2012年1月11日水曜日

米国 3回目の核弾頭の性能評価実験

米国が、3回目のZマシンによる試験を行った。
 米エネルギー省のNNSAが、ニューメキシコ州サンディア国立研究所で、
昨年7月から9月の間に、核弾頭の性能評価実験を行っていたことが分かった。

NNSA四半期報告書
・実施を記載。
・2010年11月と2011年3月に続き3回目。
・Zマシンで強力なX線をプルトニウムに照射、人工的に核爆発と似た
 高温・高圧状態を作り出し、少量のプルトニウムの反応を調べた。

未臨界核実験
・地下核実験場で火薬を爆発させた実験を3回実施。

オバマは、旧核兵器にあたるトマホーク等の廃棄を目指すが、戦術核による
可搬型から半径数kmまでの被害にとどめる核兵器の開発を進めているようだ。
昔は、重かった核兵器も、UAVやF35に搭載可能とのこと。
NPTに加盟しないイスラエルには、武力介入しないのに、他の国へ武力介入
すると言う。

地下実験と模擬実験により、核爆発の検証を進め、戦略を練るのだろう。

米トマホーク廃棄へ
OPLAN8010
F35 核兵器搭載へ
プルトニウム核融合反応実験


---米国の核性能実験に抗議 広島、長崎の市長ら---
2012年1月6日 20時16分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012010601001547.html

 米国が3度目の新型核性能実験を昨夏に実施していたことが明らかになった6日、広島市の松井一実市長が「許すことはできない」、長崎市の田上富久市長は「核兵器開発につながる恐れのある実験の中止を」とするオバマ米大統領宛ての抗議文をそれぞれ送った。
 松井市長は「被爆者をはじめ核兵器廃絶を求める多くの人々の願いに背く行為だ」と批判。田上市長は「核のない世界が一日も早く実現するよう主導的な役割を果たすことを求める」とした。
 湯崎英彦・広島県知事と、中村法道・長崎県知事も抗議文を送付。(共同)


---米が昨秋、核弾頭の性能評価実験…3回目---
2012年1月6日20時10分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120106-OYT1T00979.htm

 【ワシントン=山田哲朗】米エネルギー省の核安全保障局(NNSA)が、ニューメキシコ州サンディア国立研究所で昨年7月から9月の間に、核弾頭の性能評価実験を行っていたことが分かった。
 同局が四半期報告書に実施を記載した。2010年11月と昨年3月に続き3回目となる。
 同研究所のエックス線発生装置「Zマシン」で強力なエックス線をプルトニウムに照射、人工的に核爆発と似た高温・高圧状態を作り出し、少量のプルトニウムの反応を調べた。
 こうしたデータは、冷戦時代に作られた核弾頭の性能を調べるのに役立つ。オバマ政権は「核兵器なき世界」を目指しているが、地下核実験場で火薬を爆発させて行う旧来型の「未臨界核実験」もすでに3回実施。核実験なしで核弾頭の性能を維持する研究を進めている。


---米、昨夏に未臨界補完の核実験---
2012年1月6日13時54分
http://www.asahi.com/international/update/0106/TKY201201060185.html

 米エネルギー省が未臨界核実験を補完する新しいタイプの実験を昨年夏、ニューメキシコ州の研究所で実施したことがわかった。実験は2010年以降、2回実施されており、3回目だった。
 新タイプの実験では、「Zマシン」と呼ばれる装置を使い、超高温・超高圧の状態で強力なエックス線を核兵器の材料となるプルトニウムに照射、その反応を調べる。同省国家核安全保障局(NNSA)の備蓄核兵器の管理報告書に、昨年7~9月に、プルトニウムを使ったZマシンの実験が実施されたとの記載があった。
 通常の未臨界実験では、地下核実験場で火薬を爆発させて核兵器の性能を確認する。オバマ政権では「核なき世界」の実現を掲げているが、未臨界核実験も就任後すでに3回実施されている。(ワシントン=行方史郎)


---米、3回目の新型核性能実験 国内研究所で実施---
2012年1月6日 05時54分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012010601000529.html

 【ワシントン共同】米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が核兵器の性能を調べるため、ニューメキシコ州のサンディア国立研究所で昨年夏、プルトニウムを使った新たなタイプの実験を実施していたことが5日分かった。2010年11月と昨年3月に続き、今回が3回目。
 核爆発を伴わない点で臨界前核実験と同じだが、核実験場や火薬を使わないことが特徴。NNSAは臨界前核実験を補完する役割があるとしている。
 オバマ大統領の就任後、臨界前核実験も既に3回行われている。「核なき世界」を提唱しながらも、自国の核兵器は保有し続ける大統領の姿勢に批判が強まりそうだ。

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