2013年1月23日水曜日

桜宮特殊学校の広告塔

学生を巻き込んだ桜宮特殊学校が話題。
未成年者が、大人の都合を批判する。
伝統と称した体罰は、バスケやバレー部だけではなかった。
体罰を行ったのは、指導者(教師)だけだったのか、主将も含む上級生や
優等生の関与がなかったのかは不明。連帯責任が繰返し問われれば、必然
的に原因追求が始まり、対策が集団行動となる。
体罰を黙認することは、容認することと同じであるといじめの構造で言
われることが多い。
学校生活が全ての社会は、いじめも体罰も同様だった。

少なくとも、高校3年の秋には、大半が部活動を引退。違う目標に向う。
慕う指導者について指導を受けても、成果が出なければ、指導者から、
「今年の学生は小粒」と言われ、親は、「言われるほどのご立派な教師
ではなかった」と思う。
学生が移動した教師を追いかけて転校はしないだろうし、教師に個別に
指導を仰ぐこともないだろう。「学生はウソをつく」と良く聞く。入れ
知恵した嘘つきもいるとも思う。

卒業を控えた3年生が、記者会見をすれば、教師にゴマする主将と映る。
体罰が多ければ教師側との対立があり、実際、バレーボール部は、ある
意味団結した。
就職面接や大学の推薦は終了したが、一般入試が始まったばかり。記者会
見した主将らは、進学や就職先が決まり余裕があるのだろう。

「礼儀やマナーなど人として大切なことを学んできた。桜宮高の伝統は
正しいと思っている」と言う。
人として大切なことは、親族から教わることが多いし、体罰を実施し、
黙認し、黙認を強要する伝統が正しいとは思わない。習慣も風土も違う
教師から「人として大切なこと」は参考例でしかない。親も学校まかせか。

学校や保護者(メディア操作?)から、記者会見を依頼され、主将だけで
なく、学生全体が広告塔として利用されているとは感じないのだろうか。
広告塔になれば、良くも悪くもこれから、必ずついて回ると思うが、
想像しないことも伝統か。

学生となり、一般社会との繋がりが深まり、理解が始まる頃。
「家庭環境による学校荒廃」と言われ、体罰で更生(?)していた頃があった
ようだが、現在は指導者の指導力不足と評価される。
学校側との対立が続く時代もあったようだが、現在は、学生が学校を擁護。
コビを売る学生をマスメディアが賞賛。時代は大きく変化。

特殊社会を構成する要件として、10項目あるとのこと。
・指導者に対する崇拝
 「同じ傷を負った先生しかいない」と賛美。
・指導者の無謬性
  「傷を癒せるのは先生」と他部の体罰を黙認したことを否定。
・指導者の知識の広さ
 「礼儀など人として一番大切なことを教えてもらっている」と信条受入。
・説得のテクニック
 「今まで続いている伝統は今でも正しいと思っている」、
 「多くの生徒が学校を守りたいと思っている」
 と構成員分散を低下させ、信条を補強。
・秘密の計画
 自身の目標達成が最優先事項で、他人・他部は踏み台と言う計画を隠す。
・欺瞞
 各部とも体罰を隠し、黙認することで隠蔽。
・金融面および性的な利用
 学校が存在を知らない施設で生活し、家賃や食費等を徴収。
・絶対的な真理
 教師の指導により絶対に目標へ達成できると言う妄信を共有。
・絶対的な道徳観
 相対的に体育科目が優秀なので、教師の指導を盲目的に従えば、組織の
 一員となる。優秀でなかったり、指導に反発すれば退部。

社会に出れば、今まで経験したことが、参考になるし、客観的な目で過去
を見つめなおす機会も増える。職業として運動選手を続けられる人は、
ほんのわずか。活動は学校だけでなく、商業クラブでも可能。実力と運が
良ければ芽がでるかもしれない。
一般社会は責任を伴うが、学校生活ほど狭くない。

大阪市教育委員会5人で、市立500校を運営できるとは思えないし、大阪府
教育委員会6人で1800校を運営できるとも思えない。
教育委員会のしくみ/教育委員会の構成
大阪府教育委員のプロフィール

山本博のテレビ番組による自殺扇動に影響を受けたと思われる自殺予告も
発生。結果により、山本博とテレビ局は、自殺教唆か。

大阪官製ネガティブキャンペーン
大阪市 命綱も競争へ
大阪市役所 入れ墨隊がまかり通る


桜宮高入試中止で橋下市長が理解求め生徒と対話(13/01/21)


---「聞いてくれなかった」 元主将ら、涙声で訴え---
2013/1/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201301220067.html

 「本当に残念。言葉が出ない」。大阪市立桜宮高の体育系学科の募集中止を受け、同校の運動部の元主将ら、3年生8人が21日に市役所で記者会見した。「私たちの声を十分に聞いてくれなかった」。涙声で橋下徹市長への不満を訴えた。
 制服姿の女子生徒6人と男子生徒2人は、1時間以上、立ったまま会見。「在校生や受験生のことを考えたら、もっと違う結果があったのではないか」と募集中止にやり切れない表情を見せた。
 同日午前、橋下市長は桜宮高を訪問し、在校生に約1時間、説明したが、生徒側は代表2人が計15分間発言しただけ。会見で生徒は「市長から具体的な理由やメリットの説明がなかった」「十分に聞いてくれなかった」と不満をあらわにした。
 市長が「勝利至上主義」と指摘したことには、女子生徒が「礼儀やマナーなど人として大切なことを学んできた。桜宮高の伝統は正しいと思っている」と力を込め、「大人たちから一方的に体育科を奪われ、部活動を奪われようとしている」と言葉を詰まらせた。
 生徒らの会見とほぼ同時刻に記者団の質問に答えた市長は「学校全体で(自殺を)止めることができなかった。連帯責任とは言わないが、当事者だという意識で物事を考えないといけない」と苦言も。一方、男子生徒は市長が募集中止の決定を「素晴らしい」と述べたと知り「反論する人もいるのに、なぜ『素晴らしい』のか」と首をかしげた。


---「結論覆す」、決意の反論=高校生8人、入試中止で会見-大阪市---
2013/01/21-22:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013012100907

 大阪市教育委員会が橋下徹市長の要求通り、市立桜宮高校の体育系2科の入試中止を決定した21日夜、同校3年の男子生徒2人と女子生徒6人が記者会見に臨んだ。「私たちは納得いかない」「学校を守りたい」。8人は「まだ結論を覆せるかも」と、橋下市長と市教委に対し、決意の反論を展開した。
 市役所5階の記者クラブで午後7時半から1時間余にわたった会見。8人はいずれも運動部の元キャプテン。制服のブレザー姿で横一列に並んだ。
 「体育科に魅力を感じて受験したいと思う生徒がほとんど。普通科に回されるのは、私たちは納得がいかない」。女子生徒が口火を切った。橋下市長が同日朝、全校生徒を前に説明したが、「具体的な理由がなく、私たちの声も十分に聞いてくれなかった。思いは1時間で話せるわけがない。『生徒、受験生のことを考えて』と何度も繰り返したが、在校生と受験生のことを考えたらもっと違う結果があったんじゃないか」と訴えた。
 橋下市長が体罰の背景に「生徒たちも容認していた」「勝利至上主義」などと発言していたのに対し、女子生徒は「容認していないし、勝つことだけが目標ではなく、礼儀など人として一番大切なことを教えてもらっている」と反論。自殺問題について「心の傷は深く、重く受け止めている。傷を癒せるのは先生」として教諭の総入れ替えにも反対し、「多くの生徒が学校を守りたいと思っている」と強調した。
 男子生徒は「今回の結果が覆せるんじゃないかと、強い思いを持ってきた」と会見の動機を語った。別の女子生徒も「今まで続いている伝統は今でも正しいと思っている」と力説した。


---桜宮高、他の部でも体罰確認 常態化を示すデータも---
2013年1月21日21時56分
http://www.asahi.com/national/update/0121/OSK201301210066.html

  大阪市教委の永井哲郎教育長は21日、体罰の有無を調査する目的で市立桜宮高校の全生徒と教員にアンケートした結果、すでに市教委が公表しているバスケットボール部、バレーボール部以外の部活でも体罰があったという結果が出たと明らかにした。「複数の部活で、継続的に体罰があった」(市教委関係者)といい、校内で体罰が常態化していたことが確認できたという。
 アンケートは市の外部監察チームと連携して18日に実施。今後、生徒からの聞き取りなど詳しい調査を進める。


---「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」 桜宮高在校生ら---
2013.1.21 21:41
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130121/waf13012121420024-n1.htm

 在校生は「まだ覆せる。できることは何でもやりたい」と憤り、受験生は「詳しい情報がほしい」と困惑した。21日、大阪市教委が決定した市立桜宮高校の体育系2科入試の募集中止は大きな波紋を広げた。
 「本当に残念。言葉が出ない」「納得できない」。同校の運動部を引退した元主将ら3年生の生徒8人は21日夜、市役所で記者会見して涙声で訴えた。
 制服姿で臨んだ会見。同じ時間、市役所の同じフロアで橋下徹市長は記者団に「すばらしい決定」と称賛していたが、生徒たちは「市長は何も分かっていない」「生徒の話を聞いてくれなかった」と強い不満を漏らした。
 同校では運動部が活動停止の状態。さらに橋下市長が同校の教員総入れ替え人事を求めている。生徒の1人は「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」とうなだれた。
 同校体育系2科を志望している受験生や保護者からも戸惑いや憤りの声が上がった。大阪府内の中学3年の女子生徒(15)は「行きたいという思いは今も変わらない。(市教委の決定内容の)詳しい情報がほしい」。別の高校の受験も選択肢に入れているが、願書の提出期限まで情報収集して決定するという。
 生徒の母親(43)は「どういう教育方針になるか、早急に説明会を開いてもらいたい」と要望した。
 橋下市長は同日午前、同校を訪問。在校生に「(学校のあるべき方向性が決まる前に)入試を継続するのは大阪の恥」などと理解を求めたが、在校生からは「受験は人生に一度。受験生から機会を奪ってほしくない」「市長の発言で苦しむ人がいる」などの意見が上がった。
 市長はこの際、物議を醸した自身の「(受験生は)生きているだけで丸もうけ」という発言については「生きていれば回り道をしても、自分のやりたいことに向けて進める。大きな人生で回り道をすることもあるという意味だ」と釈明したというが、市役所で会見を開いた生徒は「自分をかばっている釈明で、私たちには何の謝罪もなかった」などと批判していた。


---桜宮高生徒、涙声で不満訴え「私たちの声聞いてくれなかった」---
2013年1月21日 20:44
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/21/kiji/K20130121005033100.html

 「本当に残念。言葉が出ない」。大阪市立桜宮高の体育系学科の募集中止を受け、同校の運動部の元主将ら、3年生8人が21日に市役所で記者会見した。「私たちの声を十分に聞いてくれなかった」。涙声で橋下徹市長への不満を訴えた。
 制服姿の女子生徒6人と男子生徒2人は、1時間以上、立ったまま会見。「在校生や受験生のことを考えたら、もっと違う結果があったのではないか」と募集中止にやり切れない表情を見せた。
 同日午前、橋下市長は桜宮高を訪問し、在校生に約1時間、説明したが、生徒側は代表2人が計15分間発言しただけ。会見で生徒は「市長から具体的な理由やメリットの説明がなかった」「十分に聞いてくれなかった」と不満をあらわにした。
 市長が「勝利至上主義」と指摘したことには、女子生徒が「礼儀やマナーなど人として大切なことを学んできた。桜宮高の伝統は正しいと思っている」と力を込めた。
 管理職と体育科教員の刷新が決まったことに、女子生徒は「心に負った傷は深く、私たちを支えてくれるのは同じ傷を負った先生しかいない。新しい先生に入れ替えては、亡くなった子の思いを帳消しにしてしまうように感じる」と訴えた。
 生徒らの会見とほぼ同時刻に記者団の質問に答えた市長は「学校全体で(自殺を)止めることができなかった。連帯責任とは言わないが、当事者だという意識で物事を考えないといけない」と苦言も。一方、会見した男子生徒は市長が募集中止の決定を「素晴らしい」と述べたと知り「反論する人もいるのに、なぜ『素晴らしい』のか」と首をかしげた。
 下校途中の生徒にも動揺が広がった。体育科3年の女子生徒(17)は「将来の夢まで考えて準備しているのに本当にかわいそう」。スポーツ健康科学科2年の女子生徒(17)は「偉大なOBもたくさんいるのに、伝統を中断してしまうのは残念」と落胆していた。


---自殺予告放置、橋下市長「危機管理の問題」---
2013.1.21 16:10
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130121/waf13012116130013-n1.htm

 大阪市立桜宮高の男子生徒の自殺問題に絡み、女子生徒を名乗る若い女性から大阪市役所のコールセンターに自殺をほのめかすような電話があり、市教委が情報を丸1日放置したことについて、橋下徹市長は21日、「教育委員会の危機管理、大阪市の危機管理の問題だ。教育委員会が反省しているという報告はきている」と述べ、対応が不適切だったとの認識を示した。市役所で記者団の取材に応じた。
 また、電話そのものについては「生徒に自殺はないと確認している。こういう状況に乗じたいたずらはやめてほしい」と話した。


---「教育委員5人で運用無理」 松井大阪府知事---
2013.1.18 14:55
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130118/edc13011814560004-n1.htm

 大阪市立桜宮高のバスケットボール部員自殺問題で、大阪府の松井一郎知事は18日、「市教委の5人の教育委員で500校を超える市立の小中高校をハンドリング(運用)するのは無理だと以前から言い続けてきた。(今回の問題で)無理だとはっきりした」と述べ、組織改革の必要性を指摘した。
 松井氏は「(将来的に)『大阪都』が高校教育をやる。今の段階からでも市立高を府教委が引き受けるのはありだ」と早期移管の可能性に言及。「(公立高を所管する)教育委員会を一本化して充実させ、各校に目が届く組織をつくることが一番良い」と述べた。府庁で記者団に答えた。


---高2男子を自殺に追い込んだ体罰教師の原点---
2013年1月12日 掲載
http://gendai.net/articles/view/kenko/140468

30年前の人気ドラマ「スクール・ウォーズ」との意外な関係
 鉄拳制裁は確固たる信念だったようだ。大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)を自殺に追い込んだバスケットボール部の顧問の男性教諭K(47)。この時代錯誤の“体罰至上主義”の裏に何があるのか。人気スポ根ドラマのモデルとなった熱血教師との意外な関係――。
 自殺した生徒は亡くなる前日、「顧問に30~40発殴られた」と母親に漏らし、Kも「キャプテンなので厳しく指導した」と体罰を認めている。大阪府警捜査1課はKが体罰を繰り返していた疑いがあるとして、暴行容疑などで捜査に乗り出す方針を固めた。
 驚くのはKの超アナクロ“教育哲学”だ。大阪市教育委員会の聞き取りに対し、「強い部にするために体罰が必要だと考えていた」と話し、「叩くことでいい方向に向く生徒もいた」「(自殺した)男子生徒にもそうなって欲しいと思った」と語ったという。
「優秀かどうかは別として、Kが熱血漢の指導者だったのは間違いない。桜宮高校には18年間勤務。顧問として率いるバスケ部を全国強豪チームに育て、現在は大阪高体連バスケットボール専門部の技術委員長も務めています。ゲンコツを“愛のムチ”と信じて疑わなかったといいます」(市教育関係者)
 スパルタ教育のベースを追っていくと、30年前に人気となったドラマ「スクール・ウォーズ」に行き着く。主人公の滝沢賢治のモデルは伏見工業ラグビー部を全国トップの常勝チームに導いた名物指導者、山口良治氏だ。有名語録に〈「体罰禁止」を錦の御旗にした無為無策な教師たちが学校を悪くする〉があり、06年6月14日付「朝日新聞」のインタビューではこんな持論を展開した。
〈僕は昔、親の前でも、子供を殴ったこともあったけれど、それを体罰だとは思っていません〉〈泣きながら殴ったことを今でも覚えてます。あれで子供たちが気づいてくれてね。それが今の伏見工の原点です〉
 Kは山口氏の日体大体育学部の後輩で、実は縁戚関係もある。
 山口氏の教え子であり、伏見工業ラグビー部現監督の高崎利明氏は、「私の口からは何も言えない。ノーコメント」と言うばかり。
 30年前のドラマの流儀をそのまま今の高校に押し付けようとしてもムリがある。それで命が失われたのだとすれば、やり切れない。

0 コメント: