2011年12月12日月曜日

安全性未審査添加物輸入

安全性未審査食物が輸入された。
 遺伝子組換技術を使って製造された食品添加物が食品衛生法に基づく
審査を受けずに流通していたとして、厚生労働省は、輸入販売していた
「キリン協和フーズ」など10社に対し、輸入販売を停止するよう指導
したと発表した。

GM添加剤
・5'-リボヌクレオチド二ナトリウム
 核酸系調味料。
 5'-イノシン酸二ナトリウム:かつお節の旨味成分と
5'-グアニル酸二ナトリウム:シイタケの旨味成分の混合物。
・Cheil Jedang社が、遺伝子組換バクテリアを使い、発酵能力を高めた。
・約180~200万トン程度の加工食品に使用されている推計
 うまみ調味料の原材料として、たれ、つゆ、だし、スープ、
 ドレッシング、醤油、かまぼこなどの水産加工品、ハム、ソーセージ等
 加工食品に使用

報告は、キリン協和フーズ社、CJジャパン社。
他の8社は、未報告。

5'-リボヌクレオチド二ナトリウムは、ほとんどの加工食品に添加されて
おり、健康被害が報告されていないので、安全と言う報告。
Cheil Jedang社の添加剤の問題なのに、他の添加剤にすりかえて安全と
したようだ。添加剤は、食品質量の0.03%しか占めないので、影響が少ない
と判断したのかもしれない。
スープ、出汁、たれ、ドレッシングに加え、加工食品の多くに使用されて
いると言われるうまみ成分の添加剤。
メラミンミルク事件等を踏まえれば、添加剤も成分名だけでなく、製造
会社名を表示(略式)し、防衛策をとる必要があるかもしれない。

東京新聞は、日本、韓国共に製造会社、販売会社の会社名を明確にして
いない。TPP参加指示する記事が多いから、当然か。

メラミンミルク日本上陸
中国 メラミンで世界制覇
メラミンミルク禍
メラミンミルク、毒入りギョーザ


---遺伝子組み換え添加物、審査受けず輸入され流通---
2011年12月5日21時17分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111205-OYT1T01046.htm

 遺伝子組み換え技術を使って製造された食品添加物が食品衛生法に基づく審査を受けずに流通していたとして、厚生労働省は5日、輸入販売していた「キリン協和フーズ」(東京都品川区)など10社に対し、輸入販売を停止するよう指導したと発表した。
 海外では広く使われている添加物で食べても問題はなく、健康被害の報告もないという。
 問題の添加物は2種類あり、カツオ味やシイタケ味のうまみ調味料に使われている。ともに韓国企業のインドネシアの工場で製造されているが、発酵能力を高めた遺伝子組み換えバクテリアが使われていたという。
 遺伝子組み換え技術を使った食品は、内閣府の食品安全委員会で安全性審査を受けなければならないため、同省は5日、二つの添加物について同委員会に急きょ健康影響評価を諮問した。


---安全性未審査の添加物を輸入 韓国メーカーが製造---
2011年12月5日 20時15分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120501002109.html

 厚生労働省は5日、韓国の食品メーカーが製造した食品添加物が、日本の安全性審査を経ないまま国内に輸入、販売されていたと発表した。遺伝子組み換えの微生物を使ってつくられた添加物で、たれやだしなどの原料として広く使われているという。
 厚労省によると、これまで健康被害の情報はなく、商品の回収は指示しない方針。一方、輸入している国内10社に、添加物の輸入と販売の停止を指示した。また内閣府の食品安全委員会に、安全性を判断するよう諮問した。
 問題の添加物は韓国の食品メーカーのインドネシア工場で製造された。(共同)


---食品衛生法に基づく安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物についての対応---
平成23年12月5日
【照会先】
医薬食品局食品安全部
基準審査課新開発食品保健対策室
監視安全課輸入食品安全対策室
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001wzcp.html

報道関係者各位
本日、食品衛生法第11条第1項に基づく「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続」(平成12年厚生省告示第233号)第3条に定める安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物「5’-イノシン酸二ナトリウム」と「5’-グアニル酸二ナトリウム」の安全性審査について、食品安全委員会に食品健康影響評価の諮問をしましたのでお知らせします。

1 経緯
 遺伝子組換え食品及び添加物については、上記告示に基づき、厚生労働大臣の安全性審査を経た旨を公表されたものでなければ我が国での流通は認められていませんが、このたび、安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物(※)が輸入され国内で販売されていることが、これらの添加物の輸入販売業者であるキリン協和フーズ社の報告により判明しました。同社から得られた情報を分析したところ、これらの添加物は、食品衛生法に基づき定められた個別の添加物の成分規格を満たしており、すでに国外を含め広く使用されている中で安全上問題となる情報はなく、厚生労働省としても現時点では安全上の問題は確認できないものでありますが、法令に基づき、本日食品安全委員会に食品健康影響評価の諮問をしました。  

 ※これらの添加物(5’-グアニル酸二ナトリウムと5’-イノシン酸二ナトリウム、この2つの混合物である5’-リボヌクレオチド二ナトリウム)はCheil Jedang社(CJ社:本社は韓国)から輸入され、うち2種類についてキリン協和フーズ社から、さらに1種類についてCJジャパン社から報告があった。

 ※これらの添加物は年間600~700トン輸入されており、0.03%程度使用されていることから、約180~200万トン程度の加工食品に使用されている推計されている。(うまみ調味料の原材料として、たれ、つゆ、だし、スープ、ドレッシング、醤油、かまぼこなどの水産加工品、ハム、ソーセージなどの食肉製品など多種多様な加工食品に使用されている。)

2 現在の状況
 これらの添加物は法令上の手続きを満たしていないことから、上記報告を受けた11月29日、キリン協和フーズ社に対し、これらの添加物の輸入、販売を取りやめるよう指示するとともに、安全性審査のために必要なデータの提出を指示しました。また、本日までにCJ社のインドネシア工場から輸入実績のある10社(参考3)に対して、これらの添加物の輸入、販売を取りやめるよう指示しました。

3 今後の対応
 安全性が確認されるまでの間、輸入業者10社に対し輸入、販売を取りやめるよう指示しましたが、これらの添加物を使用して製造された食品の販売、流通の取りやめ等については、食品安全委員会の評価結果を踏まえて判断することとしています。

<参考1>食品衛生法(昭和22年法律第233号)
第11条 
1) 厚生労働大臣は、公衆衛生の見地から、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、販売の用に供する食品若しくは添加物の製造、加工、使用、調理若しくは保存の方法につき基準を定め、又は販売の用に供する食品若しくは添加物の成分につき規格を定めることができる。
2) 前項の規定により基準又は規格が定められたときは、その基準に合わない方法により食品若しくは添加物を製造し、加工し、使用し、調理し、若しくは保存し、その基準に合わない方法による食品若しくは添加物を販売し、若しくは輸入し、又はその規格に合わない食品若しくは添加物を製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、保存し、若しくは販売してはならない。

<参考2>組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続(平成12年厚生省告示第233号)
第3条 厚生労働大臣は、組換えDNA技術を応用した食品又は添加物について、その開発者、その代理人その他適切な資料を提出することができる者から申請があったときは、食品が組換えDNA技術によって得られた生物であり、又は当該生物を含む場合にあっては当該生物の品種ごとに、食品又は添加物が組換えDNA技術によって得られた生物を利用して製造された物であり、又は当該物を含む場合にあっては当該生物の品種ごと又は当該食品若しくは添加物の品目ごとにその安全性の審査を行う。

2 前項の審査は、食品安全委員会の意見を聴いて行うものとする。
<参考3>安全性審査を経ていなかった遺伝子組換え微生物を利用した添加物の輸入者
 ・CJジャパン(株)
 ・キリン協和フ-ズ(株)
 ・(株)カーギルジャパン
 ・DSP五協フード&ケミカル(株)
 ・ジボダンジャパン(株)
 ・今戸食品工業(株)
 ・丸善薬品産業(株)
 ・豊田通商(株)
 ・太陽化学(株)
 ・双日食料(株)

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