2013年2月2日土曜日

国際会議「甲状腺被ばく分析」

「甲状腺被ばく分析」の国際会議があったようだ。
 東電福一原発事故で、周辺の1歳児の甲状腺被曝線量(等価線量)は30mSv
以下がほとんどだったとの推計結果を放射線医学総合研究所(千葉市)の
研究チームがまとめ、都内で開かれた国際会議で発表した。IAEAが甲状腺
被曝を防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安とする50mSvを下回った。

放医研 栗原治らのチーム
・事故直後にいわき、川俣、飯舘の市長村で実施した子供約1000人の簡易
 甲状腺検査結果の実測値、9市町村分の大人3000人分のホールボディー
 カウンターによる全身の内部被曝線量に基づき、放射性ヨウ素の内部被
 爆量を、ホールボディーカウンターで検出された放射性セシウムの3倍と
 想定して、各地の1歳児の90%の被曝線量を推計。
 1歳児の甲状腺被曝線量(等価線量)は30mSv以下。
・大人の甲状腺被ばく線量も推計したが、飯舘村の20mSvが最大。

百瀬琢麿
・2012年1月31日 検査した約1万人のうち、99.8%は放射性セシウムが
 1mSv未満。1mSvを超えたのは25人、最大で3mSv。
・内部被曝検査や、環境放射線モニタリング、食品に含まれる放射性
 物質検査結果から「今後、平均的な生活環境で健康上問題となる内部
 被ばくを受けることはない」

床次真司
・浪江町民の放射性ヨウ素の甲状腺内部被曝量を推定。
 原発事故直後に測定した62人分の甲状腺検査結果から、放射性ヨウ素
 の内部被ばく量は平均値で放射性セシウムの0.23倍と算出。
 ホールボディーカウンターで測定した浪江町民の内部被曝検査結果より
 推計。放射性ヨウ素の比率が62人の最大値0.87倍でもヨウ素は最大で
 18mSv。

1歳児被爆
・緊急避難により、甲状腺被曝線量が低い。
 大量の放射性物質が放出される前に避難。
 子供をなるべく屋内に退避させたことも要因。

国際会議ともなると被曝量が低く発表されるようだ。

2012年3月10日 毎日新聞
弘前大被曝医療総合研究所
・期間4/11-4/16
・浪江町津島地区にとどまっている17人、
 同県沿岸部から福島市に避難した48人の計65人(0才~80代)
・のどに検出器を当ててI-131の濃度を計測
・50mSv超
 津島地区の3人、2週間ほど浪江町にとどまった後で福島市に避難した2人
 子供(15才以下)の最高値は47mSv。
・最高値は福島県浪江町在住の87mSv、10mSv以上も26人いた。

国際会議の取材報道を見ると、浪江町在住は問題無いと受け取れる。
サンプル数も同様なのに、以前と結果がかなり異なる。
母集団は十分大きく、話題性のある発表か。
御用学者の発表会なのか、毎日新聞の記事が誤報なのかは不明。
「他の発表も加工されているのでは」と不信が募る。
記者も納得し疑問を持たなかったようだ。
こうやって、黒に染まっていくのだろう。

甲状腺被爆 0Svでも被爆
甲状腺被曝報告
原発事故の経過
高価なフクシマ・ネックレス
被爆小児甲状腺がん 1年目から発症例


---甲状腺被ばく量推計値 環境モニタリングより低く 放医研シンポ---
2013/01/28 16:00
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/01/post_6086.html

 27日に東京で開かれた国際シンポジウムで放射性ヨウ素による1歳児の甲状腺被ばく量(等価線量)の推計結果を発表した放射線医学総合研究所(千葉市)の栗原治・内部被ばく評価室長は「放射性ヨウ素の環境放射線モニタリングの数値に比べ、推計値は低い数字だった」と分析した。
 栗原室長らのチームは今回の推計で、東京電力福島第一原発事故直後に原子力安全委員会が、いわき、川俣、飯舘の3市町村で実施した子ども約1000人の簡易甲状腺検査結果を用いた。さらに、大人約3000人のホールボディーカウンターによる検査結果に基づき、放射性ヨウ素の内部被ばく量を、ホールボディーカウンターで検出された放射性セシウムの3倍に当たると想定して算出した。
 1歳児と同時に、大人の甲状腺被ばく線量も推計したが、飯舘村の20ミリシーベルトが最大だった。ヨウ素は半減期が8日と短いため、これまでの内部被ばく検査ではほとんど検出されていない。世界保健機関(WHO)は昨年、浪江町の1歳児の甲状腺被ばく線量は100~200ミリシーベルトとの推計結果をまとめたが、県産食品を食べ続けたと仮定するなど実態と懸け離れた設定で推計しており、WHOも「実態より高い値になっている」と説明していた。
 シンポジウムは「原発事故の初期内部被ばく線量の再構築」をテーマに、日本原子力研究開発機構東海研究開発センター放射線管理部の百瀬琢麿次長、弘前大被ばく医療総合研究所の床次真司教授ら国内外の研究者が発表した。

■栗原治室長に聞く 被ばく量想定以下 事故直後の避難奏功 調査の継続が重要
 放射線医学総合研究所の栗原治・内部被ばく評価室長は福島民報社のインタビューに応じ、調査継続の重要性を強調した。
 -今回の研究結果をどのように見ているか。
 「安定ヨウ素剤を飲む目安となる50ミリシーベルトを下回ったことで、保護者に安心できる材料を提示できた。内部被ばく検査などの実測に基づいて現実的に評価したが、各個人の行動までは反映していない。今後は各研究者が持つ情報をデータベース化し、個人の被ばく線量を評価していく必要がある」
 -被ばく量が想定よりも低かった理由は。
 「事故直後、すぐに避難したことが大きい。国会事故調などによると、多くの住民が避難したのは3月12日で、大量の放射性物質が放出されたとみられる3月15日の前だった。さらに、子どもをなるべく屋内に退避させるなど、大人が子どもを守ろうとしたことも要因だろう」
 -放射性ヨウ素の被ばく量を試算する上での課題は何か。
 「内部被ばく検査から得られたセシウムとの比率の見極めが難しい。今回の研究ではヨウ素はセシウムの三倍とみているが、地域差も考えられる。今回の研究に用いた甲状腺簡易検査や内部検査そのものの信頼性を検証する必要もある」

■百瀬琢麿氏 問題となる内部被ばくない
 日本原子力研究開発機構東海研究開発センター放射線管理部の百瀬琢麿次長は県の委託で行っているホールボディーカウンターを用いた内部被ばく検査について報告した。
 昨年1月31日までに検査した約1万人のうち、99・8%は放射性セシウムが1ミリシーベルト未満だった。1ミリシーベルトを超えたのは25人で、最大でも3ミリシーベルトだった。これまでの内部被ばく検査や、環境放射線モニタリング、食品に含まれる放射性物質検査結果から「今後、平均的な生活環境で健康上問題となる内部被ばくを受けることはない」と述べた。
 内部被ばく検査については「検査結果を丁寧に説明することで、住民の不安軽減にもつながっている」と語った。

■床次真司氏 最大で4.6ミリシーベルト最小0.2ミリシーベルト
 弘前大被ばく医療総合研究所の床次(とこなみ)真司教授は浪江町民の放射性ヨウ素の甲状腺内部被ばく量を推定した結果を発表した。最大4・6ミリシーベルトで、最小値は0・2ミリシーベルトだった。
 床次教授らが原発事故直後に測定した62人分の甲状腺検査結果から、放射性ヨウ素の内部被ばく量は平均値で放射性セシウムの0・23倍と算出した。ホールボディーカウンターで測定した浪江町民の内部被ばく検査結果を使って推計した。放射性ヨウ素の比率が62人の最大値0・87倍でもヨウ素は最大で18ミリシーベルトだった。「今後は異なるアプローチで試算した研究結果との検証を進めたい。事故直後の個人の行動記録も加味する必要がある」と語った。


---甲状腺被ばく30ミリシーベルト以下 原発事故時周辺の1歳児、放医研推計---
2013/01/28 08:59
http://www.minpo.jp/news/detail/201301286284

 東京電力福島第一原発事故直後に飛散した放射性ヨウ素による1歳児の甲状腺被ばく量(等価線量)は30ミリシーベルト以下がほとんどだったとする推計結果を放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームがまとめ、東京で27日に開かれた国際シンポジウムで発表した。国際原子力機関(IAEA)が甲状腺被ばくを防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安としている50ミリシーベルトを下回った。
 最も高かったのはいわき、双葉、飯舘の3市町村で30ミリシーベルトで、次いで南相馬、広野、大熊、浪江、葛尾の5市町村が20ミリシーベルト。楢葉、富岡、川俣の3町は10ミリシーベルト、県内の他の地域は10ミリシーベルト未満だった。
 放医研の栗原治・内部被ばく評価室長らのチームは、事故直後に県内で実施した子ども約1000人の甲状腺検査の実測値や9市町村分のホールボディーカウンターによる全身の内部被ばく線量、放射性物質の拡散予測を組み合わせ、各地の1歳児の甲状腺被ばく線量を算出。全体の傾向を把握するための研究で、1歳児の人口の90%の被ばく線量を推計した。
 栗原室長は「住民には安心できる材料だが、各個人の当時の行動までは反映していない。今後さらに精度を上げる必要がある」としている。


---原発周辺の1歳児の甲状腺被曝、大半が30ミリシーベルト以下---
2013.1.28 08:49
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130128/cpb1301280849000-n1.htm

 東京電力福島第1原発事故で、周辺の1歳児の甲状腺被曝(ひばく)線量(等価線量)は30ミリシーベルト以下がほとんどだったとの推計結果を放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームがまとめ、都内で27日に開かれた国際会議で発表した。国際原子力機関(IAEA)が甲状腺被曝を防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安とする50ミリシーベルトを下回った。
 甲状腺には放射性ヨウ素がたまりやすく、子供は影響を受けやすい。1986年のチェルノブイリ原発事故後、周辺では子供の甲状腺がん10+ 件が急増した。
 放医研の栗原治・内部被ばく評価室長らのチームは、事故直後に福島県内で実施した子供約千人の甲状腺検査の実測値や、9市町村分のホールボディーカウンターによる全身の内部被曝線量、放射性物質の拡散予測を組み合わせ、各地の1歳児の90%の被曝線量を推計した。


---原発周辺の1歳児の甲状腺被曝、大半が30ミリシーベルト以下---
2013.1.28 00:20
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130128/dst13012800210000-n1.htm

 東京電力福島第1原発事故で、周辺の1歳児の甲状腺被曝(ひばく)線量(等価線量)は30ミリシーベルト以下がほとんどだったとの推計結果を放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームがまとめ、都内で27日に開かれた国際会議で発表した。国際原子力機関(IAEA)が甲状腺被曝を防ぐため安定ヨウ素剤を飲む目安とする50ミリシーベルトを下回った。
 甲状腺には放射性ヨウ素がたまりやすく、子供は影響を受けやすい。1986年のチェルノブイリ原発事故後、周辺では子供の甲状腺がんが急増した。
 放医研の栗原治・内部被ばく評価室長らのチームは、事故直後に福島県内で実施した子供約1000人の甲状腺検査の実測値や、9市町村分のホールボディーカウンターによる全身の内部被曝線量、放射性物質の拡散予測を組み合わせ、各地の1歳児の90%の被曝線量を推計した。


---1歳児甲状腺被ばく平均10ミリシーベルト---
2013/01/27 21:24
http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20099537.html

 「東京電力」福島第一原発の事故で、子供らにどの程度の甲状腺被ばくがあったかを分析する国際会議が27日、海外の研究者も参加して東京都で開催された。
 この国際会議は、環境省の委託で放射線医学総合研究所が開催したもの。福島第一原発事故では、大量に放出された放射性ヨウ素による子供と妊婦などの甲状腺被ばくの実態は、事故後の早い段階で放射線検査などが行われなかったために、ほとんどわかっていない。
 27日の会議では、放医研の専門家からホールボディーカウンター(=WBC)によるセシウムの内部被ばくの検査データから比較分析する方法で、放射性ヨウ素による小児甲状腺等価線量の推定値が公表された。それによると、避難区域に指定された20キロ圏内の福島・双葉町や福島・浪江町など9市町村から避難した1歳児の小児甲状腺等価線量は平均で10ミリシーベルト、最も高いのは30ミリシーベルトだったことがわかった。また、30キロ圏内の福島・いわき市の1歳児についても参考値として公表され、同じ被ばくの傾向だったこともわかった。
 環境省は、福島県内全域の子供と妊婦らの正確な甲状腺被ばくの実態調査はまだまだ時間がかかるとして、来年度も引き続き、放医研に委託して調査分析を行う方針。

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