2010年7月2日金曜日

不審制銀行

新生銀行にまた業務改善命令がでた。
 金融庁は、公的資金を資本注入している新生銀行に対し、業務改善命令
を出した。2010年3月期決算が経営健全化計画で示した利益目標を大幅に
下回ったため。新生銀への業務改善命令は二年連続。金融庁は7月30日まで
に業務改善計画を提出するよう求めた。

金融庁指摘事項
2009年
・「三割ルール」に抵触し、行政処分。
・巨額赤字にもかかわらず、4人の役員に1億円以上の報酬支払い
・公的資金2500億円未返済

また改善命令が出た。不審制銀行に改名したほうが良いと思う。
資金調達は、外資ファンドのこづかい稼ぎの道具になっただけのようだ。
国民の税金を使わず、金融税を導入してその基金で資金のやりくりをして
ほしいものだ。
財政状態とストレステストの結果、金融税も不要と言われる金融機関の
ような気もする。

新生、あおぞら銀 合併破談
金融規制改革案


---新生銀に業務改善命令 利益目標大幅下回る---
2010年7月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010070102000062.html

 金融庁は三十日、公的資金を資本注入している新生銀行に対し、業務改善命令を出した。二〇一〇年三月期決算が経営健全化計画で示した利益目標を大幅に下回ったため。新生銀への業務改善命令は二年連続。金融庁は七月三十日までに業務改善計画を提出するよう求めた。
 金融庁は昨年の新生銀に対する検査で、不動産関連やノンバンク向け融資について大幅な引き当て不足を指摘した。これに伴い新生銀の一〇年三月期の純損益(単体)は、四百七十六億円の赤字に。健全化計画で示した目標の百億円の黒字を下回り、計画の利益を三割以上、下回った場合に行政処分の対象となる「三割ルール」に抵触した。
 新生銀は今年十月に予定していたあおぞら銀行との合併が破談。経営不振の責任を取り、六月二十三日付で社長兼会長だった八城政基氏が退任した。
 また、筆頭株主が外資系ファンドの新生銀は一〇年三月期の有価証券報告書で、四人の外国人役員に一億円以上の報酬を支払っていたことが判明。
 巨額の赤字を計上した上、今年三月末時点で二千五百億円の公的資金の注入を受けているにもかかわらず、高額の報酬を支払ったことに対し批判が高まっている。金融庁は業務改善計画に役員への賞与支給の停止を盛り込むよう求めたが、既に退任した外国人役員四人には、賞与を含む報酬が支払われている。
 新生銀は「業務改善命令を厳粛に受け止め、経営健全化計画の達成に向け、全行が一丸となって業務に取り組んでいく」とのコメントを発表した。


---金融庁:新生銀に2年連続で業務改善命令 3月期赤字476億円---
毎日新聞 2010年7月1日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/today/news/20100701ddm008020176000c.html?link_id=RLH03

 金融庁は30日、公的資金を投入している新生銀行に業務改善命令を出した。10年3月期決算(単体)で476億円の最終赤字を計上し、国に提出した経営健全化計画の利益目標の100億円を大幅に下回ったため。改善命令は2年連続で、金融庁は収益改善策や経営責任の明確化を盛り込んだ改善計画を7月30日までに提出するよう求めた。
 新生銀は3月末時点で2500億円の公的資金残高を抱え、経営健全化計画で示した利益目標を3割以上下回った場合、行政処分の対象となる。金融庁は、抜本的な収益改善策とともに、不動産融資のリスク管理体制の見直しも命じた。2年連続で改善命令を受けた場合、経営責任を問われるため、八城政基前社長が6月下旬に辞任。2人の副社長や1億円超の高額報酬が批判された外国人役員4人も退任した。【中井正裕】


---新生銀に業務改善命令、賞与など削減求める---
2010年6月30日22時34分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100630-OYT1T01000.htm

 金融庁は30日、公的資金を注入している新生銀行に対し、給与体系の見直しなど大幅な経費削減やリスク管理体制の強化を求める業務改善命令を出した。
 新生銀は2010年3月期決算で、税引き後利益が2期連続で赤字となり、経営健全化計画の利益目標を3割以上下回った。この結果、公的資金注入行に対する行政処分基準である「3割ルール」に抵触した。
 新生銀は7月30日までに、職員賞与の抑制、役職員数の削減、役員賞与の支給停止など抜本的な収益改善策を盛り込んだ業務改善計画を提出する。命令では経営責任を明確化するため、社長の退任も求めているが、八城政基前会長兼社長は23日付で引責辞任している。
 新生銀の経営健全化計画では、10年3月期は単体ベースで100億円の税引き後利益を見込んでいた。しかし、不動産関連の投融資などの失敗で多額の損失を計上し、単体で476億円の税引き後赤字となった。新生銀には2500億円の公的資金が残っているが、外国人役員4人に1億円以上の報酬を支払うなど役員報酬・賞与の平均は5400万円と上場企業の役員報酬の平均(2500万円)の2倍以上に達していた。このため、金融庁は抜本的な改善を求めることにした。


---新生銀株主総会、大幅赤字に責任追及の声---
2010年6月23日19時21分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100623-OYT1T00907.htm

 新生銀行は23日開いた株主総会で、八城政基社長が2010年3月期連結決算で税引き後利益が2期連続の大幅赤字を計上したことについて、「社長の責任で、大変申し訳ない」と陳謝した。
 新生銀は同日、いすゞ自動車取締役の当麻茂樹氏(61)の社長就任を正式決定した。
 八城氏は業績不振の原因について、「不動産投資の評価が甘すぎた」などと釈明したが、株主からは「赤字は経営の失敗だ」などと責任を追及する声が相次いだ。
 また、新生銀は同日発表した有価証券報告書で、外国人役員4人の09年度報酬が1億1000万~1億4900万円だったことを正式に公表した。八城氏は自身の年俸が850万円だったことを明らかにしたが、株主からは行員に対する報酬の水準が高すぎるなどの指摘も出た。
 当麻氏は、「多彩な人材を活用し、今後2年間で新生銀が独り立ちできることを示す」と経営再建に向けた抱負を語った。今後は経営陣を刷新するとともに不動産投資などから撤退し、消費者金融など個人分野を中心に収益力の強化を目指す経営方針を説明した。


---新生銀:グプタCFOら外国人4幹部が退任へ-1億円超、高給批判---
更新日時: 2010/06/17 11:03 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=a_c8UrrLvGBg

 6月17日(ブルームバーグ):新生銀行のラフール・グプタ最高財務責任者(CFO)ら外国人幹部4人が退任する見通しとなった。事情に詳しい関係者が17日明らかにした。新生銀では、亀井静香前金融担当相による高給批判などを受け、退任の方向で調整を進めていた。
 退任予定となっているのは、グプタ氏ら報酬総額が1億円以上の外国人執行役4人。亀井氏は先月、「外国人役員はべらぼうな報酬をもらっている。(八城政基)社長は900万円とある面で抑えているが、外資からきているそれは1億とか1億5000万円とか取っている」と名指しで同行一部幹部の高額報酬を批判していた。
 新生銀では、前期、前々期の決算が不良債権やノンバンク事業ののれん代の減損処理などにより2期連続で1400億円超の赤字を計上している。同行の当麻茂樹次期社長(現顧問)はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、連続大幅赤字の責任を取り、高給批判のあった役員複数人が退任すると述べていた。
 17日付の読売新聞は、外国人役員4人の前期の報酬額がストックオプション(自社株購入の権利)などを含めて1億円から1億5000億円に上り、いずれも退任を検討していると伝えた。前3月末決算をもとに作成される有価証券報告書から、1億円以上の報酬を得た役員は個人名が開示されることになっている。

---新生銀 役員報酬 1億5000万円---
2010年6月17日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20100617-OYT8T00320.htm

外国人4人 いずれも退任へ
 新生銀行が外国人役員4人に支払う2009年度の報酬額が、ストックオプション(自社株を購入できる権利)などを含めてそれぞれ1億~1・5億円に上ることが16日、明らかになった。
 2010年3月期決算から、上場企業には報酬1億円以上の役員を有価証券報告書で開示することが義務づけられており、新生銀は23日の株主総会で報酬の根拠を説明する。
 報酬が1億円以上となったのは、取締役専務執行役のラフール・グプタ氏ら4人。いずれも退任する方向で調整している。
 株主総会では役員報酬の水準を巡って議論が紛糾する可能性もある。

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