2010年7月4日日曜日

新意思表示カードが完成

新意思表示カードが発表された。
 脳死下の臓器提供条件を大幅に緩和した改正臓器移植法が施行されるの
に伴い、日本臓器移植ネットワークは、臓器提供意思の表示方法などを変え
た新しい意思表示カードを作成したと発表した。

新カードははがして使用。裏面に記された
(3)提供しない
(1)脳死後および心停止後のいずれでも提供する
(2)心停止後に限り提供する
親族への臓器優先提供の意思を記すこともできる。

いずれかに○をつけることで意思を確認。
提供したくない臓器がある場合には、臓器の一覧に×をつけることになって
いる。

今年度は350万部を作成
各自治体の窓口や運転免許試験場、コンビニ等に設置される。

自動車免許証にも意思表示できるとのことだった。
今度は、コンビニでももらえるようだ。
メディアスクラムのために、ドナーが減ったとのことだが、外国に移植に
行く患者の報道が続く。本当は、ドナーの問題ではなく、医療費の問題では
と思う。一部の人達が、ここぞとばかり工作しているように感じる。

臓器提供拒否カード発行へ


臓器移植の新カードが完成


---新意思表示カードが完成 17日の改正臓器移植法施行に伴い---
2010.7.1 18:05
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100701/bdy1007011809003-n1.htm

 脳死下の臓器提供条件を大幅に緩和した改正臓器移植法が17日に施行されるのに伴い、日本臓器移植ネットワークは1日、臓器提供意思の表示方法などを変えた新しい意思表示カードを作成したと発表した。
 新カードは臓器移植や脳死について説明しているリーフレットと一体になっており、はがして使用する。裏面に記された(1)脳死後および心停止後のいずれでも提供する(2)心停止後に限り提供する(3)提供しない-のいずれかに○をつけることで意思を確認。提供したくない臓器がある場合には、臓器の一覧に×をつけることになっている。
 また、特記欄には親族への臓器優先提供の意思を記すこともできる。
 今年度は350万部を作成、各自治体の窓口や運転免許試験場、コンビニエンスストアなど全国約3万4千カ所に設置される。


---[解説]改正臓器移植法---
2010年6月30日 読売新聞
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=27368

誰もが対象者 家族で確認を
 ある日、家族の誰かが病気や事故で病院に搬送され、「脳死状態にあります」と医師に告げられたら、あなたならどうするだろう。問われるのは、脳死状態の夫や妻、子どもの臓器を提供するかどうかという選択だ。
 改正臓器移植法が7月17日、全面施行される。改正法で変わるのは、脳死臓器提供の条件だった本人の書面による意思表示が必須ではなくなり、「提供しない」という意思表示がない場合は、もう一つの条件だった家族の承諾だけで提供できることだ。15歳未満の子どもからの臓器提供も可能になるが、読売新聞社の全国世論調査では40%の人がこれらの変更点を知らなかった。
 脳死臓器提供はこれまで、提供意思を記したカードを持つ本人とその家族の問題だった。脳死になるのは、100人の死者のうち1人程度。2008年の内閣府調査によると、意思表示カードの所持率も8・4%に過ぎず、多くの国民にとって人ごとだったのも仕方がない。それが全面施行後はカードの所持にかかわらず、脳死になった人の家族は選択を迫られることになる。
 本人の意思表示が前提の現在でさえ、承諾したことが正しかったかどうかで臓器提供後に悩む家族がいる。
 厚生労働省の作業班が08年にまとめた臓器提供者(ドナー)の家族への聞き取り調査では、多くが「本人の意思を尊重したかった」と話す一方、葛藤(かっとう)や苦悩を漏らす人もいた。「ドナーファミリーの会」の運営にかかわる北海道の男性(75)は「突然脳死になり、気が動転したまま臓器提供を承諾し、『これでよかったのか』と後悔する家族からの相談をよく受ける」と話す。
 まして全面施行後は、本人の意思が分からないまま決断しなければならないケースも出てくる。今後は運転免許証や健康保険証にも意思表示欄が設けられる。家族が判断に困らないよう、「提供する」「提供しない」という意思表示はした方が良い。
 臓器提供について家族で話をして、互いの考えを知っておくことも大切だ。交通事故で05年に亡くなった父の腎臓を提供した兵庫県西宮市の小林美奈さん(43)は、お寺の住職だった父が生前、「お坊さんは生きている人の役に立たなければいかん」と繰り返し話していたため、父の腎臓提供を申し出た。特に臓器提供の話はしなかったが、「判断は間違いなかった」と言い切れるのは、こうした会話があったからだ。
 家族との話し合いで欠かせないのは、改正法についての正確な知識だろう。厚労省や日本臓器移植ネットワークはホームページやパンフレットで改正法の内容を紹介しているが、子どもも話に参加できるよう今以上に工夫してほしい。
 死後の話をすることには抵抗感もあるかもしれない。だが、自身の「死」をどうデザインするかは、人生の意味や価値を考える上でも欠かせない。この機会に一人一人が脳死や臓器提供の意味、ひいては生と死について話し合ってほしい。(科学部・小日向邦夫)

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