2011年1月24日月曜日

スーダン南部分離独立へ

スーダン南部分離独立するようだ。
 スーダンでは、1週間にわたって行われた南部の独立の是非を問う
住民投票が終わり、これまでに明らかになった開票結果では、独立支持が
圧倒的多数を占めていることから、早ければことし7月にもスーダン南部が
独立し、アフリカで54番目の国家が誕生する見通しとなりました。

ジュバ市の開票結果 独立支持 98%

米国や中国による石油資源争奪と宗教対立で、内戦が拡大した経緯がある。
7月から、アフリカ54番目の国家が誕生するが、油田の分配に始まり、
医療、教育、道路・水道等の公共インフラや住宅の建設は遠い先のようだ。
内戦のため、世界でもっとも貧困な地方となり、安心して食物を作り、
食事することから始めなければならない。
油田利権で、インフラや安全が建設できればよいが、米欧中の大国が入
れば、搾取されることは目に見えている。

胡錦濤来日 チベット人権より常任理事国が大切
シンディ・マケイン スーダン関連株式売却
米国 スーダンのテロ支援国家指定解除へ

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---South Sudan’s new state will face challenges over people’s high expectation - official---
Wednesday 19 January 2011
http://www.sudantribune.com/South-Sudan-s-new-state-will-face,37676

January 18, 2011 (JUBA) - As preliminary official results of the South Sudan referendum on secession from the north indicate an overwhelming vote in favour of secession, senior members of the government have begun to shift focus on what is expected of the new nation.

Official preliminary results from the centres in South Sudan, north Sudan and the Diaspora have shown overwhelming vote for secession; most of them are above 97%.

Meeting with potential foreign investors in the region’s capital, Juba, on 18 January, the Vice President of the semi-autonomous government, Riek Machar, said the next challenge after the referendum is meeting or managing the high expectations which the people of South Sudan have attached to independence.

"The referendum is finished. When the flag is raised [if the result announced in July is in favour of secession] and we tell our people that you are now independent, they will say, well, independence; we want to see its fruits,” he told the Chinese investors." Machar said the Government of Southern Sudan would continue to provide an enabling environment, which will attract investors in all sectors of development, in order to speedily meet the people’s expectations in the new independent state.

The oil producing region is lacking in almost every sector of development, but has promising riches in natural resources and arable land.

The newly independent state, currently among the world’s poorest regions in terms of development, will have to face the challenges of building new hospitals, schools, roads, decent housing, producing food to feed its populations while providing security and a peaceful political environment.


---スーダン住民投票 独立が多数---
2011年1月18日 5時7分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110118/t10013462721000.html

 アフリカのスーダンでは、1週間にわたって行われた南部の独立の是非を問う住民投票が終わり、これまでに明らかになった開票結果では、独立支持が圧倒的多数を占めていることから、早ければことし7月にもスーダン南部が独立し、アフリカで54番目の国家が誕生する見通しとなりました。
 スーダンでは、北部のアラブ系の政府と南部のアフリカ系の反政府勢力の間で20年以上続いた内戦が6年前に終結し、当時の和平合意に基いて9日から1週間にわたって南部の独立の是非を問う住民投票が行われました。開票作業は15日の投票終了後から始まり、南部の中心都市ジュバではこれまでの開票の結果、独立支持が98%を占めたということです。最終的な開票結果は今月中にも発表されますが、独立支持が過半数を占めるのは確実であることから、和平合意の期限が切れることし7月にもスーダン南部が独立し、アフリカで54番目の国家が誕生する見通しとなりました。しかし、南部の独立に向けては、南部に集中する石油資源を南北でどう分配するかや、境界付近にある油田地帯をどちらに帰属させるかなど、解決すべき課題が多く、南北の間で再び緊張が高まる可能性も指摘されています。


---割り切れぬ“独立”:スーダン南部住民投票/下 初代首相の子孫、複雑---
毎日新聞 2011年1月18日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20110118ddm007030133000c.html

◇平和な「再統一」夢見て
 スーダンの首都ハルツーム中心部。1956年の独立後、初代首相や大統領を務めた故イスマイル・アル・アズハリ氏(1900~69年)の家の白壁は、同国の独立記念日の今月1日以降、黒い布に包まれたままだ。
 南部の分離独立の是非を問う住民投票で独立が決まれば、「これが統一スーダンとして最後の独立記念日になる。兄弟姉妹が離ればなれになる。身を切られる複雑な思いを国民と共有したかった」とイスマイル氏の孫娘の国会議員、オスマンさん(41)は涙を流す。
 家に掲げられてきた青・黄・緑の旧国旗は半旗となった。69年、陸軍のヌメイリ議長率いる革命評議会がクーデターで全権を掌握。イスマイル氏は追放され、国旗のデザインも変わった。
 イスマイル氏の娘の国会議員、ジャラさん(55)は「父は自由と民主主義、スーダンの統合を掲げた。私は南部の住民投票を尊重し、決して非難はしない。しかし、民族や宗教など多様性を包含する国としての誇りもある。南部が切り離される悲しみが心に交錯している」と話す。
 イスマイル氏の親族が求める「統一スーダン」は北部・中央政府を率いる軍出身のバシル現大統領が目指す力による「統一」とは異なる。親族らは南北内戦や西部ダルフール紛争で暴力をふるい続けてきたバシル政権を批判する。圧政や差別から自由な国にしたいと願うからだ。
 南部の分離独立はスーダン中央政府の間違いを確認させるものだとジャラさんらは主張する。そして、南部の独立後に憲法を改正し、南北住民がいずれも二重国籍を取ることを可能にするよう提言している。
 植民地支配からの脱却を願い、イスマイル氏は「脱」の意味を持つ「ジャラ」を娘に命名した。しかし、ジャラさんが生まれてから55年間、大半は軍政支配や内戦が続いた。「平和な時は11年しかなかった。この国の課題は軍政支配にある。市民社会はそれなりに民主化してきたのに」と残念がる。
 自宅の壁には56年に英国とエジプトの共同統治からの権限移譲式典で、旗を引き継ぐイスマイル氏の写真が飾られていた。ジャラさんは政治と軍隊が完全に切り離された新たな国として「再統一」するスーダンを思い描いている。【ハルツームで高尾具成】


---中国の変化で安保理に奇妙な協調 スーダン住民投票---
2011.1.7 20:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110107/mds1101072059041-n1.htm

 【ニューヨーク=松尾理也】スーダン南部の分離独立の是非を問う住民投票の開始を9日に控え、国連安保理は6日、投票の平和的な実行を求める報道向け声明を出した。南部寄りの欧米と北部に拠点を置く中央政府寄りの中国の対立という構図が消えてしまったかのような声明は、住民投票を前に安保理で生まれた奇妙な協調ムードを象徴している。背景にあるのは、中国の急激な姿勢変化だ。
 昨年10月、安保理の視察団がスーダン南部ジュバを訪れた際、同行記者団からクレームが上がった。ホテルのコンセントの形式が中国式のため、パソコンの電源コードなどが差し込めないというのだ。報道陣が宿泊したのは突貫工事でオープンした中国資本の豪華ホテル。スーダン南部との関係構築に向け大急ぎでかじを切る中国のあわてぶりを示しているようでもある。
 少なくとも昨年初めごろまでは、中国は人権問題などで欧米からの批判を浴びるスーダン中央政府との関係を堅持し、南部独立に懸念を示す姿勢を崩していなかった。台湾、チベットなどの独立を容認しないとの立場を貫く中国は、2008年にジュバに総領事館を開設したものの、控えめな活動にとどまっていた。
 だが、独立の動きは止められないとの見方が加速する中で、80%の石油資源が集中するとされる南部との関係構築に失敗すれば、権益を大きく損なう結果にもなりかねない。
 こうした中国の姿勢が、繰り返しスーダン住民投票の平和的な実行と、その有効性を強調してきた欧米諸国と一致。国連安保理には一見奇妙にさえ映る「協調」さえ生まれている。
 ただし、中部の油田地帯アビエの帰属をはじめ、衝突の火種になりかねない難問は軒並み先送りされた。各国の思惑は、むしろ不透明さを増している。


---中国:スーダン住民投票に歓迎談話 石油権益確保へ容認か---
毎日新聞 2011年1月16日 19時13分
http://mainichi.jp/select/world/news/20110117k0000m030027000c.html

 【北京・浦松丈二】中国外務省の洪磊副報道局長は16日、スーダン南部独立の是非を問う住民投票について「順調に行われた。(05年の)包括和平合意実現に向けた重要な一歩であり、歓迎する」との談話を発表した。
 談話は、中国が国際選挙監視団に要員を派遣したことにも触れ、「中国は国際社会や関係国と共にスーダンの長期的な平和と安定のために積極的な役割を果たしたい」と協調姿勢を示した。
 中国はスーダン国内で活発に油田開発を進め、北部の中央政府と関係を深めてきた。当初、米国が後押しする南部独立には批判的だったが、独立の流れは止められないとみて、石油資源が集中する南部での権益確保のために住民投票を容認したとみられる。
 スーダン情勢は19日にワシントンで予定されている米中首脳会談でも話し合われる。南北の境界にある油田の帰属問題などが焦点になる見込みだ。

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