2010年9月2日木曜日

米軍 サイバー攻撃

米軍のサイバー攻撃が報告された。
 米軍のコンピューターネットワークが2008年、USBメモリーから侵入した
不正プログラムによって「米軍史上最悪」のサイバー攻撃にさらされていた。
米国防総省のリン副長官が、外交評論誌「フォーリン・アフェアーズ」に
投稿した論文で明らかにした。

ウィリアム・リン
サイバー攻撃は敵の特定が難しく、報復も困難だとして防衛の重要性を
強調し、新設のサイバー司令部が本格的に活動を始めることを明らかにした。

敵の特定が難しく、報復も困難と言うのがポイントだろう。
民間レベルでは、敵の特定は即時にできるし、報復も知識があれば、簡単に
できるようだ。米軍は、未だにこの攻撃の被害を受けたと言いながら利用し
ていると言うことだろう。
それをシステム化したのが、サイバー司令部と言うことかもしれない。

米 サイバー安保新設


---米軍狙ったサイバー攻撃 高官が手記で明らかに---
2010.08.26 Web posted at: 10:07 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201008260002.html

 ワシントン(CNN) 米軍のネットワークが2008年、ノートPCに差し込んだフラッシュメモリから不正プログラムに感染し、「最も深刻なサイバー攻撃」に遭っていたことが、国防総省のウィリアム・リン副長官が25日、国際政治経済誌フォーリン・アフェアーズのウェブサイトに寄稿した手記で明らかになった。この事件を契機としてサイバーディフェンス戦略の見直しが進んだ。
 事件はこれまで機密扱いとされてきた。発端は、中東の米軍基地にあったノートPCがフラッシュメモリから不正プログラムに感染したことだったという。
 「問題のフラッシュメモリには、外国の情報機関によって悪質なコンピューターコードが仕込まれており、このコードが米中央軍のネットワークに入り込んだ」「コードは検知されないまま機密システムと非機密システムの両方に広がり、そこから外国の支配下にあるサーバーにデータを転送できる状態になっていた」とリン副長官は記している。
 具体的にどのような情報が流出、消失したのかは明らかにしなかったが、「悪質なプログラムがひそかに活動し、誰だか分からない敵の手に作戦計画を渡してしまう状態だった」とされる。
 米軍のネットワークに不正侵入を試みるケースは無数にあるといい、別の攻撃では「米国や同盟国、提携業界のネットワークから、兵器の設計書、作戦計画、監視データなど何千ものファイル」が敵の手に渡っているという。
 国防総省はこうした事件をきっかけに、「バックショット作戦」という対策を導入。ネットワーク周辺に何重もの防御を張り巡らし、軍全体の防御を統括するサイバー司令部を新設したという。政府のネットワークと重要インフラを守るために国土安全保障省とも協力、同盟国と連携して国際的な防御の拡大を図っているという。


---08年に最悪のサイバー攻撃 米軍システムへの被害公表---
2010年8月26日 10時00分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010082601000225.html

 【ワシントン共同】リン米国防副長官は25日発刊の米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」最新号で、米軍のコンピューターシステムが2008年に外国情報機関に侵入され、史上最悪のサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。機密扱いだった被害を公表し、敵国やテロリストによるサイバー攻撃の危険性に警鐘を鳴らすのが狙い。
 副長官が寄稿した論文によると、侵入は中東の米軍基地にあるノート型コンピューターに、細工された外付けの記憶装置を装着したことがきっかけ。中東を管轄する米中央軍のネットワークに侵入され、機密情報を引き出すことが可能な「上陸拠点」が形成された。「米軍の作戦計画が音も立てずに敵の手に渡る態勢が整うという最悪の事態だった」と記述された。
 副長官は侵入に成功した国の名前や被害実態は特定せず、事態に気付いた米軍の反撃が成功し、これがサイバー攻撃対策の「転換点になった」とした。ただ、これ以外にも、米国や同盟国、軍需産業のネットワークに敵が侵入、多くの武器の設計図や作戦計画のデータが盗まれたケースがあるという。100以上の外国情報機関が米国のネットワーク侵入を試みているとも指摘した。


---米軍に最悪のサイバー攻撃 08年、USBメモリーから---
2010年8月26日
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201008260183.html

 【ワシントン=勝田敏彦】米軍のコンピューターネットワークが2008年、USBメモリーから侵入した不正プログラムによって「米軍史上最悪」のサイバー攻撃にさらされていた。米国防総省のリン副長官が、25日発行の外交評論誌「フォーリン・アフェアーズ」(電子版)に投稿した論文で明らかにした。
 論文によると、中東にある米軍基地のノートパソコンに、外国の情報機関関係者がUSBメモリーを挿入。記録されていた不正プログラムが米中央軍のコンピューターネットワークに侵入した。
 不正プログラムは、検知されないまま軍のネットワークに広がり、データを何者かに転送しようとしていたといい、副長官は「米軍のコンピューターへの史上最悪の侵入だった」とした。
 論文は、侵入による具体的な被害は記していない。しかし軍のネットワークへの侵入はほかにも起きており、兵器の設計図や作戦計画などが流出していると指摘した。同盟国や軍関連企業のものも含めると、流出ファイルの総数は数千に上るという。
 副長官は、サイバー攻撃は敵の特定が難しく、報復も困難だとして防衛の重要性を強調し、新設のサイバー司令部が10月までに本格的に活動を始めることを明らかにした。


---模型兵器で衛星だませる? 北が「電子戦の手引」---
2010年8月23日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010082302000179.html

 【ソウル=築山英司】二十三日付の韓国紙、朝鮮日報は、北朝鮮軍が米韓両国による最先端の偵察衛星や偵察機を欺くため、偽の戦闘機や艦艇を配置するなどの偽装戦術を記した資料を入手し、内容を報じた。戦闘機ミグに見せかけた模型と推定される衛星写真も掲載した。
 同紙によると、資料は北朝鮮軍の出版社が二〇〇五年に発刊した秘密教範「電子戦参考資料」。北朝鮮の脱出住民を支援する韓国の教会関係者から入手したとしている。
 資料によると、北朝鮮軍は探知レーダー電波を吸収するステルス塗料を開発した。艦艇や戦闘機、戦車に厚さ一・四~一・八ミリで塗れば95%の電波を吸収し、三~五年間使用できると書かれている。 偽の戦闘機や滑走路、海軍洞窟(どうくつ)基地の入り口を造ろうとした。朝鮮日報は具体的な場所や時期は詳述していないが、“偽ミグ機”の写真は北朝鮮南西部の黄海道にある谷山基地を撮影したグーグルの衛星画像と表示している。
 資料では、金正日(キムジョンイル)総書記が指示し、研究が進められたとしている。

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