2011年12月5日月曜日

セシウム 牛肉蓄積を確認

セシウムが牛の筋肉に蓄積することを確認した。
 東京電力福島第一原発から半径20km圏内の警戒区域にいた牛の筋肉に
蓄積した放射性セシウムの量は、血液中の放射性セシウム量の20~30倍
という相関関係が見られることが、東北大や大阪医科大、山形大、新潟大
などの調査でわかった。

東北大学加齢医学研究所福本学教授グループ
・8月下旬~9月半ばにかけて牛計26頭を捕獲
 (8月下旬~11月半ばにかけて殺処分された牛のうち、47頭を解剖説)
・胎児4頭を含め内臓や筋肉、血液中の放射線の被曝線量を測定
・親牛に比べて胎児のセシウム濃度は臓器にかかわらず、ほぼ1.3倍高い
・舌や肝臓などのセシウム濃度は筋肉よりも低く、血中濃度の10倍程度
・放射性テルル129mが26頭中5頭の腎臓にごく微量の検出
・放射性銀110mが26頭すべての肝臓に蓄積
 肝臓にたまった放射性銀の濃度は血中濃度の25倍
・被曝線量はほとんどが100Bq/kg以下。最大500ベクレル蓄積牛もいた
・内部被曝線量は屋内飼育より、野生化した牛のほうが高い
 放射性物質に汚染された草や水による内部被爆の可能性が高い
・放射性テルルは血中では未検出
・甲状腺はほとんど未検出

血液から体内の放射性物質の推定量を人に応用した場合、
セシウムと放射性銀の濃度を検出することになるのだろう。
セシウムの筋肉蓄積が証明されたことで、いくつかの放射性物質の蓄積
も証明されたことになる。セリウムが肝臓に蓄積されるとのことだった
が、放射性銀も蓄積するようだ。
数十年かけた人体実験の初期報告の始まりか。

1億人の被曝データ
東電原発公害病始まりか
原発の核燃料


---筋肉のセシウム蓄積は血液の数十倍 警戒区域の牛を調査---
2011年11月25日15時7分
http://www.asahi.com/national/update/1125/TKY201111250281.html

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域にいた牛の筋肉に蓄積した放射性セシウムの量は、血液中の放射性セシウム量の20~30倍という相関関係が見られることが、東北大や大阪医科大、山形大、新潟大などの調査でわかった。血液から体内の放射性物質の量を推定するなど、人に応用できる可能性があるという。
 調査したのは東北大加齢医学研究所の福本学教授(病理学)らのグループ。警戒区域で野生化した家畜の殺処分が進められているが、8月下旬から11月半ばにかけて殺処分された牛のうち、47頭を所有者の同意のうえで解剖し、筋肉や内臓、血液に含まれる放射性物質を調べた。
 その結果、血液から1キロあたり60ベクレルが検出された牛のももから1800ベクレルが測定されるなど、筋肉から血液の20~30倍の放射性セシウムを検出。肝臓などの臓器は10倍ほどで筋肉より低く、セシウムが蓄積すると見られていた甲状腺ではほとんど測定されなかった。


---セシウム、牛の筋肉に蓄積 福島の警戒区域、東北大調査---
2011/11/12 13:11
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E0E2E2978DE3E0E3E3E0E2E3E39180E2E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000

 東北大学加齢医学研究所の福本学教授らのグループは、福島第1原子力発電所の事故に伴い警戒区域に指定された地域で野生化した牛の内部被曝(ひばく)状況を調査した。放射性セシウムが筋肉に多く蓄積しており、濃度は血液中の20~30倍だった。セシウムの濃度は親牛に比べて胎児では臓器にかかわらず、ほぼ1.3倍高いことも分かった。
 別の2種類の放射性物質も腎臓や肝臓に集積していた。研究成果は13日に仙台市で開く国立大学協会防災・日本再生シンポジウム「放射性物質の拡散と大学人の役割」で発表する。
 研究グループは8月下旬から9月半ばにかけて警戒区域内で、屋内で飼っている牛や野生化した牛計26頭を捕獲し、その胎児4頭を含め内臓や筋肉、血液中の放射線の被曝線量を測定した。
 放射性セシウムは筋肉にたまりやすいといわれてきたが、今回の調査で改めて裏付けられた。血液中の濃度が1キログラム当たり60ベクレルの場合、ももの筋肉の濃度は同1800ベクレルだった。舌や肝臓などの濃度は筋肉よりも低く、血中濃度の10倍程度。甲状腺には放射性セシウムはほとんど沈着していなかった。
 ほかに「放射性テルル129m」が腎臓、「放射性銀110m」が肝臓にたまっていた。放射性テルルは26頭中5頭でごく微量検出。放射性銀は26頭すべての肝臓に蓄積していた。被曝線量はほとんどが1キログラム当たり100ベクレル以下だったが、最大同500ベクレル蓄積している牛もいた。肝臓にたまった放射性銀の濃度は血中濃度の25倍だった。放射性のテルルと銀の内部被曝状況が分かったのは初めてという。
 内部被曝線量は屋内飼育より、野生化した牛のほうが高かった。放射性物質に汚染された草を食べたり水を飲んだりしたとみられる。
 研究グループは今後も調査を続け、ぼうこうなどの内部被曝の実態を詳しく分析する計画。福本教授は「放射性テルルは血中では検出されなかった。放射性セシウムや放射性銀については血中濃度を測れば、筋肉や肝臓にどの程度沈着しているか予測できることが分かり、人にも応用できる可能性がある」と話している。


---放射性物質:福島のイノシシ肉で基準超 出荷停止に---
毎日新聞 2011年11月9日 20時46分
http://mainichi.jp/select/science/news/20111110k0000m040090000c.html

 政府は9日、福島県相馬市や南相馬市など、福島第1原発周辺12市町村で捕獲されたイノシシの肉の出荷停止と摂取制限を県に指示した。野生鳥獣の出荷停止は全国初。同県のイノシシは大半が自家消費されているが、相馬市のイノシシ肉からは最大で国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)の10倍超にあたる同5720ベクレルの放射性セシウムが検出されたことから規制が必要と判断した。
 政府は、同じく規制値を超える放射性セシウムが検出された同県中部の二本松市や棚倉町などのイノシシのほか、茨城、栃木両県の一部地域のイノシシやシカの肉の規制も検討している。福島県では、年間約3200頭のイノシシが狩猟や有害鳥獣駆除として捕獲されているという。【佐々木洋】

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