2013年6月1日土曜日

Stockholm Riot

ストックホルムで暴動があった。
 スウェーデンの首都ストックホルム郊外で、移民の若者たちによる放火
や破壊行為などの暴動が5夜連続で起きた。移民を積極的に受け入れる
「寛容政策」で知られるスウェーデンは、欧州の多文化主義のモデルと
されるが、移民の高い失業率や差別への不満を背景に暴動が頻発。
国民の反移民感情も高まり、ひずみが露呈している。

暴動
・2013年5月19日- Stockholm Husby
・きっかけは、移民が多く住む地区で、男性宅に押し入った警察官が刃物
 で抵抗した男性を射殺したことへの抗議。
・若者らが、警察署に投石したり、百台以上の車に放火したりした。
 暴動は飛び火し、少なくとも首都の9カ所で車や警察署、学校、レスト
 ランなどが放火、破壊された。
・差別的な扱いや失業率(移民16%、若者39%)から来る不平が暴動に転化。
・Husby地区
 人口約1万2千人の85%を移民。イスラム教徒が大半。
 授業料免除でも高校進学者は75%。
 警察に執拗に職務質問を受けたり、侮辱されたりすることへの不満が
 移民にあるとされ、若者団体の代表は暴動を「社会に広がる人種差別
 と排斥への正当な反応だ」。
 
スウェーデン
・労働力として半世紀以上前から移民を受入れ。
・人口約950万人の15%が移民。
 1980年代以降は難民も多く、近年はイラクやアフガニスタン、シリア、
 ソマリアなどから大量に入国。
・政府は住居提供などの手厚い福祉や語学教室、参政権付与などを通じ
 社会への「統合」を進めてきた。
・2008年 マルメ市郊外ルーセンゴルド
 警察がイスラム文化センターを閉鎖したことが暴動に発展。
・2010年 ストックホルム
 学校のダンスイベント入場を拒否され、暴徒化した。
・労働法は、会社による解雇は、入社年数が少ない人から行う。

ストックホルムの暴動は、宗教差別ではなく、人種差別が原因のようだ。
スウェーデン警察による執拗な職務質問(?)や中傷は、米国で未だに続く
人種差別そのもの。国籍を所有しても異人種は変わらない。
英仏の暴動も同様。

異質で交流しない移民に犯罪者が混ざれば、移民全てが犯罪者と思われ、
犯罪者でないことを認めさせるのは難しくなる。
米国のように人種毎に治安維持関係者を採用し配属が良いのかもしれ
ない。

高福祉国家として知られたスウェーデンだが、2012年には、年金破綻に
伴い、定年を75才にする可能性を示した。
労働力不足のために移民を入国させたが、現在は、失業率が高いため、
移民に対する社会保障費も増加し、足かせとなったようだ。

差別や中傷等は、教育を受けても人間がいる限りなくならないだろう。

IMS イングランド暴動拡大へ
英国暴動収束
年金増税
鉄の女死去


English News Today - 'Multiculturalism failing': Violent riots engulf Stockholm suburbs


SHOCKING : SWEDEN UNDER ATTACK - RIOTS ARE UNCONTROLLABLE


---焦点:移民大国スウェーデン、暴動で露呈した「寛容政策」のひずみ---
2013年 05月 26日 10:56 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94P00820130526

 [ストックホルム 23日 ロイター] 過去数年間で最悪となる暴動が連夜発生した、スウェーデンの首都ストックホルム郊外のヒュースビー地区。一見したところ、カラフルな遊具が並ぶ遊び場や草が刈り込まれた公園、低層の集合住宅などが集まる一般的な整備された地区に見える。
 しかし、移民の多い同地区では、住民らは実を結ばない就職活動や警察による嫌がらせ、人種差別的な中傷などについて口にし、スウェーデンの移民政策の「寛容性」とは相反する現実が浮かび上がってくる。
 ヒュースビーで起こった暴動は他の地区にも拡大。貧困や人種差別などを背景に2011年に英ロンドンで、2005年に仏パリで発生した暴動を思い起こさせる。今回の暴動は、スウェーデンの福祉制度に別の一面があることを示している。
 同国人口の約15%は外国生まれで、北欧では最も高い割合。「反移民」を唱えるスウェーデン民主党の躍進は、同国民の意見を二極化させてきた。
 深夜にストックホルム中心部を出発する列車は、単純労働を終えて帰宅するアラビア語やスペイン語を話す移民であふれている。移民の第2世代でさえも、ホワイトカラーの職に就くことは困難とされる。
 あるアジア出身の外交官は「スウェーデンには多くの移民が存在する。しかし、彼らはどこにいるのだろうか」と述べた。

<格差が急速に拡大>
 ラインフェルト首相率いる中道右派政権は過去7年間、税率引き下げや公的手当の減額を行い、この取り組みは欧州の大半を上回るスウェーデンの経済成長に寄与してきた。しかし一方で、同国は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で、格差が最も急速に拡大している国でもある。
 ストックホルム大学の犯罪学教授、イェージー・サルネッキ氏は、主要都市には、他の地区に比べて失業率が著しく高く、貧しい移民が集まる地区があると指摘する。
 世論調査によると、スウェーデン国民の大半は現在でも移民受け入れを支持している。同国は移民に住居やスウェーデン語の授業を提供し、難民申請者に親族との同居を許可するなど、手厚い保護で評価されている。
 しかし、このコンセンサスは崩れつつある。
 ヨーテボリ大学のUlf Bjereld・政治学教授は「どんな理由であれ、非就労者は国の発展に貢献しない」と指摘。
 スウェーデンが2012年に受け入れた難民申請者は4万3900人。前年から50%近く増え、過去2番目に最も多い人数となった。ほぼ半数はシリア、アフガニスタン、ソマリアの出身者だった。
 難民申請者は、短期的には社会保障制度の財政負担となる。OECDのデータによると、外国出身者の失業率が16%であるのに対し、スウェーデンで生まれた国民の失業率は6%。同国が充実した福祉制度を維持するには高水準の就業率が不可欠となる。

<怒れる若者たち>
 今回の暴動では、若者は車両を放火し、現場に到着した警官や救急隊員らに投石するなどした。目撃者は警察の手荒い対応が状況を悪化させたと述べ、ヒュースビーの住民は警察が「サル」などの言葉を浴びせたとしている。
 ヒュースビーで暴動に加わったという20代前半の若者は「最初はただ面白がって参加した」とコメント。しかし、警棒を持った警官が女性や子供を押しのけるのを見たときに強い怒りを感じたと語った。
 取材に応じたヒュースビーの若者の大半は失業中かインターンだった。多くはインターン制度の活用を続けているとし、フルタイム雇用の確保はほとんどないと不満を述べた。
 今回の暴動の発端は今月、ヒュースビーで刃物を持った男性(69)が警官に射殺されたことだとみられている。移民が住民の約8割を占める同地区では、100人超が参加する平和的デモが行われた。
 しかし男性死亡の調査の要求への対応はなく、若者らはツイッターで人種差別行為に対する不満を表明し、怒りが拡大。20代の美容師の女性は「若者が互いを刺激して、小さな火を起こした」と話した。
 移民の間では不満が収まる様子はないとみられ、エチオピアで生まれたという看護師の女性(39)は自身がエチオピア人であると同時にスウェーデン人だと語る一方で、「地元のスウェーデン人が、私をスウェーデン人として受け入れることはないだろう。彼らにとっては、私はただの移民としか映らない」と述べた。


---連夜の暴動 多文化主義の優等生 移民問題きしむスウェーデン---
2013年5月25日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013052502000103.html

 【ロンドン=石川保典】スウェーデンの首都ストックホルム郊外で、移民の若者たちによる放火や破壊行為などの暴動が24日までに5夜連続で起きた。移民を積極的に受け入れる「寛容政策」で知られるスウェーデンは、欧州の多文化主義のモデルとされるが、移民の高い失業率や差別への不満を背景に暴動が頻発。国民の反移民感情も高まり、ひずみが露呈している。
 暴動のきっかけは、移民が多く住む地区で、男性(69)宅に押し入った警察官が刃物で抵抗した男性を射殺したことへの抗議。若者らが十九日夜、警察署に投石したり、百台以上の車に放火したりした。暴動は飛び火し、少なくとも首都の九カ所で車や警察署、学校、レストランなどが放火、破壊された。
 英紙タイムズによると、最初に暴動が起きた地区は、人口約一万二千人の85%を移民が占め、イスラム教徒が大半。警察に執拗(しつよう)に職務質問を受けたり、侮辱されたりすることへの不満が移民にあるとされ、若者団体の代表は暴動を「社会に広がる人種差別と排斥への正当な反応だ」と地元メディアに語った。
 労働力として半世紀以上前から移民を受け入れてきた同国は、人口約九百五十万人の15%が移民。一九八〇年代以降は難民も多く、近年はイラクやアフガニスタン、シリア、ソマリアなどから大量に押し寄せている。政府は住居提供などの手厚い福祉や語学教室、参政権付与などを通じ社会への「統合」を進めてきた。
 ただ近年は暴動が相次ぐ。二〇〇八年には南部のイスラム教徒が多い町で、警察が施設にいた人を排除したことが暴動に発展。一〇年には若者らがストックホルムで学校のダンスイベント入場を拒否され、暴徒化した。差別的な扱いや、16%と高い移民の失業率(若者は39%)から来る不平が暴動に転化しているとみられる。
 国民にも不満が膨らむ。移民排斥を訴える極右の民主党が、一〇年に二十議席を獲得して初めて議会に進出。最近では支持率が一時、三位になった。
 欧州の移民政策に詳しいロンドンのシンクタンク「戦略対話研究所」のラマリンガム氏は「スウェーデンは欧州の寛容政策の要とみられてきたが人種問題が水面下に隠され、政治家は議論を避けてきた。イスラムの若者たちとの関係に苦労してきた英仏の歴史に学ぶべきだ」と話している。


---Sweden Riots Put Faces to Statistics as Stockholm Burns---
By Niklas Magnusson & Johan Carlstrom - May 27, 2013 7:01 AM GMT+0900
http://www.bloomberg.com/news/2013-05-26/sweden-riots-put-faces-to-statistics-as-stockholm-burns.html

A week of riots in Stockholm has torn a hole in Sweden’s image as a beacon of social harmony.

In Husby, a suburb north of the capital where 60 percent of residents were born outside Sweden and unemployment is twice the national average, youths torched cars, schools and other buildings in a show of anger that has unsettled one of Europe’s richest nations.

“Exclusion, poverty and unemployment” are the main causes of the riots, Yves Zenou, a professor at Stockholm University who has done research on urban economics and migration issues, said in a May 24 interview. “They feel excluded from Swedish society. Many are not in employment, many because of discrimination, and many have low education levels.”

The unrest has shocked Sweden, where the economic policies of Prime Minister Fredrik Reinfeldt helped the AAA rated nation emerge as a haven from the debt crisis raging across southern Europe. Yet Sweden’s aggregate wealth has hidden rifts in the economy as polices have failed to catch a demographic now taking to the streets to show its desperation.

Young people need “jobs as well as something to do in their spare time,” Iqra Siddiqui, a 16-year-old living in Hallunda, a suburb in south Stockholm, said yesterday in an interview outside the Skaerholmen subway station. “Another problem is that parents don’t know what their kids are up to.”

Police Detentions

Sweden’s youth unemployment rate was 23.6 percent last year -- about three times the national average -- according to the statistics office. A report this month by the Public Employment Services showed that about 77,000 people between 16 and 29 years haven’t studied or worked over the past three years, suggesting even larger hidden unemployment. By comparison, youth unemployment was about 153,000 last year, according to the agency.

Police, who as of May 24 had detained 29 people since the riots started on May 19, say most of those involved are about 20 years old. Their plight underscores how Europe’s economic pain is hitting young people hardest. According to Luxembourg-based Eurostat, youth unemployment in the 27-nation European Union reached 23.5 percent in March, versus 16.2 percent in the U.S.

Scenes outside Stockholm this week replayed images of youth unrest across Europe since the global economic crisis started. In 2011, riots that started in north London also spread to Manchester and the Midlands, in the worst youth unrest in the U.K. since the 1980s. Paris has seen similar violence.

Reinfeldt Promises

Reinfeldt, who gained power in 2006 on promises of bringing more people into the labor market, has struggled to carry that pledge over to immigrants and young adults. In Husby, an area dotted by concrete high rises, the number of people relying on state assistance is more than triple the average for Stockholm.

Sweden has suffered similar episodes of violence before, including in the southern city of Malmoe in 2008 as well as Gothenburg.

Megafonen, a Husby advocacy group, traces the outbreak of Stockholm’s riots to the police shooting of a local 69-year-old man originally from Portugal. Police brutality and racist slurs have exacerbated tensions, the group says.

Dagens Nyheter, Sweden’s largest daily newspaper, has questioned those claims, as a columnist asked for specific examples of brutality and proof of racial insensitivity. The newspaper reported on May 24 that about half the people arrested on suspicion of rioting in Husby came from outside the neighborhood, and half of them had criminal records.

Wrong Method

In response, the advocacy group posted witness accounts of police brutality and racism on its website.

“Megafonen doesn’t start fires, we don’t believe this is the right method for long-term change,” said the group. “But we know that it’s a reaction to deficiencies in society. Unemployment, inadequate schools and structural racism are reasons behind what we are seeing today.”

The largest immigrant group in Sweden is from Finland, followed by Iraq and Poland. In Husby, of residents with a foreign background, those who were born abroad or have two non-Swedish parents, 80 percent have heritage from either Asia or Africa, according to city statistics.

Residents are quick to point out that the violence is being carried out by a small group that doesn’t speak for most people living there. Community groups have taken to the streets to help ease tensions and restore calm, which was successful over the weekend.

Extremely Angry

Locals are “extremely angry and sad,” Adam Khoder, a member of Reinfeldt’s Moderate Party for the Rinkeby-Kista council, which is a part of Stockholm’s local government, said last week. The acts of violence that have plagued outer Stockholm this week are “not normal,” he said.

Khoder said a lack of education and jobs was probably to blame. “It’s important to mention that many of them did not come from Husby and that this is about a few criminal youths, not entire neighborhoods.”

Reinfeldt has come under attack for his failure to create jobs since taking over from the Social Democrats in 2006. The 47-year-old premier leads a four-party coalition that has focused on tax cuts and reducing jobless benefits, to spur more jobs, while targeting a balanced budget.

Inequality has increased in Sweden in recent years and the nation has dropped from first in 1995 to 10th place in the Organization for Economic Cooperation and Development’s member ranking of income distribution. Relative poverty, as measured by the share of people with less than half the national median income, more than doubled to 9.1 percent in 2010 from 3.7 percent in 1995, according to an OECD study released this month.

Poverty Rising

Sweden, which also topped rankings to boast the lowest relative poverty level among OECD countries in 1995, fell to 14th place in 2010, behind other Nordic countries, France, Germany and the Czech Republic.

Swedish unions say the main issue is a lack of education. In Husby, at least 25 percent of residents have no high school degree even though tuition is free, according to city statistics from 2011.

“The big problem is those who haven’t finished high school or even have a basic education,” said Eva Oscarsson, a labor market specialist at the skilled-labor union Swedish Confederation of Professional Associations. “They have really big problems to ever establish themselves in the labor market.”

The structure of the Swedish labor market has also been questioned, with employment protection laws forcing companies to fire their newest employees first when jobs cuts are needed.

Labor Laws

Finance Minister Anders Borg said on May 23 he wasn’t prepared to change that law, which also encourages companies to offer temporary jobs that don’t offer the same employee protection as full-time positions.

The government instead wants to cut youth unemployment by subsidizing companies that hire and educate young people if unions accept lower wages, Borg said. Sweden has already cut payroll taxes for small companies that operate and hire in areas with the lowest employment and education rates.

According to Zenou at Stockholm University -- a French Swede -- there are two ways to fix the nation’s failed integration: you can either move the jobs to the people, or move the people to other areas, he said.

Watching TV

“Employment is one way to integrate people,” said Zenou. “People in these areas seldom meet Swedes. They watch TV in their own languages and are isolated.”

The government is trailing in the polls ahead of elections next year to a Social Democratic-led opposition. While Reinfeldt won re-election in 2010, that vote also saw the rise of an anti-immigration party, the Sweden Democrats. A poll by Demoskop for newspaper Expressen, released this month, showed the government is backed by 40.8 percent, compared with a combined 47.4 percent for the Social Democrats, the Green Party and the Left Party. The Sweden Democrats got 9.9 percent.

Sweden also has the EU’s smallest number of low-wage earners, at 2.5 percent in 2010, according to the European statistics office. That compares with an EU average of 17 percent. In Germany and the U.K., the figures are 22.2 percent and 22.1 percent, respectively.

Yet more low paying jobs will do little to solve the issues, according to Oscarsson.

“The problem is that young people don’t have the competency that they need,” she said. “It doesn’t matter how much we lower salaries.”

0 コメント: