2010年5月14日金曜日

平時の食糧危機が迫る

平時の食糧危機が迫っているようだ。
 FAOは、中国やインド、ブラジルなど新興国の国民の生活水準が向上し、
先進国並みに食生活が豊かになっていると分析。畜産業が急速に拡大する
一方、環境への配慮や食の安全対策などが遅れているとして、将来の需要
増を見据え、酪農分野への技術支援や投資の増強が世界的な課題になって
いると訴えた。

1980年対2005年
東アジアと東南アジアのの肉消費量は約3.8倍。
中国の伸び率が顕著で、肉、牛乳、卵のいずれも約4~10倍に増加。

中国は、ここ数年で、いろいろなものが、輸出国から輸入国に変わったが、
印も米穀に関して輸入国に変わりつつあるとのこと。
最近では、マグロやフカヒレも食べない国は批判対象としている。

2008年度
世界人口 約68億人
中国   約13億人
印    約12億人
ブラジル 約2億人

世界人口の約4割の生活水準がよくなっただけで、燃料や食料が高騰して
いる。生活水準が低いから飢餓と批判していたが、実際、多くの国の生活
水準が上昇した場合、平時の食糧危機となることは推察されていた。まだ
先と思っていたが、こんなに早く傾向が見えるとは思わなかった。
安価だからと食料を輸入に頼る日本だが、もう少し経てば、輸入食料の
価格と国産食料の価格が逆転するかもしれない。そうなれば、農業も産業
の一部として簡単に採算がとれるようになるのだろうか。


---中国人が肉・卵をバカ食い? 経済発展の影響で消費拡大---
2010.5.10 20:14
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100510/chn1005102014005-n1.htm

 国連食糧農業機関(FAO)は10日、人口増加や中国やインドなど新興国の経済発展による食生活の変化を受け、過去約20年間でアジア地域での肉や卵、牛乳などの畜産物の消費が急拡大しているとの報告書を発表した。
 FAOは、中国やインド、ブラジルなど新興国の国民の生活水準が向上し、先進国並みに食生活が豊かになっていると分析。畜産業が急速に拡大する一方、環境への配慮や食の安全対策などが遅れているとして、将来の需要増を見据え、酪農分野への技術支援や投資の増強が世界的な課題になっていると訴えた。
 報告書によると、東アジアと東南アジアの2005年の肉消費量は1人当たり年間約48・2キロで、1980年の約12・8キロに比べ約3・8倍。特に中国の伸び率が顕著で、肉、牛乳、卵のいずれも約4~10倍に増加した。(共同)


---中国ネットで北たたき また食糧もらいに来た---
2010年5月9日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010050902000067.html

 【北京=安藤淳】訪中した北朝鮮の金正日総書記に対し、中国ではインターネット上で「また食糧をもらいに来た」「金家王朝は世襲をやめろ」などの非難が集まる一方、受け入れた中国政府に対しても「納税者の金を(北朝鮮への)援助に軽々しく使うな」と批判の矛先が向けられている。このためか、大手ネット掲示板サイトでは金総書記関連の書き込みが削除されている。
 あるネット利用者は「金総書記が泊まった遼寧省大連のホテルの一日の宿泊料一万二千八百五十八元(約十八万円)は、北朝鮮の一人当たりの年間国民所得(約十万円)より多い」と指摘。「(土産の)米や小麦は特別列車十七両に入りきらないだろう」など皮肉交じりの意見もあった。
 核実験やミサイル発射などで北朝鮮に対して不信感を持つ中国国民も増え、中国の対北朝鮮外交にも批判が集まっているようだ。
 このため、八日付紙面で一斉に報道した中国各紙は、金総書記が企業を視察する写真を大きく掲載。総書記が自ら経済改革や外資の誘致を精力的にアピールする姿勢を前面に出したとみられる。ただ国営新華社通信の引用で、評論などはほとんどみられなかった。


---Rice Production to Rise to Record This Year, FAO Says (Update1)---
May 09, 2010, 11:52 PM EDT
By Luzi Ann Javier
http://www.businessweek.com/news/2010-05-09/rice-production-to-rise-to-record-this-year-fao-says-update1-.html

(Adds comment from FAO beginning in third paragraph.)

May 10 (Bloomberg) -- Global production of rough rice, the staple for half the world’s population, will rise to a record 710 million metric tons this year, as harvests in India and the rest of Asia recover from drought, the United Nations said.

Output will expand 4 percent from 680 million tons in 2009, as production in India, the world’s second-largest grower and consumer, is forecast to increase 15 percent to 151 million tons, the UN Food and Agriculture Organization said in a report e- mailed today.

“The chances of El Nino conditions dissipating over the coming months have improved, which would support a return to more normal weather conditions, to the benefit of still-to-be- planted crops,” FAO said. “India is anticipated to drive much of the production upturn in the region.”

Higher global output may help extend a slump in prices, as it eliminates the risk that India may turn to the overseas market to meet domestic demand. Rough rice futures jumped to last year’s high of $16.27 per 100 pounds in Chicago partly because of speculation that India may become a net importer this year for the first time in more than two decades.

Rice for July delivery gained 0.5 percent to $11.855 per 100 pounds in after-hours electronic trading on the Chicago Board of Trade at 11 a.m. Singapore time. The contract has plunged 20 percent this year.

“Greater availability of supplies from the harvesting of the 2009 secondary crop in the northern hemisphere and the 2010 main crops south of the equator could give grounds for further price declines,” the FAO said.

Production in the Philippines, the world’s biggest rice importer, may expand 9 percent to 17.4 million tons from “the disappointing 2009 season” as the government provides seed subsidies to farmers and the European Union extends a $13.5 million agricultural assistance program, the FAO said.

--Editors: Matthew Oakley, Gavin Evans.

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