2013年7月27日土曜日

山口金峰連続放火殺人事件

山口金峰連続放火殺人事件の報道が続く。
 山口県周南市金峰で男女5人が殺害された連続殺人・放火事件で、
県警が行方を捜している重要参考人が約10年前、今回の事件の被害者の
1人から鋭利な物で傷つけられる事件があったことが、関係者の話で
わかった。

重要参考人と被害者は、酒を飲んでいて口論。
被害者が刺し、逮捕され、罰金刑を受けた。
けがは軽かったが、この件以来、仲が険悪になった。

現場近くの山中で発見し周南署に任意同行、事件への関与について
取り調べていた。容疑を認めているという。事件発生から6日目。

容疑者逃亡説
・飼い犬に大量のえさを置いた。
・周囲の山に詳しい。
・林道・山道を通れば、誰にも会わず、2時間で最寄の駅までたどり着く。

注目を浴びているのは、昔から続く人間関係による大量殺人事件。
横溝正史の八つ墓村のモデルとなった津山33人殺傷事件が特に注目
となったようだ。

遠い親戚よりも近くの他人と言われるが、隣人問題がなくなるわけでは
ない。
家族や自身等の都合で、地方に住み始めた時に、発生する人間関係の
問題。地元で育っても、地元を離れ、帰郷しても状況は同じ場合がある。
地域や人にもよると思うが、根本的な対立は減らない。
地方に住む人が、地域社会へ受け入れたり、移転者が地域社会へ参加
するのは、最終的に、個人の性格なのだろう。

容疑者は、地域の回覧まで受け取らなかったようだ。
自治会への参加は自由であっても、自治会に不参加の場合、さらに、地域
社会から疎遠となり、さらに孤立することは明らか。
都市部よりも地方の自治会が、行政代行を負担している部分が多いかも
しれない。
重要参考人は一人暮し、民生委員が巡回する年齢から外れたのだろうか。

容疑者の行方がわからなかった頃に浮かんだのは、八つ墓村よりも森村
誠一の野生の証明。八つ墓村も野生の証明も最近見ない映画出演者が多い。


映画『八つ墓村』 予告篇/特報①②


映画『八つ墓村』 予告篇/特報③④


野性の証明


---63歳の男を山中で発見、逮捕「死にきれなかった」---
2013.7.26 13:54
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130726/crm13072613550010-n1.htm

 山口県周南市金峰の連続殺人放火事件で、周南署捜査本部は26日、殺人と非現住建造物等放火の疑いで保見光成容疑者(63)を逮捕した。保見容疑者は事件後に行方が分からなくなり、捜査本部が同日午前、現場近くの山中で発見し周南署に任意同行、事件への関与について取り調べていた。容疑を認めているという。事件発生から6日目。捜査関係者によると、発見された際に「死のうと思ったが、死にきれなかった」と話した。
 男は殺害された5人のうちの1人の山本ミヤ子さん(79)宅の隣に住んでいた。同じ集落の周辺住民とトラブルを抱えていたとの情報があり、関連を調べる。逮捕状は山本さん宅の放火と殺人容疑で請求した。
 捜査本部によると、男は、はだしに上下とも下着姿で、所持品はなかった。発見した捜査員に名前を聞かれて本人と認めた。擦り傷がある程度で、健康状態に問題はなく、自力で歩ける。


---不明男、携帯持ち出し? 先に放火宅の3人殺害か---
2013.7.25 07:05
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130725/crm13072507060001-n1.htm

 山口県周南(しゅうなん)市金峰(みたけ)の集落で男女5人が殺害された殺人、放火事件で、所在不明になっている近所の男(63)の携帯電話が自宅の家宅捜索などでも見つからず、男が持ち出している可能性が高いことが24日、捜査関係者への取材で分かった。県警周南署捜査本部は付近の山中や川などを捜索する一方、携帯電話が発する電波の状況を調べるなどして行方を捜している。
 また、捜査本部は24日、全焼した民家2軒から見つかった3遺体のうち2遺体の身元について、DNA型鑑定の結果、それぞれ民家の住人の無職、山本ミヤ子さん(79)と無職、貞森誠さん(71)と確認。身元が分からない最後の1人は貞森さんの妻、喜代子さん(72)とみている。
 男は21日昼、散歩中に近所の住人と会話した後、所在不明になった。同日午後9時ごろには山本さん宅など2軒の火災がほぼ同時に発生した。
 捜査関係者によると、捜査本部は男が契約する携帯電話があることを把握。22日以降に、殺人と放火の疑いで自宅などを家宅捜索したが、発見できなかった。
 5遺体については、火災現場で見つかった3人が先に殺害され、その後に河村聡子さん(73)ら別の民家2軒で発見された2人が殺された可能性が高いことも判明した。
 河村さんの自宅では平成15年6月9日未明、倉庫に積んだまきが燃えるぼやも発生。周南署は当時、不審火として調べたが、原因は特定できなかったとしている。


---重要参考人、被害者に10年前刺される 山口5人殺害---
2013年7月25日5時23分
http://www.asahi.com/national/update/0725/SEB201307240086.html

 山口県周南市金峰(みたけ)で男女5人が殺害された連続殺人・放火事件で、県警が行方を捜している重要参考人(63)が約10年前、今回の事件の被害者の1人から鋭利な物で傷つけられる事件があったことが、関係者の話でわかった。この被害者は傷害容疑で逮捕されていた。県警もこの件を把握しており、今回の事件に関わりがないか慎重に調べている。
 集落の住民らによると、2人は当時、酒を飲んでいて口論となったという。その際、今回の事件の被害者が刺し、逮捕され、罰金刑を受けた。けがは軽かったが、2人を知る人物は「この件以来、仲が険悪になったようだ」と話す。

 県警は24日、全焼した民家2軒の焼け跡から見つかった遺体のうち、1人が無職貞森誠さん(71)、別の1軒から見つかったのが無職山本ミヤ子さん(79)と特定した。貞森さん方で見つかったもう1人は貞森さんの妻喜代子さん(72)とみて確認を急いでいる。


---山口連続放火殺人 「八つ墓村」との類似点、相違点---
2013年7月24日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/143619

小さな集落で孤立していき…
 5人が殴り殺された山口県周南市の連続放火殺人事件は、小説「八つ墓村」のモデルになった岡山の「津山事件」(1938年)に似ている。いずれも中国地方の山あいの、小さな集落で起きた惨劇だ。
 津山事件の犯人、都井睦雄(犯行当時21)は祖母と姉の3人暮らしだった。姉が嫁いだのを機に自宅に引きこもるようになり、さらに結核などを理由に集落で孤立していく。次第に住民に恨みを募らせ、5月21日深夜、猟銃や日本刀を持ち出して、2時間足らずで30人を殺害した。
 今回の山口の事件と重なる部分がある。
「行方不明になっている重要参考人の男(63)は一時、川崎市内で左官の仕事をしていたようですが、15年ほど前に地元の集落に戻ってきた。その頃は両親も健在で、親がいたから近所付き合いもできていたようですが、同居していた父親が8年ほど前に亡くなり、その後は独り暮らし。父親の死をきっかけに地元で孤立していったようです。集落の中では比較的裕福で、遺産を食い潰し、ろくに仕事もせず、2匹の犬を飼ってブラブラしていました」(捜査事情通)
 無為な生活を送っていたのも都井と似ているが、孤立を深めたのは、結核ではなく、男の自宅に残っていた〈つけびして 煙り喜ぶ 田舎者〉の張り紙だった。
「自宅のベッドの上で死亡していた河村聡子さん(73)宅で、3年前にボヤ騒ぎがあったんです。張り紙はその後に張ったもので、恐らく、犯人として疑われたことへの“腹いせ”か、“カムフラージュ”だったのでしょう。しかし、それを見た住民は、ますます怖がって男に近づかなくなった。ただでさえ身長180センチの巨漢ですからね。殺された石村文人さん(80)も〈あいつは変人〉と男を毛嫌いしていたらしい。ただ、男も悩んではいたようで、11年元日に、県警周南署に〈地域で悪口を言われた〉〈孤立している〉と相談に行っているんです」(地元関係者)
 公共交通機関すらない集落で村八分にされたら“地獄”だ。男は、自治会にも入らず、回覧板も受け取らず、「俺は薬を飲んでいるから、10人、20人殺したって罪にはならない」などとすごむこともあったという。
「バットのような鈍器で執拗(しつよう)に殴り殺され、放火された2世帯3人の男女の死亡推定時刻は、21日午後9時前ごろ。ところが河村さん殺害は、翌22日午前1時すぎとみられる。河村さんがその時刻まで火災現場を見ていたという目撃情報があります。つまり犯人は、河村さんが寝込むのを4時間以上待って襲ったわけです。河村さん宅は物色された形跡もない。相当な恨みを抱いていたとしか考えられません」(捜査事情通=前出)
 2時間足らずの津山事件とは違う。都井は凶行後に自殺したが、山口の犯人は……。

0 コメント: