでになった。
テロ実行犯で唯一拘束したAjmal Kasab(パキスタン人)容疑者は、86の
罪に問われ、無罪を主張した。

弁護士の主張
・犯行の自白を強制された
・拷問されて供述書に署名させられた
・パキスタン人だから逮捕された
・監視カメラの映像の一人に似ていた
・4月に無罪主張、7月に有罪認める、12月に無罪主張

検察
・銃撃犯はラシュカレトイバのメンバーで、パキスタン人

関与した米国人は、米国で裁判があり、司法取引の結果、死刑から
終身刑になるようだ。

検察は、658人の目撃者らに質問し、裁判に挑んだとのことだが、
テロ裁判としては、進展がとても早い。社会状況を考慮しての裁判の
進捗としても、評決が死刑となれば、冤罪とはならないのだろうか。

ムンバイ同時テロ

---Mumbai Attack Trial Concludes---
INDIA NEWS
MARCH 31, 2010, 7:54 P.M. ET
By ARLENE CHANG
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304252704575155720699056954.html?mod=WSJ_latestheadlines

MUMBAI-The trial of Mohammed Ajmal Kasab, the Pakistani man accused of being the only surviving gunman of the 2008 attacks on India's financial capital, concluded in an Indian court Wednesday.

More than a year after the Mumbai police first filed charges against Mr. Kasab, the prosecution and the defense both put forth their final arguments in the case in a special court in Mumbai. Special Judge M.L. Tahaliyani is expected to consider the evidence and give his judgment in May.

"This is the fastest closure of a terrorist trial in our judicial history," said Ujjwal Nikam, the public prosecutor in the case. "And, through the atrocities of Kasab, we have exposed the Lashkar-e-Taiba."

The Lashkar-e-Taiba is a Pakistan-based militant group suspected of coordinating terrorist attacks in India. It has been accused of carrying out the attack which started on Nov. 26, 2008, and killed more than 150 people. The attacks lasted three days and targeted luxury hotels, a cafe and a Jewish center in Mumbai. Six Americans lost their lives during the attack.

Mr. Kasab, a Pakistani national, was charged for waging war against India, criminal conspiracy and the murders of 166 people.

Mr. Kasab's defense counsel, Mr. K.P. Pawar, said Mr. Kasab had been falsely implicated and forced to confess to the attacks.

"I tried my level best to place before the court that the confession is a manipulated document and there's no iota of truth in it," Mr. Pawar said in an interview.

During the trial Mr. Kasab said he was picked up by police while looking for a hotel weeks before the attack because he is from Pakistan. He said it was only during the attacks that he was brought out to take the blame because he resembled one of the gunmen photographed attacking commuters at a rail station with an AK-47. He said he then was tortured and forced to sign a confession.

When the trial began early last year, Mr. Kasab pleaded not guilty, but in July he told the told the court he was guilty. In December last year, he again retracted his confession, saying he had been framed and tortured.

Public prosecutor, Mr. Nikam, said he thinks the trial went well but could not comment on the judgment that is scheduled to be announced May 3.

"We will see if there are any other steps to be taken, after the verdict is announced," Mr. Nikam said.

The prosecution questioned 656 witnesses in the case, including two National Security Guard commandos, who led the teams in operations to fight the terrorists.

The prosecution says that all 10 gunmen in the attacks, which left 166 people dead and 234 injured, were Pakistani nationals backed by Lashkar-e-Taiba.


---ムンバイ同時テロで訴追の米国人、司法取引で有罪認める---
2010.03.19 Web posted at: 10:42 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003190002.html

シカゴ(CNN) 米司法当局によると、2008年のムンバイ同時テロに関与したとして起訴されていた米イリノイ州シカゴ在住のデービッド・ヘッドリー被告(49)が18日、シカゴの連邦裁判所で有罪を認めた。司法取引に応じ、捜査に協力しているという。

同被告はムンバイ同時テロのほか、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載したデンマークの新聞社への襲撃計画にも関与したとして、共謀など12件の罪に問われていた。昨年10月にシカゴで逮捕され、同12月の罪状認否では無罪を主張していた。裁判で死刑を言い渡される可能性もあったが、司法取引の結果、終身刑に減刑される見通しとなった。

被告は調べに対し、パキスタンのイスラム過激派組織ラシュカレトイバの指示を受けて、ムンバイ同時テロの標的となった現場を下見したことなどを認めているという。事件では米国人6人を含む160人以上が死亡した。

新聞社襲撃計画についても、ラシュカレトイバの命令で標的を下見したなどと供述。インド北部ジャム・カシミール州でテロを繰り返しているイスラム過激派組織ハルカトゥル・ジハド・イスラミ(HUJI)の指導者とされるイリアス・カシミリ被告と接触し、できるだけ早く実行するよう指示されたことなどを認めている。襲撃計画はその後、ムンバイ同時テロを受けた当局の警戒強化を考慮して、実行が延期されたとみられる。

当局は両事件の全容解明に向け、さらに調べを進める構えを示している。


---ムンバイ同時テロ実行犯が無罪主張---
2009.5.6 22:23
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090506/asi0905062224001-n1.htm

 インドメディアによると、西部ムンバイの裁判所で6日、日本人ら約160人が犠牲になった昨年11月のムンバイ同時テロでインド政府が唯一拘束した実行犯、アジュマル・カサブ被告の公判が開かれ、被告は無罪を主張した。
 被告は殺人をはじめ計86の罪に問われており、有罪となれば死刑が言い渡される可能性が高い。(共同)


---ムンバイ同時テロ、進まぬ公判 被告側弁護士開廷直前に解任---
2009.4.15 20:54
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090415/asi0904152055004-n1.htm

 【ニューデリー=田北真樹子】インド西部ムンバイで昨年11月、160人以上の死者を出した同時テロの審理が遅々として進まない。15日には、インド政府が唯一、身柄を拘束した実行犯、アジマル・カサブ被告に対する公判で被告の公選弁護人が突然、解任され混乱を招いた。
 殺人罪など12の罪に問われているカサブ被告はこの日、ムンバイ南部の刑務所内に設置された特別法廷に、サンダル履きにTシャツ姿で初出廷した。
 被告の弁護人は女性のアンジャリ・ワグマーレー氏。だが、判事はワグマーレー氏が、証人として出廷する可能性がある同時テロの被害者の代理人に指名されているため、「利害の対立」が生じるとして解任を言い渡した。このため審理に入らないまま休廷した。
 カサブ被告はパキスタンを拠点とするイスラム過激派「ラシュカレトイバ」のメンバー。インドではヒンズー至上主義者が被告の極刑を求め、そのメンバーからワグマーレー氏は脅迫を受けていた。同氏が弁護人に決まる以前に選定された他の弁護士が、脅迫を恐れ辞退した経緯もある。それでもワグマーレー氏は「国家の利益のために」と、弁護の意思を示してきた。
 カサブ被告はこれまで、インドのマラーティー語と英語で書かれた1万1000ページの訴状を、パキスタンの公用語ウルドゥー語に翻訳するよう主張。検察側は「裁判の遅延を図るものだ」と非難し結局、被告の要求は棄却されるなど、裁判は“入り口”での応酬にとどまっている。
 この日、法廷内外には約500人の警備要員が配置され厳戒態勢が敷かれた。


---【インド社会】ムンバイテロ実行犯の弁護士、襲撃される---
09/04/01-13:17
http://news.indochannel.jp/news/nws0001132.html

 インド西部マハラシュトラ州に本拠を置き政治力も持つヒンドゥー過激派団体シブ・セナ党の党員らが3月31日、ムンバイ連続テロ事件実行犯の弁護士自宅を襲撃する事件が発生した。
 今回襲撃を受けたのはアンジャリ・ワグマーレ弁護士で、彼女は30日、マハラシュトラ州法的支援委員会からムンバイ連続テロ事件の唯一の生き残り犯であるアジマル・カサブ容疑者の弁護士に任命された。その日の深夜12時過ぎ、シブ・セナ党の党員ら約100人がワグマーレ弁護士のムンバイ市内ウォルリにある自宅前で弁護を辞退するよう求めるスローガンを叫び、自宅に石を投げつけるなどの暴挙に出た。この騒ぎにより、脅迫罪や侮辱罪などの罪で12人が逮捕されている。
 カサブ容疑者の次回の公聴会は4月6日に予定されているが、ワグマーレ弁護士は現段階では弁護士任命を受けるかどうかについての言明を避けている。同弁護士は集まった報道陣らに対し、「何より重要なのは、カサブ容疑者に弁護士を付けて裁判を進めることだ」と語った。また、自宅に警官を配備するという申し出についても、今回抗議を行った人々は顔見知りということで断っている。
 同じような事件は2008年12月にも発生している。カサブ容疑者の弁護を引き受けたいと発言した弁護士自宅が壊されてしまった。シブ・セナ党のバル・タクレー党首はかねてよりムンバイテロ事件の犯人をテロ現場で公開絞首刑に処すべきだなどと過激な発言を繰り返し、人々の感情を煽ってカサブ容疑者の弁護に反対している。

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