2010年4月22日木曜日

新生、あおぞら銀 合併破談

新生、あおぞら銀の合併が破談した。
 新生銀行とあおぞら銀行は、予定していた合併を白紙に戻す方針を
固めた。合併行の経営方針をめぐって溝が埋まらなかったうえ、新生が
3月期に一千億円規模の連結最終赤字に陥る見通しとなり、当初1対1として
いた合併比率の実現が難しくなったため。今後は営業面などで業務提携
する方向で調整する。

新生銀行とあおぞら銀行共に、人事異動の報道がされ、両行とも否定。
合併の際も、報道に情報が漏れて否定していた。風評でこづかい稼ぎを
狙う人が関係者にいるか。

あおぞら(元?)銀行員をインサイダー容疑で立件。
新生銀行は、一千億円の赤字の見通しでも株式は上昇。
新生、あおぞらがリテール事業で共同出資を検討。
新生銀行をみずほが合併して、みずほに公的資金で注入。
の噂。

みずほ、新生、あおぞら共にリーマンの負債者リストに銀行名が報道され
ていたが、新生だけが回復できなかったかもしれない。

新生、あおぞら銀 合併再報道
あおぞら銀行 インサイダー取引の疑いリーマン・ブラザーズの負債リスト


---<話題>当麻新体制に再生をかける新生銀---
2010/04/20 16:54
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=274315

 経営不振にあえぐ新生銀行 <8303> の次期社長に、旧第一勧業銀出身でみずほコーポレート銀行常務執行役員などを歴任した当麻茂樹氏(61)が就任することがほぼ固まった。新生銀行は10年3月期連結決算で1000億円程度の最終赤字になると見られており、八城政基社長(81)は引責辞任する方向。さらに、今年10月に予定していたあおぞら銀行 <8304> との経営統合も断念する方針で、当麻新社長体制で経営再建を目指すことになる。
 新生銀とあおぞら銀の経営統合断念が報道されるようになって以降、銀行関係者や市場関係者の間では、「新生銀をみずほコーポレート銀行と合併、あおぞら銀をみずほ銀行と合併して、みずほフィナンシャルグループ <8411> に公的資金を注入する」など、さまざまな憶測が飛び交った。救済・合併の相手は、常に「みずほ」だった。その背景には、みずほがBIS(国際決済銀行)の新たな自己資本比率規制では資本不足で増資懸念を抱えていることにある。ある証券関係者は、「今のみずほでは、不足していると言われる1兆円を超える増資は難しい。再度の公的資金注入もあるのではないか、との見方がくすぶっている。それが、新生銀を救済して公的資金を注入するとの発想につながっている」と指摘する。
 そのうえ、新生銀の新社長として浮上したのが、みずほOBの当麻氏だったことから、「新生銀の救済はみずほの手に託された」との思惑が急速に広がった。
 しかし、みずほのある首脳は、「みずほが新生銀の救済に乗り出すことはない」と断言する。みずほにとってみれば、救済相手がみずほではないかとうわさされるなか、当のみずほOBの当麻氏が新生銀の社長に就任するというのは、不思議の国に迷い込んだアリスのように、まさに常識が逆転するような出来事だったという。当麻氏のみずほ時代をよく知るみずほ関係者は、「当麻さんは、自分で役に立つのなら全力で力を貸しますというタイプの人。今回も、みずほは関係なく、当麻さんの経営手腕を新生銀が頼ったのだろう」と解説する。
 当麻新社長は長患いを続ける新生銀を完治させることができるのだろうか。その経営手腕に期待がかかる。


---今朝の一部報道に関して---
あおぞら銀行
平成22年4月20日
http://www.aozorabank.co.jp/about/newsrelease/2010/article/10042001_n.html

 本日、当行が新生銀行のリテール子会社に出資するという一部憶測報道がありましたが、本報道は事実に基くものではありません。当行はそのような出資は計画しておりません。

以上


---インサイダー容疑:あおぞら銀行員を立件へ…東京地検---
毎日新聞 2010年4月20日 2時37分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100420k0000m040111000c.html

 あおぞら銀行(東京都千代田区)の40代の男性行員によるインサイダー取引疑惑で、東京地検特捜部は近く、行員を金融商品取引法違反容疑で立件する方針を固めた。行員は企業への融資審査を担当しており、融資情報を利用して公表前に株取引を繰り返し数百万円の利益を得た疑いがもたれている。
 融資先企業が予定していた株式の公開買い付け(TOB)情報を基に、行員がTOBで買収される企業の株を公表前に取引したとして、証券取引等監視委が昨年6月、同行本店などを強制調査していた。
 行員は容疑を否認していたが、その後の調べで別の複数の銘柄でインサイダー取引をした疑いが浮上したことなどから立件に踏み切るとみられる。
 あおぞら銀は、98年に経営破綻(はたん)し一時国有化された旧日本債券信用銀行が母体で00年に発足した。


---新生・あおぞら、共同出資 新生の子会社へ---
2010年4月20日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20100420-OYT8T00379.htm

小口分野で提携検討
 新生銀行とあおぞら銀行が、新生銀子会社のリース会社への共同出資など個人・中小企業を対象としたリテール(小口)分野での関係強化を検討していることが19日明らかになった。
 両行は今年10月に実施予定だった合併を断念する方針だが、リテール事業での提携に転換して互いの経営基盤を強化する。将来は商品の共同開発なども検討する。
 具体的には、新生銀が発行済み株式の約97%を保有する昭和リース(東京都)にあおぞら銀が出資するほか、新たに企業再生ファンドを共同で設立する構想も浮上している。昭和リースへの共同出資で、新生銀は顧客層をあおぞら銀の預金者や取引先に広げられるほか、あおぞら銀も同社の金融サービスを自社の顧客に提供できる。
 新生銀は2010年3月期の税引き後利益が1000億円前後の赤字となる見通し。提携によって両行とも個人・中小企業向け分野の収益を強化したい考え。


---新生銀、1千億円赤字でもあく抜けで年初来高値---
2010.4.15 12:34
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100415/fnc1004151235012-n1.htm

 15日午前の東京株式市場では新生銀行が年初来高値を3カ月ぶりに更新した。1月15日につけた129円を上回り、一時は前日終値比10円高の134円まで上昇した。午前の終値は同9円高の133円だった。
 2010年3月期連結決算で1000億円程度の最終赤字を計上する見通しであることや、八城政基会長兼社長の後任人事などが報道され、「悪材料は出尽くした感がある」(市場筋)ことで買いが優勢になっている。
 新生銀行は昨年7月に発表した、あおぞら銀行との合併交渉が破断になるとの見方が広がっており、業績の厳しさから、単独での生き残りも難しいとの指摘もある。


---新生銀・あおぞら銀:合併破談 経営方針巡り溝---
毎日新聞 2010年4月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100415ddm002020045000c.html

 新生銀行とあおぞら銀行は、10月に予定していた合併を白紙に戻す方針を固めた。合併行の経営方針をめぐって溝が埋まらなかったうえ、新生が10年3月期に1000億円規模の連結最終赤字に陥る見通しとなり、当初1対1としていた合併比率の実現が難しくなったため。今後は営業面などで業務提携する方向で調整する。
 両行関係者によると、両行幹部が14日、金融庁を訪れ、破談を報告した。金融庁は引き続き合併に向け努力を求める一方、合併しない場合でも、両行が業務提携などで協力関係を維持するよう要請。業務面での協力については両行とも受け入れるとみられる。
 新生は公的資金を受けており、2期連続の最終赤字に転落する責任をとって八城政基会長兼社長(81)が6月末の株主総会で退任する。後任には、旧第一勧業銀行出身の当麻茂樹・いすゞ自動車取締役(61)が就任する方向。
 両行は09年7月、生き残りを目指して合併を発表した。しかし、どちらのシステムに統合するかなど、合併行の経営方針についての主導権争いが紛糾。さらに、金融庁検査を踏まえ新生が、不動産関連融資などに対する引き当てを積み増した結果、10年3月期に巨額の赤字に陥る見通しになり、合併比率についても合意のめどが立たなくなっていた。【清水憲司、大久保渉】


---今朝の一部報道に関して---
あおぞら銀行
平成22年4月15日
http://www.aozorabank.co.jp/about/newsrelease/2010/article/10041501_n.html

 本日、当行の経営陣交代に関する一部憶測報道がありましたが、本報道は事実に基くものではありません。当行としては現経営陣変更の計画はなく、平成22年3月期について従前の業績予想の達成を見込んでいます。

以上


---新生銀:赤字1000億円 八城会長辞任へ、後任人事は難航---
毎日新聞 2010年4月14日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100414dde007020046000c.html

 新生銀行が、10年3月期連結決算で1000億円規模の最終(当期)赤字になる見通しであることが14日、分かった。2期連続の最終赤字の責任を取って、八城政基会長兼社長が6月をめどに引責辞任する方向。財務内容の悪化を受けて、あおぞら銀行との10月の合併は見送る方針だ。
 最終赤字になるのは、金融庁の検査結果を踏まえ、不動産向け融資の追加引き当てやグループの消費者金融会社関連の損失処理など、損失計上が必要になったため。100億円の最終黒字を予想していたが、赤字に転落する見通しとなった。
 09年3月期の最終赤字1430億円に続き、2期連続の巨額赤字になる。新生銀は未返済の公的資金が約2100億円あり、公的資金を受け入れている銀行は、2期連続で収益計画を3割以上下回ると経営責任の明確化を求められるルールがある。このルールが適用されるため、八城氏は今秋に予定していた退任時期を前倒しする方向だ。金融庁は決算数値の確定を待って、業務改善命令を出す見通し。
 同行は既に八城氏の後任トップの人選に着手。官僚OBや大手銀OB、投資ファンドのトップなどの名前が浮上しているが、6月の改正貸金業法の完全施行で規制が強化される消費者金融を柱とする同行の将来の経営への不透明感もあって、後任人事は難航している模様だ。新生銀とあおぞら銀行の合併計画については、新生銀の新体制が固まった後に両行で協議し、最終判断する方針だ。【清水憲司、大久保渉】


---新生銀行:最終赤字1000億円規模に 10月合併見送り---
毎日新聞 2010年4月14日 11時21分
http://mainichi.jp/life/money/news/20100414k0000e020040000c.html

 新生銀行が、10年3月期連結決算で1000億円規模の最終(当期)赤字になる見通しであることが14日、分かった。2期連続の最終赤字の責任を取って、八城政基会長兼社長が6月をめどに引責辞任する方向。財務内容の悪化を受けて、あおぞら銀行との10月の合併は見送る方針だ。
 最終赤字になるのは、金融庁の検査結果を踏まえ、不動産向け融資の追加引き当てやグループの消費者金融会社関連の損失処理など、大幅な損失計上が必要になったため。100億円の最終黒字を予想していたが、赤字に転落する見通しとなった。
 09年3月期の最終赤字1430億円に続き、2期連続の巨額赤字になる。新生銀は未返済の公的資金が約2100億円あり、公的資金を受け入れている銀行は、2期連続で収益計画を3割以上下回ると経営責任の明確化を求められるルールがある。このルールが適用されるため、八城氏は今秋に予定していた退任時期を前倒しする方向だ。金融庁は決算数値の確定を待って、業務改善命令を出す見通し。
 同行は既に八城氏の後任トップの人選に着手。官僚OBや大手銀OB、投資ファンドのトップなどの名前が浮上しているが、6月の改正貸金業法の完全施行で規制が強化される消費者金融を柱とする同行の将来の経営への不透明感もあって、後任人事は難航している模様だ。
 新生銀とあおぞら銀行の合併計画については、新生銀の新体制が固まった後に両行で協議し、最終判断する方針だ。【清水憲司、大久保渉】


---筑波銀行とあおぞら銀行の戦略的業務提携に基づく預金代理業務の開始並びに資本提携について---
あおぞら銀行
平成22年3月15日
http://www.aozorabank.co.jp/about/newsrelease/2010/article/10031501_n.html

 株式会社筑波銀行(取締役頭取: 木村 興三、本店:茨城県土浦市/以下「筑波銀行」)*並びに株式会社あおぞら銀行(取締役社長兼最高経営責任者(CEO): ブライアン F.プリンス、本店:東京都千代田区/以下「あおぞら銀行」)は、戦略的業務提携に関する基本合意を平成21年8月20日付で発表し、提携業務の具体的な可能性を追求するとともに、両行間の関係を従来以上に深めてまいりました。
 今般、同業務提携の中核をなす新業務として、関係当局への必要な手続の完了を前提に、あおぞら銀行の仕組預金**の申込の媒介を筑波銀行にて行う「預金代理業務」***を、平成22年5月頃を目処に、筑波銀行の店舗等で取扱いを開始することを決定いたしました。
 地方銀行と全国銀行間の預金代理業務における仕組預金の取扱いは、国内初の試みとなります。
 更に、これまでの提携協議の過程で、両行は、親密な関係を長期的に構築していくことが重要であると考え、関係当局への必要な手続の完了を前提として、筑波銀行が本年3月31日付で優先株式(社債型)への転換権が付された無担保転換社債型新株予約権付永久社債(劣後特約付)(以下「新株予約権付永久劣後社債」)50億円を発行し、同社債全額をあおぞら銀行が引き受けることを本日決定いたしました。
* 筑波銀行は、北関東地域を中心とした顧客・事業基盤の更なる拡充と金融サービスの一層の向上を目指して、関東つくば銀行と茨城銀行が本年3月1日付で合併して誕生しております。
** 仕組預金とは、デリバティブ取引を組み込んだ預金商品の総称です。
*** 預金代理業務とは、銀行法第2条第14項に定める銀行代理業(個人、法人または金融機関が、銀行の委託を受けて、銀行の代理店として行う、預金の受入・ 融資・為替等の業務)のうち、第1号「預金又は定期積金等の受入れを内容とする契約の締結の代理又は媒介」を指します。

以上

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