2010年10月11日月曜日

罰金5600億円禁固3年

罰金5600億円禁固3年の判決があった。
 仏の銀行大手ソシエテ・ジェネラルでの巨額不正取引事件で、パリの
軽罪裁判所は、背任罪などに問われた元トレーダーのジェローム・
ケルビエル被告に禁固3年の実刑判決を言い渡した。また被告に対し、
不正取引で生じた損害額と同じ49億ユーロ(約5600億円)の損害賠償金を
銀行側に支払うよう命じた。

銀行側は、ケルビエル被告が07年末から08年初めにかけて、権限を越える
大規模な先物取引を無断で行い、銀行に損害を与えたとして同被告を刑事
告訴。

被告側は「背信行為はない。銀行は米サブプライム住宅ローン問題で
被った多額の損失を1人のトレーダーに押し付けようとしている」など
として無罪を訴え、争った。

判事は、損失の責任はひとえに同被告にあるとの判断を下した。
背任と文書偽造、コンピューターシステムへの不法侵入の3罪状すべてに
ついて同被告を有罪とした。

ソシエテ・ジェネラルは、行員が権限を越えて取引ができるシステム
だったようだ。
マネーゲームは、49億ユーロを数ヶ月で損失するようだ。


---ケルビエル被告、5600億円弁済命令に「打ちのめされた」-ソシエテ裁判 ---
更新日時: 2010/10/06 18:53 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aBcmKF5Gq_s4

 10月6日(ブルームバーグ):フランスの銀行、ソシエテ・ジェネラルに巨額トレーディング損失をもたらした事件で5日に有罪判決を受けた元同行トレーダーのジェローム・ケルビエル被告は、判決後初めて自身の言葉で、「罰の重さに打ちのめされた」と語った。裁判所は同被告に、損失額全額の49億ユーロ(現在の為替レートで約5600億円)の弁済を命じた。
 ドニミク・パウテ判事は、損失の責任はひとえに同被告にあるとの判断を下した。背任と文書偽造、コンピューターシステムへの不法侵入の3罪状すべてについて同被告を有罪とした。
 ケルビエル被告は6日、ラジオ局ヨーロッパ1の番組で、「何もかもについてわたしに支払いをさせようとしているように感じられる」と語った。同被告は上訴しており、判決が確定するまではコンピューターコンサルタントとして勤務を続ける。2008年にソシエテを解雇された後、同職を得ていた。
 08年1月24日に公表された損失の額は史上最大で、当時のダニエル・ブトン最高経営責任者(CEO)はケルビエル被告を「テロリスト」と呼んだ。裁判所は損失の全額を同被告の責任に帰し、同被告の行動について上司が知っていたとし、3日間でポジションを解消したソシエテの決定が損失を生じさせたとする弁護側の主張を退けた。
 ケルビエル被告はラジオ番組で判決への最初の反応を尋ねられ「最初に考えたのは両親のことだった」と述べた。


---罰金5600億円 元トレーダーに仏裁判史上最高額金---
2010.10.6 18:44
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101006/erp1010061848004-n1.htm

 パリの軽罪裁判所は5日、巨額の損失事件で仏銀行大手ソシエテ・ジェネラル(SG)の元トレーダー、ジェローム・ケルビエル被告(33)に実刑5年(うち禁固3年)と損失額に相当する49億ユーロ(約5600億円)の罰金刑を言い渡した。罰金額は仏裁判史上、最高。被告側は判決を不服として控訴する方針だ。
 6日付の仏パリジャン紙の世論調査によると84・7%がこの罰金額を「不当」としている。
 事件は2008年1月に発覚。検察側は被告が限度額を超える取引などでSGに49億ユーロの損失を与えたほか、不正を隠すために取引データを改竄したとして5年の実刑を求刑。銀行側も損失額の賠償を請求していた。一方、被告は罪状を認めたものの上司らもこうした取引などを黙認したと主張していた。(パリ 山口昌子)


---5590億円損失、元トレーダーに禁固3年判決---
2010年10月6日01時02分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101005-OYT1T01006.htm

 【パリ=林路郎】フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルが2008年、職員の不正とされる取引で約49億ユーロ(約5590億円)にのぼる損失を出した事件で、パリの軽罪裁判所は5日、背任や文書偽造などの罪に問われた同行の元トレーダー、ジェローム・ケルビエル被告(33)に対し、禁固3年と49億ユーロの支払いを命じる判決を言い渡した。
 事件は、銀行を舞台にした不正取引では史上最大級で、注目されていた。ケルビエル被告は、06年末から08年初めにかけ、自分の権限を超える金額の株式先物取引を行い、巨額損失を発生させたとされる。同被告の弁護人は、「量刑が不当に重すぎる」とし、直ちに控訴する方針を示した。


---仏、5600億円の支払い命じる 元トレーダーにパリ裁判所---
2010年10月5日 20時42分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010100501000768.html

 【パリ共同】フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルでの巨額不正取引事件で、パリの軽罪裁判所は5日、背任罪などに問われた元トレーダーのジェローム・ケルビエル被告(33)に禁固3年の実刑判決を言い渡した。また被告に対し、不正取引で生じた損害額と同じ49億ユーロ(約5600億円)の損害賠償金を銀行側に支払うよう命じた。
 2008年に発覚した事件は「史上最大級」の不正取引とされる。1人のトレーダーが銀行側の監視をすり抜けて膨大な損失を生じさせ、世界の金融界に大きな衝撃を与えた。
 銀行側は、ケルビエル被告が07年末から08年初めにかけて、権限を越える大規模な先物取引を無断で行い、銀行に損害を与えたとして同被告を刑事告訴。被告側は「背信行為はない。銀行は米サブプライム住宅ローン問題で被った多額の損失を1人のトレーダーに押し付けようとしている」などとして無罪を訴え、争っていた。
 判決は、被告が「銀行側の目を盗み、権限を越えた投機的な取引を行っていた」と認定。背任や文書偽造・行使などで実刑判決を言い渡した。
 被告側は控訴の意向を示している。

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