2010年5月19日水曜日

千葉県警 毒ギョーザで鑑定ミス公表

千葉県警は毒ギョーザの鑑定ミスを公表した。
 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、従来の県警の鑑定が覆され、県内で
被害を出した2袋に、ともに1~2ミリの穴が開いていたとする警察庁
科学警察研究所の鑑定結果が発表された。穴を見逃した当時の県警の
鑑定に疑問の声が上がりそうだ。

警視庁と首都近郊の県警では、明らかに能力が違うと言われ、一部の者から
疎まれていると噂される県警は、実力を見せつけてしまったようだ。

中国で逮捕されたメタミドホス塗布容疑者の自供に沿っており、犯人の
一人と言うことになりつつある。ジクロルボス塗布犯はまだ見つかって
いない。
詳細はまだ不明だと思うが、メタミドホス塗布犯の裁判は開始してしまう
かも知れない。

毒ギョーザ事件幕引きか


---中国製ギョーザ中毒:新鑑定 県警、袋の穴見逃す 「製造過程混入」説に疑問 /千葉---
毎日新聞 2010年5月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100515ddlk12040161000c.html

 実は、穴が開いていた--。中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、従来の県警の鑑定が覆され、県内で被害を出した2袋に、ともに1~2ミリの穴が開いていたとする警察庁科学警察研究所の鑑定結果が発表された。袋の穴の有無は、どの段階でどう毒物が混入されたかを絞り込む有力な判断材料で、捜査の大きな焦点の一つだった。穴を見逃した当時の県警の鑑定に疑問の声が上がりそうだ。
 県警捜査1課の14日の発表によると、2袋の穴はともに、開封時に切り離された切れ端の側で見つかった。
 千葉市で母子2人が倒れた「CO・OP手作り餃子」の包装袋では表側の上端から2センチ、左端から6センチの部分に長さ約1ミリ筋状に開いていた。市川市で母子5人が倒れた商品では、裏側の上端から2センチ、右端から2センチの部分に約2ミリ筋状に開いていたという。
 7人を苦しめた有機リン系殺虫剤メタミドホスは、袋の内側とギョーザの皮、具から検出されていた。県警科学捜査研究所は当時の鑑定で、開封された袋の本体側と切れ端側について、肉眼やルーペによる検査や水を入れて漏れをチェックする検査を行っていた。穴はないとする鑑定結果を踏まえ、県警はこれまで一貫して「製造過程で混入された可能性が高い」との見方を示していた。
 ところが、中国捜査当局は3月下旬、注射器を使って毒物を混入させた疑いで天洋食品の元社員を逮捕した。4月の日中警察当局の情報交換会議で、中国側が説明した毒物の混入時期は07年10月1日や同20日など3日間だった。警察庁は、問題の2袋の製造年月日が「07年10月20日」である点を踏まえ、元社員の供述に矛盾はないと見ている。
 県警はこの会議を受けて4月下旬、警察庁科警研に袋の鑑定を依頼していた。鑑定結果を巡る14日の報道陣との質疑では県警幹部が「捜査ミスと言われれば……」と口ごもる場面もあった。


---中国毒ギョーザ:千葉の被害者が食べた2袋にも穴 科警研---
毎日新聞 2010年5月14日 19時24分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100515k0000m040036000c.html

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、千葉県の被害者計7人が食べた中国・天洋食品製「CO・OP手作り餃子」2袋の包装袋に、ともに小さな穴が開いていたことが警察庁科学警察研究所の鑑定で分かった。同県警捜査1課が14日、明らかにした。
 これまで同県警の科学捜査研究所による鑑定では穴はないとされ、有機リン系殺虫剤・メタミドホスを注射器で混入させたとする中国側の捜査結果との矛盾が指摘されていた。今回の鑑定で矛盾は解消する一方、同県警の捜査の質が問われそうだ。
 穴の大きさは1~2ミリで、2袋とも開封時に切り離した包装袋の切れ端で見つかった。県警は「当時は目視とルーペで調べ、発見できなかった。今回の鑑定は電子顕微鏡が用いられた」と釈明した。【中川聡子】


---毒ギョーザ事件容疑者「梱包の外から注射」 犯行の手口初めて判明、日本側の証拠と合致---
2010.4.30 02:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100430/crm1004300200001-n1.htm

 有機リン系の農薬「メタミドホス」による中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、危険物質混入容疑で逮捕された「天洋食品」元臨時従業員、呂月庭容疑者(36)が中国公安省に「(農薬は)冷凍ギョーザが梱包(こんぽう)された段ボール箱の外から、注射して混入した」と供述していることが29日、日本の警察関係者への取材で分かった。日本側の捜査結果と合致するため、警察庁などでは供述の信憑(しんぴょう)性は極めて高いとみている。犯行の具体的手口が明らかになったのは初めて。
 供述内容は今月21、22の両日開かれた情報交換会議で、中国側から警察庁に伝えられた。
 警察関係者によると、呂容疑者は中国公安省の調べに、「(天洋食品の)工場の冷凍庫に侵入し、袋入りの冷凍ギョーザが梱包された段ボール箱の外から、注射器を横向きにして針を刺して注入した」と供述。注入量については「(3日間にわけて)3回やった。(1回あたり)20ccほどだったと思う」と説明した。
 平成20年1月に兵庫県で中毒を起こしたギョーザと同じ製造月日で、大阪府枚方市のスーパーにいったん配送され、「袋がべたべたする」として回収された未開封ギョーザ6袋については、袋の表面からメタミドホスが検出されている。
 このうち1つの袋だけが、表と裏に注射針の貫通したとみられる直径約1ミリの穴が開いていたことが明らかになっている。6袋は、同じ段ボール箱に入れられて日本に輸出され、店舗に配送されていた。
 中国当局が押収した注射針の長さや、梱包用段ボールの厚さを検証した中国側の捜査結果を踏まえ、段ボール箱の中に、立てて並べられた冷凍ギョーザのパッケージは、段ボールの横から刺した注射針が1袋目までは達する位置にあったことが、警察当局の捜査でも判明。呂容疑者の供述と犯行状況とは矛盾しない、との見方が強まった。
 このため警察庁では、枚方市のケースについて、パッケージを貫通した針先から農薬が段ボール箱の中に広がり、他の5袋の外側にも付着した疑いがあるとみている。ただ、千葉県で中毒を起こした冷凍ギョーザの袋からは穴が見つかっていない。開封時に破いた部分に穴があった可能性もあるが、警察庁は混入経路の全容解明のため、5月中に幹部らを中国に派遣し、さらに情報交換を進める。

0 コメント: