2013年3月20日水曜日

メタンハイドレート試験採取成功

メタンハイドレートの試験採取に成功した。
 経産省は、愛知県沖約80kmの海底地層から天然ガスの一種「メタンハイ
ドレート」の試験採取に成功したと発表した。

経済産業省資源エネルギー庁
・2018年度の商業化を目指す。
・採取地点
 渥美半島の南側約70kmの海域。
 1000m下の海底から約260~330mの深さに、メタンハイドレートが低温
 高圧の状態で閉じ込められた地層。
・JOGMECは、地球深部探査船「ちきゅう」から海底に向けてパイプを伸ば
 し、昨年3月までに掘削した試験井戸と接続。
 ポンプで水をくみ上げて試験井戸周辺の地層の圧力を下げ、メタンハイ
 ドレートの分解を促してガスを船上で回収する作業を開始。
 船上でガスが確認され、それ以後も安定的に産出。
 ガスの量は確認中。
・「ポンプで吸い上げるという、人工の手間をかけているので、その分
 コストが割高になる」が課題。

メタンハイドレートのガスは、採取できたようだ。
ガスの成分や濃度はこれからのようだ。
1週間の採取で技術データの収集と当初の算出量を上回る成果があったとのこと。
シェールガスが安価と米国便りにしているが、メタンハイドレートが資源
として安定に供給できる場合、リスクが高いシェールガスよりも総合的に
安価になる可能性もあり、結果、資源大国になり、1000兆円の国の借金や
消費税増額等に対して、国民から徴収する必要がなくなる。
省エネや原発の必要性も検討することになるかもしれない。
貿易黒字の問題が発生し、また必要がないものを買わされるのか。

シェールガス リスク高か
パイプラインの新規構築案
表層型メタンハイドレート回収


---産出ガス1万3000立方メートル以上 メタンハイドレート試験 カナダ上回る---
2013.3.19 13:04
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130319/scn13031913070001-n1.htm

 政府が、愛知県沖の東部南海トラフ海域で1週間実施した次世代資源「メタンハイドレート」からのガス産出試験で、取り出したメタンガスの量が1万3千立方メートル以上に達したことが19日、関係者の話で分かった。カナダの陸上で2008年に成功した試験のときの産出量(約1万3千立方メートル)を上回る。
 試験実施の委託を受けた独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は合計産出量について「精査中」としており、量はさらに増えるとみられる。茂木敏充経済産業相は19日の閣議後記者会見で「想定していたより出た。一日でも早い商用化に向けて技術確立を目指したい」と述べた。
 メタンハイドレートは「燃える氷」ともいわれ、水とメタンガスが高圧下で結合している。08年に日本やカナダ政府などが行った陸上産出試験では、約6日間に約1万3千立方メートルが連続生産された。
 今回の試験は海洋では世界初。約2週間としていた試験期間は、ポンプの不調や天候悪化が理由で短縮された。茂木経産相は「技術データの収集ができ、1週間で相当の成果があった」と話した。


---世界初 次世代ガス採取 海底メタンハイドレート 愛知沖---
2013年3月12日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013031202000259.html

 経済産業省資源エネルギー庁は十二日、愛知県渥美半島・三重県志摩半島沖の海底に埋まる次世代資源のメタンハイドレートを分解し、メタンガスを採取することに成功したと発表した。ガス採取は陸上では成功例があるが、海洋では世界初。 
 経産省は二〇一八年度を目標にメタンハイドレートを天然ガス資源として利用する技術の開発を目指しており、実現に向けて弾みがつきそうだ。
 採取地点は、渥美半島の南側約七十キロの海域。千メートル下の海底から約二百六十~三百三十メートルの深さに、メタンハイドレートが低温高圧の状態で閉じ込められた地層がある。
 経産省の委託を受けた実施主体の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、地球深部探査船「ちきゅう」から海底に向けてパイプを伸ばし、昨年三月までに掘削した試験井戸と接続。十二日早朝からポンプで水をくみ上げて試験井戸周辺の地層の圧力を下げ、メタンハイドレートの分解を促してガスを船上で回収する作業を始めた。
 資源エネルギー庁によると、午前九時半ごろに船上でガスが確認され、それ以後も安定的に産出している。ガスの量は確認中という。採取したガスは船上で焼却処理する。
 今回は、海底からメタンハイドレートをガスとして回収できるかを試すのが狙い。JOGMECは今年一月末から試験海域で準備を進めていた。今後二週間程度採取を続け、ガスの温度や圧力、量などのデータを取る。
 茂木敏充経産相は十二日の閣議後の記者会見で「今回の生産試験の結果を踏まえて、商業化に向けた技術の確立を目指していきたい」と述べた。


---愛知沖でメタンハイドレート生産に成功、実用化には課題も---
2013年 03月 12日 16:34 JST
ロイターニュース、浜田健太郎
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE92B04L20130312

 [東京 12日 ロイター] 経済産業省資源エネルギー庁は12日、愛知県と三重県の沖合の深海で天然ガスの一種であるメタンハイドレートの産出に成功したと発表した。
 同庁によると海洋でのメタンハイドレートの生産成功は世界初。日本近海に豊富な埋蔵が見込まれるため、国産資源としての期待は高いが、商業ベースでの本格的な実用化には採掘技術やコストなどで課題があるという。
 今回の地点は、愛知県の渥美半島から約80キロ、三重県の志摩半島から約50キロの沖合。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(独立行政法人)が事業主体となり、操業を担当した石油資源開発(1662.T: 株価, ニュース, レポート)が地球深部探査船「ちきゅう」を用いて、メタンハイドレートを分解し天然ガスの成分を取り出す試験の準備を1月下旬に開始。深度約1000メートル海底面からさらに270─330メートル下にあるメタンハイドレート層まで掘削装置を貫通させ、12日に生産実験を始め天然ガスの生産を確認した。この試験は約2週間実施し、生産されたガス量の集計や実験結果の解析を行う。
 エネ庁によると、過去の探査で今回の海域(東部南海トラフ)には、日本の天然ガス消費量の約11年分に相当する1.1兆立方メートルのメタンハードレートの埋蔵が推定されている。政府の計画では2018年までに取り出す技術を完成させることを目標に置いている。エネ庁の担当者は実用化までに「10年以上かかると見込んでいる。(克服すべき課題は)まだまだある」との見通しを示す。
 メタンハイドレートは天然ガスの主成分であるメタンが低温、高圧の状態で結晶化した物質。主に海底に分布するが、陸地では永久凍土の中に存在することもある。石油や天然ガスだと生産井から自噴するように取り出せるが、メタンハイドレートの場合、シャーベット状という形状のため簡単に取り出せないことが難点だ。今回の試験でも、「ポンプで吸い上げるという、人工の手間をかけているので、その分コストが割高になる」(同)と課題が指摘される。


---メタンハイドレートの試験採取成功…愛知沖---
2013年3月12日13時24分  読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130312-OYT1T00555.htm?from=top

 経済産業省は12日、愛知県沖約80キロ・メートルの海底地層から天然ガスの一種「メタンハイドレート」の試験採取に成功したと発表した。
 海底からのガス採取は世界で初めてという。日本近海には、国内の天然ガス消費量の約100年分に当たるメタンハイドレートがあるとの推計もある。政府は2018年度の商業化を目指しており、安定的な生産の道筋がつけば、豊富な国産エネルギーとして活用することが期待できる。
 地球深部探査船「ちきゅう」が同日午前6時前、水深約1000メートルの海底までおろした掘削機を使って、固形状のメタンハイドレートを水と天然ガスに分解し、ガスを取り出して海上まで引き揚げる作業を開始。約4時間後の同10時頃、船尾に設置したバーナーから、ガスの産出を示す炎(フレア)が上がった。

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