2010年9月13日月曜日

北極海航路開通

北極海航路が開通した。
 露海運最大手ソフコムフロートは、北極海を初めて横断航行している
同社傘下の大型タンカーが北極海航路の難関部分の通過に成功し、露東端の
チュコト自治管区ペベクに達したと発表。同社のフランク社長は
「大型船舶の運航の可能性が実証された」と表明した。

北極海航路は夏季2~4カ月利用可能
通過に成功した会社
ソフコムフロート(露)
チューディー・シッピング(ノルウェー)
ベルーガ・グループ(独)

北極海航路は、露領海を通るため、露当局の許可を受け、通行料を取られる
ようだ。
中国は、天然資源確保のため、通行費が安い航路を確保したようだ。
中国のGDPは世界2位となった。
金に任せて、天然資源を買いあさり、契約は無視、足元見て周辺国を恫喝、
軍による示威行動も行う。メディアによる国威発揚もあるようだ。
テロと国との戦いだけでなく、国と国の争いになりそうだ。

バイオエタノール開発中止主張
周辺国軍事的摩擦
中国 米海域調査強行阻止か


---北極海経由で欧州から初めて中国へ貨物船---
2010.9.5 00:31
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100905/chn1009050032000-n1.htm

ノルウェーの海運会社の耐氷貨物船ノルディック・バレンツ(約2万7千トン)が4日、北極海経由で中国へ鉄鉱石を輸送するため、ノルウェー北部ヒルケネスを出港した。関係企業が明らかにした。約26日で中国に到着する予定。
 ロシア以外で欧州からアジアへ北極海経由で貨物を輸送するのは初めて。地球温暖化による海氷の減少で可能性が高まった、同ルートの本格的商業利用が一段と現実化してきた。ロシア領海内の北極海では事故などに備え、同国営企業の原子力砕氷船2隻が伴走する。
 欧州-極東アジア間の北極海ルートは従来のスエズ運河経由より航路が3~4割短縮できるほか、海賊の心配もないなどのメリットがあり、アジア各国や通航料収入などが期待できるロシアなどが商業利用に関心を示している。(共同)


---北極海・北東航路“雪解け” 商業化へ思惑交錯---
2010.9.3 23:20
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100903/erp1009032321013-n1.htm

 【ロンドン=木村正人】地球温暖化で海氷が少なくなったロシア沿いの北極海・北東航路を利用して欧州やロシアとアジアを結ぶ海上輸送が目立ち始めた。北東航路はスエズ運河やマラッカ海峡を通るより航行距離が短縮でき、テロや海賊の心配もないため、以前から注目されてきた。これまで分厚い海氷に閉ざされ、商業航路としては採算が取れなかったが、気候変動の思わぬ“恩恵”を得て、本格的な商業化の可能性が大きく膨らんでいる。
 昨年夏、ドイツの海運会社ベルーガ・グループの貨物船2隻が発電設備を積んで韓国を出港、北東航路経由でシベリア・ノブイ港に到着した。ロシア以外の船が北東航路を商業目的で通過するのは初めてだった。
 同社によると、スエズ運河経由の航路(航程2万372キロ)に比べ5556キロ、日数で最大10日間を短縮でき、1隻につき30万ドル(約2500万円)の節約になった。今年8月にも貨物船2隻が発電設備をスウェーデンからノブイ港に運び込んだ。
 北東航路の国際商業航路化に同社が先鞭(せんべん)をつけた格好となり、ノルウェーの海運会社チューディー・シッピングは先月下旬、同国北部キルケネス港からロシア沿岸を通って中国・大連へノルウェー産鉄鉱石を輸送すると発表。耐氷貨物船が4万1千トンを積み今月5日に出港し、25日前後で到着する。
 同社のフェリクス・チューディー社長は本紙に「ロシア当局は北東航路がスエズ運河経由よりも割安で安全なことを証明しようとしているようだ」と語った。

 ロシア海運最大手ソフコムフロート傘下の大型タンカーも先月、天然ガス副産物7万トンを積んでロシア北西部ムルマンスクを出港、北東航路最大の難所とされるヴィリキツキー海峡の通過に成功した。今月上旬に中国・寧波に到着する。
 大型タンカーが北東航路を通るのは初めてで、ロシアがバレンツ海で開発を計画するシュトックマン・ガス田から中国への海上輸送に道を開くことになる。
 北極海航路にはロシア寄りの北東航路のほかに、カナダ寄りの北西航路ルートもある。島に挟まれ氷結しやすい北西航路に比べ、海氷が少ない北東航路は先の大戦中から戦略上重視されてきた。資源の国内輸送など軍事目的を中心に使用されたが、冷戦終結で輸送量は激減。そこへ温暖化による海氷減少が起き、夏季2~4カ月間の航行が容易になった。
 ただし、北東航路はロシア領海を通るため、船の耐氷構造や砕氷船帯同についてロシア当局の許可を受ける必要があり、船の種別やトン数に応じて通行料が課される。航路利用はロシアの意向に左右されるため、欧州では二の足を踏む海運会社が多かった。
 「ロシアは北極海の資源開発を重視しており、結局は北東航路を全面的に開放しない」(日本の海運筋)という懐疑的な見方も根強い。だが、ノルウェーのシンクタンク、北部地域ロジスティックス・センターのクリスティーン・オムホルト・イエンセン理事長は「ロシアにも海運会社にも北東航路の利用は大きな利益になる。ロシアには通行料が入るだけでなく、帯同する砕氷船の料金も稼げる」と分析。世界は北東航路の商業化を見据えてすでに走り出していると指摘する。
 北東航路の西側のノルウェーはキルケネス港、東側の韓国は釜山港について物流の集散拠点となるハブ港化を目指す。韓国のSTX造船は北東航路の航行に必要な耐氷船の建造技術を持つノルウェーのアーカー・ヤーズ造船を買収。中国も北極海への足がかりとしてアイスランドに接近する。ロシアが北東航路を国際商業航路として全面開放するのか否か、関係国の思惑は激しく交錯している。


---Shipping companies eye fabled Asia route as ice melts---
By Pierre-Henry Deshayes (AFP) - Sep 3, 2010
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5hilHIkisM1oPp2YKop_XnT7ixAAA

OSLO - Shipowners are showing growing interest in a fabled trade route to Asia which climate change is beginning to open up at last as polar ice recedes.

On Saturday the first non-Russian vessel to make an intercontinental commercial voyage through the Arctic Northeast passage will set sail from Norway for China.

The route is thousands of kilometres (miles) shorter than traditional passages, promising to reduce travel time dramatically, along with fuel consumption and carbon dioxide emissions.

The Hong Kong-flagged Nordic Barents will sail from the northern port of Kirkenes with 41,000 tonnes of iron ore for Qingdao in China, aided by two Russian icebreakers and taking some 26 days.

Its owners, the Danish firm Nordic Bulk Carriers, said the ship would cover only about half the distance of its usual route through the Suez canal, spend eight fewer days at sea and save 180,000 dollars in fuel costs.

"It can be very interesting for producers of minerals in Norway, in Sweden or in Finland who want to export their goods to the Asian markets," the company's managing director Christian Bonfils told AFP.

The new route mirrors the Northwest passage over the top of Canada, avoiding a massive detour through the Panama Canal and significantly slashing the distance between the Atlantic and Pacific oceans.

"For the past 150 years, explorers from around the world have dreamt of the polar passages," Norwegian Foreign Minister Jonas Gahr Stoere said in May.

"With climate change, the modernisation of Russia, the discovery of resources in the Great North and new maritime technologies, their vision is closer to becoming reality," he added.

Time and money saved taking the Northeast passage -- including the fee charged for passing through the Suez Canal -- is partially offset by other costs such as icebreaker assistance.

"But all in all, we're saving money. Otherwise we wouldn't do it," Bonfils said.

Opting for the northern route will also allow ships to avoid the danger of pirates and other attacks in the Gulf of Aden and Indian Ocean.

Russia, which for decades has used the passage for domestic connections, blazed the trail to China last month with a gas tanker that sailed from northwestern port of Murmansk.

In 2009, two German ships also sailed the Northeast passage between South Korea and Rotterdam, but they unloaded their cargo in Russia.

"What's new with the Nordic Barents is that she is the first ship with a foreign (non-Russian) flag which is allowed to sail off northern Russia without delivering any cargo to Russia," Bonfils explained.

Due to global warming, scientists say they expect the Arctic ice cover to completely disappear during the summer months in coming decades.

"The northern route could in time open up new possibilities for transport between the United States, Europe and Asia, and could help improve infrastructure in northern Russia," said Sturla Henriksen, the chairman of the Norwegian Shipowners' Association.

But for the foreseeable future, the northern route remains a luxury that will be afforded only to ice-class ships, with reinforced hulls, like the Nordic Barents.

So traffic in the area should remain light in the short term at least, Bonfils said.

"There are not that many ice-class ships in the world and the window for sailing is small," he said, adding that making the voyage was possible only "between two and four months" each year.


---欧州から初 北極海経由で中国へ鉄鉱石を輸送---
2010.8.27 08:56
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100827/erp1008270901003-n1.htm

 ノルウェーの海運会社「チューディー・シッピング」などは26日、同国北部ヒルケネスから北極海経由で中国へ鉄鉱石を輸送すると発表した。同社によると、ロシア以外で欧州からアジアへ北極海ルートで貨物輸送するのは初のケース。地球温暖化による海氷の減少に伴い、同ルート利用が今後、本格化しそうだ。
 北極海航路は夏季2~4カ月利用可能。現在ロシアの大型タンカーが同国北部から北極海を初横断し浙江省寧波へと航行中で、中国の北極海経由での資源獲得意欲も目立つ。
 フェリクス・チューディー同社社長は共同通信に対し、行く先は遼寧省大連と寧波で、海氷の状況にもよるが、約26日で中国に到着すると説明。日本企業からの北極海利用の受注はないが「日本企業とは長年取引があり、日本との協力に興味がある」と述べた。(共同)


---大型タンカーが北極海横断 露、難関区の通過に成功---
2010.8.26 19:00
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100826/erp1008261901004-n1.htm

 ロシア海運最大手ソフコムフロートは25日、北極海を初めて横断航行している同社傘下の大型タンカーが北極海航路の難関部分の通過に成功し、ロシア東端のチュコト自治管区ペベクに達したと発表。同社のフランク社長は「大型船舶の運航の可能性が実証された」と表明した。
 北極海航路での大型タンカー運航に事実上成功したといえる。地球温暖化で海氷が減りつつある同航路は将来、日本などアジアにとって重要な貿易航路になる可能性が出てきた。
 今回運航されたタンカーの積載可能重量は約11万7千トンだが、同社長は来年、さらに大型のタンカーで同航路を運航する計画も明らかにした。
 タンカーは北欧に近いムルマンスクを出港。天然ガス副産物の軽質原油コンデンセート約7万トンを積み、砕氷船を伴い、難関部分の約2500カイリを予定より早い11日間で航行。今後の運航に役立つデータも集めた。9月上旬に中国の浙江省寧波に到着する予定。(共同)

0 コメント: