2013年2月16日土曜日

桜宮特殊学校 調教師慕う学生父母

桜宮特殊学校の学生父母に慕われた調教師が処分を受けた。
 大阪市立桜宮高校バスケットボール部キャプテンの2年男子生徒が体罰を
受けた翌日に自殺した問題で、市教委は、外部監察チームの報告書を公表
し、暴力と自殺の関連を認定して部顧問の小村基(はじめ)教諭を懲戒免職
処分にした。
 また、2年前に体罰で停職3か月の懲戒処分となった男子バレーボール部
顧問の坪田博和教諭について、昨年11月に再び、1年男子生徒の頭をたたく
体罰をしたとして、停職6か月の懲戒処分とした。

市教委
・小村教諭が男子生徒に対し、学生への暴力行為を繰り返して重大な精神
 的苦痛を与えていた。
・「生徒への暴力行為が自殺の大きな要因と考えられ、自殺との間には関連
 性がある」と認定した。
・顧問就任当初から、暴力を指導の一環として位置付け、恒常的に平手打ち
 や足蹴りなどの暴力をふるっていた。

調教と言われた体罰を好む現役と元部活動員と父母。
性的嗜好は学生時代に刷り込まれたようだ。

大阪市教委事務局顧問に就任した前バレーボール全日本女子監督。
この人は、選手へのシゴキ(現在では体罰)を売りにした監督で、スポーツ
ニュースでシゴキを映し、オリンピックチームの出来上がり具合を盛んに
報道されていたと思う。
「体調が悪く熱があっても練習すれば熱が引く」と言われ、実戦していた
頃の代表者だろう。選手は、精神的なもろさがあり、それをコーチ陣が
矯正(?)するとした過去があり、過去の栄光にすがり、指導をしているの
に、「科学的」の言葉で指導方針を簡単に変えられるのだろうか。
数年断てば、もっと隠蔽された形で、自殺者が増えるのかもしれない。

桜宮特殊学校の広告塔


体罰桜宮高校に改革顧問 前女子バレー柳本氏就任(13/02/12)


---「調教されてる動物と一緒や」…体罰問題報告書---
2013年2月14日12時45分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130214-OYT1T00466.htm?from=ylist

大阪市立桜宮高の体罰問題で、市外部監察チームがまとめた報告書の要旨は次の通り。
◆認定事実
 小村教諭は昨年12月18日、他の高校や大学女子バスケ部との練習試合で、相手選手に飛ばされたり、ボールを奪われたりすることがあった被害生徒に「なんで女に負けるねん」などの気持ちから、顔を平手で数回たたいた(本件暴力〈1〉)。
 試合後、被害生徒にルーズボールの練習をさせたが、近くに投げているのにボールに飛びつこうとしないため、顔を平手で1、2回たたいた(本件暴力〈2〉)。
 昨年12月22日には、他の高校との練習試合で、被害生徒がルーズボールを取りに行かない態度を見せたため、ベンチに呼び寄せた。「(相手選手を)なんで意識しないのか」と言ったが、生徒が黙っていたので、顔を平手で4、5回たたき、さらに同様の問いかけにも黙っていたので、平手で4、5回たたいた。試合再開後も、ベンチの横に移動させ、「やるかやらんのかどっちや」と言いながら、側頭部あたりを平手で5~7回たたいた(本件暴力〈3〉)。
 また、試合に戻った被害生徒が、タイムアウト時に走らずにベンチに戻ってきたため、顔を平手で3回たたいた(本件暴力〈4〉)。この時、「たたかれてやるのは、動物園やサーカスで調教されてる動物と一緒や」と言った。
 認定事実は、小村教諭自身が認めた内容だ。被害生徒の母親の説明とは食い違いがあるが、他の指導者や部員らは「たたかれるのは見たが、回数は覚えていない」などと述べる。母親の説明を否定するものではないが、前記の回数を認定した。
 母親は18日の暴力について、口の周りに血の跡があり、鼻が腫れていたと述べている。18日に加えられた暴力は強度なものだったと推認される。
◆暴力についての評価
 教育的懲戒にあたっては、いかなる場合も身体への実力行使は許されない。本件暴力〈1〉は、指導に沿うプレーをさせるためだったが、他の部員の模範プレーを見て学ばせるなど様々な方法があった。指導者が求める習熟度と、部員の習熟度が合致しないことは起こりうることで、暴力で解決することは許されない。小村教諭は「なんで女に負けるねん」という心情から暴力を加えており、怒りにまかせて暴力を加えたとの評価を免れない。本件暴力〈1〉を正当化する余地は皆無で、本件暴力〈2〉も同様だ。
 本件暴力〈3〉では多数回たたいており、執拗(しつよう)だ。本件暴力〈4〉も、走らずにベンチに戻ってきたことへの制裁だったと評価せざるを得ない。執拗かつ理不尽な暴力で、重大な精神的苦痛を与えたことは明らかだ。
◆暴力と自殺の関連性
 被害生徒は18日、小村教諭も読む練習ノートに「もうわけわからないです」と記しており、理不尽な暴力で相当混乱していたことがうかがえる。19日には、小村教諭に宛てた手紙に「もう僕はこの学校に行きたくないです。それが僕の意志です」などと記している。深く苦悩していたことは明らかだ。生徒は22日に暴力を受けて帰宅し、時間的に極めて近い23日未明に自殺しており、小村教諭の暴力が自殺に追い詰めた大きな要因と考えられる。
 被害生徒は遅くとも昨年12月からは度々、小村教諭からキャプテン交代の話をされていた。途中交代はリーダーシップがなかったとの評価を受けるため精神的な苦痛になる。交代の話も追い詰めた背景と考えられ、小村教諭は教育的配慮を欠いていた。
◆小村教諭の暴力傾向 
 小村教諭自身は聞き取り調査に対し、生徒の尻などを蹴ったこともあり、暴力にはそれなりの効果があると考え、桜宮高バスケ部顧問に就任した当初から同様の指導を続けてきたことを認めた。バスケ部以外でも、カンニングした生徒の顔を平手打ちしたり、たばこを吸った生徒をたたいたりしたことがあるとも述べた。生徒への暴力を指導の一環と位置づけ、主にバスケ部員に恒常的に暴力を加えていたことが認められる。
◆結語
 小村教諭による本件暴力〈1〉~〈4〉が認められ、生徒の自殺との間に関連性が認められる。小村教諭には顕著な暴力傾向があり、教育者としての責任は極めて重く、厳重な処分が必要と考える。


---「なんで女に負けるねん」…桜宮高懲戒免顧問---
2013年2月14日09時22分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130214-OYT1T00256.htm?from=ylist

 「もうわけわからないです」。大阪市立桜宮高校で、バスケットボール部顧問・小村基(はじめ)教諭(47)=懲戒免職=から執拗(しつよう)な暴力を受け、自ら命を絶った2年男子生徒(17)は、顧問に提出する練習ノートに悲痛な訴えを書きつづっていた。
 市教委が13日に公表した弁護士ら外部監察チームの報告書からは、「指導」の名を借りた制裁の中で、キャプテンの責任を果たそうと苦しむ男子生徒の姿が浮かび上がる。キャプテンはなぜ、自殺したのか。
「なんで女に負けるねん」
 自殺5日前の昨年12月18日、同高での女子チームとの練習試合。ボールを奪われた男子生徒は、小村教諭から平手打ちを浴び、そう責められた。
 男子生徒は教諭の指導を求めて同高体育科に進学し、バスケ部に入部。キャプテンになった昨秋以降、厳しく叱責されるようになった。プレーが意に沿わないと、顔をたたかれた。この日、指導された内容を記して教諭に見せるノートには、たった一言だけ、「もうわけわからないです」と書いた。
 翌19日朝、母親に「学校に行きたくない」と話し、登校。部活動では、教諭から「キャプテン辞めろ」と怒られた。帰宅後、相談した兄の勧めで、「私が今思っていること」と題した、教諭宛ての手紙を書いた。「なぜ、僕だけが、シバき回されなければならないのですか?」
 しかし、友人から引き留められ、20日に教諭に渡したのは、「言われた事をチームの皆でできるようにまず自分が手本になる」と書いた、別の手紙。タイトルは「キャプテンとしてするべきこと」だった。
 2日後、練習試合での男子生徒のプレーに腹を立てた教諭に、20回近くたたかれた後、「たたかれてやるのは動物園やサーカスで調教されてる動物と一緒や。動物か」と言われた。
 翌23日未明、男子生徒は自宅で、制服のネクタイで首をつった。遺書には家族への感謝の言葉が書かれていたという。
 教諭は、他の部員らに対しても、平手打ちや足蹴り、物を投げつけるなどの暴力を繰り返していた。


---桜宮高体罰、市教委がバスケ部顧問を懲戒免職---
2013年2月13日21時18分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130213-OYT1T01039.htm?from=ylist

 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部キャプテンの2年男子生徒(17)が体罰を受けた翌日に自殺した問題で、市教委は13日、外部監察チームの報告書を公表し、暴力と自殺の関連を認定して部顧問の小村基(はじめ)教諭(47)を懲戒免職処分にした。
 また、2年前に体罰で停職3か月の懲戒処分となった男子バレーボール部顧問の坪田博和教諭(35)について、昨年11月に再び、1年男子生徒(16)の頭をたたく体罰をしたとして、停職6か月の懲戒処分とした。
 市教委は、小村教諭が男子生徒に対し、キャプテン交代の話を度々持ち出す一方、生徒への暴力行為を繰り返して重大な精神的苦痛を与えていたとし、「生徒への暴力行為が自殺の大きな要因と考えられ、自殺との間には関連性がある」と認定した。また、1994年の顧問就任当初から、暴力を指導の一環として位置付け、恒常的に平手打ちや足蹴りなどの暴力をふるっていた、と指摘した。


---「在校生が幸せになれる手伝いを」柳本氏が抱負、橋下市長らと会見---
2013.2.12 11:24
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130212/wlf13021211290007-n1.htm

 大阪市立桜宮高校の体罰問題で、同校の改革を担当する市教委事務局顧問に就任する前バレーボール全日本女子監督の柳本晶一氏が12日、橋下徹市長らと記者会見を開いた。柳本氏は「改革担当の重責を負うことになった。教育のプロではないが、組織づくりに自信がある。在校生が苦しんでいるが、乗り越えて見えてくる希望、夢で幸せになれるための手伝いをしたい」と抱負を語り、橋下市長と握手を交わした。

当初は校長就任の打診
 市教委が柳本氏の人選を行い、市長に提案。橋下市長が柳本氏に打診し、当初は校長就任についても話し合われたが、校長が常勤勤務であることから柳本氏には難しいとして顧問就任で落ち着いた。発令は2月18日で、任期は3年。
 柳本氏は会見でバレーの指導者として過去に「旧態依然とした指導」をしていたことがあるとした上で「これでは(選手が)伸びないと気づいた。女子バレーを担当して、科学的なものを取り入れた。自立して、自覚を持った選手を育てないと世界には太刀打ちできない」と述べた。
 橋下市長は「顧問の就任を大変うれしく思う。柳本氏には校長を指揮してもらい、改革に携わっていただく」と語った。

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