2010年9月29日水曜日

武富士破綻へ

武富士破綻が破綻するようだ。
 経営再建中の消費者金融大手、武富士は、会社更生法の適用を東京地裁に
近く申請する方針を固めた。払いすぎた利息の返還を求める「過払い金」の
請求が重荷となったうえ、貸金業規制の強化で収益低迷が続き、自力再建を
断念した。

負債総額は約4336億800万円。
潜在的な返還負担を含めると、負債総額は拡大。

以前には、高額所得者として、武富士関係者の名前が報道され批判される
ことが多かったが、最高裁判決により、事情が変わった。
武富士等の消費者金融業者は、返済金の遅延を許さず、器物破損、恐喝等の
違法な取り立て行為が話題になったが、過払いの金返還は、遅延すること
も多かったようだ。
会社更生法申請も過払い金返還額の削減のために意図的に行った可能性
もある。過払いが続いた時期に給料をもらっていた役員が返金したかは不明。
200万人以上が未請求のようだが、債権者がどこまで請求できるかが見物となる。

アイフル(事業再生ADR)や武富士(会社更生法申請)が破綻し、融資額の
総量規制を含む改正貸金業法が完全施行となり業界は衰退すると言うが、
借りる人が増加しているようなので、闇金融業社が増えるだけか。


「武富士」会社更生法申請へ 負債総額4000億円超(10/09/27)


---武富士、会社更生法の適用を申請---
2010.9.28 17:47
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100928/fnc1009281749016-n1.htm

 消費者金融大手の武富士は28日、東京地裁に会社更生法の適用を申請したと発表した。これに先立つ同日午後、武富士は臨時取締役会で適用申請を決議。過去に払い過ぎた利息の返還を顧客が求める「過払い金」問題が負担となり、自力での再建を断念した。東京商工リサーチの調べによると、負債総額は約4336億円。未請求の「過払い利息」の返還債務を含めると、負債はさらに膨らむ見通しだ。


---過払い利息200万人未請求 武富士破綻で不利益に---
2010年9月28日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010092802000033.html

 経営難に陥っている消費者金融大手の武富士は二十七日、一両日中にも会社更生法の適用を東京地裁に申請する方針で、社内調整を進めた。清川昭社長と創業家の武井健晃副社長は、責任を取って辞任する方向だ。
 武富士は払い過ぎた利息の返還を求める過払い金請求が重荷となり、資金繰りが厳しくなった。会社更生法の適用を申請すると、過払い請求がカットされることになり、まだ請求をしていない二百万人を超えるとみられる借り手にとっては不利益となる可能性が高い。
 武富士は会社更生法の手続きを進める場合でも、一部の経営陣が残ることが可能な「DIP型会社更生」を採用、次期社長を内部から選任することにより、同社の経営状況に詳しい経営トップの下で経営再建を早期に目指すことを検討する。
 有人と無人を合わせた約五百四十カ所の営業拠点や、約二千人の従業員を大幅に削減することも課題になる。
 武富士は二十七日午後「事業再構築のため、さまざまな方策を検討、実施している」としたコメントを発表した。


---【武富士破綻】過払い金問題各社の経営圧迫 業界縮小は必至な情勢---
2010.9.27 10:05
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100927/fnc1009271006006-n1.htm

 武富士が過払い金問題を解決できず会社更生法の適用を申請する方針を固めたことは、消費者金融業界が立たされている苦境を改めて浮き彫りにした。過払い金問題はプロミスやアコム、アイフルなど他の大手も抱えている上、上限金利の引き下げなどを盛り込んだ6月の改正貸金業法の完全施行は、各社の経営を圧迫しつつある。業界は新たな収益源の確保など、抜本的な改革を求められており、業界全体の縮小は必至な情勢だ。
 「武富士は銀行グループに入らない独立系業者だった。資金調達面でのバックアップ体制がなかったことが命とりになった」
 他の消費者金融関係者はこう語る。武富士はこれまでリストラ策を進め、事実上、新規貸し出しを停止したほか、新たに韓国進出に活路を見いだすなど、ぎりぎりの努力を続けてきた。だが、業界を襲う逆風には抗しきれなかった。
 過払い金返還の負担は重くのしかかり、武富士を含めた大手4社の6月までの返還実績は1兆円超。すでにアイフルは事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)による再生の道を選んでいる。
 武富士の利息返還額は大きく削られる恐れがある。武富士への利息返還請求額は約1700億円で、カット率は資産や負債を確定した上で決まる見込みだ。武富士の苦境は他の消費者金融にとっても“対岸の火事”でなく、顧客債権の保全のあり方について、課題を突きつけられている。


---武富士、更生法申請へ 負債総額4336億円 過払い利息の返還額カットも---
2010.9.27 09:55
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100927/fnc1009270721000-n1.htm

 経営再建中の消費者金融大手、武富士は27日、会社更生法の適用を東京地裁に近く申請する方針を固めた。払いすぎた利息の返還を求める「過払い金」の請求が重荷となったうえ、貸金業規制の強化で収益低迷が続き、自力再建を断念した。顧客が払いすぎた利息の返還額は、武富士の財務内容に応じて、社債や銀行からの借入金など他の債務と同率でカットされる見通し。返還額のカットを迫られる顧客から批判が強まる可能性もある。
 東京商工リサーチによると、負債総額は約4336億800万円。まだ請求されていない潜在的な返還負担を含めると、負債総額はさらに拡大するもようだ。
 今後は、過払い金の返済額削減など債務を大幅に圧縮し、裁判所の管理下でスポンサーとなる支援先を探し、再生を目指す。
 武富士は「サラ金」のイメージをCMなどで一新して消費者金融業界トップに上りつめた。しかし、出資法の旧上限金利(年29・2%)と利息制限法の上限金利(年15~20%)に挟まれた「グレーゾーン(灰色)金利」の受け取りを事実上認めない平成18年の最高裁判決を機に、過払い金返還請求が相次いだ。19年3月期には上場以来初の赤字に転落するなど経営危機が表面化した。
 今年6月には、消費者金融などの融資額の総量規制を盛り込んだ改正貸金業法が完全施行されるなど、ここ数年、業界をめぐる経営環境は一段と厳しくなっていた。


---武富士:更生法適用申請へ 過払い金請求が重荷に---
毎日新聞 2010年9月27日 8時56分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100927k0000e020001000c.html

 経営再建中の消費者金融大手、武富士は27日、会社更生法の適用を東京地裁に近く申請する方針を固めた。払いすぎた利息の返還を求める過払い金請求が重荷となり、貸金業規制の強化で収益低迷が続いていることから、自力再建を断念した。
 法的整理により、過払い利息の返還額をカット、裁判所の管理下で支援先を探し、早期の再生を目指す。利息の返還額は、武富士の財務内容に応じて、社債や銀行からの借入金などと同率でカットされる見通し。利息の返還額のカットを迫られる顧客から批判が出る可能性もある。
 武富士は、02年3月期には営業貸付金残高が1兆7666億円に上るなど業界トップだった。しかし06年1月、最高裁が「利息制限法の上限を超える金利(グレーゾーン金利)は無効」との判断を示したのをきっかけに、過払い金の返還請求が殺到し経営が悪化した。昨年末からは事実上、新規の融資を停止。今年3月末時点の貸付金残高は5894億円まで縮小、現在は業界4位。
 格付け会社は武富士の財務格付けを相次いで引き下げ、武富士は融資を受けるのが難しくなり資金繰りも悪化。保有する不動産などの資産を売却して運転資金を確保する綱渡りの経営が続いていた。武富士は大手銀行の傘下などに入らない独立路線を維持したため、再建を支援する主要取引銀行もなかった。


---武富士が会社更生法適用申請で最終調整---
2010年9月27日08時52分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100927-OYT1T00217.htm

 消費者金融大手の武富士が自主再建を断念し、会社更生法の適用を申請する方向で最終調整に入ったことが27日わかった。
多重債務者らからの過払い利息の返還請求が重荷となって、資金繰りが悪化しているためだ。法的整理により、過払い利息返還の負担を軽くすることで経営再建を目指すとみられる。
 武富士の2010年6月末時点の負債総額(連結)は、社債や銀行からの借り入れなどが4045億円。これとは別に、未払いの過払い利息の残高が約1700億円あり、まだ請求を受けていないものも含めると残高は数千億円に達するとの見方がある。
 消費者金融を巡っては、06年1月の最高裁判決で利息制限法の上限金利(年20~15%)と出資法の上限金利(年29・2%)の間の貸出金利「グレーゾーン金利」が違法と認定されたことから、過払い利息の返還請求が急増。武富士の返還額は10年3月期の1年間で865億円(単体)に達した。

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