2013年3月26日火曜日

バチカン 穏健な改革へ

新ローマ法王の就任ミサがあった。
 新ローマ法王フランシスコの就任ミサが、バチカンのサンピエトロ広場
で行われた。

法王
・破壊や死の前兆を招いてはいけない。

宗教事業団は信用が落ち、クレジットカードも使えなかったとの報道も
あり、バチリークスは衝撃だった。
部下(?)の不祥事は解決しておらず、退位するしかなかったとの説もある。

地の果てで布教活動をする宗派もあり、布教活動による各国各地の情報を
定期的に収集。信者が多い国へ情報を売却(提供)することもあるようだ。
法王が変わっても、バチカンの信用度は取り戻せるのか。

Vatileaks
Vatileaks Guilty


Pope Francis holds his inauguration Mass


---新ローマ法王がバチカンで就任ミサ、弱者の保護など呼びかけ---
2013.3.19 19:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130319/erp13031919200002-n1.htm

 【ベルリン=宮下日出男】新ローマ法王フランシスコ(76)の就任ミサが19日、バチカンのサンピエトロ広場で行われた。
 法王は「破壊や死の前兆を招いてはいけない」と述べ、弱者や環境の保護を世界に呼びかけた。
 各国代表や数万人の信者らがカトリック教会最高位者の門出を祝った。


---論説副委員長・五十嵐徹 CIA凌ぐバチカンの情報力---
2013.3.19 08:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130319/erp13031908180000-n1.htm

 「ヨーロッパを学びたいなら、バチカン(ローマ法王庁)の機関紙ぐらいは読まないとね」
 先週の新法王選出のニュースをテレビでながめながら、二十数年前の中年留学生時代を思い出していた。欧州某国で年若い指導教授から不勉強をなじられ、身も細る思いをしていたころである。
 フランス語だけでも四苦八苦の身に、イタリア語の追加など残酷きわまりない。せっかくの愛のむちも、結局は壮麗なサンピエトロ大聖堂の見学だけで勘弁してもらった。
 バチカン市国はローマ市内のテベレ川沿いに位置し、総面積は東京ディズニーランドほどの超ミニ国家である。それがかくも耳目を集めるのは、世界で12億人ともいわれるカトリック教徒の総本山だからだ。
 情報収集力は米中央情報局(CIA)のエージェントもかなわない。聖職者は、信者たちの前日の夕食の献立だって知ることができる。これは決してジョークではない。
 バチカンの主(あるじ)の交代はキリスト教圏に限らずビッグニュースだが、とりわけ今回は、存命中の退位とあって、観測もさまざまに飛び交う。
 元外交官で作家の佐藤優氏の分析によれば、ポイントは2つ。1つは「健康な後継教皇の指導下で、カトリック教会がイスラム世界に対する巻き返しを図ろうとする世界戦略」であり、1つは「中国に対して攻勢をかけること」にあるという。
 2つ目については若干の説明が必要だ。バチカンは欧州で唯一、中国を認めず、台湾と外交関係を維持している国だという背景である。中国政府が、バチカンの承認なしに国内の司教を任命していることも対立が続く要因になっている。
 しかし、その中国でも習近平総書記が国家主席に就任し、新政権が正式にスタートした。このタイミングを偶然とばかりは言えない。新たな関係構築に向け、双方が動きだす可能性は十分にある。
 やはり、バチカン情報からは目が離せないということか。


---信頼回復急務バチカン 穏健な改革派に託す---
2013年3月15日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013031502000150.html

 【ローマ=野村悦芳】ローマ法王の選挙会議「コンクラーベ」で十三日、新法王に選出されたアルゼンチン人のベルゴリオ枢機卿(76)。枢機卿団がカトリック教会のかじ取りを託したのは穏健な改革派だった。「フランシスコ一世」を名乗る新法王は、中南米からの初の法王として、新風を吹き込むことが期待されるが、スキャンダルからの信頼回復など課題は重いものばかりだ。
 「バチリークス」の名で昨年、世界に衝撃をもたらした法王庁(バチカン)の情報流出問題では、資金洗浄疑惑が持たれている財政管理組織「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)の不透明なカネの流れや聖職者らの権力闘争を示唆する文章が次々に漏れた。
 前法王ベネディクト十六世(85)は、この問題で心労を重ね、退位を決意したとの見方もある。フランシスコ一世は、前法王が命じたバチリークス関連の調査結果を引き継ぐとみられ、すぐに対策が打ち出せるかが焦点だ。
 聖職者による子どもの性的虐待問題も早急な対応が求められる。今も被害者が名乗り出たり、抗議を強めたりしておりカトリックの聖職者への不信感は拭われていない。
 ただ改革には強い抵抗も予想される。バチカンのある聖職者は「どんなに外で疑惑が指摘されても、一歩バチカンに入れば渦中の人物がいつも通りに働いている。バチリークスもゾウにアリがかみついたほどの影響しかないようだ」と明かす。
 また避妊や中絶、同性婚などを容認しないバチカンの姿勢は、欧州でのカトリック離れの一因とされる。教義には保守的なフランシスコ一世がどう対応するのか。バチカンのしがらみにとらわれていない強みを発揮できるのかも重要となる。
<お断り> 新ローマ法王の呼称を「フランチェスコ1世」としてきましたが、日本のカトリック中央協議会の呼称に従い、「フランシスコ1世」と変更します。

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