2010年8月31日火曜日

刑場公開

刑場が公開された。
 刑場は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、仙台の7拘置所・支所
にある。
 法務省が、東京拘置所の死刑の刑場を報道機関に公開した。

死刑の存廃のため、国民に制度の詳細を開示
死刑制度の存続を「やむを得ない」とする理由は、凶悪犯罪の抑止、被害者
と遺族の感情への配慮等とのこと。

死刑廃止の論理は、警察、検事、裁判官による死刑判決手続きが、公正公平
に行われていないことが基礎となっている。
未だに、死刑判決となっても、冤罪と覆される判決はいくつもある。
多くの国は、冤罪による死刑執行を確信していると言うことだろう。
しかし、現行犯、直接証拠、間接証拠が全て揃い、死刑判決手続きが正しく
行われた場合は、被害者や被害者親族への配慮のため死刑を執行すべきと思う。

死刑の実態が分かれば、国民の受け止めが変わる可能性があると言うが、
見方は二種類ある。

1.死刑執行への不満
 海外では、死刑執行の際に、被害者親族や希望者の一部に立会いを許可
 しているが、日本では、執行終了の通知があれば良いようだ。
 被害者親族は、死刑囚に対して、報復を望んでおり、代理ではあるが
 執行を見届けることで、被害者に対して初めて報告ができると言う考えも
 ある。

2.死刑への不満
 冤罪による死刑の可能性

死刑を廃止したい人で多いのは、過去に何をしても生き残ったのだから、
天命をまっとうしようと言うものだが、被害者親族が裁判で被害者の殺され
方を知っても、死刑廃止の議論は深まるとでも思っているのだろうか。

来月の裁判員裁判で死刑判決に相当する事案が開廷されるようなので
法務大臣が心象操作するために刑場を公開し、一部のマスコミは
さらに、扇動したようだ。

アルカイダ 友達の友達は死神


刑場初公開 その経緯や意義は


---死刑存廃論議 刑場の公開だけでなく---
8月29日(日)
http://www.shinmai.co.jp/news/20100829/KT100827ETI090008000022.htm

 法務省が、東京拘置所の死刑の刑場を報道機関に公開した。写真や映像が国民の目に広く触れたのは初めてのことである。
 すべての施設を公開したわけではない。それでも、国民が死刑の実態を知る上で一歩前進といえる。
 千葉景子法相は、死刑の存廃について国民的議論を高めたい考えを示している。そのためには、国民に制度の詳細をさらに開示していく努力が欠かせない。
 内閣府の世論調査では、回答者の86%が死刑制度の存続を「やむを得ない」としている。凶悪犯罪の抑止、被害者と遺族の感情への配慮などが理由だ。
 ただし、死刑を容認する人が多いのは、死刑囚がどのように遇され、命を絶たれるのか、中身を知らされていないことが一因になっていないだろうか。死刑の実態が分かれば、国民の受け止めが変わる可能性がある。
 今回の公開では、刑場にロープはなかった。踏み板は閉じられた状態で、宙づりになった体を収容する部屋は非公開だった。実態を知ってもらうには、公開を制限するべきではなかった。
 法務省には、今回の試みを一過性のものにせず、全国7カ所の刑場を国民に公開することを検討してもらいたい。
 国際社会では、死刑廃止の流れが広がっている。
 国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」の調べだと、2009年時点で、死刑制度を廃止、長期停止しているのは139カ国に上る。存続しているのは58カ国に減っている。
 背景には、国連による1966年の人権規約採択、2007年の死刑の一時停止を求める決議などがある。欧州連合(EU)は、死刑廃止を加盟条件にしている。
 日本国内の死刑執行は「密行主義」と批判されてきた。法務省は98年になってようやく、執行の事実と人数を明らかにするようになり、07年からは氏名と執行場所を公表している。
 過去には、死刑執行を命じなかった法相がいる。日本弁護士連合会や、超党派の国会議員連盟は死刑の廃止を求めている。
 刑場の公開について、本紙の取材に松本市の信大生が「場所の公開だけでは議論は深まらないのでは」と、疑問を投げかけている。もっともな反応だ。
 執行する死刑囚の決め方と理由、死刑囚の生活…。議論を深めるため、明らかにしなければならない情報はたくさんある。


---死刑囚、私服で過ごしバイトも可能…刑場での「最後の一服」は禁止---
2010.8.28 22:35
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100828/trl1008282239001-n1.htm

 法務省が27日、初めて公開した死刑の刑場(東京拘置所内)。小綺麗な内装や構造だけでなく、内部は禁煙で「最後の一服」がなく、首を吊るためのロープは再利用されるなど、隠された習慣も明らかになった。(夕刊フジ)
 全国7カ所にあるが、国会議員の視察が過去3回行われた以外は公開されていなかった刑場。制度に慎重な千葉景子法務相(62)が先月28日、執行に立ち会い、国民的議論のきっかけにするため、公開を決めた。
 死刑囚は普段は独居房で午前7時起床、午後9時就寝の生活を送る。業者とバイト契約を結び、作業で報酬を得るのも可能。服は私服で、新聞や雑誌、書籍が買える。
 また弁当のほか、ぶどう、カニやウナギの缶詰、どら焼きなども買えるので食うに困らない。面会は原則、親族と弁護士のみだ。
 注目の死刑執行は当日朝に言い渡される。「1975年に前日予告し、自殺者が出た」(同省矯正局)といい、その後、当日が定着した。
 希望により刑場内の教誨室で数十分間、旧知の教誨師に最後のお祈りを受ける。ここで拘置所提供の和菓子や果物も口にできるが、たばこや酒はない。
 同室には仏壇があり、スライドすると神棚、キリスト教徒は扉を閉めて十字架を掲げる仕組み。「1日に複数回執行する場合もある」(同)が、スムーズにこなせる。
 教誨が終わると執行室の前の部屋へ移動。前で腕組みをして手錠、足にゴムバンドが巻かれる。視線の先には青いカーテン。これが死刑囚の生涯最後となる光景だ。
 医療用ガーゼで目隠しされるとカーテンが開き、踏み台の上へ。3人の職員が同時にボタンを押して踏み台が外れ、医師が死亡を確認した5分後に遺体が下ろされる。踏み台の真下には排水溝が設置されていた。
 ボタンを押した職員には1人2万円の特別手当が支給されるが、「執行経験の有無はだれにも話さないのが、この世界の不文律」(同)。
 これまで「一度の失敗もない。抵抗した場合は相応の人数で実力行使する」(同)というが、粛々と罪を償うケースが通常だという。ちなみにロープは「刑場ではない」という理由で公開されなかったが、捨てることなく再利用するという。


---【刑場公開】目隠しの死刑囚は大きな音とともに下の部屋に 5分後に納棺---
2010.8.27 11:23
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100827/trl1008271124006-n1.htm

 刑場は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、仙台の7拘置所・支所にある。このうち、衆院法務委員として、東京拘置所の刑場を2回視察した経験のある前衆院議員の保坂展人氏が27日の公開に先立って、刑場の様子を語った。その内容と、法務省関係者の話を総合すると、実際の死刑執行の様子は、次のようなものとみられる。
 連行された死刑囚は、刑場と廊下を隔てた「教誨(きょうかい)室」で、遺留する金品についての意向や遺言を聴き取られ、教誨を受ける。その後、刑場内にある仏画などがある一室に入る。ここで、死刑執行が正式に告げられ、希望があれば改めて、教誨を受けることができる。保坂氏によると、初めて視察した際は、この部屋に「古びた観音像」があったが、2回目の視察では「仏画」がかかっていたという。
 死刑囚はその後、目隠しされ、刑務官に連れられ、カーテンで仕切られた執行室の約1メートル四方の踏み板の中央に立たされる。ここで、絞縄(こうじょう)が首にかけられる。縄の太さは約3センチだった。
 保坂氏によると、この部屋には藤色の絨毯が敷かれていたといい、初めての視察時は改築されたばかりの真新しい状態で、同行した議員のなかには「パーティができそうだ」という声が聞かれた。ただ、2回目の視察時には、踏み台の周囲は黒ずみ、踏みしめられたように、かなり汚れていたという。
 執行室の隣にはボタンが3つ並んだ部屋がある。合図を受けた複数の刑務官が一斉にボタンを押す。踏み板の開閉装置にすべてのボタンが連動しているのか、いずれかが連動しているのかは不明だという。
 法務省関係者によると、踏み板が開閉する際には、かなり大きな音がし、死刑囚は下の部屋に落ちる。医師が死亡を確認、それからさらに5分後、遺体は床におろされ、納棺される。
 遺族の意向に応じて、遺体か、施設内で火葬した上で、遺骨で引き渡される。ただ、引き取りを拒まれることも珍しくない。
 執行に立ち会う検察官らは、ガラス越しに執行を見る。立ち会う位置は死刑囚の立つ踏み台と同じ高さで、死刑囚との距離は約8.5メートル離れている。死刑囚が下の部屋に落ちた後も見届けられるように、吹き抜けの構造になっている。

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