2012年10月21日日曜日

シリア 孤立深まるか

シリアの孤立が深まるようだ。

飛行制限
・トルコ当局は、露から内戦状態のシリアに向かっていたシリア旅客機を
 アンカラに強制着陸させて捜索し、シリア国防省向けの弾薬と資材を押収。
・トルコの各航空会社に対し、報復の可能性があるとして、シリア領空の
 航空機の通過は避けるよう通達。
・イラク政府は、シリアに向かう予定だった北朝鮮機について領空通過を
 不許可。

ハマス
・どんな政権も、自国民を虐殺することは許されない。ハマスのメンバー
 全員がシリアから出国した。事実上、決別したことを認めた。
・アサド政権はハマスを支援してくれた。だが、シリア国民を虐殺して
 おり、われわれは国民の側に立たなければならない。
・アサド政権を支えるイランとの関係については「シリア問題で冷えたが、
 維持されている」と主張。
・アラウィ派が中枢を占めるアサド政権が、スンニ派主体(ハマス中枢派)
 の反体制派と内戦状態に陥っている。

EUシリア追加制裁
・シリア航空機の離着陸禁止
・アサド政権の閣僚を含む28個人と2団体を資産凍結などの制裁リストに追加。

武器や弾薬の補給、資金を断つことでシリア内戦を収束させようとのこと。
シリア内戦から、シリア政府軍が、反政府組織を支援するトルコを攻撃。
本格的な戦争になる可能性もある。
国連安保理でシリア制裁に反対する国は、シリアへ武器を支援し続ける。
北朝鮮も外貨稼ぎをしているようだ。

ハマスは、テロ組織と思っていたが、国家感は間違っていないようだ。
シリア内戦で、イスラム教の宗派争いも明確化。

取材中の日本人女性記者死亡のドキュメンタリ番組をザッピングしたが、
映像はなぜか、記者の女性らしさを強調するものばかり。
都市への砲撃で、着弾毎に悲鳴を上げたり、滞在しているホテルへの
砲撃で、けが人が出ても泣いて見ているだけで、救護も移動等何もしな
かった。アラビア語も使えなかった。
戦場記者との肩書きも前線ではなく、はるか後方での取材。
ドキュメンタリ番組の公開は遺影とし、親族だけで見たほうが良かった
と思う。

ドバイ ハマス暗殺主犯格拘束
政府軍 破れかぶれ
北朝鮮 外貨稼ぎ
シリア 内戦状態
シリア内戦 取材中の日本人死亡
シリア政府 記者殺害命令


戦場に咲いた小さな花 山本美香という生き方


---EUシリア制裁強化 行き詰まり感も---
2012年10月16日 4時17分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121016/k10015769531000.html

 内戦状態に陥ったシリアのアサド政権への圧力を強めるため、EU=ヨーロッパ連合は、新たに30に上るシリアの個人や企業を制裁対象に加えることを決めましたが、シリアと関係の深いロシアは制裁に反対を続け、国際社会の足並みは乱れたままで、EUの間には、行き詰まり感が強まっています。
 EUは15日、ルクセンブルクで外相会議を開き、内戦状況に陥っているシリアについて協議し、シリアから国境を越えてトルコ側に砲撃が続くなど、周辺国に影響が広がっていることに強い懸念を表明しました。
そのうえで新たな制裁措置として、市民の弾圧に関わっているとみられるアサド政権の関係者など28人と企業2社を、EU域内にある資産の凍結と渡航禁止の制裁対象リストに、新たに加えることを決めました。
これにより、制裁対象はアサド大統領自身とその家族を含め181人と、54の組織に上ることになります。
EUのアサド政権に対する制裁措置は、シリア産原油の禁輸措置やシリアの中央銀行との取引停止などを含め、今回で19回目です。しかし、今回の外相会議の前日に行われたロシアのラブロフ外相とEUの会談では、シリアと関係の深いロシアは制裁に反対する姿勢を崩さず、国際社会の足並みは乱れたままで、EUの間には行き詰まり感が強まっています。


---シリアがクラスター弾 人権団体指摘 民間居住地で使用---
2012年10月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012101602000110.html

 【カイロ=今村実】内戦状態のシリア各地で、政府軍が空爆でクラスター(集束)爆弾を使用していると、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)が十四日、指摘した。市民を巻き込んで無差別に殺傷する同爆弾の使用は、非人道的だとして多くの国で使用が禁止されており、非難が強まりそうだ。
 ロイター通信などが伝えた報告によると、政府軍は今月、ロシア製クラスター爆弾を戦闘機やヘリで民間人が住む地域などに投下する例が目立っている。
 特に集中しているのが、南北に貫く幹線道路沿いの複数の街で、反体制派が掌握した北西部マーレトアルヌメンなど。反体制派の掌握で、首都ダマスカスと、北部の商都アレッポを結ぶ交通の動脈が遮断された形になっているため、政府軍が奪還を目指し、なりふり構わぬ攻撃に乗り出したとみられる。
 住民の話によると、学校の近くなどにも投下された。ダマスカス近郊、アレッポ、中部ホムスでも使用例が出ている。現段階で犠牲者に関する情報は把握していないという。
 クラスター爆弾は、一発の爆弾から大量の子爆弾が広範囲にまき散らされる。無差別攻撃となる上、多くの不発弾が残り、戦闘終結後も民間人らに犠牲が相次ぐため「第二の地雷」とも呼ばれる。
 二〇一〇年に同爆弾の禁止条約が発効して、多くの国が署名したが、シリアは参加していない。シリアの使用している爆弾はロシア製だが、入手の時期や方法は不明という。
 兵士の士気の低下に悩む政府軍は八月以降、局面の打開を目指して破壊力の大きい「樽(たる)型爆弾」も投入し、都市部などへの空爆をエスカレートさせた、とされる。市民を含めた犠牲者の急増が懸念されている。


---シリア、トルコが領空閉鎖 民間機飛行禁止で相互対抗---
2012年10月14日 23時49分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012101401001093.html

 【カイロ共同】国営シリア・アラブ通信などによると、シリア外務省は13日、トルコの民間旅客機にシリア領空の飛行を禁じる決定をしたとの声明を出した。一方、トルコのダウトオール外相は14日、シリアの民間航空機の領空飛行禁止を決めたと述べ、両国が互いの領空を閉ざす事態となった。
 トルコ政府が10日、武器輸送の疑いがあるとして、ロシアからシリアに向かっていたシリア旅客機を強制着陸させたことがきっかけ。双方が対抗措置を取り合った形で、シリア内戦をめぐる両国の緊張が高まっている。


---EU、シリア制裁を強化へ…武器禁輸拡充が柱か---
2012年10月12日23時20分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121012-OYT1T01516.htm

 【ブリュッセル=工藤武人】欧州連合(EU)は、シリアの内戦を終結させるため、同国のアサド政権に対する制裁を強化する方針を固めた。
 EU高官が11日、明らかにした。15日の外相理事会で決定する。追加制裁は、EUが昨年5月に決めた対シリア武器禁輸措置の拡充が柱になる見通しだ。
 ロイター通信によると、シリア航空機の離着陸禁止などが盛り込まれる。また、アサド政権の閣僚を含む28個人と2団体を資産凍結などの制裁リストに追加する。


---シリア行き民間機から弾薬と資材…トルコ首相---
2012年10月12日23時12分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121012-OYT1T01402.htm

 【カイロ=貞広貴志】トルコのエルドアン首相は11日の記者会見で、トルコ軍が10日にアンカラに強制着陸させたモスクワ発ダマスカス行きの民間機から、「シリア国防省向けの弾薬と資材」を押収したと発表した。
 ロシアからの報道によると、シリア軍のミサイル防衛システムに用いられているレーダーの部品が含まれていたという。
 これに対し、シリア外務省は11日、国営通信を通じ、「トルコ政府は、シリアへの敵対的な態度を正当化するためウソをついている」との非難声明を出し、弾薬や国際法に抵触する物資が搭載されていたとする疑惑を否定した。
 シリアとトルコの関係は、今月3日にシリアからの砲弾でトルコ南部の住民5人が死亡し、トルコ軍が反撃を開始してから急速に悪化している。


---トルコ シリア機を強制着陸---
2012年10月11日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012101102000254.html

 【カイロ=今村実】トルコ当局は十日、ロシアから内戦状態のシリアに向かっていたシリア旅客機をアンカラに強制着陸させて捜索し、違法貨物を押収した。AFP通信によると、地元テレビ局はミサイル部品の可能性があると伝えたが、詳細は不明。
 旅客機は三十五人乗りでモスクワ発ダマスカス行き。トルコ上空を飛行中だったが、シリア政府軍への武器輸送を懸念するトルコ当局は、戦闘機を出動させ、旅客機をアンカラの空港に着陸させた。事前に、不審な貨物の情報を得たという。
 トルコのダウトオール外相は「民間航空規則に沿い、報告されるべきだった違法な貨物があった」と指摘した。旅客機は捜索の後、離陸した。
 トルコへは今月三日以降、シリア政府軍からとみられる砲弾がたびたび着弾。トルコ軍が報復砲撃を繰り返して、両国関係は緊張が高まっている。トルコ軍幹部は、着弾が続けばより強い対応も辞さないと警告した。
 トルコ政府は十日、トルコの各航空会社に対し、報復の可能性があるとして、シリア領空の航空機の通過は避けるよう通達した。
 ロシアは、シリアのアサド政権を擁護している。一方、イラク政府は先月、シリアに向かう予定だった北朝鮮機について領空通過を不許可とした。今月二日にはイラン発の貨物機に着陸を求めたうえで捜索。アサド政権への武器提供に、周辺国の警戒が強まっている。


---露機がシリアへ武器輸送か…トルコに強制着陸---
2012年10月11日11時12分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121011-OYT1T00562.htm

【カイロ=貞広貴志】トルコ軍は10日、複数の戦闘機を出動させ、モスクワからシリアの首都ダマスカスに向かっていた民間チャーターのエアバス320型機を、アンカラ空港に強制着陸させた。
 ロイター通信によると、同機は数時間後に離陸を許されたが、トルコ当局は積み荷の一部を押収した。
 トルコからの報道によると、ダウトオール外相は、「(アサド)政権への武器移転は厳密に管理する。この飛行機は民間航空規則に違反する物資を運んでいたとの情報を受け取った」と述べた。
 内戦状態にあるシリア北部からトルコ南部には、連日のように砲弾が着弾し、トルコ軍幹部は10日、「挑発がこれ以上続くなら、さらに強い措置をとる」と警告していた。シリア政府軍には、友邦ロシアからの軍事物資提供が続いているとみられている。


---ハマス、シリア政権と決別 「自国民虐殺許されず」---
2012年10月6日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012100602000107.html

 【カイロ=今村実】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの幹部は、盟友関係にあったシリアのアサド政権について「どんな政権も、自国民を虐殺することは許されない。ハマスのメンバー全員がシリアから出国した」と本紙の電話取材に述べ、事実上、決別したことを認めた。
 ハマスとシリアは、イランやレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラと反イスラエルを掲げ、「抵抗の枢軸」と呼ばれる勢力を組織。結束の乱れは中東の政治力学に影響を与えそうだ。
 シリアは一九九九年にヨルダンを追放されたハマス指導者のマシャル氏を受け入れ、後ろ盾になった。ハマスは、首都ダマスカスに事務所を構えていたが、今年二月に閉鎖したと報じられていた。
 シリア北部アレッポなどで政府軍と反体制派の戦闘が続いている。ハマス幹部は「アサド政権はハマスを支援してくれた。だが、シリア国民を虐殺しており、われわれは国民の側に立たなければならない」と強調。マシャル氏は現在、シリア反体制派を支援するカタールに滞在。ダマスカス事務所のメンバーの多くが、カイロに移り一部はガザに戻ったという。新事務所はカイロ、カタールなどから候補地を選ぶ予定。
 一方、アサド政権を支えるイランとの関係については「シリア問題で冷えたが、維持されている」と主張。ハマスは「抵抗」勢力にとどまるという。
 ハマスの母体は、エジプトで政権を握ったイスラム原理主義組織ムスリム同胞団で、スンニ派の組織だ。アラウィ派が中枢を占めるアサド政権が、スンニ派主体の反体制派と内戦状態に陥っていることが、ハマスの決断の背景にある。ガザのジャーナリスト、ハッサン氏は「カタールはハマスに多額の資金援助をしている。ハマスにはアサド政権が生き残るのは難しいとの判断もある」と指摘した。
 AFP通信などによると、マシャル氏は先月末、訪問先のトルコで「シリア国民の自由と民主主義のための革命に敬意を表する」と語った。シリア国営テレビは同氏の発言を批判している。

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