2012年10月27日土曜日

中核病院 がん5年後の生存率

中核病院から、がん5年後の生存率が公表された。
 国立がん研究センターなど全国のがん専門診療施設が加盟する「全国
がん(成人病)センター協議会」(全がん協)は、胃、肺、大腸、乳、子宮頸
の5部位のがんについて、28の病院別に治療開始から5年後の生存率を公表
した。

全がん協生存率     KapWeb

中核28病院の生存率
・胃がん   80.2-56.2%
・肺がん   58.1-24.8%
・大腸がん  81.4-64.0%
・乳がん   95.4-84.1%
・子宮頸がん 84.4-65.8%

男女合わせて、Stage4の5年後の生存率(記載時の段階)
・胃がん   7.3%
・肺がん   4.3%
・大腸がん  14.1%
・乳がん   34.2%
・子宮頸がん 25.2%
・肝がん   5.7%
・前立腺がん 56.9%

肺や肝臓など直接生命維持に影響を及ぼす部位は、末期がん治療後の
生存率が低い。
「初期段階で見つけて早期治療を」と言うことだろう。

最近の中核病院は、家庭医(?)から紹介を受けないと一般外来として受診
できないところが増えたようだ。一般的に、通院時間や費用を考慮すれば
選択できる中核病院は一つ。それでも容易に通院できれば良い方と思う。
病院の経営や地域行政の助成を考えれば人口比で設定することになる。
人の生命に値段をつける政策って良い政策だろうか。

経財相暴言 新自由主義導入は失敗
社会保障も新自由主義か障害者自立支援法訴訟和解
Death to Capitalism


---がん5年後の生存率を公表 中核28病院 症例もデータベース化---
2012.10.23 00:16
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121023/bdy12102300210000-n1.htm

 国立がん研究センター(東京都中央区)など全国のがん専門診療施設が加盟する「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)は23日、胃、肺、大腸、乳、子宮頸(けい)の5部位のがんについて、28の病院別に治療開始から5年後の生存率を公表した。がん患者への情報公開の一環で、公表は平成20年以来。各病院で生存率に差があるが、状態の悪い患者の比率が高いほど生存率は低くなるため、全がん協では「生存率の数字だけで病院を選ぶべきではない」としている。
 全がん協に加盟する31病院のうち、症例数などで基準に達した28病院が、13~15年に初めて治療を受けた患者のデータを公表した。それによると、胃がんで生存率が最も高かったのは大阪府立成人病センター(80・2%)。最も低いのは茨城県立中央病院で56・2%だが、府立成人病センターは初期がん(1期)の患者数が多いため、生存率が高かったとみられる。
 同様に、肺がんは58・1~24・8%、大腸がんは81・4~64・0%、乳がんは95・4~84・1%、子宮頸がんは84・4~65・8%、と、病院ごとにばらつきがあった。
 全がん協はさらに、9~16年の全がん協施設24万件の症例をデータベース化。このデータを基に、30種類以上の部位のがんについて年齢や性別、進行度を入力すると、5年後までの平均的な生存率がわかる新システム「KapWeb」も開始した。全がん協では「今後は化学療法や放射線療法などによる生存率のデータもそろえていきたい」としている。
 「KapWeb」は、全がん協ホームページ(http://www.zengankyo.ncc.go.jp/)から閲覧できる。(●面にがん種類別の各病院の5年生存率)


---がん生存率:治療開始後5年、最大33ポイント差--国公立28専門病院---
2012年10月23日
http://mainichi.jp/select/news/20121023mog00m040003000c.html

 全国の国公立のがん専門病院でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協、31施設加盟)は23日付で、01-03年に加盟施設の患者だった人の治療開始から5年後の生存率を、5部位のがんごとに分析し、同意を得た28施設別に公開した。施設間の差は肺がんで最も大きく、33ポイントあった。最少は乳がんで9ポイントだった。
 施設ごとの生存率公表は07、08年に次いで3回目。公表した施設数は、乳がん25▽大腸がん24▽肺がん24▽胃がん23▽子宮頸(けい)がん16--で、前回より延べ28施設増えた。患者のがんの進行度に偏りがあるため、初期の「1期」と、最も進行した「4期」の比率も調べた。数字が小さいほど、進行がんが相対的に多い。データをまとめた群馬県立がんセンターの猿木信裕院長は「病院間の優劣を示したものではなく、患者が医師と治療について話し合う資料として使ってほしい」としている。
 また、施設ごとの生存率とは別に、30施設のデータから、肺がんの種類別に5年生存率を初めて算定した。最も高かったのは腺がんで51・1%(症例数7197)、扁平(へんぺい)上皮がんが33・8%(同3027)、小細胞がん17・8%(同1350)。
 全加盟施設で97-04年にがんと診断された24万症例をデータベース化して、30以上の部位や進行度、性別ごとに生存率を検索できる「KapWeb(カップウェブ)」も公開した。より自分の症状に近い条件で、調べることができるという。いずれも全がん協のウェブサイト(http://www.zengankyo.ncc.go.jp/)で公開している。【久野華代】
………………………………………………………………………………………………………
<胃がん>
施設名       生存率(%) 症例数 1期/4期比
北海道がんC    57.9   194  1.7
岩手県立中央病院  61.0   334  2.5
宮城県立がんC   72.4   356  3.3
山形県立中央病院  77.0   702  3.4
茨城県立中央病院  56.2   278  1.9
栃木県立がんC   70.2   584  3.4
群馬県立がんC   61.6   556  1.8
埼玉県立がんC   65.4   928  2.8
千葉県がんC    74.6   524  4.1
がん研有明病院   76.0  1245  5.3
都立駒込病院    60.5   768  1.8
神奈川県立がんC  73.5   820  3.3
新潟県立がんC   78.5   856  3.3
福井県立病院    73.0   530  4.4
愛知県がんC    65.3   680  3.5
大阪府立成人病C  80.2   882  6.5
大阪医療C     68.0   356  3.4
兵庫県立がんC   73.9   538  4.1
呉医療C      69.6   352  2.7
山口県立総合医療C 62.2    52  2.8
四国がんC     69.5   600  2.2
九州がんC     69.3   382  3.0
大分県立病院    72.7   217  5.7
………………………………………………………………
<大腸がん>
北海道がんC    64.0   132  0.9
岩手県立中央病院  64.6   337  0.9
宮城県立がんC   71.8   274  1.1
山形県立中央病院  81.4   457  2.3
茨城県立中央病院  68.0   186  1.3
栃木県立がんC   71.9   335  1.5
群馬県立がんC   76.2   379  1.6
埼玉県立がんC   70.3   456  1.2
千葉県がんC    70.6   258  0.8
国立がんC中央    --    360  1.9
がん研有明病院   77.2   712  4.5
都立駒込病院    72.9   661  1.1
神奈川県立がんC  72.1   444  1.4
石川県立中央病院   --     71  1.0
福井県立病院    66.8   318  1.8
愛知県がんC    66.4   574  0.9
名古屋医療C    65.6   328  1.0
滋賀県立成人病C  71.5   251  2.7
大阪医療C     73.8   329  1.7
兵庫県立がんC   75.1   317  1.8
呉医療C      73.0   233  1.7
四国がんC     75.6   392  1.5
九州がんC     74.0   296  1.4
大分県立病院    64.0   149  5.8
……………………………………………………………
<肺がん>
北海道がんC    36.4   529  1.3
岩手県立中央病院  37.3   357  1.3
宮城県立がんC   31.2   404  1.1
山形県立中央病院  34.4   349  1.1
茨城県立中央病院  30.1   307  1.2
栃木県立がんC   44.1   490  1.3
群馬県立がんC   24.8   270  0.8
埼玉県立がんC   31.1   893  0.8
千葉県がんC    43.0   378  1.5
がん研有明病院   48.2   891  2.1
都立駒込病院    34.2   509  0.7
神奈川県立がんC  40.3   994  1.3
新潟県立がんC   44.3   900  2.3
福井県立病院    28.1   172  0.8
愛知県がんC    39.9   872  2.3
滋賀県立成人病C  35.3   327  1.4
大阪府立成人病C  49.4   808  1.9
大阪医療C     27.6   136  0.7
兵庫県立がんC   41.6   848  1.2
呉医療C      39.8   222  1.5
山口県立総合医療C 29.1    58  1.3
四国がんC     58.1   599  2.3
九州がんC     40.2   537  1.1
大分県立病院    43.5   307  1.7
………………………………………………………………
<乳がん>
北海道がんC    87.1   508  4.3
岩手県立中央病院  86.3   170  4.5
宮城県立がんC   88.2   218  5.3
山形県立中央病院  85.1   203 10.9
茨城県立中央病院  85.7   136  4.5
栃木県立がんC   89.6   367  6.1
群馬県立がんC   90.3   408  4.6
埼玉県立がんC   88.3   577  2.8
千葉県がんC    89.8   515  4.6
国立がんC東     --    382  133
国立がんC中央    --    327 96.0
がん研有明病院   92.9  2434  6.3
都立駒込病院    91.3   502  7.8
神奈川県立がんC  89.9   749 11.0
新潟県立がんC   92.8   714 12.0
福井県立病院    84.1   134  5.2
愛知県がんC    86.3   726 10.8
名古屋医療C    91.8   318  3.9
大阪府立成人病C  89.2   771 16.1
大阪医療C     87.6   290  9.3
兵庫県立がんC   93.3   509  9.6
呉医療C      89.8   233  6.0
四国がんC     90.2   747  6.5
九州がんC     90.1   509  4.7
大分県立病院    91.0   273 12.2
………………………………………………………………
<子宮頸がん>
北海道がんC    69.3  109  1.8
宮城県立がんC   75.7   75  2.8
栃木県立がんC   81.0   74 12.0
群馬県立がんC   77.7  122  5.7
埼玉県立がんC   68.8  250  4.6
千葉県がんC    74.6  115  4.7
がん研有明病院   76.0  332  6.8
都立駒込病院    65.8   85  7.4
神奈川県立がんC  75.9  305  4.5
新潟県立がんC   81.1  138 22.0
大阪府立成人病C  81.7  151  5.9
大阪医療C     81.5  145 20.0
兵庫県立がんC   81.3  237  8.5
四国がんC     84.4  170 16.6
九州がんC     72.7  155  5.2
大分県立病院    68.0   93  3.7
※-は生存率非公表、Cはセンター

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