2011年11月11日金曜日

タミフル効果

タミフル効果が発表された。
 インフルA09年型の感染者には、遅くなっても抗ウイルス薬タミフルの
投与を。そんなことを示す研究を国立国際医療研究センターの工藤宏一郎
医師らがまとめ、米科学誌プロスワンに発表した。タミフルの投与は発症
後2日以内が望ましいとされている。

タミフル効果
・インフルA09年型
・メキシコの国立病院での症状とタミフル投薬後の経過を442人分の診療
 記録を調査。
・発症から2日以内にタミフルを投与された患者では重症肺炎の割合は
 2.2%低い。早期投与の裏付け。
・発症から2日以降の投与開始でも、重い症状を免れた患者が一定数ある。

薬事・食品衛生審議会調査会
・因果関係を示唆する結果は得られていないが、現在の予防的な安全対策
 を変更する積極的な根拠も得られていない。

厚労省
・異常行動が発現する可能性がある
・自宅療養の際に最低2日間は子供を1人にしないこと

国立感染症研究所
・異常行動は抗ウイルス薬を服用していない患者を含めてインフル罹患者
 に一定の確率で認められ、ほとんどが発熱後2日目までに発生。
・昨シーズンの副作用報告では、タミフルで16例、リレンザで8例、
 イナビルで5例、ラピアクタで1例の異常行動が起きているが、死亡事例無し。
・タミフルは、せん妄や意識障害の発現リスクがアセトアミノフェンに
 比べて高いことを疑わせる知見が得られたが、データ解析に限界がある。
 「因果関係が明確となったとは言えない」と判断。

医療関係者がタミフル服用による異常行動を否定しなくなってから、騒動が
減った。
主成分が同様(?)の薬剤では、同様の異常行動が起きた可能性がある。
抗インフル剤は、早期投与に数日の行動監視が当たり前になった。

タミフル耐性は薬剤から
タミフル 小児脳に急速移行性


---タミフル遅れても投与を A09年型インフル---
2011年11月7日22時4分
http://www.asahi.com/science/update/1107/TKY201111070509.html

 インフルエンザA09年型の感染者には、遅くなっても抗ウイルス薬タミフルの投与を――。そんなことを示す研究を国立国際医療研究センターの工藤宏一郎医師らがまとめ、米科学誌プロスワンに発表した。タミフルの投与は発症後2日以内が望ましいとされている。
 工藤医師らは、2009年に大流行したこのインフルエンザの発生国メキシコの国立病院と協力、症状とタミフル投薬後の経過を442人分の診療記録で調べた。
 その結果、発症から2日以内にタミフルを投与された患者では重症肺炎の割合は2.2%と低く、早期投与が効果的であることが裏付けられた。しかし、発症から2日以降の投与開始でも、重い症状を免れた患者が一定数いた。メキシコでは発生当時、受診が遅れ、平均的なタミフルの投与時期は発症後5日だった。
 工藤医師は「たとえ遅れても、飲んでもらう価値があることが裏付けられた」と話している。(熊井洋美)


---【薬食審調査会】抗インフル薬の異常行動、2日間の注意を継続---
2011年11月7日 (月)
http://www.yakuji.co.jp/entry24753.html

 薬事・食品衛生審議会の調査会は2日、タミフル等抗インフルエンザ薬の服用と、突然の走り出しや飛び降りといった異常行動との関連について、「因果関係を示唆する結果は得られていないが、現在の予防的な安全対策を変更する積極的な根拠も得られていない」とし、引き続き罹患時の注意喚起を徹底すべきと結論づけた。
 厚生労働省は、従来通り添付文書で、▽異常行動が発現する可能性がある▽自宅療養の際に最低2日間は子供を1人にしないこと――を患者や家族に説明するよう求めると共に、情報収集を続ける。
 国立感染症研究所の分析によると、異常行動は抗ウイルス薬を服用していない患者を含めてインフルエンザ罹患者に一定の確率で認められ、ほとんどが発熱後2日目までに発生している。
 また、昨シーズンの副作用報告では、タミフルで16例、リレンザで8例、イナビルで5例、ラピアクタで1例の異常行動が起きているが、死亡に至る事例はなかった。
 タミフルについては、過去の症例を用いた薬剤疫学研究から、せん妄や意識障害の発現リスクがアセトアミノフェンに比べて高いことを疑わせる知見が得られたが、検証的なケース・コホート研究でなく、データ解析に限界があることなどを踏まえ、「因果関係が明確となったとは言えない」と判断した。

0 コメント: