2010年9月17日金曜日

ペイオフ発動後の預金処理

ペイオフ発動後の預金処理が報道された。
 ペイオフが発動された日本振興銀行は、営業を再開し、定期預金払い戻し
の受付を始めたが、満期前に中途解約すると、利率が大幅に引き下げられ、
預金者は損をする。8カ月後をめどに一時的な受け皿となる継承銀行に事業
を移管するまでは、他行よりも高めの現行の金利が維持されることになって
おり、窓口でも担当者からの説明で、解約を思いとどまる預金者が続出して
いる。

定期預金金利 2010年5月5日
1年もの 年1.0% (税引後 年0.80%)
3年もの 年1.3% (税引後 年1.04%)
5年もの 年1.5% (税引後 年1.20%)
10年もの 年2.0% (税引後 年1.60%)

ネット銀行でも最近は、こんなに高い金利は見当たらない。
もっと金利が高いときがあったようだ。
8ヶ月程度で継承銀行に移管されるまでは、金利は継続するらしい。
取り付け騒ぎになると、保有現金が減り、継承銀行候補も減るため、解約
を説得して止めさせているようだ。
そのままの状態で少しでも金利を稼ぐか、破綻銀行に関わるのは嫌と思う
かの違いもしれない。
最近の日本では、金利が高い銀行は、特に財務状況を確認して預金しないと、
気分を害することになる。
債権者よりも継承銀行の方が有利な条件で処理されるのだろうか。

栄枯盛衰 振興銀破綻


---振興銀が債権者説明会 預金者や取引先に現状報告---
2010/09/16 17:00
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091601000602.html

 経営破綻した日本振興銀行の債権者説明会が16日、東京都江東区の国際研究交流大学村・東京国際交流館で開かれた。対象は取引先の企業や預金者で、振興銀側が経営状況や民事再生手続きのスケジュールを報告。説明会は17日にも同交流館で実施する。
 振興銀に対してはペイオフが発動されたため、元本1千万円超の預金は原則として一部カットされる可能性が高い。取引先の企業も売掛金などが削減される恐れがある。
 破綻処理は、金融整理管財人となった預金保険機構が主導して進める。約8カ月後には預保機構が全額出資した「第二日本承継銀行」に正常債権などの資産が譲渡される見通しだ。
 振興銀は、ずさんな融資で不良債権が積み上がり、今月10日に経営破綻、ペイオフ適用の初ケースとなった。


---振興銀資産の取得手続き、ネオラインに中止命令 東京地裁---
2010/9/15 23:36
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E3E7E2E0E38DE3E7E2EBE0E2E3E29797E3E2E2E2;at=ALL

 民事再生手続き中の日本振興銀行は15日、投資会社のネオラインキャピタル(東京・港)が同行の貸出債権の一部を取得する手続きを始めたことについて東京地裁に中止命令を申し立て、手続き中止の決定を受けたと発表した。振興銀は、ネオラインの保証付きで融資を受けた顧客も、従来通り同行に返済するよう呼びかけている。
 ネオラインは振興銀の貸出債権のうち、同社が保証を行っている百数十億円について「振興銀が破綻すれば債権を譲り受ける契約を結んでいる」と主張。対象となる融資先企業に債権の譲渡通知を発送し、返済先を同社に切り替えるように呼びかけ始めた。
 民事再生法は、破綻企業からの資産流出によって手続きが混乱することを避けるため、裁判所は破綻企業の資産への担保権の実行手続きを一定期間中止することができると定めている。東京地裁は14日に振興銀から申し立てを受け、ネオラインに「10月15日まで債務者に債権譲渡を通知し、承諾を得てはならない」と命令した。
 一方、民事再生法では、担保権がある債権については一般債権と区別して回収することが認められている。ネオライン側の担保権が認定されれば、ペイオフで保護されない1000万円超の預金などへの弁済原資が目減りする可能性がある。


---振興銀、初日解約50億円 「満期前は損」0・9%にとどまる---
2010.9.13 20:06
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100913/fnc1009132006016-n1.htm

 預金保険機構は13日、戦後初のペイオフが発動され同日から業務を再開した日本振興銀行の預金の解約が、午後5時時点で約50億3千万円だったと発表した。振興銀が破綻申請した9月10日時点で預金者は12万6779人で、預金総額は5820億円だったが、解約額は0・9%にとどまった。満期前に解約すると、利率が大幅に下げられるため、解約を思いとどまった預金者が多かったとみられる。
 預金者のうり、全額保護されない1000万円超の預金者は3423人で、1000万円超分の預金は約110億円。
 振興銀の定期預金は、中途解約した場合、その期間に応じて、利率が20分の1~100分の1まで引き下げられる契約になっている。ペイオフの場合も、この条件は変わらないため、中途解約した場合、利息は大幅に減る。
 窓口でもこうしたことを説明しており、東京都千代田区の本店を訪れた預金者も、「解約するのはやめた」との声が聞かれた。
 振興銀の管財人である預金保険機構は、大幅な預金流出を防ぐため、継承銀行に事業を譲渡するまでの8カ月は、他行よりも高めに設定された金利も維持することにしている。
 預金の払い戻しは、各店舗の窓口のほか、郵送でも受け付ける。郵送用の申込用紙は振興銀のホームページで取得できる。


---振興銀口座に3千万円「甘かった」 悔やむ大口預金者---
2010年9月13日16時0分
http://www.asahi.com/business/update/0913/TKY201009130142.html

 経営破綻(はたん)し、国内で初めてペイオフが発動された日本振興銀行が13日、一部の店舗で業務を再開し、払い戻し手続きに応じ始めた。保護対象額を超え、資産を失うおそれのある大口預金者は預金者全体の3%弱。高金利につられて3千万円を預け、解約し損なった東京都内の元経営者は、「判断が甘かった」と悔やむ。
 東京都千代田区の日本振興銀行本店前では13日朝、開店時刻の午前9時前から10人ほどの預金者が列をつくった。
 同中央区の元経営者の男性(73)は、案内された店内で行員から「解約ご希望のお客さまへ」と題した書類を受け取った。行員からは「1千万円と利息は保護される。どうしても今すぐに解約したい人だけ、解約の手続きをしてほしい」と頼まれた。定期預金の額は3千万円。残り2千万円はどうなるかわからない。
 嫌な予感はあった。7月、振興銀の木村剛前会長らが逮捕され、中央区の小伝馬町支店に解約を申し出た。だが、支店側から「我々も頑張っているので、満期まで待ってほしい」と説得され、12月までの継続を決めた。あの時解約していれば全額が戻ったはずだった。「判断が甘かった」と今も悔やまれる。
 以前は繊維の卸問屋を経営していたが、後継者がなく、10年ほど前に会社を閉めた。3人の娘は結婚して家を離れ、妻には5年前に先立たれた。いまは所有するビルの最上階に一人暮らし。貸事務所や駐車場、マンションからの賃料収入で生活には困らない。資産は土地と預金、株に分割して運用している。
 振興銀の高金利につられた。昔から付き合いのある複数のメガバンクに預金しているが、金利は低い。「ただ金を置いておくのはもったいない」と思い、2008年に3千万円を預けた。1年定期で金利は1.3%だった。「あまりに金利がよすぎて、変だなとは思った。最初はおっかなびっくりだった」
 破綻は10日朝、テレビのニュースで知った。「やっぱり、つぶれちゃったか」
 経営者の時も取引先の金融機関が破綻したことはあったが、そのときは預金全額と利息が手元に戻った。「銀行の責任で損をかぶるのは、これが初めてだ」と語る。
 ペイオフの限度を超える2千万円について、行員は「債務超過で支払うお金がない。お客様にご迷惑をかけて申し訳ありません」と繰り返すばかり。しかし、保護される1千万円分も中途解約すると利率が悪くなる。結局、解約は思いとどまった。
 「人の金なのに、あきれちゃってものが言えない」
 店から出てきた男性は、そうつぶやいた。
 1千万円を預けていた同豊島区の会社員男性(62)は、会社を抜け出して振興銀の本店に駆けつけた。中途解約すれば利率が下がるが、「破綻した銀行に預けていたくない。元本さえ手元に戻れば構わない」と解約手続きをした。
 1千万円は老後の蓄えにと考えていた。5日ほどで返金されるはずだ。「もう金利にはこだわらない。全額が手元に戻った時に初めて安心できるんじゃないか」(田村剛)


---振興銀ペイオフ、満期前の解約は損 高金利も8カ月は継続---
2010.9.13 10:34
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100913/fnc1009131035004-n1.htm

 「すぐに引き出すのは損」。戦後初のペイオフが発動された日本振興銀行は13日、営業を再開し、定期預金払い戻しの受付を始めたが、満期前に中途解約すると、利率が大幅に引き下げられ、預金者は損をする。8カ月後をめどに一時的な受け皿となる継承銀行に事業を移管するまでは、他行よりも高めの現行の金利が維持されることになっており、窓口でも担当者からの説明で、解約を思いとどまる預金者が続出している。
 振興銀の定期預金は、中途解約した場合、その期間に応じて、利率が20分の1~100分の1まで引き下げられる契約になっている。ペイオフの場合も、この条件は変わらないため、中途解約した場合、利息は大幅に減る。
 同行は、給与の払い込みや公共料金の振り込みなどに使う普通預金や当座預金は、「コストがかかる」として扱っておらず、その分、定期預金の金利を高めに設定している。管財人の預金保険機構によると、「毎日変更されているが、日によっては、大手銀行の10倍の金利のときもあった」という。
 この高めの金利も、今後8カ月は継続する。このため、満期がすぎても自動契約更新などで継続した方が、他行に預け替えるよりも得になる。継承銀行に事業譲渡された後は、他行並みの水準に引き下げられる見通し。高金利を維持するのは、預金が大量に流出した場合、振興銀の再建スポンサーを探すことが困難になるためだ。
 全額保護の対象外の1000万円超の預金者も、1000万円以下の分は解約できるが、同様に満期まで待った方が利息は増える。
 振興銀では、窓口でこうした説明を行っており、13日の開店と同時に訪れた預金者からは、「解約しないことにした」との声が多く聞かれた。ただ、カットされる可能性が高い1000万円超の預金者の中には、「だまされた。一刻も早く引き出したい」と憤る人も多く、即日解約も相当数に上る可能性がある。


---「早くスッキリしたい」「腹立たしい」振興銀、預金払い戻し開始---
2010.9.13 09:21
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100913/fnc1009130921003-n1.htm

 経営破綻した日本振興銀行は13日午前9時、東京都千代田区の本店など16店舗で営業を再開し、戦後初のペイオフ発動で保護される元本1000万円とその利息までの払い戻しの受け付けを始めた。本店には開店前から10人ほどが列をつくったが、大きな混乱はなく、開店と同時に順番に店内に入った。
 午前6時50分に並んだ千葉県内の夫婦は「元本1000万円以内なので、預金が戻ってくれば問題はない。早くすっきりしたい」と話した。
 また、東京都立川市内の会社員は「このような重大な情報をニュースで知るのは腹立たしい。まず、預金者に知らせるのが本筋だろう」と怒りをあらわにした。
 管財人の預金保険機構が12日までに終えた名寄せ作業では、全額保護されない1000万円超の預金者は3423人で、全体の2・7%。1000万円超分の預金は約110億円で、全体の1・9%になった。
 振興銀が破綻した9月10日時点で、全体の預金者は12万6779人で、預金総額は5820億円だった。全114店舗のうち営業を再開するのは、本店のほか、札幌店、仙台店、名古屋店、新潟店、神戸店、岡山店、福岡店、松山店など。ほかの店舗も順次再開していく見通し。
 払い戻しは各店舗の窓口のほか、郵送でも受け付ける。郵送用の申込用紙は振興銀のホームページで取得できる。
 預金の払戻保証額に上限を設けるペイオフの発動で、すぐに払い戻し可能なのは保護されている預金の元本1千万円までとその利息。それを上回る部分の預金は振興銀の資産状況を調べた上で決めることになっており、最終的に払い戻しが完了するのは1年以上先の見通し。
 預金者への払い戻しに確実に対応するため、預金保険機構は12日に振興銀に対し、6千億円規模の融資枠を設定した。
 同機構の田辺昌徳理事長代理は12日の会見で、「あわてて中途解約をすると、かえって利率が低くなるケースもある」と、注意を呼びかけている。


---ペイオフの日本振興銀、一部の店舗で業務再開---
2010年9月13日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201009130040.html

 経営破綻(はたん)し、「ペイオフ」発動の第1号となった日本振興銀行。東京の本店や大阪、神戸など一部の店舗では13日午前から業務が再開された。低金利時代に高利率で人気を集めたが、わずか6年半での「退場」。解約しようと支店を訪れた預金者らは後悔とともに、ペイオフという初の事態に不安を口にした。
 大阪市北区の梅田店では、午前9時の開店前から預金者ら9人が姿を見せた。母親が老後の資金として1千万円以上預けているという大阪府内の40代の自営業男性は、行員に1千万円以上預けた人は全額戻ってこないとの誤った説明を受けた。「こんなことでは不安で仕方ない」。解約したら利率は大幅に下げられると説明されたといい、「全部解約して縁を切るべきか、もう少し考える」と話した。
 一方、解約した大阪市港区の無職男性(62)は「次は大きな銀行に預ける。人間色気を出したら、あかんな」と苦笑。4月から退職金の一部1千万円を5年定期で預けていた大阪府豊中市の無職男性(62)は「以前から行員がきちっとトレーニングされていない印象だった」。
 昨年2月に定期預金1千万円を預けた神戸市灘区の無職の男性(86)は神戸市中央区の神戸店を訪れた。「1千万円は老後の資金。ペイオフを知っていたので、他の金融機関にも1千万円ずつ預金している。振興銀は金利が高かったので、2012年の満期までは解約しないつもり。預金保険機構がついているので安心だ」と話した。
 東京都千代田区の本店前では午前9時前から10人ほどが列をつくった。同中央区の元経営者の男性(73)の定期預金額は3千万円。残り2千万円はどうなるかわからない。7月に振興銀の木村剛前会長らが逮捕されたとき解約を申し出たが、支店側から「我々も頑張っているので、満期まで待ってほしい」と説得され、継続した。あの時解約していれば全額が戻ったはずだった。「判断が甘かった」と今も悔やんでいるという。


---振興ダイレクト---
2010年9月14日(火)以降の金利
http://www.shinkobank.co.jp/deposit/personal/internet.html

1年もの 年0.040% (税引後 年0.032%)
3年もの 年0.060% (税引後 年0.048%)
5年もの 年0.100% (税引後 年0.080%)


---日本振興銀行の定期預金金利が高い---
2010年5月5日
http://www.yokinkinri.com/2010/05/blog-post.html#ixzz0zNPChKNn

1年もの 年1.0% (税引後 年0.80%)
3年もの 年1.3% (税引後 年1.04%)
5年もの 年1.5% (税引後 年1.20%)
10年もの 年2.0% (税引後 年1.60%)

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